steelseries/スティールシリーズのヘッドセットのおすすめ7選を紹介!【PS4/ワイヤレス】

おすすめのヘッドセットを調べると必ず目にすると言っても過言ではない、steelseriesというゲーミングデバイスブランド。一体どのような製品を作っているのでしょうか。マイク付きやワイヤレスなどsteelseriesの魅力やヘッドセットへのこだわり、おすすめの製品をご紹介します。
最終更新日2020.12.12
steelseries/スティールシリーズとはどんなメーカー?【ゲーミングデバイスの有名ブランド!?】
steelseries(スティールシリーズ)とは、シカゴが本拠地をしているソフトトレーディング社のゲームデバイス専門のブランドで、読み方はスティールシリーズです。
ヘッドセットやマウス、キーボードやアクセサリーなどのゲーム周辺機器を販売しており、株式会社ゲートが日本では輸入代理店となっています。
eスポーツ配信や動画配信サイトをよくご覧になる方は、steelseriesのロゴを目にしたことがあるかもしれません。steelseriesはeスポーツの支援にも積極的なことで有名です。以前のsteelseriesは「ヘッドセットがsteelsounds」「マウスパッドはsteelpad」のように製品の分野ごとに名称が異なりましたが、現在はsteelseriesに全て統一されています。
steelseries製品の特徴は、プレイヤーへの細かい配慮にあります。同じシリーズのヘッドセットで、一見すると同じようにしか見えない製品でも、接続端子や再生方法など少しずつ異なるのです。
全てのプレイヤーの痒い所に手が届くように、同じシリーズの製品を色々なバリエーションで販売する事で、プレイヤーの希望を叶えているのが、steelseries製品の1番の特徴と言えるでしょう。
steelseriesのヘッドセットの選び方
steelseriesがどういったブランドなのかはお分りいただけたかと思います。ではsteelseriesのヘッドセットはどのように選べばよいのでしょうか。見るべきポイントを解説いたします。
接続方法
まずは接続方法です。接続方法には有線と無線があり、それぞれメリット・デメリットがあります。ご自身のプレイ環境に合わせ、有線と無線どちらが良いのか判断しましょう。
有線
有線タイプのメリットは、音の遅延や途切れが無い点と充電が不要な点にあります。ゲームをプレイしているときに音の遅延があると、FPSの場合であれば敵の接近に気づくのが少し遅れてしまいますし、リズムゲームであればプレイすることもままなりません。
音の途切れも同様です。そして充電が不要なため、ゲームのプレイ中にヘッドセットの電源が切れることもないので、集中してゲームに没頭することができるのです。
有線タイプのヘッドセットの場合、気にするべき点は接続端子とケーブルの長さです。接続端子は、USB端子とミニプラグ端子があります。使用環境によってUSB端子とミニプラグ端子を変えられるヘッドセットもあれば、どちらかの端子しか備えていないヘッドセットもあるのです。
例えばPS4で使用すると仮定した場合、USB端子なら本体に接続し、ミニプラグ端子ならコントローラーに接続することになります。PS4本体が遠い位置にあるのならミニプラグ端子の方が良いでしょうし、コントローラーにケーブルが刺さっていると邪魔で集中できない、というのならUSB端子の方が良いでしょう。
有線のデメリットについてですが、上記の通り気になるのはケーブルです。やはりケーブルは煩わしいもので、長さや配置によってはストレスに感じるかもしれません。ケーブルはその存在だけでなく重さもあるので、ヘッドセットの重さだけでないということも考慮しましょう。
無線
無線タイプのメリットは、文字通りケーブルが無いことです。有線タイプに比べてメリットが少ないと思われるかもしれませんが、ゲームをプレイするにあたってケーブルが無いというのはとても魅力的です。ストレスフリーでゲームに集中できるのは、プレイヤーにとって非常に重要なメリットになるでしょう。
ですが無線タイプも全くストレスが無いわけではありません。これはデメリットとして挙げられる、充電が必要な点です。ゲームの途中でヘッドセットの電池が切れてしまった場合、ゲームの音だけでなく、ボイスチャットも切れてしまいます。
フレンドにも迷惑をかけてしまう場合があるので、注意が必要です。ただこのデメリットは、こまめに充電していれば解決されるので、そこまで大きなマイナス点にはならないでしょう。
ひと昔前までの無線タイプのヘッドセットは、音の遅延・途切れが当たり前だったので、使用者はあまりいませんでしたが、近年のヘッドセットでは音の遅延・途切れはほとんど少なくなってきています。そのためFPSのように音が重要なゲームでも、無線タイプのヘッドセットを使われることが増えています。
無線タイプの接続方法は、USBレシーバーとBluetoothの2種類です。こちらも使用環境によって使い分けるのが良いでしょう。例えばPS4で使用する場合、Bluetoothだと接続できませんが、USBレシーバーであれば接続できます。自分の環境を見誤ってしまうと、使用できないことがあるので注意が必要です。
マイク
ゲーム中にボイスチャットをしたい、もしくは良くしているという方はマイクの性能にも注目してみましょう。
steelseriesの多くのヘッドセットには、ノイズキャンセリングマイクが搭載されているため、ボイスチャットはもちろんのことゲーム実況にも向いています。
ヘッドセットによっては、マイクがヘッドセット内に収納できるタイプもあるため、たまにしかボイスチャットをしないという方も、マイクが邪魔にならないのでおすすめです。
サラウンド
サラウンドは、モノラル・ステレオに次ぐ再生方法です。モノラルは1ch、ステレオは2chに対し、サラウンドはステレオ以上のチャンネル数を持つものを指します。
ステレオが左右だけなのに対して、サラウンドは前後左右から音が出ることにより、音に包み込まれたような感覚に陥り、没入感や臨場感が高まるのです。
ヘッドセットには種類によって、モノラル・ステレオ・サラウンドに分けられますが、接続する媒体によってステレオとサラウンドのどちらかに対応する機種もあります。
例えば「PCに接続する場合はサラウンドで使用できるが、PS4に接続するとステレオになってしまう」ということがあるので、購入する際によく確認しましょう。
リモコン
ヘッドセットの種類によっては、ケーブル上にインラインリモコンとして音量調節の機能が付いているものや、イヤーカップ自体で音量調節できるもの、またはその両方など様々です。自分のプレイ環境に合わせて選択すると、より良い環境でゲームをプレイする事が出来るでしょう。
steelseriesのヘッドセットのおすすめ7選
eスポーツアスリートやプロゲーマーからも人気の商品を作り続けているsteelseries。ではその商品とはどういった性能なのでしょうか。steelseriesのおすすめヘッドセットを7つご紹介いたします。
SteelSeries Arctis 3 Bluetooth (2019 Edition)
SteelSeries Arctis
参考価格: 15,162円















基本的には既存のArctisを踏襲しつつ,ユーザーからのフィードバックや,上位モデルである
元々Arctisシリーズは2017年に発売したモデルです。基本部分は今までのArctisシリーズを踏まえつつ、ヘッドセットの改良やパッケージの装いを新たに再発売となったのが、こちらの2019 Edition。
Arctisシリーズには3、5、7の3種類あり、このシリーズは全て同じマイクとドライバーを搭載しているのが特徴です。2019 Editionでは音量調節部分・ヘッドバンドのデザイン・イヤーパッドの厚さが全てのモデルで変更されています。
マイクはsteelseries独自の指向性ノイズキャンセリングマイクを搭載し、イヤーカップに収納できるようになっています。イヤーカップには音量調整のダイヤルとマイクミュートボタンが付いており、2019 Editionでこのダイアルは改良されました。
今までは少し触れただけで音量が変わってしまっていましたが、改良によりダイアルが固くなり意図せず音量が変更されることを防いでいます。
Arctisシリーズのモデルは、steelseriesのEngine3という専用のソフトウェアに対応しており、イコライザーやマイクをソフトウェア上で設定する事で、自分好みのサウンドでゲームをプレイする事ができます。
Arctis 3はこのソフトウェアをダウンロードする事で、サラウンドヘッドセットとして使用可能になるので、忘れずに設定するようにしましょう。
Arctis 3は有線と無線の両方に対応しています。ミニプラグの端子での接続とBluetoothでの接続が可能なので、様々な機器に対応しているのでPCはもちろんのこと、PS4やスマホでも臨場感のあるゲーミングが出来るのも魅力的です。
接続方法 | 有線・無線 |
---|---|
重量 | 318g |
ケーブル | 3m |
サイズ | 9.2 x 20.1 cm |
種類 | ヘッドセットタイプ |
SteelSeries Arctis 5 Black
SteelSeries Arctis
参考価格: 9,301円
















Arctis 5とArctis 3の違いは、接続端子・chatmix・DTS headphoneにあり、基本的なマイクやスピーカーの仕様等は同じです。Arctis 5の接続端子はUSB端子とミニプラグ端子となっており、有線タイプのヘッドセットになります。
chatmixというのは、ゲーミング中でもボイスチャットの音声を調節できる機能で、Arctis 5の場合はUSBケーブル上にコントローラーが付いています。
そして最大の魅力はDTS headphoneへの対応です。DTS headphoneというのは、アメリカのDTS社が作り出したサラウンド技術のことを指します。
なんと最大で11.1chのサラウンド再生を可能としている、驚きの技術です。Arctis 5はDTS headphoneに対応しつつ、低音が弱いというユーザーからの意見から、低音も強化しています。
タイプ | 密閉型 |
---|---|
サウンド | 7.1chサラウンド |
マイク | ー |
接続方法 | USB/アナログ接続(3.5mm4極) |
重量 | 363 g |
連続稼働時間 | ー |
ノイズキャンセリング | ー |
ケーブル | ー |
サイズ | 18 x 20.1 x 9.1 cm |
SteelSeries Arctis 7 White (2019 Edition) 61508
SteelSeries Arctis7
参考価格: 15,499円















Arctis 7とArctis 5の違いはほとんどありませんが、Arctis 7の方がより扱いやすくなっています。接続端子はUSBレシーバーとミニプラグ端子になっているので有線でも無線でも使用可能です。
DTS headphoneにももちろん対応しており、chatmixのコントローラーはイヤーカップで操作できるようになっているのが魅力的。
ヘッドバンドはArctis PROを参考に金属製のデザインに変更され、頭の形やサイズに幅広く対応可能になりました。
接続方法 | 有線・無線 |
---|---|
重さ | 354g |
ケーブル | 1.2m |
SteelSeries Arctis Pro + Game DAC 61453
SteelSeries Arctis Pro
参考価格: 35,640円
















Arctis Proはハイレゾ対応のスピーカードライバーを搭載し、DTS headphoneにも対応したヘッドセットです。見た目は非常にシンプルで、基本的にはArctis 3,5,7と同じような仕様ですが、大きな違いとしてGameDACの存在があります。
GameDACはchatmix機能やイコライザー、出力バランスの調節などを可能としたコントローラーです。他社の製品にもこのようなコントローラーはあるのですが、そのほとんどはPCを介さないと設定不可であったり、そもそもPCでしか使えないものが多い中、こちらのGameDACは PS4などのゲーム機でも設定可能なのです。
ヘッドセットの端子はUSB端子とミニプラグ端子で、GameDACにはこの2つに加えて光デジタル端子にも対応しており、様々な機器との接続が可能なのも魅力。
SteelSeries Arctis Pro Wireless 61473
SteelSeries Arctis Pro
参考価格: 42,768円













Arctis Pro wirelessはその名の通り、Arctis Proがワイヤレスに対応したモデルです。GameDACは省かれていますが、その代わりにトランスミッターが付属しており、こちらでイコライザーやchatmix機能を使用できます。
さらにこのトランスミッターはレシーバーにもなっているため、無駄にUSBポートを埋めることはありません。
USBレシーバーとBlutoothの、2種類のワイヤレスに対応しているという、変わった特徴も持ち合わせています。これによりPCやPS4だけでなく、スマホなどの機器にも幅広く対応可能です。
もう1つヘッドセットとしてはかなり珍しい仕様があります。無線タイプのヘッドセットの悩みといえば電池です。Arctis Pro wirelessはデュアルバッテリーを採用しており、1つのバッテリーで10時間の稼働が可能。2つのバッテリーを使用することで、20時間も連続で使用できるのは最大の特徴であり魅力です。
SteelSeries Siberia P100 Lightweight Gaming Headset 61414
SteelSeries Siberia
参考価格: 4,205円
steelseriesのsiberiaシリーズの商品になります。読み方はシベリアです。siberiaシリーズはPS4などのコンソール向けに作られたヘッドセットです。
このP100はPS4向け、X100はXBOX向けという様にゲーム機ごとに制作されており、steelseriesの細かい配慮が垣間見えます。特にP100/X100は、ヘッドセットの入門用にと想定して作られており、値段設定も低いので初めての方にオススメです。
接続方法 | 有線 |
---|---|
重さ | 213g |
ケーブル | 1.2m |
SteelSeries Siberia 200 Sakura purple 51136
SteelSeries Siberia 200
参考価格: 9,449円
Siberia 200は同シリーズのSiberia V2のデザインを元にして作られました。V2は快適さに加え高音質ということもあり、Siberiaシリーズでベストセラーを記録した製品です。そのV2に更にアップデートしたのがこのSiberia 200になります。
柔らかく負担のかからないイヤーパッド、インラインリモコン、収納可能なマイクなど、基本的な機能の揃ったヘッドセットです。余計な機能が無くシンプルで使いやすいので、人気の高い製品となっています。
接続方法 | 有線 |
---|---|
重さ | |
ケーブル | 1.8m |
steelseriesのヘッドセットのおすすめ商品比較表
商品 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
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商品名 | SteelSeries Arctis | SteelSeries Arctis | SteelSeries Arctis7 | SteelSeries Arctis Pro | SteelSeries Arctis Pro | SteelSeries Siberia | SteelSeries Siberia 200 |
価格 | 15,162円 | 9,301円 | 15,499円 | 35,640円 | 42,768円 | 4,205円 | 9,449円 |
接続方法 | 有線・無線 | USB/アナログ接続(3.5mm4極) | 有線・無線 | 有線 | 有線 | ||
ケーブル | 3m | ー | 1.2m | 1.2m | 1.8m | ||
重さ | 354g | 213g | |||||
商品リンク |
まとめ
steelseriesのヘッドセットは基本が高音質の製品ばかりなので、どの製品を購入してもハズレはありません。今でも進化を続けユーザーの声に耳を傾けてくれるメーカーなので、人気があるのも納得です。
どのヘッドセットを購入したらいいのか分からない、という方はとりあえずsteelseriesの製品を持っておけば間違いないと言えるでしょう。