キーボードアームおすすめ人気12選｜PC/デスク収納/仕事を効率的に

キーボードアームとは、キーボード台を動かすことができるアームの先に取り付けたものです。デスク上にキーボードをのせずにスッキリと整理することができる人気のアイテムです。

特にPCを使わない時にも机の上にキーボードが置かれ、邪魔になっている方にキーボードアームはおすすめです。また、キーボードをよく使っている方で、仕事終わりになると肩や腰が痛いという方の中には、仕事中の姿勢が影響している場合があります。そんな方にもおすすめできる製品です。自分の体型や癖に合わせてキーボードの位置や向きを変えたりすることができ、楽な姿勢でワークを進めることができます。

今回紹介するものは、デスク上の整理と楽な姿勢に視点を置き、アーム状のものばかりでなく、後付でスライドキーボードデスクに変えるアイテムも含めておすすめの製品を紹介していきます。

製品の紹介の前に利用するメリットと、製品選択のためのポイントを簡単に紹介しておきます。

デスクの上に置かれたキーボードは机の面積の大きな割合を独占してしまいます。そのために、入力のために必要な書類や書籍・筆記用具などを置きづらくなり、時々机の上から落ちてしまうことなどもあります。

その解決方法として、キーボードを小さいものに変えることも考えられますが、今度は入力がしにくくなってしまいます。

しかし、キーボードアームを設置すれば、デスク上にキーボードが無くなり、デスクを広く有効に使うことができ、人気の第一の理由となっています。
 

キーボードアームに取り付けたキーボード台は、移動させることができ、を使わない時はデスクの奥に追いやり、全く使わなければ立てることもできます。または、デスク下に付けるキーボードデスクタイプのものはデスクの下にスライドさせて収納することができます。

デスクがPC専用のものではなく、事務机としても機能させることができ、スペースの活用とともに仕事の効率化を図ることにもつながります。
 

無線のキーボードやマウスの場合はデスク上にコードが這うことはありませんが、有線の場合は机の上をコードが這い、結構邪魔になります。

しかし、キーボ―ドアームの場合にはコードをアームに沿わせて配線すればいいので、デスクの上にコードが這うようなことはありません。また、コードをアームに収納できるつくりになっているものもあります。

デスクの下に設置するキーボードデスクタイプものはコードは当然デスクの後ろから下を通すことになります。
 

デスクの上のキーボードは、デスクの高さや天板の高さを変えられるものでない限り、身長の高い人も低い人も同じ位置で使わざるを得ません。強いて調節するのであれば椅子の高さくらいでしょう。

しかし、ほとんどのキーボードアームは、キーボード台の高さ・傾き・向きの調整が簡単にできるようになっていますので、自分の体型や癖に合わせて一番使いやすく、体に負担がかからない位置に持ってくることができます。
 

数ある製品の中から選ぶ際に、調べておきたいポイントを紹介します。自分の環境に合わせて選択を考えることをおすすめします。

キーボードアームを設置には、大きく分けてデスクの上部に設置するタイプのものと、天板の下に設置する2通りのタイプがあります。今の状況を考えて選択することをおすすめします。

デスクや壁に固定して、そこからキーボード台の付いた折りたたみのできるアームを伸ばして利用するタイプです。

引き出されたキーボードの高さや傾き・向きなどをある程度自由に変えることができます。多くはキーボードの横にマウスパッドもセットされていて、小さなキーボードテーブルを新たに設置した形になります。

このタイプのものの中にはモニターアームも同時に付属していたり、オプションで取り付けることができたりする製品もあります。

モニターもアームに付けたい方や将来的に考えてもいいと思う方にはおすすめの商品です。価格的には安いとは言えませんが、Amazonや楽天でも人気のタイプです。
 

デスクの天板の下にスライド式のキーボードを置くテーブルを設置するタイプで、キーボードトレイとかキーボードスライダーなどとも呼ばれます。

一般の事務机の高さは70cm前後のものが多いのですが、パソコンなどを操作するためには高さが65cmほどが一番楽に操作できる高さだと言われています（体型によっても変わりますが）。キーボード操作で肩がこるのは机の高さが合っていないからかもしれません。

そんな時に机の天板の下に付けるタイプのキーボードテーブルは楽な姿勢でキーボード操作ができて、しかもデスクの上のスペースを有効に使うことのできる最善策になるかもしれません。マウスも使えるようになっているものが多いです。価格的にも安いので、キーボードの高さが合っていない人には人気のあるおすすめの製品です。

しかし、天板の下に引き出しなどが付いているものには取り付けられません。また、アーム式のキーボードテーブルに比べ、高さや傾き・向きの自由度は小さくなります。

Amazonの売れ筋ランキングでは上位を占めるタイプです。

 

その他に移動式のアームスタンドに設置するタイプもあります。このタイプでは1本のアームスタンド（ポール）にＰＣ・モニター・キーボード台を取り付けて主に立って入力操作などを行うタイプです。また、デスクサイドに移動させて利用することもできます。

取り付け方法には、デスクに取り付けるタイプと、壁などに取り付けるタイプがあります。デスクの置いてある環境に応じて選択することとなります。
 

デスクの天板に取り付けるタイプです。クランプ式・ネジやボルト固定式・グロメット式のものがあります。

クランプ式のものは、机に傷をつけることなく、手軽に取り付けることができ、取付位置の変更も簡単にできます。このタイプを選択するときには、天板の厚さ、取り付ける箇所の天板の出っ張りなどを必ず確認して、適合している製品を選択する必要があります。

デスク下設置のキーボードデスクタイプの場合は、前面の引き出しがないことが条件となります。取り付け方法では人気のあるタイプです。

ネジやボルトで固定するタイプは、クランプ式のものと比較してしっかりと取り付けることができます。しかし、一度取り付けると簡単に設置場所を変えられなかったり、デスクを傷つけたりするデメリットがあります。

比較的デスク下設置タイプに多く採用されています。デスクにアームスタンドを立てて、その支柱にキーボード台やモニターアームを取り付けるタイプのものもあります。
 

デスクの正面に壁があり、デスクの移動をしない場合に考えることができるタイプです。アーム自身を木ネジなどで壁につけるものと、壁にレールを設置して、アームをそのレールにはめ込むものがあります。

レール設置の場合は、1本のレールにモニターアームも取り付けることができ便利です。

壁取り付けタイプを設置する場合は、壁のつくりをしっかり確認しておきましょう。壁が石膏ボードの場合は間柱を探して取り付けるのが安全です。
 

事務用デスクの中にはグロメットと言われる各種コードを通すための穴が空いているものがあります。その穴を利用してアームスタンドを立てる方式です。

デスクに傷をつけずに、比較的簡単に取り付けることができる方法です。キーボードアームで採用しているものは少ないです。
 

ほとんどのキーボードアームでは仕様の中でどのくらいの重さのものまで支えることができるかを示す耐荷重が示されています。

キーボード自身は普通1kg以内、重いものでも2kg程度です。そかし、そこに手を添え、キーボードを叩きますので、できるだけ耐荷重の大きな物を選択することをおすすめします。

耐荷重以上のもを乗せるとアームが破損したり、アームを思ったところに止められなくなったりします。

アーム式のものは、縦横・上下・左右に自在に動かせます。ただしその可動範囲の大きさはアームの関節の数によって違ってきます。3関節となるとより自由度が高い製品となります。

関節数が少ないものは水平移動を重視して選ぶか、垂直移動を重視して選ぶかの選択となります。環境・用途に応じた選択をする必要があります。

デスク下のキーボードデスクタイプのものでも、キーボードの向きを変えたり、角度を変えたりすることのできるものもあります。
 

アーム式の製品の中には関節部分にガススプリングを使ったものがあります。ガススプリングは、圧縮されたガスの反発力を利用した空気ばねです。椅子などで座ると柔らかく下に下るのはガススプリングを使っているからです。

ガススプリングを使ったアームの動きは柔らかくなり、スムーズに動かすことができます。モニターアームなどによく採用されていますが、キーボードアームにも少数ですが使われています。

シビードアームの選択に参考になるような、おすすめ製品を紹介します。製品の詳細ホームページなどで確認されることをおすすめします。

オフィスではよく使われているキーボードアームですが、家庭用でも十分に利用価値があります。特に毎日長時間使うことないPCであればなおさら、使わないときのことを考える必要があるのではないでしょうか。

やはり、家庭のディスクの上は整理整頓しておきたいものです。そんな方はぜひともキーボードアームの利用を考えてみてはいかがでしょうか。

机の下のキーボードテーブルであれば、比較的安い投資で実現できます。