iPhoneのSIMトレイを取り出す方法|ピンを失くしたときの裏ワザも紹介・SIMピン

iPhone/iPadのSIMトレイからカードをピンを使用し、取り出す方法を説明します。SIMカードの取り扱いはキャリアショップの店員さんがやってくれることが多いですが、SIMピンの使い方を知っておくと便利。特にインターネットでスマホを購入した時は覚えておくいいですよ。
最終更新日2020.08.01
SIMカードの取り出し方について
iPhoneを利用している方は大手キャリアから格安SIMに乗り換えるときに必ず必要になる作業はSIMトレイから取り外す「SIMカードの入れ替え」です。
大手キャリアの店舗でしか購入したことがない方であれば自分でSIMカードを触ったこともないなんてこともあり得ますが、上記のように格安SIMを使用したことがある方であればわかるのではないでしょうか?
iPhoneやipadのSIMカードをSIMトレイから取り出すときなど交換する際に必要なものがSIMピンです。しかし、SIMピンは小さいのでどうしてもなくしてしまいがちです。
購入時のパッケージをそのまま捨てている方は要注意です。パッケージに入っているのでそのまま捨ててしまう方はSIMピンも捨ててしまっているかもしれません。
これからiphoneを購入しようとしている方はこれを機会にこういうものがあったのかという発見にして覚えておくと後々助かるかもしれません。
もし、SIMピンを捨ててしまっていても大丈夫です。身近にあるもので代用できるので今回はその方法をご紹介します。
この記事は、iphoneなど「SIMピンでSIMトレイを取り出すタイプ」の端末の解説ですのでご注意ください。
SIMカードは全部で3種類あるって知ってる?
SIMカードは次のような3種類あります。標準SIM、micro SIM、nano SIMです。今回のSIMカードを取り外す際には余り関係はないですがこれらの違いは大きく知っておいて損はないです。
これを知っているか否かで機種変更の時にも助かるので余談としてぜひ知っておいてください。
標準が一番大きく、nanoは最も小さいカードとなっています。一時期は標準が使用されてきましたが、次第にnanoが増えてきて今の主流となっています。
それでも稀にmicroカードが使用されていることもあるのでご自身のお持ちのスマホのSIMを確認してみて下さい。
標準SIM
標準は最初に普及したカードです。縦25mm、横15mmと非常に大きいのが特徴です。初期の iphoneやAndroidで使用されていましたが、軽量化の流れで徐々に使われなくなってきました。今となってはほとんど使用されていません。
micro SIM
iphone4以降のスマホに多く用いられています。大きさは縦15mm 、横12mmです。標準よりもコンパクトでたくさんのスマホに使用されています。
現在も一定の需要があり、まだまだ現役で使用されています。
nano SIM
現在主流で使われているSIMカードです。大きさは縦12.3、横8.8mmと一番コンパクトなのが特徴です。
ほぼICチップと同じ大きさで現在発売されているほとんどのスマホに用いられています。
iphone7以降は使用されているためSIMフリーなどで使用する場合はこのカードが入っているものを選択することをお勧めします。
SIMピンってなに?
そもそもSIMカードってどんなもの?という方もおられると思うので簡単にご説明していきます。
見た目は画像のようなものです。iphoneであれば側面に収納されていることが多いです。
ICチップを埋め込んでいる小さなカードです。iphone5以降はnano SIMという8.8㎜×12.3㎜の一番小さいサイズのカードが採用されています。
SIMカードには通信会社との契約情報などスマホで通信するために必要な情報が詰まっています。
そのため、大手キャリアから格安SIMに乗り換える際には使用する回線や契約情報が変わるのでSIMカードの入れ替えが必要になってきます。
ちなみにですが、WI-FIの電波はまた別の通信回線なのでWI-FIの電波があればSIMカードがなくてもiphoneを使用することができます。注意として電話以外ですが。
SIMピンを失くしてしまったら、これで代用しよう
SIMピンをなくしてしまった場合、わざわざ購入しなくても代用品があれば購入しなくてもいいです。
身の回りあるもので代用できるので今回は、日常生活でも使用しているその代用品をご紹介していきます。
すごくざっくりいうと「細くて丈夫なものであればなんでも大丈夫」です。その場合、本体を傷つけないように注意しながら使用してみてください。
お近くの100均でも購入できますし、Amazonや楽天でも購入できます。2020年の最新版の情報をお勧めしていきます。どれも安いですが比較しながら説明していきます。
SIMピンおすすめ人気5選
ここでは数あるSIMピンの代用品中として使用しやすいもの5つをピックアップしたのでご紹介していきます。
代用品としては細いものであれば大体のものは使用できますが、なるべく細くて硬いものがオススメです。
では、人気の5つの商品を参考にしてみて下さい。ただ、他にもいろいろあるので参考程度にみて下さい。
おすすめSIMピン①シャープペンシルの芯
細かくて丈夫なものといえばシャープペンシルの先が代用品に適しています。画像のような先端がストレート以外のものだと穴に入らないので使用する際は注意が必要です。
先端がボールペンのような形のものは使用に向いていません。さらに言うと先端がストレートで0.3㎜や0.2㎜などがおすすめです。
ノックしながら差し込むと先端が固くロックされてSIMトレイを外しやすいのでやりやすいです。
おすすめSIMピン②紙をまとめるピン
ごくありふれたペーパークリップは生活や事務作業で良く使用するもので1番手ごろな代表的なものです。
これは実はiphoneの公式サイトでも代用品として挙げられているんです。なので非常におすすめできます。
安全やおしゃれの配慮したゴムカバーがついていない金属のものがベストです。最近はおしゃれなものがたくさんあるので購入前に確認して下さい。
いわゆる普通のクリップです。クリップの先端を引っ張って伸ばして棒状にしてピンの代わりとして使用します。
そのため、ゴムカバーがついているものだと太すぎて差し込めない可能性があります。ちなみに着色しているタイプはOKです。
おすすめSIMピン③安全ピン
次にご紹介するのは安全ピンです。通常よりも大きく開いてSIMトレイの穴に差し込むだけです。ゼムクリップのように原型を損なうことなく使用することができます。
そのため、SIMカードを取り出した後は安全ピンとして普通に使用することができます。また、安全ピンというだけあって持ち運びも安全にできるので非常にお勧めです。
しかも、使用後は普通に使用できるのでもったいないということがないです。
おすすめSIMピン④爪楊枝
次にご紹介するのはつまようじです。これは普通のご家庭にはあるものではないでしょうか?
また、なくてもコンビニなどでお箸をもらった際についてくるつまようじで代用できます。使用後はすぐに捨てることができるのでとてもいいです。
使用後はすぐに捨てることもできるので安心です。しかし、木なので少し脆いので使用時には注意が必要です。
おすすめSIMピン⑤画鋲
画像に写っているような画鋲もオススメです。画鋲によって多少の太さが異なると思いますが、思いっきり押し込むことでSIMトレイはあきますが、太いものを使用してしまうとSIMトレイの穴を少し広げてしまうことあるので気をつけてください。
そのため、画鋲を使うのは安全ピンもゼムクリップも使用してみてから最後の手段にしてみてはいかがでしょうか?
まとめ
今回、代用品を簡単にご紹介してきましたが、筆者のオススメは持ち運びの際も怪我しない安全ピンです。
他にも同じような太さのものがあれば代用できると思いますのでSIMピンを紛失してしまった場合は身の回りのもので試してみてはいかがでしょうか?
ただし、今回紹介してきた代用品を使用して不都合が生じても責任は負い兼ねますのであくまでご自身の判断にて行ってください。