入浴剤おすすめ人気15選|2020最新版・比較
美容に、健康に、アロマに、今人気の入浴剤は快適生活におすすめです。バブを始めとする発泡入浴剤は人気の炭酸泉が家庭で楽しめると大人気となっています。また、各地の温泉地の湯が旅行気分で楽しめる入浴剤もおすすめです。これからは暑い夏を爽やかに乗り切る入浴剤も良いですね。
最終更新日2020.11.30
入浴剤で健康にリラックス!
日本では古くから温泉に入るという習慣がありました。また、端午の節句の菖蒲湯、冬至の柚子湯など厄除けや長寿・健康を願ったおもありました。
これらの変わり湯を年中楽しむことができるのが入浴剤で大変人気があります。
入浴は「代謝活動の活発化」「良好な血液やリンパの流れ」「全身の緊張の緩和」などの効果があり、入浴剤はその作用を高め、更に身体に優しく働きかけてくれます。
入浴剤のメリット
入浴剤の効果には保温・保湿・血行促進・清涼・清浄・リラクゼーションなどがあり、何を求めるかによって、入浴剤の選択が違ってきます。
逆に言えば、今の自分に必要なお湯を自宅で作ることができるのが入浴剤の最大のメリットです。
そして、楽しみながらお風呂に入れることも大きなメリットです。お風呂に入るのを面倒臭がるお子様にも最適です。
入浴剤の有名メーカー
入浴剤は海外からの輸入品をはじめ、国内で地域の特色を生かした入浴剤など多くの種類があります。
その中でもラインナップの豊富な国内3メーカーについて紹介します。
花王
1887年創業で、国産石けんを製造したことから始まる老舗メーカーです。現在では体のケアに関する幅広い事業を展開しています。
入浴剤では代表的なバブをはじめエモリカ、ビオレ、キュレルなど、多くのラインナップがあります。
アース製薬
1892年に大阪の難波で創業した、家庭用殺虫剤や蚊取り線香などで有名なメーカーです。現在では虫ケア用品、他にも幅広い商品を取り扱っています。
入浴剤では、粉末タイプのバスロマン、液体タイプのウルモア、錠剤タイプの温泡など多くの商品がラインナップされています。
バスクリン
1893年に津村順天堂として創業し、日本初の入浴剤を発売したメーカーです。1930年には芳香浴剤であるバスクリンが発売されています。
今では、バスクリンを始め、きき湯、日本の名湯、アロマスパークリング、アーユルタイム、スパ パーフェクションなど、多くのラインナップがあります。
入浴剤の選び方
沢山ある入浴剤の中から自分に合う入浴剤を探すのは結構手間がかかります。ここでは、自分に合うものをピックアップできるように紹介します。
価格もそれ程高くありませんので、いろいろ試してみてから決めるのも一つの方法です。
入浴剤には「医薬部外品」と「化粧品」と「雑貨」があります
入浴剤には薬事法2条に基づいて作られた「医薬部外品」と「化粧品」があり、それ以外の「雑貨」に分類されるものがあります。
医薬部外品の入浴剤とは
「人体に対する作用の緩やかなもの」と規定されています。いわゆる有効成分が含まれていて、やんわりとした効果が期待できというものです。
薬事法により、表示された有効成分の含有量などの厳しい規定の中で作られています。また有効成分名や効果効能を表示することが許可されています。
化粧品の入浴剤とは
薬事法で、「(略)身体に塗擦、散布その他これらに類似する方法で使用されることが目的とされている物で、人体に対する作用が緩和なものをいう。」と定義されています。
効果効能等の表示は「お肌にうるおいを与える」「肌を整える」などと限定されていて、範囲を超えた効果や効能を表示することは許されていません。
雑貨の入浴剤とは
雑貨の入浴剤は、主に色や香りを楽しむための入浴剤です。体に対する効能を記載することはできません。
ただし、雑貨だから悪い入浴剤ということでなく、アロマの効果が期待できる入浴剤です。
利用目的で選ぶ
どのようなときに、どのような入浴剤が良いのか、シーン別で紹介します。
疲労回復には「炭酸ガス系」がおすすめ
「炭酸ナトリウム」「炭酸水素ナトリウム(重曹)」を主成分としています。いわゆる発泡入浴剤と言われるものです。
出てきた泡は炭酸ガスで皮膚から吸収されやすく、血行を良くするとともに、身体の中の老廃物や疲労物質を取り除き疲れを和らげます。
また、血液が体の隅々まで熱を運び、体の芯から温まりますので、肩こりや腰痛などの痛みの緩和などの効能も期待できます。
肩こり・腰痛・肌荒れには「薬用植物系(生薬系)」がおすすめ
薬用植物系の入浴剤には、漢方の生薬、バーブなどの天然植物の成分が含まれていて、入浴剤によって含まれる生薬は異なり、効能も異なります。
例えば「チンピ」は肌荒れ、しっしん、「紅花」は婦人病、冷え性、「生姜」は発散作用、健胃作用、「艾葉」は腰痛、美肌効果、などに効果があると言われています。
薬用植物系の入浴剤は独自の香りもありますので、ストレス解消などのアロマ効果も期待できます。
さっぱりしたい時にはクール系がおすすめ
クール系の入浴剤は清涼系とも言われ、メントールなどの清涼成分が含まれています。また、炭酸ガスなどの発泡のあるものもあります。
湯上がりのさっぱり感を重視した入浴剤で、暑い夏でもお風呂に入りやすくなり、夏バテ防止にも効果があります。また、スポーツ後の入浴にも最適です
肌の乾燥が気になる方には「スキンケア系」がおすすめ
スキンケア系の入浴剤はセラミド、米胚芽油、エステル油、ホホバ油、スクワラン、ミネラルオイルなどの保湿成分が含まれています。
お湯で柔らかくなった肌は、入浴剤に含まれる成分が浸透しやすく、角層内部にまで保湿成分を補うことができます。
入浴しながらのスキンケアですので、普段はケアしづらい箇所もしっかりカバーでき全身のお肌ケアができます。
冷え性の方には「無機塩類系」がおすすめ
無機塩類系の入浴剤には、硫酸ナトリウム、硫酸マグネシウム、炭酸カルシウム、塩化ナトリウムなどの無機塩類が含まれています。
比較的湯冷めしにくく、慢性的な冷え性の方にはおすすめの入浴剤です。あせも、あかぎれ、ひびなどの予防や皮膚の清浄などにも効果が見込まれます。
無機塩類の他に生薬、保湿成分、香料などを加えて更に効果を高めた入浴剤もあります。
敏感肌・乾燥肌には「酵素系」がおすすめ
無機塩類系入浴剤にタンパク質分解酵素が配合された入浴剤です。敏感肌の方に人気の高い入浴剤です。
酵素には皮膚表面の角質層を柔らかくし、垢を分解してく、皮膚をきれいに洗浄する働きがあり、皮膚に無理な刺激を与えません。
肌の膝や肘、踵などの肌の角質のケアにも最適です。
温泉気分を味わいたい時には「硫黄や湯の花」がおすすめ
特に温泉気分が味わえるのは硫黄泉です。硫黄の独特の匂いとにごり湯で、冷え性、打ち身などの効果があると言われています。
湯の花は天然温泉の成分の結晶で、硫黄成分が含まれているものが多いですが、温泉によって成分は違っています。
どちらも天然温泉の香りや、とろみなどを味わうことができます。ただし、浴槽によっては使用できないというデメリットもあります。
無添加のものなら安心
体質やアレルギーなどによって、添加物が体に悪い影響を与えることがあります。
過敏症、アレルギーのある方、赤ちゃんなどは無添加でより安全なものを選ぶことをおすすめします。
合成着色料には表示義務があり「赤色1号」のような表示がされています。他には「プロピレングリコール(GP)」、サリチル酸も気を付けたいものの1つです。
贈り物・プレゼントにも最適です
入浴剤にはギフト用に特化したおしゃれなものも多くあります。しかし、おしゃれ度だけで選ぶと相手に不快な思いをさせてしまうことがあります。
相手の好みがよく分からない時は、癖のない香りを選ぶことをおすすめします。柑橘系やラベンダーまたはミルク系の香りが人気があります。
また、リラックス、肩こりなどの一般的な効果のものをおすすめします。特にダイエットを標榜しているものはやめておいたほうが無難です。
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