外付けグラフィックボードの増設方法・取り付け方法

グラフィックボードとは、PCの画像などをより綺麗にするためのパーツのことです。ノートPCでグラフィックボードを使用するには、外付けグラフィックボード(GPUボックス)が必要となります。今回は、GPUボックスの取り付け方法・増設方法について、説明していきます。
最終更新日2020.12.29
はじめに
グラフィックボードとは??
- パソコンの画像などをより綺麗にするためのパーツ
- ノートパソコンでグラフィックボードを使用するには、外付けグラフィックボードが必要
外付けグラフィックボードとは、外付けHDDのように、ノートパソコンに取り付けることができるグラフィックボードのことです。ちなみに外付けグラフィックボードは、外付けグラボ、GPUボックス、eGPU(external Graphics Processing Unitの略)、外付けGPUボックス、外付けGPU、などとも呼ばれています。
今回は、外付けグラフィックボードの取り付け方法・増設方法や注意点について、説明していきたいと思います。
外付けグラフィックボードをつけられるパソコンかチェック
外付けグラフィックボードとノートパソコンを接続するには、Thunderbolt3ケーブルが必要となります。そのため、Thunderbolt3端子を搭載したノートパソコンであることが必須です。
ちなみに、Thunderbolt3はUSB Type-Cと同じコネクタ形状をしています。コネクタがUSB Type-Cだからといって、Thunderbolt接続が出来るというわけではありません。
必ず、Thunderbolt3接続に対応している差込口かどうか、確認して下さい。差込口に稲妻のマークがあれば、Thunderbolt3に対応しています。ですが、ノートパソコンによっては、稲妻マークが記されていない場合もあります。そのような場合は、メーカーのホームページ等で確認しましょう。
『外付けグラフィックボード(GPUボックス)』取り付け方法
- GPUボックスの電源ポートへ、電源ケーブルを接続し、電源ケーブルを電源コンセントに差し込む
- Thunderbolt3ケーブルで、GPUボックスとノートパソコンを接続する
- GPUボックスの電源を入れる
※GPUボックスの製品によっては、ドライバーのインストールをする必要があります。GPUボックスの取扱説明書に従って、ドライバーのインストールを行って下さい。
以上で、取り付け完了となります。
ノートパソコンにGPUボックスを取り付けると、アプリごとにGPUボックスを優先して使うかどうかを設定することが出来ます。設定手順は以下の通りとなります。
Macの場合
- アプリが開いている場合は閉じる
- FinderでGPUボックスを使用したいアプリを選択
- 「command+I」を押して、アプリの情報ウインドウを開く
- 外部GPUを優先の横にあるチェックボックスを選択
Windows10の場合
- スタートメニューの設定をクリック
- システムをクリック
- 画面を下へスクロールし、グラフィックの設定をクリック
- 基本設定を指定するアプリを選択します欄にて、クラシックアプリ(デスクトップアプリ)、もしくはユニバーサルアプリ(ストアアプリ)のどちらかを選択
- クラシックアプリを選択した場合は、参照をクリックして、GPUボックスを使用したいアプリを選ぶ
- ユニバーサルアプリを選択した場合は、GPUボックスを使用したいアプリを選び、追加をクリック
- 先ほど選択したアプリのアイコンをクリック
- オプションをクリック
- グラフィックの仕様にて、高パフォーマンスを選択し、保存をクリック
『外付けグラフィックボード』取り付け方法・増設方法まとめ
外付けグラフィックボード(GPUボックス)の取り付け・増設の参考になれば幸いです。正しい取り付け・増設をして、快適にノートパソコンを使用しましょう。