ドライヤーの平均寿命は何年?長持ちさせる方法をご紹介!
毎日の生活に欠かせない家電の一つ・ドライヤー。その平均寿命をご存知ですか?せっかく気に入って使っていてもいつかは壊れてしまうもの。そこで今回は、ドライヤーを少しでも長持ちさせるコツをご紹介します。今すぐにでも実践してドライヤーの寿命を延ばしましょう!
最終更新日2020.12.11
ドライヤーの寿命は何年?
濡れた髪を乾かすのに欠かせないドライヤーですが、皆さんは現在使用のドライヤーはそれで何台目ですか?壊れるなどして何度も買い替えている人は体験済みかもしれませんが、実はドライヤーにも、使用の終わりを告げる寿命があります。
では、ドライヤーの寿命はいったいどれくらいなのでしょうか。電化製品の基本的な寿命はだいたい10年といわれていますが、使い方によってはその寿命を少しでも延ばすことが可能です。寿命による急な故障に困ることがないよう、知識と方法のポイントを抑えましょう。
ドライヤー平均寿命は3年~4年
ほとんどのドライヤーの寿命・耐用年数は、時間に換算すると約130~140時間だといわれています。これはドライヤーに搭載されているモーターの寿命によるもので、使用時間が長ければ長いほど、当然、寿命も短くなる仕組みです。
例えば、毎日5分使用する場合、一年で約30時間の計算になります。それを寿命時間の130~140時間で割ると4年前後という結果が出てきます。この結果を目安に考えると、それよりも多く使う人は当然4年よりも早く寿命を迎え、少なく使う人はもう少し長持ちをしてくれます。
マイナスイオン機能付きドライヤーの寿命は1年~4年
同じドライヤーでも、マイナスイオン機能付きの平均寿命・耐用年数は、1年~4年といわれます。最近は、このマイナスイオン機能付きが主流になっていますが、安い製品の場合には、吹き出し口にマイオンイオンが練り込まれていることが多く、効果が徐々に減少します。
そのため、吹き出し口にマイナスイオンが練り込まれているタイプの場合には、1年程度という短い寿命ですが、ドライヤー本体にマイナスイオンを作る機能がある場合は、普通のドライヤーと同じ寿命年数です。マイナスイオンの発生方法の違いで寿命が変わるといえます。
主なドライヤーの故障内容
ドライヤーの故障原因となる主な内容を見ていきましょう。故障原因を知ることで、故障前の買い替えサインを知ることにも繋がります。以下の状況があった場合には、買い替えを検討してみましょう。
ドライヤー本体が発熱する、焦げ臭くなる
ドライヤーの寿命が近くなると、焦げ臭かったり、本体が発熱することがあります。その状態のまま使い続けると、バチっと音が鳴り、火花や煙が出たりすることもあります。とても危険ですので、そうなった場合には速やかに使用を中止してコンセントを抜くようにしましょう。
なお、本体が発熱する場合で劣化が酷いケースでは、モーターだけでなく、吹き出し口や取手の部分も熱くなり、ヤケドをする危険性も出てきます。普段以上に熱いと感じる場合には、寿命だと思って新しいドライヤーに買い替えましょう。
ただし、本体ではなく、コード部分が熱くなる場合もありますが、亀裂や劣化などでコードだけが悪くなっているケースもあり、そういった場合には修理で治る可能性もあります。万が一コードのみが不調の場合には、まずはメーカーなどにお問い合わせください。
異音が発生する、温風が出ない
ドライヤーには、冷風と温風の切り替えスイッチがありますが、温風にしても冷風しか出ないケースは、ほぼ故障しているといえます。そのまま無理して使い続けると、発熱や異臭にも繋がり大変危険です。
また、ドライヤーは寿命が近くなると異音が発生する確率もグンと上がります。これまでしなかった異音を感じた場合にも、速やかな買い替えがおすすめです。
電源が入らない、動かない
本体電源が入らなかったり、動かないといった状況も「もうすぐ壊れるよ」というサインです。モーター部分が正常に作動せずに、電源が入りにくくなってしまっています。
しばらくはだましだまし使えても、近いうちに使えなくなるようなパターンです。まったく動かない状況になってしまってから慌てて購入するよりも、早めに買い替えた方が無難といえます。
ドライヤーを長持ちさせる方法
せっかく気に入って使っているのに壊れてほしくない!いつまでも長く使いたい!という人のために、少しでもドライヤーが長持ちする方法とコツをご伝授します。早速今日から実践して、一日でも長く使っていきましょう。
月に一度はドライヤーの掃除をする
ドライヤーを長く使い続けるには、定期的なお手入れが必要です。主に、ほこりや髪の毛が詰まりやすい吸い込み口・吹き出し口を清掃していきます。使用済みの歯ブラシや爪楊枝などを利用して、ほこれや汚れを取りのぞいていきましょう。
ほこれや汚れが蓄積すればするほど、ドライヤーは使いにくくなりますので、最低でも月に一回はこの方法でお手入れをしていきましょう。その際は、必ず電源プラグを抜くことをお忘れなく。
保管場所・コードの扱いに注意する
ドライヤーの保管場所やコードの取り扱いにも気を付けましょう。ドライヤーは、湿気の多い場所で保管するとモーター部分が劣化しやすくなるため、適度に換気された湿度の低い場所で保管しましょう。
そして、意外にやってしまいがちなのが、コードを絡めた保管方法です。結構多いのが、本体にコードを巻いてしまう方法ですが、この方法だとコードのつけ根の部分が折れ曲がり、付け根の接続部分に負担を掛けてしまいます。
一見楽なこの方法ですが、コードが折れ曲がったり、断線したりする可能性が非常に高くなります。保管方法一つでドライヤーの寿命も大きく変わってきますので、湿気の高い場所を避け、かつコードを巻き付けない方法で管理するようにしましょう。
冷風にして電源を切る
最後は、意外に知らない長持ちさせるコツです。ドライヤーを使う際、温風で使用して熱いまま電源を切ることがほとんどですが、電源を切る前に冷風に切り替えると、それだけでドライヤーの寿命が全然変わってきます。
これは、高温になっているドライヤーの内部を冷風でクールダウンさせる仕組みで、冷やすことでヒーターへの負担を減らすというものです。誰でも簡単にできることなので、ぜひ本日から早速実践してみましょう。
まとめ
毎日使うものだから、いつかの寿命は仕方がないことかもしれません。買い替えてしまえば早い解決ですが、長く使く慣れ親しんだものを手離すことがつらい人もいます。そんな人は、長持ちさせる方法をぜひお試しください。おすすめです!