ドライヤーの適性温度をご紹介!自然乾燥はデメリットばかり??

ドライヤーの適性温度をご紹介!自然乾燥はデメリットばかり??

シャンプー後の乾燥は、早く乾かそうと、高い温度で乾かしていませんか?ドライヤーを使うのが面倒だったり、ドライヤーの温度で汗をかくのを避けるために、自然乾燥という方もいると思います。ここでは、ドライヤーの適正温度や自然乾燥のデメリットについてご紹介します。

minami
ライター

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記事の目次

  1. 1.ドライヤーの温度ってどのくらい?
  2. 2.メンズも必見!自然乾燥のデメリット
  3. 3.髪の健康を守る乾かし方
  4. 4.温風の適正温度は何度くらい?
  5. 5.髪へダメージを与えずに乾かす方法
  6. 6.ドライヤーの仕上げ/生乾きのチェック方法
  7. 7.まとめ

ドライヤーの温度ってどのくらい?

髪を乾かすのに欠かせないドライヤーですが、髪の健康を保つために気を付けなければならないことが、いくつかあります。
ここではドライヤーの温度についてふれてみたいと思います。

ドライヤーの平均温度

一般的に市販されているドライヤーの平均温度は、何度くらいかご存じでしょうか。100度~120度という商品が多いようです。意外と高温ですね。

確かに、ドライヤーを一ヶ所に長く当てていたら「熱っ!」ということがあります。ドライヤーを購入した際の取り扱い説明書には、髪の毛と温風の吹き出し口は10cm以上は、離してくださいとよくありますね。

高温は髪のタンパク質を壊す?!

吹き出し口から離す必要があるということは、ドライヤーの温風の高温は、髪が痛む原因になるということです。では、シャンプーしたての濡れた髪に、いきなり、高温の熱風を当てると、髪はどのような状態になるのでしょう。

髪の内部は、タンパク質で構成されていますが、高温の風を当てることで「タンパク変性」が起き、タンパク質が固まってしまいます。

フライパンの上の生卵の状態です。恐ろしいことに「タンパク変性」が起きてしまうと、どんなにヘアケアしても、元に戻すことはできないので、髪を伸ばしながらカットするしかありません。

そうならないためにも、洗い立ての髪を高温で、長時間、乾かすことは避けましょう。ほとんどのドライヤーには温度調節機能は付いていないので、吹き出し口と髪の距離で温度調節をしましょう。

ドライヤーによっては、速攻で乾かすことが売りの商品で、高温で120度以上のものもありますので、十分気を付けましょう。

メンズも必見!自然乾燥のデメリット

暑い夏は、ドライヤーを使うだけで汗が吹き出して不快になるので、ついつい自然乾燥のまま過ごしてしまうことはありませんか?女性だけではなく、男性のみなさんはいかがでしょうか。

自然乾燥ならドライヤーの熱で髪を傷める心配はありませんが、濡れた髪のままでいることのデメリットはどんな点なのでしょうか。

キューティクルは無防備!

そもそも濡れた髪というのはキューティクルが無防備な状態なのです。開いたキューティクルから、水分がどんどん奪われていきます。

また、髪の内部の水分量が少ない状態で、そのまま眠ってしまった場合、髪に寝癖がつき、朝のドライヤーやスタイリングの時間がかかるので、結局、髪を傷めることにつながります。

頭皮に雑菌が!?

さらに、頭皮の状態にも、デメリットが大きいと言われています。なぜなら、濡れた状態の頭皮は、雑菌が繁殖しやすいので、匂いの原因にもなります。

このように、自然乾燥は髪にとって良くない乾燥の方法なのです。髪が濡れたまま、または、生乾きのまま、ベッドに入ってしまうなんてことは、絶対避けたいですね。眠くても、もうひと頑張りして、髪をしっかり乾かしましょう。

髪の健康を守る乾かし方

さて、なるべく髪を傷めず、短時間で髪を乾かすには、どのような方法があるでしょうか。次は、髪を守りながら、乾かす方法をご紹介します。

タオルドライを丁寧に!

まずは、シャンプーのあと、タオルドライでしっかりと水分を取っていきます。そのあと、温風で髪の根本から、乾かしていきましょう。頭皮の近くは濡れていると雑菌が繁殖しやすいので、特にしっかりと乾かします。

ただここで注意が必要なのは、長時間、温風を当てていると、髪の水分がなくなってしまい、痛んでしまうということです。

髪もクールダウンが必要

さて、良い具合に髪が乾いたら、次に冷風を当ててクールダウンをしましょう。ドライヤーには温風と冷風の切り替えスイッチが付いていますが、温風と冷風、上手く使い分けをしていますか?

ほとんどの方は、濡れた髪を乾かすのは、温風で終わらせているのではないでしょうか。 スポーツで、クールダウンというものが大切ですが、髪にとっても、温風ドライヤーの後は、クールダウンが必要なのです。


温風で乾かした直後、髪の中に手を入れてみてください。かなりの熱くなっています。このままブラッシングをしたら、熱を持った髪の摩擦によって、痛みの原因になります。

熱くなった髪の中に手ぐしを入れながら、髪の熱が冷めるまで、全体に冷風を当て温度を下げてあげましょう。

ドライヤー冷風の役目

髪は温風を当てることでキューティクルが開いてしまい、痛みやすい状態になります。パサつきや、切れ毛になりやすいのです。温風で乾かした後、最後の仕上げに、冷風を当てることで、開いたキューティクルを引き締めることで、髪が守り、ツヤが出るという効果があるのです。
 

温風の適正温度は何度くらい?

市販されているドライヤーは100度を超えていることがわかりましたがでは、いったい髪に良いとされる温度は、何度なのでしょう。正解は70度~80度と、言われています。

このことからも、同じ部分に、高温のドライヤーの熱風を強風で、当て続けることはNGだということがわかります。髪だって火傷するのです。
 

温度調節/ドライヤーの使い方

ではどうやって70度~80度にするかということですが、ほとんどのドライヤーは温風と冷風の調節がある程度で、細かい温度調節機能はついていない場合がほとんどです。

その場合、できることはドライヤーの吹き出し口を髪からある程度離して、温度を調節するしかないということです。早く乾かそうとして、髪にくっつけて乾燥させるのは、ダメージのもとになります。

乾かし方のコツ

乾かし方にも、コツがあります。髪の表面だけに温風を当てないで、髪の内側から乾かすイメージで温風を当てましょう。

一ヶ所づつ乾かすというより、できるだけまんべんなく乾かしていく方が、髪にやさしい乾燥の仕方だといえるでしょう。

髪へダメージを与えずに乾かす方法

美しい髪を保つにはどのようにして乾かすのが良いのでしょうか。まず、大切なことは、長時間ドライヤーで温風を当て続けないことです。

では長時間ドライヤーを使わずに済むにはどうしたら良いのでしょう。それは、ドライヤーの前に、髪の根元から、しっかりタオルドライすることです。

 

タオルドライの目安

タオルを使って、髪の水分を丁寧に取りましょう。この一手間で、ドライヤーの熱を与える時間が、ぐっと短くなります。目安としては、6割以上はタオルで乾かすと覚えておきましょう。

乾かし方の工夫

タオルでゴシゴシとこすることは避け、髪をタオルで包み、やさしく押しながら水分を吸い取るイメージでタオルドライをしてください。

面倒に感じることもあるかもしれませんが、タオルドライはとても大切ですし、髪用の吸水タオルがあれば、楽にふき取ることができます。

美しい髪のために、髪用の吸水タオル、用意しておくと便利ですね!

ドライヤーの仕上げ/生乾きのチェック方法

ドライヤーで乾かしたつもりでも、濡れているところはありませんか?ここでは、髪の生乾きをチェックする方法をご紹介します。

ドライヤーの温度でチェック

正しいタオルドライをし、ドライヤーで乾かした最後のチェックポイントとして、きちんと乾いているかを確認しましょう。

簡単な確認の方法がありますのでご紹介します。温風で乾かし終わった後、これでいいなと思ったら、その時点で、冷風に切り替えて、髪の内側から、冷風を当ててみましょう。

冷たいと感じたら生乾き!

冷風が当たったところが、冷たく感じましたか?そこが、生乾きの状態だということがわかります。

もう一度、温風にして、乾かしてみてください。何度かチェックしながら乾かしていくことで、髪のダメージも減らすことができます。

まとめ


美しい髪を保つためには、日ごろのちょっとした一手間が大切です。洗いっぱなしで自然乾燥・・・なんてことにならないよう、髪をいたわってあげましょう。ドライヤーばかりに頼らずに、タオルドライの方法をマスターして、正しいヘアケアを心がけましょう。

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