長時間運転をサポート！車用クッションのおすすめ10選を紹介【シートクッション/腰痛/疲れにくい】

クッションといえば、自宅で使うインテリアのイメージが強いですが、自動車専用に販売されているクッションがあることをご存知でしょうか？なかには、普通のクッションと見た目がそんなに変わらない物もありますが、いかにもな形をしている物や、まるで座椅子のような物まで、とにかく種類が豊富です。

では、普通のクッションと何が違うのか？まずは、車用クッションで期待できる効果についてご説明します。

仕事や休暇で車を運転する人の悩みと言えば、長時間の運転による首や肩、お尻の痛みです。最近の自動車のシートは、昔に比べてクッション性も高く、ちょっとやそっとじゃ疲れにくい仕様になっています。上級グレード車であればあるほどそれは顕著ですが、それでもずっと緊張して運転していたり、慣れない道や、運転そのものに慣れていない人は、ついつい前のめりに運転しがちで、全身に力が入ってしまいます。

そのため、首や肩を痛めてしまい、また、お尻の痛みにも繋がってしまいます。それをサポートしてくれるのが、車用のクッションです。車や座席、自分の体や姿勢に合ったクッションを選べば、様々な痛みから解放され、運転も快適になります。

素材にもよりますが、車用クッションを敷くことで、夏は汗ばんだズボンなどの汗を吸収し、直接シートに汗が付着するのを抑えてくれます。夏の汗はあまりキレイな物ではなく、服や繊維にシミを作ったり、雑菌が繁殖する元になります。クッションを介すことで、車のシートを汗や雑菌から守ってくれる効果があります。

逆に、冬のシーズンが来ると、車のシートが寒さで冷たくなっていて、思わず悲鳴を上げることも。特に乗り始めの冷たさは驚くほどです。そこにクッションがあれば、冷たさの防止になるとともに、ずっと座っていることで、自分の体温によってクッションも暖まり、座っているだけで暖房対策にもなります。

選ぶ物にもよりますが、車用クッションも色々なデザインや色があり、選択次第では車内がとっても華やかになります。運転席や助手席だけじゃなく、後部座席のすべて同じ物で統一すれば、車に乗るのが楽しくなります。機能だけじゃなく、見た目の華やかさも、運転中のリフレッシュには大切です。

車の中での飲食は、どんなに気を付けていてもこぼしてしまうことがあります。特に小さなお子さんがいる場合は、飲み物、お菓子だけでなく、車酔いによる嘔吐物や、おもらしなど、様々なパターンが推測されます。

どんな自動車でも、シートに直接こぼされたり、汚されたりしたら洗う術がありません。専門の所にお願いすればキレイにはなりますが、金額もそれなりで痛い出費です。そんなとき、クッションがあれば、シートまで染み込まずに被害が済む可能性が大いにあります。

意外にあるのが、食品を買った際に魚やお肉、お惣菜からの汁のこぼれです。食品の場合は臭いもあるので、万が一こぼれてしまっても、クッションがあれば最悪な事態を免れる、そんな効果があります。

車用クッションは、主に3つのタイプがあります。

座布団タイプのクッションは、一番手軽に購入できて、設置もとても簡単。普通の座布団やクッションのように、自動車のシートに置けば完成です。カー用品店でも売っていますが、インテリアクッションや座布団で代用もできます。汚れた場合でも気軽に買いかえることができるため、使用者も比較的多いタイプです。

効果①でお伝えしたように、車用クッションには、首や肩、お尻の痛みを軽減してくれる効果があります。そこに着目して、最初から「肩こり防止」や「腰痛防止」に特化したのが体をサポートするタイプのクッションです。

インテリアクッションや座椅子でも、多くのサポートタイプがありますが、車用クッションも例外ではありません。長時間運転や、運転時の緊張を少しでもほぐし、コリや痛みから解消してくれるタイプのクッションです。

ハイバックタイプとは、座面と背もたれ全体をフルサポートしてくれるタイプのクッションのことです。チャイルドシートみたいなイメージです。運転で疲れがちな太ももから肩までをカバーしてくれるだけでなく、正しい姿勢へと導いてくれます。最近では、寝具や枕と同じように、体圧分散効果のある商品も登場しています。

続いて、車用クッションの選び方をご紹介します。クッションの機能や、素材など、選び方も色々です。

車用クッションには、座布団タイプから背中をすっぽりと包むタイプまで様々な種類がありますが、効果①の「首や肩、お尻の痛みを解消してくれる」ことを考慮し、腰痛や首、肩、お尻の痛みに配慮した機能を持つクッションを選ぶようにしましょう。

座布団タイプの場合は綿素材が多いですが、車用のクッションには低反発素材、もしくは高反発素材が多く使われています。寝具や枕と同じように、自分の体や、体の悩みにあった素材を選び、運転時にも疲れにくいクッション性のものを選びましょう。

座布団タイプ以外の車用のクッションは、インテリアクッションのようにカバーをかけることがほぼありません。つまり、むき出しの状態で乗ることがほとんどです。クッション自体は効果④の「汚れやこぼし防止」にはなりますが、むき出し状態では、クッションそのものを犠牲にすることにもなってしまいます。

そのため、水や汗を弾く撥水性のある素材や、汗や湿気から守ってくれるメッシュ素材がおすすめです。メッシュ素材は蒸れ防止にもなるため、汗をかきやすい人や長距離運転をする人には特におすすめです。

いくら機能面やクッション性、素材面が良くても、見た目が悪いものでは、なんとなく残念な気持ちになってしまいます。すべてをクリアするのは難しいかもしれませんが、効果的な機能があり、さらには見た目の良いものであれば、車内全体をおしゃれにしてくれます。ダサいよりもかっこいいものの方が何でも気持ちが良いものです。テンションもあがりますし、車に乗るのも楽しくなります。

特に、カー用品というと、どうしても男性のイメージが強く、なんとなくゴツい印象もありますが、最近では、女性が購入しても恥ずかしくないような、柔らかいイメージの物も多く登場しています。それらを活用することで、車内がより一層華やかになります。車用だからといって軽視することなく、かっこいい・かわいいデザインのものを選んでみましょう。

上記の効果、そして選び方を踏まえ、車用クッションのおすすめ10商品を厳選してご紹介します。

首や腰、座骨の痛みは、一度感じてしまうと、それはなかなか改善されません。しかも、何年も蓄積されることで、老後の足腰にも影響が出ます。現代においてはその原因が実に様々で、パソコンやスマホなど、痛みが改善されるどころか、ますます悪化するばかりな時代です。

車の運転もその一つであり、特に職業柄、毎日長時間運転している人や、何らかの事情でハンドルを握ることが多い人は、知らない内にどんどんと蓄積されてしまい、快適な運転も確保できなくなってしまいます。ただでさえ、運転はストレスです。少しでもそのストレスを感じずにいられるよう、そして、足腰の負担にならないように、車用クッションを取り入れてみてはいかがでしょうか。本記事を参考にしていただければ幸いです。