eGPUって何?おすすめ3選|グラフィックボード・GPUボックス2021
eGPUは画像表示を司るグラフィックボード部品です。eGPUを外付けGPUボックスに入れ、ノートパソコンにつけると画面描写が非常に綺麗に写ります。高クオリティなゲームや動画編集を外でもできるのでおすすめです。外付けのeGPUおすすめ商品を紹介します。
最終更新日2020.12.29
eGPUでパソコンの性能が格段にアップ
最近人気のeGPUとは、外付けeGPUボックスに入れて使用するグラフィックボードです。外付けeGPUボックスが何かというと、ノートパソコンにGPUを増設するための物です。
持ち運びに便利なノートパソコンですが、基本的にGPUを搭載していません。搭載しているものもありますが、本体サイズが大きくなり持ち運びには向かないでしょう。最近ではコンパクトなものもありますよ。
外付けeGPUがあれば、GPU非搭載のノートパソコンでもGPUを搭載している機種と同じように綺麗な画面動作になるのでおすすめです。
外付けeGPUを選ぶ魅力とは?
パソコンに内蔵されているグラフィックボードが外付けになることでどんなメリットがあるでしょうか。まずは、グラフィックボードを外付けできることで大きなメリットを得られるのはノートPCです。ノートパソコンのグラフィックボードは交換したり、増設するのが難しい場合が多くできないとされている製品が多いのではないでしょうか。
例えば、パソコンを買うときは重いゲームをするつもりが無くても後から3Dゲームをしたくなった。買ったときは十分な機能でも性能不足を感じたといった場合でも後から増設や交換が可能となり、これらの問題が解決することもできます。
ビジネス用PCもゲーム用PCとして使用することもできるので人気です。外付けできるということは取り外しができるということですよね。そのため、昼間はビジネスで活用して夜は自宅でCPUBOXを接続してゲーミングパソコンにすることも可能なので非常に便利です。
eGPUの選び方は?
eGPUを選択する際にチェックしたい人気ポイントがいくつかあります。もっとも重要なポイントはGPU付属モデル、GPUレスモデルのどちらかを購入したいか決めておくことです。また、安いものから高価なものまであり、おしゃれなものもあります。
GPU付属モデルはGPU交換が可能なモデルと不可能なモデルが存在しています。そのため、どのモデルを選択するかは今後のGPUをアップグレードするか否かで決めることが重要だと考えます。色んな商品を比較しながら検討してみてください。
しかし、今後のアップデートを考慮するとユーザー自身でGPU交換が可能なモデルを選択するものをチョイスすると後々良かったなんてこともあるかもしれません。しかも、交換可能モデルの方が安く購入出来たりもします。
eGPUの選び方ポイントは?
GPU付属モデルもしくはGPUレスモデルのどちらにすべきなのか、GPU付属モデルの場合は今後のアップグレードができるのか否か。電源容量が十分なのか、最新GPUに耐えうる冷却性を有しているのかです。
これは、パソコンの機能を落とさずに見れるのかが重要となってきます。USBType-CPDの最大W数がいくつであるのかを確認する必要があります。人気のノートPCの場合は同時に充電もできる場合があります。
そして、HDMIやUSBハブなどのインターフェイスが充実しているかをみる必要があります。他にもデザイン性(おしゃれ)や設置スペース、価格が納得できるものであるかも確認する必要があります。
外付けeGPUのデメリット
次は外付けeGPUのデメリットについてご紹介していきます。まずなんといっても価格が高い点です。他の商品も比較しながら見てみても価格は少し高めに設定されています。安いものももちろんありますよ。
実際には商品によりさまざまな価格帯があり、かなり違いがありますが高性能グラフィックボード同封の外付けeGPUBOXともなるとパソコン本体が購入できる程度の高価なものとなります。
接続にはUSBでの接続は難しく、Thunderbolt3など専用のケーブルが必要になります。つまり、パソコン側の接続端子も対応しているものが必要なので外付けeGPUを購入する場合は事前に良く確認する必要があります。
eGPUの特徴って何?
外付けeGPUとは、グラフィックプロセッサーのことで物理的にはeGPUボックス自体のことであり、WindowsとMacの両方で利用可能であり、接続インターフェイスはThunderbolt3になります。
いわゆるGPUにはiGPU、dGPU、eGPUの3つが存在しeGPUはそのうちの1つということになります。そんなeGPUですが、意味としては2つ持っています。
概念的eGPUである外付けグラフィックプロセッサーと物理的eGPUであるパソコンと接続するeGPUボックスという概念的意味合いと物理的意味合いを持っています。
eGPU利用に必要なものとは?
そんな人気のeGPUを利用するのに必要なものはThunderbolt3搭載のパソコン、対応のeGPUボックス、対応のグラフィックボード、Thunderbolt3ケーブルです。当然ですが、これらが必要となります。これらすべてが揃っていると安いものは少なくなります。
eGPUボックスとグラフィックボードに関しては使用したいパソコンで動作確認できているものを使用することが安心です。Thunderbolt3のケーブルはパッシブケーブルなら1m未満(最大40GBPS)を選択しましょう。ケーブルは比較しながら探してみてください。
1m以上のケーブルだと最大20GBpsに転送速度が落ちるため、長いThunderbolt3ケーブルを使用したい場合はアクティブケーブル(最大40Gbps)を選択する必要があります。
eGPUの使い方/注意点
macはADM系GPUのみサポート、GPUボックスによってサポートするグラフィックボードが異なります。一部のThunderbolt3ポートで使えない可能性があります。
外部ディスプレイなしでの利用をするとパフォーマンスが低下します。そのため、注意点としてはADM系GPUのみのサポートであることとeGPUボックスによってサポートしているグラフィックボードであるGPUは異なります。
そして。もう一つ一部のThunderbolt3ポートでは、eGPUが使用できない可能性があります。また、外部ディスプレイなしで利用するとパフォーマンスは低下する可能性があるため注意が必要です。
GPUレスモデルのおすすめ3選
ここまでGPUボックスについて説明してきましたがどのようなものがあるのかよく分からない方も多いと思ます。なのでここからは商品数としては少ないですがご紹介していきます。
安いものから高いものまでピンキリですし、おしゃれなものからシンプルなものまでさまざまあります。あまり知らない方にはここで紹介する商品ぐらいは覚えておいてもいいかもしれません。
GPUボックスは置き場所にも困るのでお部屋に十分な置き場所がある方は大きなしっかりとしたものを購入することをおすすめします。
Razer Core X Chroma
参考価格: 50,379円
ゲーミングPC業界を牽引している人気企業、Razer社のものです。このメーカーはパソコンで少しでもゲームをしたことがある方にとってはおなじみのものかと思います。去年のものになりますが2019年6月7日に新型外付けGPUを発表しました。
電源容量は前モデルでもあるRazer Core Xの650Wから700Wに強化されています。新たにUSB3.1×4ポート、Giga Ethernetを備えています。
加えてLEDイルミネーションを搭載しているのでLEDによる鮮やかな演出も可能となっています。パソコンの周囲がLEDで照らされるとゲームをやっているという感じになり、テンションが上がりますよね。光物が好きな方にはおすすめします。
電源 | 内部 ATX 700W |
---|---|
最大サイズGPU | 最大3スロットカード |
サイズ | 168×374×230mm |
重量 | 6.91kg |
インターフェイス | Thunderbolt3×1、USB3.1 Type-A×4、ギガビットイーサネット×1 |
AKiTiO Node Titan
参考価格: 48,600円
AKiTiO Nodeシリーズノ2020年モデルがついに発売され、人気を画した前モデルから大幅にパワーアップして戻ってきました。WindowsにもMacOSどちらにも対応できます。電源容量も400W→650Wに向上しました。
消費電力が高いGPUの搭載が可能となります。また、Power Deliveryもサポートし、ラップトップPCなどに最大85Wの電源を供給できます。電源量は多いほうが助かります。
MacBook Proに付属している充電器が61WなのでeGPUを使いながらフル充電することも可能なので非常に便利ではないでしょうか?おすすめの商品です。
電源 | 650W |
---|---|
最大サイズGPU | 2.5スロット |
サイズ | 357×135×266mm |
重量 | 3.5kg |
インターフェイス | Thunderbolt3×2、PCI Express x16×1 |
ROG Z490
参考価格: 29,368円
ASUSから国内で販売されている唯一のeGPUです。ゲーミングデスクトップPCのように見えるデザインが特徴です。LEDライトによるイルミネーション機能で鮮やかさを演出します。
600Wの電源を搭載しているため、オーバークロックしたGPUの搭載しています。2017年の発売以降はアップデートはありません。そのため、2020年でのアップデートを期待していますが、現状予告などもないです。
ネット上にも情報が少なく、対応機種は一部ASUSモデルのみとのうわさもあるので紹介はしましたが、初心者の方は特にあまり手を出さないほうがいいかもしれません。アップデートの予告があれば話は別ですが。
電源 | 600W |
---|---|
最大サイズGPU | 2.5スロット |
サイズ | 456×158×278mm |
重量 | 5.1kg |
インターフェイス | Thunderbold 3×1、Gigabit Ethernet×1、Type B USB×1、USB 3.0×4 |
eGPUボックスおすすめ一覧比較表
商品 | |||
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商品名 | Razer Core X Chroma | AKiTiO Node Titan | ROG Z490 |
価格 | 50,379円 | 48,600円 | 29,368円 |
電源 | 内部 ATX 700W | 650W | 600W |
最大サイズGPU | 最大3スロットカード | 2.5スロット | 2.5スロット |
サイズ | 168×374×230mm | 357×135×266mm | 456×158×278mm |
重量 | 6.91kg | 3.5kg | 5.1kg |
インターフェイス | Thunderbolt3×1、USB3.1 Type-A×4、ギガビットイーサネット×1 | Thunderbolt3×2、PCI Express x16×1 | Thunderbold 3×1、Gigabit Ethernet×1、Type B USB×1、USB 3.0×4 |
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eGPUおすすめ3選のまとめ
今回は人気の外付けeGPUについての紹介をしてきました。パソコンをあまり触らない方には少し難しいかもしれませんが、このように様々なもがありあらかじめ自分自身の持っているパソコンが対応しているものなのか調べる必要があります。
そして、eGPUはパソコンを購入できるほど高いものもありますが安価なものまであるのでいろいろな商品を比較しながら検討してみてください。商品はご自分でもある程度知らべないと良く分からないと思いますよ。
おしゃれなものも多数あり、LEDで光らせるとゲームをやっている感に浸れるのではないでしょうか?ぜひこの機会に購入を検討してみてください。