SDカードリーダー人気おすすめランキング14|有線だけでなく、Wi-Fiタイプの製品もチェック!

今人気のSDカードリーダーは写真や動画のデータを共有したり、外部ストレージとして保存したりできる便利でおすすめの製品です。今回は自分に合ったSDカードリーダーの選び方と、人気でおすすめの製品をランキング形式で紹介します。また、100均の製品も紹介します。
最終更新日2020.12.27
端末に溜まったデータを整理したり、共有できる人気のSDカードリーダー
SDカードリーダーは、パソコンやスマホと接続しデータを保存したり、SDカードの中のデータを閲覧したりすることができるアイテムです。
家電店で取り扱う何千円もする製品から、ダイソーやセリアなどの100均で取り扱っている製品まで色々なものがあります。
価格によって何が違うのか、どんな製品を選べば良いか迷っている方も多いと思います。
今回はそんな方のためにSDカードリーダーの選び方と、おすすめの製品をランキング形式で紹介していきます。また、最後に100均のSDカードリーダーも紹介します。
SDカードリーダーの使い方
はじめにSDカードリーダーのメリットについて紹介します。自分に適した使い方を見つけることが、SDカードリーダー選びの第一歩です。
使い方1:データを別の端末に転送する
SDカードリーダーの一般的な使い方です。スマホやデジカメなどで撮影した写真や動画などの大きなファイルは、メールに添付して送るとファイルが小さくなってしまい、そのままの画質で送ることができません。
また、Bluetoothで送るにはお互いにBluetooth機能が搭載されている必要があり、ペアリングの手間もかかります。しかも2台が近くにないとできません。
しかし、SDカードリーダーを介せば、他のスマホやタブレット、パソコンなどの端末に画質を落とすことなく簡単に転送することができます。
使い方2:iPhoneのストレージとして使う
iPhoneは購入後にメモリを増設することができません。しかし、SDカードリーダーを利用すれば、外部ストレージとして利用でき、メモリを増設したのと同じ役割を果たすことができます。
製品によっては、撮影した写真や動画を接続されたSDカードリーダーのメモリに直接保存できるものもあります。
使い方3:ダブルスロットのDSDVスマホのストレージとして使う
2枚のSIMが使え、2つの電話番号を持つことができるDSDVスマホは大変便利です。
しかし、DSDVスマホの中には2枚目のSIMスロットが、メモリ増設のためのSDカードと排他的利用になっている製品があります。
この様な製品にSDカードリーダーを使えば、スマホの外部メモリと同様に利用でき、DSDVの機能を生かしながらメモリ増設を行うことができます。
SDカードリーダーの選び方
SDカードリーダーにもいろいろな機能とタイプがあります。製品を選ぶ前にSDカードリーダーを使う目的を明確にし、自分の使っている端末の接続端子などを調べておくことをおすすめします。
対応OS、対応機種、対応メディアをチェック
多くの製品は、Windows10、iOS、Androidに対応していますが、中にはiPhone用・Android用と限られたOSにしか対応していない製品もあります。必ず製品の仕様等で対応するOSや対応する機種の確認をしましょう
また、SDカードリーダーと言いながら、SDカード以外のカードに対応している製品もありますので、自分が使いたいメモリに対応しているかも確認しておくと良いでしょう。
スマホやタブレットに対応した端子かチェック
iPhone、Androidスマホをはじめ、各端末には何種類もの入出力端子があります。
アダプタ等で変換することができるものもありますが、初めから端末の端子とSDカードリーダーのコネクタが一致していれば、余分なものを準備しなくて済みますし、携帯性も良くなります。
USB2.0とUSB3.0の違いをチェック
現在一般的に使われているUSBの規格には「2.0」と「3.0」の2種類があります。大きな違いはデータの最大転送速度です。USB2.0が480Mbps、USB3.0は5Gbpsで理論上3.0は2.0の10倍の転送速度を持っています。
USB2.0とUSB3.0の見分け方は簡単です。USB3.0のコネクタは内側が青色になっています。Bコネクタの場合は3.0の端子の形が2段になっていて2.0とは異なっています。
端末がUSB3.0に対応しているのであればSDカードリーダーも3.0に対応しているものがおすすめです。しかし、大きなファイルの転送がなければ、安く購入できる2.0でも十分です。
USB 3.1 Gen 2なら更に高速
新しいUSB規格として「USB 3.1 Gen 2」というものもあります。最大転送速度が10Gbpsと、USB3.0の更に2倍の転送速度を持っています。
端末がUSB 3.1 Gen2に対応しているのであれば、より高速の読み書きができます。
因みに、「USB 3.1 Gen 1」というものもありますが、これはUSB3.0と同じものです。
Lightening
Lightning(ライトニング)コネクタはApple独自のコネクタで、iPhoneやiPadなどに採用されています。
iPhoneはSDカードの増設ができませんので、外部ストレージとしてSDカードリーダーを利用すると便利に使えます。
Apple純正のものが安心して使えておすすめです。Apple以外のメーカーの製品を選ぶ場合は、Apple公式認定品の証明である「MFi認証」を得た製品がおすすめです。
USB Type-C
Type-C端子はMacBook、ZenBook、LIFEBOOKなどのノートパソコンやAndroidスマホにも多く搭載されています。USB3.0と同等の高速転送に対応しています。
USB Type-Aと違い上下・左右の区別がない左右対称なデザインになっていますので、端子の向きを気にすることなく、ケーブルの抜き差しができます。
Micro-USB
デジタルカメラ、スマートフォン、タブレットなどで使われているUSB規格です。Micro-USBにはタイプAとタイプBの2種類がありますが、現在ではタイプAはほとんど使われず、一般的にMicro-USBと言えばタイプBのことを指しています。
形状は台形で、転送速度はUSB2.0と同等のものがほとんどです。USB3.0に対応しているものは形状も違います。
対応メディア数をチェック
SDカードにはカードサイズによって「SDカード」と「microSDカード」2種類、容量によって2Gまでの「SD」、4~32GBの「SDHC」、64GB以上の「SDXC」の3種類があります。
また、SDカードリーダーにはSDカード以外のメモリーカードも使える製品も多くあります。他のメモリーカードにはコンパクトフラッシュ(CFカード)、メモリースティック、メモリースティック Duo / PRO / PRO Duoなどがあります。
MicroSD対応が便利
MicroSDカードはSDカードの4分の1程の大きさで、スマホやタブレットなど多くの端末に使われています。主にスマホやタブレットに接続してSDカードリーダーを使うなら、MicroSDカードに対応している製品が便利です。
MicroSDカードはアタッチメントに装着することで、SDスロットにも使えます。
転送速度を表す規格をチェック
特に4D動画のファイルなどを転送したり、多くのファイル一気に転送したりする際には転送速度が影響してきます。
転送速度はUSB3.0のような「インターフェース規格」と「SDメモリカードリーダーの対応速度」及び「メモリカードの転送速度」の3つに影響を受けます。
大きなきなファイルを高速に転送したい場合は、SDメモリカードリーダーが対応するスピードクラスもチェックしましょう。
スピードクラスをチェック
SDカードやmicroSDカードはカードにより転送速度が異なります。その転送速度を「スピードクラス」と呼び、カードの表面に表示されています。
「Class+数字」で表され、最低2MB/秒のClass2、最低4MB/秒のClass4、・最低6MB/秒のClass6、・最低10MB/秒のClass10があります。
更に高速転送可能なUHS-I・UHS-Ⅱインターフェース搭載機器では、UHS Speed Class1 、UHS Speed Class3 などの規格もあります。
カードでは、Cの中に入った数字がClass、コップの中に入った数字がUHSスピードクラス、ローマ数字(I・II)がUHSインターフェースの種類となっています。
転送方法で選ぶ
転送方法には有線と無線があります。それぞれにメリットとデメリットがありますので、それを理解してどちらにするか選択しましょう。
有線
有線タイプのメリットは小型・軽量・安価です。特にケーブルレスでDSカードリーダーが直接端末に接続できるタイプのものは携帯性に優れています。
しかし、1台のSDカードリーダーに1台の端末にしか接続できないことがデメリットです。
Wi-Fi
Wi-FiタイプはスマホなどにSDカードを装着したままデータ転送ができたり、同時に複数の端末がSDカードリーダーにアクセスできることがメリットです。
また、ルーター機能を持っていたり、モバイルバッテリーとしても使えたりする製品もあることも人気の原因です。
しかし、価格が高く、筐体が大きなものが多く、携帯性に優れているとは言えません。
次のページで実際にSDカードリーダーを紹介させていただきます。