ノートパソコン・MacBook等のタッチパッドの使い方をご紹介!
ノートパソコンには標準的についているタッチパッド。マウスの代わりに使用できるので使い方がわかると持ち運びにも便利でスタイリッシュですよね。基本的な使い方から設定方法、動かなくなったときの対処法など徹底解説してきます。これを読んでタッチパッドに強くなりましょう!
最終更新日2020.12.23
ノートパソコンのタッチパッドの使い方
ノートパソコンについているタッチパッドは、デスクトップ型のパソコンでいうマウスの代わりとして使用できる機能です。カーソルを動かしたりクリックしたり基本的な操作を平板上のセンサーを指でなぞることで実行することができます。
マウス代わりにしか使用していない人もいますが、さまざまな機能のショートカットとしても使用することができ、使いこなせば使いこなすほど快適にパソコンを操作することができます。
まずは基本的なタッチパッドの操作方法について説明していきます。
平板上に指を置き動かしたりクリックしたりすることができます。使っているパソコンのメーカーによっては若干使い方が違う場合もありますが基本的な操作はだいたい同じです。
クリックは専用のボタンが付いていてそこを押すタイプのものやタッチの強さを判断して動くものなど特徴は様々です。ものによっては2本指で操作すると画面の拡大・縮小などができるものもあります。タブレット端末のような使い方ができるということですね。
また、マウスでいうダブルクリックのように2回タッチすることでドラッグなどの操作も簡単にすることができます。
ショートカットの起動方法も使っているタッチパッドによって違いはあるのですが、例えばWindowsのパソコンなら3本指で操作することで様々なショートカットを起動することができます。
3本指でタッチパッドをタップすると検索ボックスが起動されたり、上へスワイプするとその時点で起動されているソフトウェアを一覧でみることができます。ほかにもタブレットを操作するように3本指で左右にスワイプすることでウィンドウの切り替えができたりと知っておくととても便利です。
ノートパソコンのタッチパッドの設定方法
続いてはノートパソコンのタッチパッドの設定方法を紹介していきます。
こちらに関してもメーカーによって操作方法に違いがあるので確認してみてください。基本的には「設定」画面から操作することができます。
スタートボタンを押して「設定」のところを開くと「デバイス」という表示が出てきます。その中から「タッチパッド」を探して設定をします。諸々の設定はここからできるので気になる部分があるときは開いて設定を確認してみましょう。
ものによってはタッチの強さの設定や長押しの機能のあるなしなども設定で変えることができるので自分の使いやすいようにカスタマイズしてみてもいいですね。より快適にタッチパッドを使用するために自分のタッチパッドの設定がどうなっているのか確認してみるのもおすすめです。
ノートパソコンのタッチパッドの注意点
ではタッチパッドを使用する際の注意点をいくつか紹介します。
注意点①強く押しすぎない
タッチパッドは圧迫に弱いのであまり強い力で押すと故障の原因になります。タッチペンなどで操作する人もいますが、接地面が小さくなればなるほどかかる力は強くなるので強く押さないように気を付けながら使用してください。
注意点②汚れや水に注意
汚れが付いた指や濡れた手で触ると誤動作を起こしたりする原因になります。タッチパッドは比較的壊れやすく修理が難しい箇所なので汚したり濡らしたりしないようにしましょう。
注意点③重たいものや硬いものを置かない
上記でも説明した通りタッチパッドはとても壊れやすいです。パソコンで作業しているとパソコン周りに資料を置いたりものが散乱することもありますが、タッチパッドの上には重たいものを置いたり硬いものは置かないようにしてください。硬いものが当たって引っかいたりすることもないようにしましょう。
どれも気を付けておけば防ぐことができることなので3つの注意点を頭に入れておいてください。
ノートパソコンのタッチパッドを有効化、無効化するには?
タッチパッドはもちろん便利なのですが、細かな動きなどマウスを使いたい時ももちろんありますよね。そういう場合はタッチパッドを無効化したり有効化したりという設定をしなくてはいけません。タッチパッドのメーカーによってもやり方や手順は違うのですが、簡単に手順を紹介していきます。
MacBook
MacBookのタッチパッドの有効化、無効化のやり方です。
- システム環境設定
- アクセシビリティ
- 「マウスまたはワイヤレストラックパッドがあるときは内蔵トラックパッドを無視」にチェック
Dynabook
Dynabookのタッチパッドの有効化、無効化のやり方です。
- タスクバー内のスタート
- 設定マーク
- デバイス
- タッチパッド
- 追加の設定
Windows
Windowsはバージョンによっても手順が違うので詳細はお使いのパソコンを確認してください。ここではWindows10の手順を紹介します。
- スタート
- 設定
- デバイス
- タッチパッド
- オン・オフ
ノートパソコンのタッチパッドが動かないときどうする?
最後にタッチパッドが動かなくなってしまった時はどうしたらいいのか説明していきます。
動かないときの対処法①有効化する
タッチパッドが動かなくなってしまった原因に何かの拍子にタッチパッドが無効化されてしまったという場合があります。その場合は有効化すれば直りますよね。また、有効化になっていた場合でも一度無効化してもう一度有効化するという操作で直る場合もあるので試してみてください。
動かないときの対処法②掃除する
上記の注意点でも紹介しましたが、タッチパッドは汚れや水分に弱いです。誤動作を起こしていたりする可能性もあるので柔らかいティッシュやウェットティッシュなどで優しく拭いてきれいな状態にしてからもう一度使用してみてください。
動かないときの対処法③ドライバーの更新
長く使っていなかったノートパソコンなどに多いのですが、ドライバーが古くなっていて動かないというパターンが多くあります。「デバイスマネージャー」の中の「タッチパッドのドライバーの更新」という作業で直る場合があるので試してみてください。さらにそれでも直らない場合はドライバーをアンインストールしてからインストールしなおします。
また、逆にドライバーのバージョンをアップデートすると動かなくなったという場合もあるのでドライバーのバージョンを元に戻してみるのもいいかもしれません。