海外旅行用スーツケース最強人気おすすめ10選【飛行機でも壊れにくい/大きいサイズ】

海外旅行をするときに使うスーツケースの選び方を紹介します。LCCの普及もあり、海外旅行を気軽に楽しむ機会も増えています。長期休暇を取って、遠くの国へ旅行をする人や、身近なアジア旅行を楽しむ人など、そのスタイルもさまざま。そこで、使いやすくて旅行がより楽しめるようなスーツケースの選び方を見てみましょう。

スーツケースには素材やサイズによって、いくつかのタイプがあります。種類によって違う特徴を抑えるだけで、スーツケースの選び方も変わるはず。まずは基本的なスーツケースの種類についてみてみましょう。

ハードタイプのスーツケースは、固い素材で作られています。二つの箱のようなカバンをパかッとくっつけたような形が一般的。使われる素材はABS樹脂とポリカーボネート製かジェラルミンが主流です。

ABS樹脂やポリカーボネート製のスーツケースは、軽くて頑丈なところがポイント。両方を混合して使われることもあります。耐久性に優れ、多少の衝撃では壊れません。さらにコストを抑えられるため、安い手に入る場合が多いでしょう。海外旅行で荷物が多くなる人は、軽い素材のキャリーバッグが便利です。そのため、ハードタイプのプラスティックは海外旅行に使うときにもおすすめの素材と言えます。

ジェラルミン（アルミ合金）素材のハードタイプは、メタリックな見た目と頑丈さが特徴です。シルバーに輝く金庫のような見た目はスタイリッシュで人気。さらにプラスティックよりも頑丈で衝撃に強いところも嬉しいですね。ただし、重さやコスパの良さではプラスティックに劣ります。

また、最近人気を集めているのが皮張りのキャリーバッグです。おしゃれでレトロなデザインが注目を圧得ています。また、薄くて軽く、頑丈なところから機能性にも優れています。高級感がありますが、豚皮を使っているものは比較的安く手に入るでしょう。革張りタイプのデメリットは湿気に弱くお手入れが大変なところです。また、ブランド製品ではかなり高価なものもあるので注意しましょう。使い込むほどに風合いが良くなる魅力的なキャリーバッグです。

ハードタイプに対して、柔らかい素材で作られているのがソフトタイプのスーツケースです。ソフトキャリーバッグなどの名称でも知られるタイプで、多くは化学繊維を使った布製です。ナイロンやポリエステルで作られているので価格も安く抑えられるところもポイント。

衝撃に強く、頑丈ですが軽量化ができるところも魅力ですね。デザインもバラエティが豊富で、ポケットなどをつけた機能性が高いものもたくさんあります。海外旅行に行くときは荷物が多くなってしまいがち。できるだけ軽い超軽量のスーツケースが必要という人は、ソフトキャリーバッグを探すとよいでしょう。

スーツケースのメリットは、持ち物を自分で運ばなくてもカバンごと転がすだけで移動できる利便性です。そこで、重要なキャスターの種類を紹介します。キャスターの種類によって、特徴も変わります。キャリーバッグを探すときはどんなキャスターがついているかもチェックしてみましょう。

硬質樹脂を使ったキャスターは頑丈ですが、振動が伝わりやすいところが特徴です。価格が安く抑えられるため、格安キャリーバッグなどで使用されていますが、移動のときの振動がそのままカバンの中身や持ち手に伝わるため、移動に疲れてしまいます。持ち物に対する衝撃も心配です。海外旅行のお土産に割れ物を考えている人は硬質樹脂のキャスターは避ける方が無難です。

キャリーバッグのキャスターに使われているメイン素材が軟質樹脂です。ポリウレタンやゴムなどの素材を使っている場合が多く、柔らかいのに頑丈なところが特徴。ゴロゴロ移動する際も、高いクッション性で衝撃を和らげるため、振動が手に伝わらずに疲労しにくくなっています。

さらに音も静かで、操作性に優れているところも魅力的。デメリットは劣化が早く、大衆性が低いところです。摩擦によって摩耗するスピードが速くなってしまいます。ブランドによっては、取り換え可能なものや耐久性に優れた製品を開発していることもあるので、長く使いたい人はキャスターの性能にも注目しましょう。

キャスターには一輪式のシングルホイールと二輪式のダブルホイールがあります。デザイン性の高さから、ダブルホイールを採用しているものもありますが、それほど性能に差があるわけではありません。比較的大きなサイズのキャリーバッグにダブルホイールがよく使われています。

お気に入りのキャリーバッグを選ぶときはブランドに注目するのもおすすめです。人気の高いキャリーバッグブランドを紹介します。

明治39年創業の日本のクギマチのスーツケースブランドです。スーツケースを作ったのは2007年で比較的新しいブランドですが、人気が高く街中でもよく見かけるブランドのひとつ。一番の特徴はコスパのよさです。低価格で手軽に購入できるところが魅力的。デザインもよく、操作性の高いキャスターを使っているスーツケースが目立ちます。

アメリカのカバンメーカー、トゥミも人気ブランドのひとつ。特にナイロン製のスーツケースが有名です。ビジネスバッグを多く作っているため、ビジネスシーンで使えるスーツケースを探している人にも良いでしょう。最近ではハードタイプのスーツケースも増え、いろいろなデザインのキャリーバッグを選べます。

ドイツで1898年創業の老舗ブランドです。高品質でおしゃれなスーツケースで人気があります。時代の変化に合わせて、求められているスーツケースを提案しているため、木製からアルミニウム製、ポリカーボネート生徒素材を変化させていく柔軟性も特徴です。

新しい素材に着目し、軽量さと頑丈さを追求しているスーツケースが多く、利便性の高いアイテムが見つかります。人気のシリーズも多く、デザインのバリエーションも豊富。自分がほしいスーツケースがきっと見つかる懐の大きなブランドです。

1910年に、アメリカで創業した老舗ブランドです。世界的にも有名で、トップのシェアを誇る人気ブランド。アジアの拠点はシンガポールにあり、常に最先端の機能性とデザイン性を追求したスーツケースを生み出しています。

さらに、自社開発したカーヴというポリプロピレン素材は超軽量で衝撃を吸収するクッション性が高い素材として注目されています。温度変化にも強く、持ち物をしっかり守ってくれる新しい素材です。

サムソナイトはデザインも魅力的。スタイリッシュで斬新なデザインに、機能性を踏まえた使い勝手の良さが人気です。

1640年に大阪で創業した老舗の日本カバンメーカーです。世界に負けない日本のカバンを作るというコンセプトをもとに、今でも国内工場でメイドインジャパンのカバンを作り続けています。高い技術をもとに、持ち運びしやすい快適なスーツケースが特徴。新しい素材も取り入れ、軽量でも丈夫なスーツケースを生み出しています。また、キャスターの品質の高さも人気があります。

キャリーバッグを選ぶときは、サイズも重要なポイント。大きいカバンは小さいカバンを兼ねることもできますが、不必要に大きなサイズのキャリーバッグは邪魔になってしまいます。機内に持ち込みができない場合もあるため、使いやすいぴったりのサイズを選びたいですね。自分の旅のスタイルに合わせたちょうどよいスーツケースのサイズを探すことが大切です。

キャリーバッグのサイズを選ぶときに一番参考になるのは宿泊日数です。海外旅行に行くときの荷物の量や、お土産の量など、個人差があるので、目安の容量を参考に、柔軟に考えるようにしましょう。

おすすめのサイズは一泊二日の旅行の場合、25L未満のサイズです。そこから、一泊増えるごとに10～15Lずつ増やしていきます。二泊、または三泊の場合は、35～45Lがおすすめ。4、5日泊まるときは40～65Lくらいが良いですね。一週間以上泊まる人は80L以上のサイズを選びます。

これらの容量を参考に、普段の自分の旅行の持ち物の多さを踏まえて理想のサイズを考えます。持っていくときの持ち物だけでなく、海外旅行で買うお土産の量も考慮するとよいでしょう。

航空会社によっては、一定のサイズ以下のキャリーバッグは機内に持ち込み可能です。機内に持ち込むと、飛行機が着陸してから荷物を待つ時間が必要ないためスムーズに動くことができるでしょう。もちろん、荷物の紛失などの心配もいりません。

長期の海外旅行に、小さいサイズのカバンは不向きですが台湾や韓国など、身近な国へ海外旅行するケースが多い人は機内持ち込みができるキャリーバッグもおすすめ。航空会社によって、微妙に持ち込み可能なサイズが変わります。よく使う航空会社の機内持ち込みサイズを確認してからスーツケースを購入しましょう。

使いやすいキャリーバッグを選ぶときは、カバン自体の重さも重要です。各航空会社には飛行機に預ける受託手荷物に重量制限があります。一般的な重量制限は23kgまでにしている航空会社が多いです。重量制限は航空会社やチケットのグレードなどによって変わるので、よく使う航空会社の基準を確認しておきましょう。

スーツケースが重いと、その分だけ入れられる持ち物を少なくする必要が出てきます。超軽量なスーツケースでも丈夫で機能性が高いものはたくさんあります。キャリーバッグの重さで、大事なお土産をあきらめなくてはいけなくならないよう、重さにも注目してスーツケースを選びましょう。

スーツケースを選ぶときは、開閉方法にも注目しましょう。一般的にスーツケースにはフレームタイプかファスナータイプの2種類があります。

フレームタイプは金属で作られているため頑丈で、防犯対策ができるところが特徴です。しかし、金属を使う分重く、価格も高くなりがちなところがデメリットです。また、フレーム自体が壊れるケースがあることも押さえておきましょう。

ファスナータイプは布で作っているため軽くてコスパが良いところが特徴です。ただし、布で作られているため、水に弱く、鋭利なものに引っ掛けて避けてしまう可能性もあります。

さらに、どこで開閉するかも重要なポイント。ちょうど、スーツケースの真ん中でパカッと開くタイプは持ち物が整理しやすいですが、広い場所で大きく広げる必要があります。片側に偏ったふたのようになっているタイプは整理はしにくくなりますが、中身を確認したいときでもコンパクトで開けやすいところがメリットです。

スーツケースは搭乗の際に預けてしまう人が多いはず。そこで、より防犯に力を入れたい人はスーツケースに鍵がかかるタイプがおすすめです。スーツケースによく使われている鍵の種類を紹介します。

主にファスナータイプに使われている鍵が南京錠です。後から自分で付け足すこともできるので人気があります。鍵をなくさなくて済むダイヤル式の南京錠がおすすめ。

ファスナータイプによく見られるロックです。ファスナーの持ち手をカチッとはめて、ダイヤルを回すと、取っ手が固定されて開くことができなくなります。

同じように、ファスナーの取っ手を固定する鍵で、シリンダーを使うタイプもあります。キーを差し込んで鍵を開けるため、暗証番号を忘れてしまいやすい人にはシリンダー式が向いています。

フレームタイプに見られる鍵の種類です。ホテルのカードキーのように、カードを読み込ませて鍵をあけます。南京錠などに使われる小さなカギは紛失が心配です。カードタイプは財布などに収納しやすいので紛失しにくいところがポイントです。

フレームタイプに使われる鍵の種類です。レバーの上げ下げをすることで、鍵を空けます。レバー式にも種類が細かく分かれていますが、マグネットを使ったものはピッキングにも強いと言われています。より防犯対策をしっかりしたい人におすすめです。

アメリカ国内へ旅行する際は、無作為に受託手荷物の中身を検査されるため、施錠することができません。しかし、検査のために鍵をかけずに荷物を手放すのは心配です。そこで生まれたのがTSAロック。これはアメリカ運輸保安局（TSA）が認めた特別な鍵のことです。このロックで鍵をしていると、アメリカ運輸保安局（TSA）の職員のみ特殊な鍵で開けることができる仕組みです。アメリカへ旅行するときは準備しておきたい鍵ですね。

スーツケースと合わせて使いたい、スーツケースベルトをご存知ですか？スーツケースが勝手に開かないようにしてくれるだけでなく、おしゃれなデザインが目印になります。スーツケースベルトにいろんなタイプがありますが、海外旅行に使うならロックがついているタイプがおすすめです。ダイヤル式のロックがついているため防犯性に優れています。さらに、TSAロックが搭載されているベルトもあるため、アメリカへの海外旅行の際でも安心して使えるでしょう。

スーツケースベルトは、しっかり止められるように、太く作られています。そのため、スーツケースに巻いているときに存在感が大きいところがポイント。おしゃれなスーツケースベルトを選んで、おしゃれに楽しみましょう。このとき注意したいことは、スーツケースとの相性です。スーツケースと一緒に使うアイテムになるため、カラーの相性が良いベルトを選ぶことが大切。スーツケースとベルトの組み合わせによって、個性が演出できます。さらに、荷物を受け取るときの目印にも使えますね。すでにスーツケースベルトを持っている人は、新しいスーツケースを買うとき、ベルトとの相性を考慮してカラーを選択すると失敗がありません。

それでは、海外旅行におすすめのスーツケースを紹介します。身近な海外に行くときにぴったりの小型サイズから、長期旅行や長期出張におすすめの大容量サイズまで、いろいろなスーツケースを見てみましょう。スーツケースの多くはカラー展開も豊富。お気に入りの機能をもったスーツケースを見つけたら、カラー違いを探してみるのもおすすめ。思わず旅に行きたくなるような、素敵なスーツケースばかりです。

飛行機が身近な乗り物に変わり、海外旅行を楽しむ機会も増えていますね。そこで、気になるアイテムがスーツケースです。スーツケースもデザインや機能性が進化し、いろいろな種類が発売されています。お気に入りのスーツケースを探すためには、しっぱりポイントを抑えることが大切。

スーツケースの種類や、便利な機能を踏まえて使い勝手の良いアイテムを探してみてはいかがですか？使いやすいスーツケースがあれば海外旅行の負担も軽減できるでしょう。さらに、デザインもよいおしゃれなスーツケースを持っていれば、旅の楽しみも倍増するはず！お気に入りのスーツケースが旅行のお身でをよりよいものにしてくれます。素敵なスーツケースを持って、海外へ旅に出てみましょう。思い出に残る素敵な旅行ができるのではないでしょうか。