UMIDIGI A5 Proの評価/スペック/レビューまとめ

激安スマホ「UMIDIGI A5 Pro」は、日本でも人気のおすすめ中華スマホです。数ある中華スマホのなかでも、なぜ、それほど人気なのでしょうか。今回は、UMIDIGI A5 Proの評価やレビューをまとめ、その人気の理由やおすすめ度合いについて迫ります!
最終更新日2020.11.30
UMIDIGI A5 Proのスペック
中華スマホの人気メーカー・UMIDIGI(ユミディジ)のエントリーモデル「Aシリーズ」の中で、2019年5月に発売されたのが今回ご紹介する「UMIDIGI A5 Pro」です。1万円台前半で購入できる驚きの価格が評判となり、現在も大変な人気を誇っています。しかし、ただ安いだけではありません。まずはスペックの一覧をご紹介します。
端末名 | UMIDIGI A5 Pro |
メーカー | UMIDIGI |
リリース | 2019年5月 |
サイズ | 高さ156mm×横幅75.9mm×厚さ8.2mm |
重さ | 203g |
ディスプレイ | 6.3インチ/液晶(LTPS)/ノッチあり/画面占有率92.7% |
解像度 | 2280×1080/FHD+/画面比率19:9 |
CPU | Cortex-A53×4、Cortex-A53×4/2.0GHz/8コア |
メモリ(RAM) | 4GB |
ストレージ | 32GB(MicroSD対応/最大256GB/独立スロットあり) |
バッテリー容量 | 4150mAh(USB) |
充電 | 有線充電:10W(5V/2A) |
OS | Android 9.0/Android 8.0/独自UI |
SoC | MediaTek Helio P23/MT6763 |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n |
カメラ性能 | メインカメラ 16MP+8MP(超広角)+5MP(深度)/3カメラ仕様 SONY IMX398+Samsung S5K2P7 120°超広角撮影対応 深度カメラ搭載 前面カメラ 16MP/1カメラ仕様 F値2.0 |
センサー | 指紋認証(背面)、顔認証、加速度センサ、近接センサ、ジャイロ、コンパス |
SIMカード/SIMサイズ・スロット | SIMフリー/Nano SIM×2+MicroSD |
イヤホンジャック | あり |
防水/防塵 | 非対応 |
技適認証済みです。なお、対応バンドとしてはドコモ(ドコモ系mvno)、au(UQモバイル)、ソフトバンク(ワイモバイル)にフル対応です。ただし、au回線はSIMフリースマホとの相性が悪く、バンドに対応していても利用できない場合も多々あるため、実際にはUMIDIGI A5 Proでau VoLTE SIMが利用できるかどうかを確かめるようお願いします。
UMIDIGI A5 Proを選ぶメリット/魅力
上記のスペックを見てわかる通り、激安スマホと言いながらも、その性能や機能は他のスマホと引けを取りません。以下で、さらに詳しくご説明していきます。
メリット① とにかく価格が安い!サブスマホに最適
UMIDIGI A5 ProはSIMフリー対応のスマホです。SIMフリー対応のスマホは比較的高値であることが多いですが、このスマホ、その価格は驚きの1万3,000円前後です。もともと低価格なスマホをリリースしているUMIDIGI社の中でも、このAシリーズは最も安い価格帯です。
高級なハイエンドモデルが多い日本キャリアのスマホと比べると、信じられないぐらいの安値です。この価格の安さを活用して、サブスマホとして携帯する人や、電話専用のスマホとして購入する人も少なくありません。それほどにまで、この価格の安さはUMIDIGI A5 Pro最大のメリットといえます。
メリット② 高級感ある本体デザイン
UMIDIGI製品のほとんどは、おしゃれな外箱に梱包されています。付属のケースも最初から装着済みで、外箱と同様の高級さを感じます。もちろん、本体自体もスマートでかっこよく、とても1万円台の激安スマホとは思えないデザインが魅力です。
ケースを外したときの、背面デザインも秀逸です。非常に美しいグラデーションで、指紋や傷も付きにくい・目立ちにくいという利点があります(背面デザインは、下記メリット③の画像をご覧ください)。
メリット③ 定期的なアップデート更新
ただデザインが良いだけでなく、定期的なアップデートが行われていることも魅力の一つです。そのことで、不具合が解消されたりという全体的に充実度が高い製品です。ただし、アップデート説明が中国語であったり、やや日本語が怪しかったりする点はマイナスポイントです。
UMIDIGI A5 Proの特徴!
次に、UMIDIGI A5 Proの特徴をいくつかご紹介します。
特徴① 水滴型ノッチ採用の大きめディスプレイ
UMIDIGI A5 Proは、6.3インチと大きめのディスプレイサイズです。インカメラ周りまで画面が広がる「水滴型ノッチ」を採用していて、ギリギリまで映像や画像を見ることができます。なお、液晶保護シートが最初から貼付けされています。解像度は2,280×1,080のFHDで、ドットの粗さも感じさせない品質の良さがあります。
他には、読書モードに対応していて、目に優しい表示に設定できます。画面を黄味がかった色調にすることで、夜でも安心して使用できます。
特徴② トリプルカメラを搭載
エントリースマホではメチャ珍しいトリプルカメラを搭載しています。メインカメラ、広角カメラ、そしてボケ専用カメラの構成です。トリプルレンズは、安くても3万円、高い機種だと10万円以上の機種で採用されるレベルの仕様です。それをこのUMIDIGI A5 Proに搭載しているあたり、このスマホの驚異さが伺えます。
とはいえ、さすがに細かい画像処理は難しく、ややキレイなガラケー程度のクオリティです。しかし、価格のことを考えれば十分な機能を発揮しますので、デジカメ代わりやちょっとした撮影などにおすすめです。
特徴③ スピーカー品質は価格相応レベル
スピーカーはモノラル式です。音質は並程度ですが、普通に使用する分には特に気にならない程度です。イヤホンによる音楽視聴も特に問題ありません。なお、サウンドエフェクト機能はついていません。
特徴④ バッテリーは大容量!充電速度はやや遅め
UMIDIGI A5 Proのバッテリーは、4,150mAhとなかなかの大容量を搭載しています。電池持ちも良く、ネットやSNS、ちょっとした動画を見たるする分には、1日余裕で持つほどです。
対応充電ケーブルは、裏表のあるUSB Type-Bです。Type-Cが主流になってきているなかで、多少不便を感じます。そして、10Wの急速充電に対応とありますが、実際はあまり速く感じません。超急速充電機種がかなり増えてきているため、余計に遅く感じてしまいます。
特徴⑤ 指紋センサーを搭載
UMIDIGI A5 Proには、背面に指紋センサーを搭載しています。認証速度は実に速く、指を置いて約0.3秒ほどでロックが解除できる仕組みです。さらに精度も良く、登録していない他の指で触れた場合は解除はされません。この価格のレベルとは思えないぐらいの速さと精度に優れた指紋センサー機能です。
特徴⑥ AnTuTuベンチマークは8万点
UMIDIGI A5 ProのSoCは「MediaTek Helio P23」を搭載しています。そして、UMIDIGI A5 Proのベンチマークスコアは、総合スコア8万862点、GPUスコアは1万6989点であり、スコアだけ見た場合にはハイスペックとは言い難いミドルレンジモデル数値です。しかし、ネットサーフィンやSNS、カメラや軽いゲームなどをする分には十分の性能です。
参考までに、点数別のスコア一覧は以下の通りです。
AnTuTu | ハイエンド | ミドルレンジ最上位 | ミドルレンジ上位 | ミドルレンジ | エントリー |
---|---|---|---|---|---|
スコア | 総合 約36.2万点 GPU 約15.7万点 |
総合 約16.5万点 GPU 約4.7万点 |
総合 約13.5万点 GPU 約2.9万点 |
総合 約8.6万点 GPU 約1.8万点 |
総合 約7.1万点 GPU 約1.2万点 |
特徴⑦ UMIDIGIの独自機能
UMIDIGI A5 Proには、UMIDIGI特有の独自機能が付いています。主な機能は次の通りです。
UMIDIGIの独自機能
- ナビキーのカスタムor非表示が可能 ⇒ 純正でナビゲーションキーアイコンの見た目を変更可能
- DuraSpeedでアプリの動作を安定化 ⇒ バックグラウンドでアプリ動作を抑制させるブースト機能
- バックキー長押しでスクショが撮れる ⇒ 指定箇所のスクショ機能
ナビキーを非表示にすると、ジェスチャー操作に変更することもできます。また、指定箇所のスクショ機能は、バックキーを長押しした後で、撮影したい箇所をタップとスライドでスクショ&トリミングができてとても便利です。
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UMIDIGI A5 Pro
参考価格: 12,500円
UMIDIGI A5 Proのまとめ
コスパを考えると、致し方ない残念な部分も多々ありますが、しかし、この価格では十分すぎるほどに恵まれた性能を持っています。中華スマホに興味がある人、またはセカンドスマホ、サブスマホという使い方のために安いスマホを探している人には特におすすめしたい製品です。
Amazonや楽天などでも購入可能ですので、気になる人はチェックしてみてください。その際には、本記事をお役立ていただければ幸いです。なお、本サイトでは、他にも格安のスマホや評判の良い中華スマホをご紹介していますので、ぜひそちらの方もご覧ください。