すのこベッドにカビないように対策|カビたときに対処方法をご紹介

すのこベッドにカビないように対策|カビたときに対処方法をご紹介

カビ予防のために通気性の良い「すのこベッド」を利用している方も多いと思います。しかし、いくら「すのこベッド」でも環境さえ整ってしまえば、カビが生えてしまいます。今回は「すのこベッド」にカビを生やさなくする方法と、カビが生えてしまったときの対処方法を紹介します。

Window Forest
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Window Forest

ご覧いただきありがとうございました。それぞれの分野で初心者の方にも分かりやすく紹介していきたいと思っています。今後とも宜しくお願いします。

記事の目次

  1. 1.すのこベッドはカビは生える!?
  2. 2.すのこベッドにカビを生やさない対策
  3. 3.すのこベッドにカビが生えてしまった時の対策
  4. 4.おすすめ防湿シート
  5. 5.おすすめ除菌液
  6. 6.まとめ

すのこベッドはカビは生える!?

すのこベッドは、布団やマットレスを敷く板がすのこ状で、ベッド下の風通しが良い、湿気の多い日本特有のベッドです。そのために、カビが生えないと思ってみえる方が沢山います。

しかし、油断大敵!すのこベッドにも条件さえ整ってしまえばカビは発生します。そこで、今回はカビを生やさないすのこベッドの使い方、カビが生えてしまった時の対処方法などを紹介します。

カビの生えにくいすのこベッドを、カビの生えにくい使い方で、安らかな眠りを守りましょう。

カビが生える理由

カビは胞子で増える生き物です。その胞子は室内空気1m³には数個から数千個浮遊していて、100個以下なら少ない環境、1000個以上ならば多い環境だと言われています。

そして、その胞子が何かに付着して条件が整えば成長・増殖することになります。カビが生えるのは、次の4つの条件が全て揃ったときです。
 

① 気温0°~45°(最も生えやすいのは25°前後)
② 酸素(空気)
③ 水分(湿度70%以上は危険)
④ 栄養分(建材や垢や埃)
 
①と②は防ぎようがありません。防ぐことができるのは③と④ということになります。

カビが生える時期

カビが生える条件が整うのは、やはり湿度が高くなる梅雨時です。しかし、最近は空気の乾燥を防ぐために、加湿器などを利用することも多くなってきています。

冬場にエアコンで暖房をし、乾燥を防ぐために加湿器を働かせ、寝る時にエアコンを切るということもよく行われます。その時、室温が下がってくると湿度は高くなり、朝起きると露結している場合もあります。

冬場でも露結すれば要注意です

すのこベッドにカビを生やさない対策

[カビが生える理由]で説明しましたが、カビを生やさないためには、水分と栄養分をカビに与えないことです。

水分を与えないために

マットやすのこの乾燥と、部屋の除湿との2面から対策をしましょう。エアコンの除湿機能を利用するのもおすすめです。

マットとすのこを乾燥させる

マットの上の布団をどかし、マットを立ててマットとすのこのより多くの部分を空気に触れるようにしましょう

すのこベッドですので毎日行う必要はありません。1~2週間に1度行うことをおすすめします。

また、ベッドとマットの間に防湿シートを敷くのも良いでしょう。万年床はカビが一番好きな環境です。

 

部屋の換気をする

人は寝ている間にコップ1杯分の水分を出していると言われています。寝起きのベットや寝室の空気は人が出した水分で湿度が高くなっています。

朝起きたら、寝室の窓やドアを開放して空気の入れ替えを行いましょう
 

カビに栄養分を与えないために

部屋のホコリの中には大量のカビが含まれています。しかもほこりはカビの栄養となりますので、ベットの下のホコリ等はこまめに取り除きましょう

カビが飛び散らないようにモップで拭き取るのがおすすめです。掃除機で行う場合は、排気口を外に向けて行うようにします。

すのこも除菌スプレーなどを使い、表面の汚れを拭き取ることをおすすめします。

すのこベッドにカビが生えてしまった時の対策

もし、すのこにカビが発生してしまったら、アルコール除菌スプレーを使いましょう。この時注意することは、すのこに付いたカビの胞子を散らかさないことです。

スプレーを直接カビにスプレーすると散らかしてしまいますので、ティッシュなどにスプレーして、それでカビを拭い取るように拭きます。

拭い取ったものを他のところに広げないように、こまめにティッシュなどを交換するようにします。拭い取れたら、日陰干し等で乾燥させれば完成です。

もし、黒いシミが残るようであれば、漂白剤を使ったり、ペーパーなどで削り取ってしまうという対処方法もあります。

おすすめ防湿シート

カビ予防に有効なおすすめの防湿シートをおすすめします。すのこベットに生えるカビを防ぐためにはマットレスの下に敷きます。

おすすめ防湿シート①西川  ドライウェル シングル

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参考価格: 6,480円

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東京西川の日本製防湿マットです。防湿素材のモイスファインが以前のものより増量され、両面から高い吸湿力を発揮します。

また、SEK抗菌防臭加工がされており、細菌の増殖を抑制することにより、匂いの発生を予防しています。

折りたたんで洗濯機で丸洗いができますので、ダニや汚れも安心で清潔に使えます。表裏両面についたセンサーがブルーからビンク色に変わったら外に出して乾燥させるとセンサーの色が青くなり吸湿力が回復します。

西川からは安い価格の「洗える除湿シート」3,300円~、なども販売されていて、Amazonや楽天でも人気のある除湿シートです。

おすすめ防湿シート②テイジン 快眠ドライ 高吸湿/高性能タイプ

除湿マット 除湿シート シングル 快眠ドライPlus+Premium 高吸湿タイプ シングル ネイビー 88220107除湿マット 除湿シート 寝具用 寝具 布団 日本製 抗菌 消臭 テイジン 帝人フロンティア 【D】

参考価格: 8,481円

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快眠ドライPLUSシリーズの高吸湿/高性能タイプです。シリカゲルの約2~3倍、木綿の約7倍の吸湿性能を誇るテイジンの高性能繊維ベルオアシスを配合しています。

従来から人気の高かった「快眠ドライ」を更に性能アップさせたもので、2019年に発売された最新の商品です。

敷布団やマットレスの上に敷いて、寝汗などによる布団の湿気を吸収したり、下に敷いて床の露結などによる湿気を吸収したりすることができます。

本体重量が約720gと軽量であるため扱いやすく、4~5時間の天日干しや日陰干しで吸湿力が復元します。

高吸湿/高性能タイプの他に、防ダニ加工・抗菌防臭タイプ、抗カビ加工・制菌タイプなどもあります。
 

おすすめ除菌液

おすすめの除菌エタノールを紹介します。エタノールには引火性がありますので、火の近くでは絶対に作業をしないで下さい

おすすめ除菌エタノール①日本薬局方 消毒用エタノール

【第3類医薬品】 【アラクス】 日本薬局方 消毒用エタノール 「東海」(AP) 100mL皮膚の殺菌・消毒に

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第3類医薬品に分類される日本薬局方消毒用エタノールです。本来は創傷面の殺菌・消毒に使われるものですが、エタノールには滅菌や除菌の効果がありますので、カビの除去にも効果的です。

エタノールをティッシュなどに湿らせて、カビを静かに拭き取ります。その時にはカビを拭き広げてしまわないようにティッシュを何回も交換しましょう。

その後スプレーなどで、エタノールを吹きかけ、乾くまで待ち、その後拭き取ると更に高い効果が得られます。

おすすめ除菌エタノール②馬油STORE happiness EX78

除菌 アルコール スプレー【30秒で99.999% 除菌】/ 日本製 アルコール78% 持ち運びにも便利

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アルコール78%の除菌アルコールスプレーですhappiness78から、2020年5月にhappiness EX78にリニューアルしています。

100mlで日本薬局方消毒用エタノールと同等濃度品です。30秒で99.999%の除菌が可能な商品です。

100%植物サトウキビ由来で、安心安全の日本生産品です。初めからスプレーに入っていますので、便利に使え、鞄に入るサイズですので携帯用除菌スプレーとしても使えます。

まとめ

一度カビが生えたベッドは、除菌等で取り除くことができます。しかし、ベットが置いてある環境がカビが生えやすい環境だという証拠でもあります。

今まで通り使い続ければ、またカビが生えるのは必至です。部屋をカビの生えにくい環境に変えるのが一番です。

カビのないすのこベットで安心して快眠しましょう。

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