人気の窓用エアコンの取り付け方法・注意点

窓用エアコンは大掛かりな工事や室外機、壁穴が不要なので壁掛けエアコンのように業者へ依頼して工事をする必要がありません。壁掛けエアコンが設置できないような場所でも設置できるので活躍の場が多いです。人気の窓用エアコンの取り付け方や設置方法についてご紹介します。
最終更新日2020.12.31
窓用エアコンとは?
自分自身で窓に直接取り付けることができるエアコンで人気の窓用エアコンがあります。大がかりな工事や、室外機、壁穴が不要なので壁掛けエアコンのように業者へ工事を依頼する必要があまりありません。
壁掛けエアコンが設置できないような場所でも簡単に設置できるので素人の方でもおすすめです。取り付け方法も簡単。もちろん、冷房も暖房も機能自体は普通のエアコンとなんら変わりはないのでおすすめです。
最近では、窓用エアコンも人気があり、多く発売されているので、よかったら2台目のエアコンに選択してみてはいかがでしょうか?しかし、注意点も多くあるので確認してください。
窓用エアコンの取り付け方法
それでは順に取り付け方法を説明していきます。
➀窓枠の部分の取付枠の下の溝を窓の立ち上がりに差し込み、柱側に寄せてから下にあるねじを締めていきます。
➁枠上部を引き上げてから窓の立ち上がりに溝を差し込んで上にグッと押し込みながら中央の2本のねじと上の方にあるねじを締めます。
➂エアコンの底部を取付枠に突き当たるまで入れて、上側がカチッと音がするまで押し込んで固定ねじでしっかりと固定します。
➃窓パッキンをガラス戸の長さと同じ長さ、上下をガラス戸の形に合わせて切り、貼り付けていきます。
➄窓に新しい鍵を取り付けて終了です。
窓用エアコンのメリット・デメリット
メリットは何と言っても自分で取り付けできる部分や工事費用が掛からない部分ではないでしょうか。室外機も不要なのでコンパクトに使用できるのでおすすめです。
ドレン水をエアコン内部で処理するとともに銀イオンの除菌効果でエアコン内部も清潔に保ってくれるため壁掛けエアコンでは必要なドレン水を排出するのでホースや壁穴の必要がありません。
しかし、デメリットもあります。窓用エアコンの場合は壁掛けエアコンに比べて消費電力が大きいので電気代が高くなってしまい注意点も多いです。
低消費電力設計の製品では人気の省エネ窓用エアコンも販売されているので省エネな製品がいい場合は期間消費電力量を確認してください。
窓用エアコンの取り付けの際の注意点
窓用エアコンの性能は低めで冷房機能も低めです。窓用エアコンはインバーターという制御方法でコンプレッサーの稼働比率を細かく設定するものがないのでスイッチを切るかフル稼働かの選択しかありません。
また、窓用エアコンは防犯上もデメリットがあります。窓をしっかりと締めることができなくなるので低層階やマンションの廊下側の部屋での使用はおすすめできません。
その他にも運転時の音が壁掛けエアコンに比べると大きいことや本体で窓の一部を防いでしまうので採光や換気などの窓本来の機能を損なってしまうという点が注意するポイントです。