Galaxy S10の商品レビューを紹介【使いやすさ/特徴】

韓国サムスンの人気機種・Galaxyシリーズのなかでも、2019年発売の次世代モデル「Galaxy S10」がおすすめです。そこで今回は、その「Galaxy S10」の使いやすさや人気の秘密・特徴を掘り下げ、おすすめのポイントとともに詳しくお伝えしていきます。
最終更新日2020.12.30
Galaxy S10の商品レビュー
韓国の大人気企業で、世界最大級の総合家電・電子部品・電子製品メーカーであるサムスン(SAMSUNG)は、Samsung Galaxy(サムスン ギャラクシー)というブランド名の人気スマホを、2013年半ばころから日本市場に参入させています。
本記事でご紹介していく「Galaxy S10」は、2019年に発売された人気のフラッグシップモデルであり、これから乗り換えようとしている人に、とてもおすすめできる人気の機種です。
その後継機である「Galaxy S20」がすでに販売されていることもあり、現在は手ごろな価格で購入できるようになっていますので、この機種の特徴やおすすめポイントが伝わるように、わかりやすく詳しくレビューをお伝えしていきます。
Galaxy S10の端末情報
Galaxy S10の販売キャリアはドコモ、au、楽天モバイルで、発売日や価格に若干の違いがあります。また、一括以外の価格は、それぞれのキャリアごとでさまざまなプランの元で分割価格が設定されています。
端末名 | Galaxy S10 |
メーカー | SAMSUNG |
発売日 | ドコモ発売日:2019年6月、au発売日:2019年5月、楽天モバイル発売日:2019年12月 |
価格(一括の場合) | ドコモ版:89,424円(税込)、au版:102,000円(税込)、楽天モバイル版:89,800円(税込) |
スペック・特徴
ネットワーク | |
---|---|
3Gバンド | HSDPA 850 / 900 / 1700(AWS) / 1900 / 2100 - グローバル版 |
4Gバンド キャリア別対応バンド |
LTE band 1(2100), 2(1900), 3(1800), 4(1700/2100), 5(850), 7(2600), 8(900), 12(700), 13(700), 17(700), 18(800), 19(800), 20(800), 25(1900), 26(850), 28(700), 32(1500), 38(2600), 39(1900), 40(2300), 41(2500), 66(1700/2100) - グローバル版 |
ドコモ, ドコモ系mvno | 4G band19 対応 , FOMAプラスエリア3G 対応(例外あり) |
au, UQモバイル | auプラチナバンド 対応 , au 3G(CDMA2000) 対応 |
ソフトバンク, Yモバイル | プラチナバンド 完全対応 |
ネットワーク最大速度 | Cat20 2000/150 Mbps |
SIM | NanoSIM, デュアルSIM, デュアルスタンバイ |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac |
ハードウェア | |
ディスプレイ | 6.1インチ, 有機ELディスプレイ |
ディスプレイ解像度 | 1440 x 3040px (2K+,WQHD+), アスペクト比19:9 |
画素密度 | とても高い(5cm離れる前にドットが識別できなくなる) , 540ppi |
ディスプレイ機能 | Corning Gorilla Glass 6, HDR10, Always-onディスプレイ |
サイズ | 149.9 x 70.4 x 7.8mm , 画面占有率: 93.1% |
重さ | 157g |
素材 | ガラス |
本体色 | Prism White, Prism Black, Prism Green, Prism Blue |
システム | |
OS | Android 9.0 (Pie) , One UI |
SoC | Samsung Exynos 9820 Snapdragon 855 |
CPU | Mongoose M4 x2 & Cortex-A75 x2 & Cortex-A55 x4 - Exynos 9820 Kryo 485(2.84GHz) x1 & Kryo 485(2.42GHz) x3 & Kryo 485(1.8GHz) x4 - Snapdragon 855 8コア, 2.8 GHz |
GPU | Mali-G76 MP12 - Exynos 9820 Adreno 640 - Snapdragon 855 |
ベンチマーク | Antutu7 : 328366, 高い性能スコア Geekbench4 シングル:4543 マルチ: 10174 |
メモリ | |
メモリ(RAM) | 8GB |
ストレージ | 128GB / 512GB, microSDカード最大512GBまで(SIM2スロットを使用) |
カメラ | |
メインカメラ | 12 + 12 + 16MP, F値/1.5 - 2.4 トリプルカメラ, OIS(光学手ぶれ補正), 2x光学ズーム |
メインカメラ特徴 | センサーサイズ: 1/2.55インチ, ピクセルサイズ: 1.4µm, 26mm広角レンズ+52mm望遠レンズ+12mm超広角レンズ |
前面カメラ | 10MP , F値/1.9 26mm(広角) |
動画 | 最大画素数: 2160p 最大fps: 960fps |
機能・センサ | |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 |
GPS | A-GPS, GLONASS, BDS, GALILEO |
ネットワーク機能 | NFC, FMラジオ |
センサ類 | 指紋認証センサ, 加速度センサ, 近接センサ, ジャイロ, コンパス, 気圧センサ, 顔認証ロック , 画面内指紋認証センサ, 心拍数センサ, SpO2センサ |
防水 | IPX 8, 水面下での使用が可能 |
イヤホンジャック | あり |
その他特徴 | Bixby, Samsung Pay, Samsung Dex対応 |
バッテリー | |
バッテリー容量 | 3300mAh |
ポート | 3.1, Type-C 1.0 |
ゲーミング性能
Galaxy S10のプロセッサには、ハイエンドスマホの多くに採用されているオクタコアの「Snapdragon 865 5G」が搭載されています。メモリも大容量の8GBなので、ゲームアプリをプレイしながら、複数のアプリを同時に立ち上げてもサクサクと余裕に稼働します。
これにより、重くなりがちな人気のFPS系のゲームでも、問題なく快適なプレイを十分に楽しめます。グラフィックも問題ありません。それぐらいに、モンスター級のハイスペックな処理性能を持っている機種です。人気のスポーツゲームにもおすすめです。
Galaxy S10の付属品
Galaxy S10には、画面保護フィルム、SIM取り出しツール、テレビアンテナケーブル、AKGマイク付きイヤホン、OTG対応USB変換アダプタ、micro USBケーブル、クリアケース、クイックスタートガイドが同梱されています。
クリアケースと画面保護フィルムが最初から張り付けてあるので、すぐに使用できるのは大きなおすすめポイントの一つです。ただし、本体を充電するのに必要な「USB Type-C ACアダプタ」は同梱されていないので、あらかじめ用意することをおすすめします。
Galaxy S10の外観
Galaxy S10本体は、高級感のあるアルミフレームが特徴で、右側に電源ボタン、そして左側上部に音量ボタン、その下に「Bixbyボタン」が搭載されています。この「Bixby」とは、サムスン電子が開発した人工知能=AIアシスタントシステムのことです。
端末下部には、廃止されることも多くなってきた3.5mmイヤホンジャックも採用。さらに、Type-Cコネクタ、マイク、スピーカーが並び、端末上部にはマイクとSDカード、SIMスロットがついています。
Galaxy S10の機能・仕様
海外産のスマホからは除外されることが多いワンセグ機能とフルセグ機能ですが、Galaxy S10ではしっかりと搭載されています。ほかにも、防水・防塵機能(IPX5 / IPX8 / IP6X)、おサイフケータイ機能、顔認証・指紋認証センサー機能が搭載されています。
ただし、キッズモードは非対応です。そして、SIMフリー版Galaxy S10には技適マークがありません。海外のSIMフリースマホは、日本の「技術基準適合証明」と「技術基準適合認定」を受けていません。その場合、電波違反となることもあるのでご注意ください。
バッテリー持ちがやや悪い
Galaxy S10には、3,400mAhのバッテリーが搭載されています。最近では、5,000mAh前後、もしくはそれ以上のバッテリーを搭載したスマホも多く出ているため、比較するとややバッテリーの持ちが悪い(約12時間程度)印象です。
高性能のCPUによりサクサクの処理をする分、バッテリーの消費も速い、というわけです。「インテリジェントバッテリー」機能により、本体がユーザーの行動パターンを分析するという賢い機能もありますが、念のため、旅行や出張などにはモバイルバッテリーがあれば安心です。
カメラ性能
Galaxy S10は、サムソンで初めて3つのカメラ=トリプルカメラ(広角・超広角・望遠)を搭載したスマホです。これにより、従来のスマホでは撮影することができなかった画角での撮影が可能となっています。
また、動画の手ぶれ補正がアクションカメラ並みという点も評価でき、この時点でのカメラ性能が「スマホ最高レベル」というグレードの高さが人気となっています。カメラモードのボカシ機能「ライブフォーカスエフェクト」や、最高レベルの夜景撮影もおすすめです。
Amazon・楽天で購入
Samsung Galaxy S10
参考価格: 67,977円
Galaxy S10は、ドコモ、au、楽天モバイルのほかに、Amazonや楽天でもSIMフリー版や中古品、白ロムが購入できます。SIMフリー版や中古品、白ロムをネットで購入したい人は、それぞれのサイトをご覧ください。
Galaxy S10まとめ
Galaxyというと、その独創的なディスプレイも特徴ですが、Galaxy S10はアスペクト比19:9の新しいInfinity-O Displayを搭載していて、画面サイズを最大化することで、ユーザーがより多くの操作を快適に行えるようになっています。
また、「ダイナミックAMOLED(有機EL)」を搭載していて、世界最高の色彩再現力とコントラスト表現でクリアな映像表現を存分に堪能できます。重量158gという軽さも、片手持ちしやすく、長時間持っていても疲れにくいという効果をもたらします。
サムスンのフラッグシップモデルということもあり、どの観点から見てみても完成度がとても高いGalaxy S10。後継機種であるGalaxy S20が発売されたことで購入しやすい価格になっていますので、気になる人・興味がある人はぜひチェックしてみてください。