Xiaomi Mi 9のおすすめ|レビュー・感想まとめ・ハイスペックスマホ

2019年3月発売「Xiaomi Mi 9」のレビュー・感想をまとめます。このXiaomi Mi 9は、驚きの安さと高スペックで、海外では入手困難になるほど人気が高いおすすめスマホです。レビューや感想を参考に、中華スマホデビューしてみませんか?おすすめです!
最終更新日2020.11.29
Xiaomi Mi 9を選ぶメリット/魅力
中国のスマホメーカー・Xiaomi(シャオミ)から発売されている「Xiaomi Mi 9」は、高スペックであるにも関わらず、5万円台という安い価格が魅力です。中華スマホということで、日本人としては懸念や毛嫌いする人も少なくないかもしれませんが、実はあのiPhoneXSより性能も高く(2019年発売当時)、他の日本のハイエンドスマホと比較しても、それ以上の性能を誇る機種です。
当然、メリットもあればデメリットもありますが、本記事では、世界中で売り切れ続出・入手困難となっているXiaomi Mi 9のレビューや感想を詳しくまとめ、さらなる魅力を探っていきます。
Xiaomi Mi 9の特徴
まず、外観ですが、ガラス製のボディに、ラウンド形状の背面が特徴です。信号機のような3眼カメラも独特で、シンプルながらもおしゃれな雰囲気を感じます。
上面には、ノイズキャンセリングマイクと家電用の赤外線リモコンを搭載し、底面左側にスピーカー、そして右側にはマイクを配置。本体右側面にデュアルSIM対応のSIMカードスロットが設置され、電源ボタンと音量ボタンは本体左側に配置されています。
その他の特徴は以下の通りです。
Xiaomi Mi 9の特徴
- スマホ最強のベンチマーク(iPhone含む)
- 望遠、標準、広角の3眼カメラを搭載(スマホ歴代4位)
- 6.4インチ有機EL
- 画面内指紋認証
- デュアルアプリ対応
- 3500mAhバッテリー(実使用15時間)
さらに、Xiaomi Mi 9ならではの大きな特徴があります。いずれも、スマホ最高峰を誇る高性能な特徴ばかりです。
ゴリラガラス6を採用
Xiaomi Mi 9には、スマートフォン向け強化ガラス「ゴリラガラス」シリーズの新作「ゴリラガラス6」を両面に採用しています。真珠のような鮮やかで美しい光り輝く本体は、ラベンダー・バイオレット、オーシャンブルー、ピアノブラックの3色を展開しています。どの色も高級感があり、おしゃれで洗練された印象を持ちます。
カメラ・ビデオが最高性能
背面のトリプルカメラにはソニー製の「CMOS」を搭載。カメラを評価する「Dx0Mark」では、カメラ、ビデオ性能ともに全てのスマホの中の最高峰であると評価されています。画面内指紋認証にも比較的素早い対応をしています。
高速ワイヤレス充電にも対応
Xiaomi Mi 9は、20Wのワイヤレス充電にも対応していて、18Wの有線充電速度よりも早い充電が可能です。例えば、20Wでワイヤレス充電をした場合、わずか90分でフル充電となります。
SoC「Snapdragon 855」を搭載
Mi 9では、強化されたSoC(System-on-a-chip)「Snapdragon855」が搭載されています。この「Snapdragon855」は現存するスマホCPUの中では最強=トップクラスであり、これを搭載した世界初のスマホがMi 9です。iPhoneXSよりも性能は高く、高い処理性能が要求されるアプリやゲームなどに適しています。
Snapdragon855は省電力性能も向上している
Snapdragon855は、処理能力だけでなく、省電力性能も向上しています。そのため、バッテリーの実使用時間が15時間と長く、通常利用であれば2日ぐらいは余裕で使えてしまうだけの性能を備えています。
Antutuベンチマークが37万点
スマホの処理速度やグラフィック性能など体感では分かりにくいものを可視化したベンチマークですが、Xiaomi Mi 9の場合、ベンチマーク計測アプリ「Antutu」の計測結果は37万408点となり、ユーザーの99%を上回りました。
この「Antutu」スコアは、3D性能、UX速度、CPU性能、RAM性能を総合した総合的な性能評価点で、37万点という点数を出したXiaomi Mi 9は、2019年時点で文句なしのトップクラス性能であることが証明されています。処理が詰まることはほぼ無く、ネット検索はもちろん、負荷のかかるアプリやゲームなども難なく快適に遊ぶことができます。
xiaomi mi9 の使い方/注意点
Xiaomi Mi 9を使うデメリットは、防水非対応であること、また、技術基準適合証明と技術基準適合認定のいずれか、もしくは両方の認証がなされていることを表示する技適マーク(総務省令)が付いていないことです。
技適マークについては、Xiaomi Mi 9は中国製であるため、付いていないからといって電波法違反で罰則されることはありませんが、防水非対応ということで、普段から防水対応のスマホを使い慣れている人や、防水対応のスマホを欲しいと思っている人には不向きであり、注意すべき難点です。
Xiaomi Mi 9の欠点
上記注意点を踏まえ、Xiaomi Mi 9の欠点についてご説明します。
欠点① 顔認証のセキュリティが弱い
Mi 9は指認証だけでなく、顔認証にも対応しています。しかし、iPhoneとは違い、赤外線認証には非対応です。また、フロントカメラのみで判別するために赤外線カメラ搭載のスマホよりもセキュリティが弱く、暗闇では認証できないという点も今のところ欠点です。
欠点② カメラが出っ張りすぎている
フラットなカメラ搭載が多い中、Xiaomi Mi 9のカメラは多少出っ張っています。そのため、落としたときは壊れやすく、ポケットなどに入れた際には引っ掛けたりしやすいのが難点です。購入の際、専用のケースが付属していますが、故障や破損がないよう、必ずケースに入れて使用することをおすすめします。
欠点③ 防水非対応
前項の使い方でもお伝えしたように、この機種は防水に非対応であり、使用する際には注意が必要です。それ以外はほぼ完ぺきなスペックであるため、Xiaomi Mi 9最大で一番残念な欠点であると言っても過言ではありません。
Xiaomi Mi 9のスペック一覧
本記事でご紹介したXiaomi Mi 9のスペック一覧です。
名称 | Xiaomi Mi 9 |
メーカー | Xiaomi |
リリース | 2019年3月 |
サイズ | 75×155×7.6 |
重さ | 173g |
ディスプレイ | 6.39インチ有機ELディスプレイ |
解像度 | 2340×1080 |
CPU | Snapdragon 855 |
メモリ(RAM) | 6GB / 8GB |
ストレージ | 64GB / 128GB(microSDスロット無し) |
バッテリー容量 | 3300mAh |
充電 | Quick Charge 4+(27W急速充電)、20W急速ワイヤレス充電 |
OS | Android 9.0 (Pie) 、MIUI 10 |
SoC | Qualcomm Snapdragon 855 |
防水 | 非対応 |
イヤホンジャック | なし |
センサー | 画面内指紋認証、加速度・近接センサー、ジャイ、コンパス、顔認証ロック |
Bluetooth | Bluetooth 5.0, A2DP, LE |
購入はこちらから
Xiaomi Mi 9
参考価格: 58,000円
発売日 | 2019年3月 |
---|---|
サイズ | 75×155×7.6mm |
重さ | 173g |
ディスプレイ | 6.39インチ有機ELディスプレイ |
解像度 | 2340×1080 |
CPU | Snapdragon 855 |
メモリ(RAM) | 6GB / 8GB |
ストレージ | 64GB / 128GB(microSDスロット無し) |
バッテリー容量 | 3300mAh |
防水 | 非対応 |
イヤホンジャック | なし |
まとめ
色々なことをご説明してきましたが、「Xiaomi Mi 9はとにかくすごいスマホ!」であることは伝わったかと思います。スマホというと、日本であればiPhoneや国内キャリアのハイエンドスマホを求めがちですが、こういった中華スマホもなかなか侮れません。高スペックであるにも関わらず安い価格が魅力であり、日本でももっと普及されてもおかしくない逸品です。
冒頭で世界中で入手困難とお伝えしましたが、2020年12月現在、入手できる状態にあります。 ドコモ、ソフトバンク、ワイモバイルが対応バンドですが、なかでもソフトバンクは完璧な対応で、ソフトバンクスマホと同じように使えます。おすすめです!