高反発枕人気おすすめ13選｜熟睡出来る、理想の枕を探そう！

平均して一生の内、1/3の時間人は睡眠に費やしています。良質な睡眠は脳や、体の各器官を休めるだけでなく記憶の選択や定着、免疫機能の増強、精神の安定と健康でよりよく生きる為の基本とも言えるものです。

その睡眠の質を大きく左右するアイテムの一つが枕です。色々な形/テクスチャー/大きさのものがありますが、特に肩こりや首が痛い、その他違和感に悩んでおられる方におすすめなのが、反発力に優れた「高反発枕」です！

一口に高反発枕と言っても、様々なサイズや形のものがあり、どれが自分に最適なのか分からない方も多いと思われます。合う枕を探し続けて何年も経つ、といった方もおられます。

そこで選び方やチェック事項を踏まえて、おすすめのブランドの特徴や商品も合わせて、おすすめの高反発枕をご紹介してまいります。

高反発枕は名前の通り、反発力が高く押すとすぐに跳ね返ってくるのが特徴です。頭部が沈み込む柔らかい「低反発枕」と異なり、適度な硬さで首や頭をしっかりとサポートします。

寝返りも打ちやすい為に、体圧をキチンと分散させて首や肩回りお負担を軽減できるのがメリットです。また形の崩れにくい素材が使われ、適度な高さをキープ出来る為、正しい寝姿勢を保ちやすいのもメリットです！

弾力に比例して硬さがある為、自分の肩や首回りにフィットするものであれば良いのですが、逆に合わなければ硬く感じて、快眠の前に入眠出来ない可能性も出て来ます。

また枕の形に工夫が施されていなければ、マットレスと首の間に隙間が生じ、首が前に折れた形になって、肩こり/首が痛いなどの負担が掛かる事が考えられます。

低反発枕のメリットは、名前の通り反発性が低く柔らかい為、頭と首回りを包み込んでくれ、容易にフィット感が得られます。首に優しい為、首が痛いストレートネックなど、首の弱っている方にはおすすめです。

反対にデメリットは頭部が沈み込み過ぎる為、無駄な力を必要とし寝返りが打ちにくくなってしまいます。その為体圧をきちんと分散出来ず、腰痛などにつながったりします。

高反発枕なら、そのままの高さでしっかりと頭部を支えてくれるので、睡眠中自身に合った理想の高さを維持出来ます。

次に高反発枕の選び方ですが、快適で良質な睡眠の為に、必須なチェック事項を項目別にお伝えしてまいります。毎日使うものですので、入念な確認をおすすめします。

デメリットの見出しの箇所でもお伝えしました様に、マットレスと首の間、つまり頭から背中にかけてマットレスとの間に隙間が生じると、首に負担が掛かり、痛みや凝りの増幅につながってしまいます。

以下高さ、フィット感、サイズに分けてチェックしておいた方が良い事項について、お伝えして行きます。

睡眠中の寝姿勢は、仰向けか横向きの2通りが一般です。うつ伏せになる事もありますが、呼吸のしづらさを考えたら、大体6~8時間の睡眠中30分にもならない内に、姿勢を変えているでしょう。

＜仰向け寝姿勢の場合＞
そのまま身体全体を90°起こして、直立姿勢になっているのに最も近い、寝姿勢になれる高さ（肩口から頭が10～15°の傾斜で、その時顔面が5°の傾き）になっている状態です。

尚、太り気味の方の場合、顔面の傾きが0°の方が呼吸がしやすいとの報告もあり、実際に実物の枕を試し使いして確認/納得なさるのが一番と思われます。

＜横向き寝姿勢の場合＞
肩こりや首が痛いなどの不具合を生じさせないベストな体勢、つまりシンプルに頸椎がまっすぐに、床と水平になっている事です。

仰向け寝姿勢/横向き寝姿勢どちらの姿勢でも、理想の高さの枕で良い寝姿勢が保てれば、心身ともにリラックスして安眠出来ます。

枕が高過ぎると首/肩の筋肉を緊張させ、頸椎を歪ませてしまい、ストレートネックの原因にもなってしまいます。

フィット感、枕表面の柔らかさですが、高反発枕は弾力性があると言っても、適度な柔らかさが無いと頭圧分散性が悪くなったり、隙間を埋めにくかったりするので注意が必要です。

硬過ぎると、枕に接している部分に局所的に負担が掛かり、痛みにつながり、また枕が高過ぎる場合と同じく、肩や首にも負担が掛かり凝りの原因にもなります。

そのため素材の中でも、身体に馴染みやすい「ウレタン」がおすすめです！ そのウレタンでもカッティングを入れて表面を柔らかくしたり、多重構造にして上部に柔らかめのウレタンを使うなどの工夫があるものがベストです。

こちらのフィット感も、実際に試し使いをされて理想の柔らかさの物を体感されるのがおすすめです。

高反発枕は、自身の体形に合わせたサイズを選ぶ事も重要です。自分にピッタリなサイズだと、自然に無理な力なく寝返りが打て、体圧の分散がきちんと出来て、快適に眠る事が出来ます。

お使いのベッドの幅も一緒に考慮された上、最適なサイズをお選び下さい！

ファイバーやポリエステル素材は、水洗いが可能で、高反発ウレタン素材は洗えない物が多いものの、一部水洗いが可能な物もあります。

枕は基本毎日使う物なので、ちゃんと手入れをしないと汗や皮脂、汚れが染みつき、ダニや雑菌も増える恐れがあります。異臭や肌荒れの原因にもつながり、快眠も妨げられる事になります。

選択不可なウレタン素材の高反発枕を、どうしても気に入って入手した場合は、上から別に枕カバーを被せて使用し、そのカバーをこまめに取り換えて清潔な状態を保って下さい。枕本体も日干しして、殺菌してしまいましょう！

尚、洗濯機で洗うと型崩れする場合もある為、きちんと表示されてある洗濯方法に従って洗い、形をきれいに整えてから平干しをして下さい。

高反発ファイバーの素材の物は、通気性が高いのですが、一般的なウレタン素材の物は通気性が悪く、熟慮が必要になって来ます。

夏の暑い時期であったり、使う方が暑がり/汗かきであったならば、一層注意が必要となります。そこで、ウレタン素材でもこの通気性が高められたものを、以下にご紹介いたします。

オープンセル構造のウレタンーーウレタンが細かい穴の沢山開いている多孔質構造の為、通気性に優れています。熱もこもりにくく、蒸れず快適にお使い頂けます。

表面にカットが施されたウレタンーーカットがある事で、空間が出来、通気が促されるので蒸れずにお使い頂けます。

上記の条件が、もし満たされていないなら、側生地/枕カバーで補う必要があります。

高反発枕をはじめ、枕や寝具を取り扱うメーカー7社について、ご紹介してまいります。老舗ブランドで少々値の張る所から、リーズナブルで質も良く、手に入りやすい所まで様々ですが自身に合った商品を見つける為、その特性を掴んで下さい。

㈱グリボーが製造/販売するブランドが「モットン」で、ネット通販事情を主軸とし「日本人の体を知り尽くす、日本人による日本人の為の、寝具を追求する」のコンセプトの元、実績を上げ続けています。

製造/販売している高反発枕は肩凝り/首凝り対策品で、自然な寝がえりをサポートし、正しい寝を姿勢を実現し、体分圧性に優れ、8万回の耐久試験をクリアしています。

他に通気性が良い、ダニを寄せ付けない、埃も出ない、選べる硬さ、思わず寝てみたくなる新感覚の寝心地と、8項目にわたる特性を持ち、お客様からも続々喜びの声が届いています。

マニフレックスは、マットレス大国のイタリアで1962年創業より50年以上の歴史を持つ、世界的に有名な寝具メーカーです。またエコロジー認定機関の「エコテックス スタンダード100」の認定も取得しています。

上の画像の枕は、女性の為に開発されたバイオシェイプ枕のレディースタイプです。ワイドでより低く、首に優しい構造となっています。

人間工学に基づいたマニフレックスの独特のシェイプで、よりサポート性の高い製品です。

テンピュールはアメリカの寝具メーカーで、枕は優れた体圧分散効果にて、NASAの公式認定を受けており、医療現場でも積極的に採用されるなど高い品質を誇っています。

素材やサイズの異なる様々な種類の商品が揃い、硬さも好みで選べます。テンピュール枕は適切な寝姿勢の保持の為、頭の沈み込みを計算して作られています。

この為一般の高反発枕の様に、全く/殆ど沈み込まないという訳ではなく、適切な位置までふんわりと沈み込みます。またテンピュール枕は気温の影響を受けやすい素材で出来ており、低気温だと硬く、高気温だと柔らかく感じる様です。

就寝中に伝わった体温によって適度な高さに落ち着きますが、冬場、どうしても低気温で型化が気になる場合は、普通若しくは柔らかめの枕をお選びになるのが良いでしょう。

東洋紡は繊維を中心に、化成/バイオ/医薬など高機能製品の開発/製造を行っている、日本の大手化学企業ですが、繊維分野のクッション材では「ブレスエアー」が第一に挙げられます。

ブレスエアーは繊維が3次元状に複雑に絡み合った構造で、耐久性に優れ、洗える素材です。病院や介護の分野でも広く活用され、高い耐久性が求められる新幹線のN700系のシートや、自動二輪シートにも採用されています。

高反発枕の素材としても大変優れ、ウレタンよりも押し戻す力が強く、通気性も高く、SEK基準に合格した抗菌防臭、制菌性能を持つ為、小さなお子様や肌の敏感な方にも安心してお使い頂けます。

ニトリの高反発枕はコスパも良くて、おすすめです！　高反発に限らず高さとサイズ、各素材、様々な種類の枕があり、良質の睡眠を取る為に体格や、肩/首の状態で最良のものを選ぶ事が出来ます。

自分で高さ調整出来たり、安価ながらホテル仕様の高級感あふれる枕、最適な温度帯で年中快適にお使い頂けるタイプ、抗菌防臭/ハウスダスト対策の枕など提供されており、目的に合わせて選ぶ事も出来ます。

無印良品の枕もとにかく安く、寝心地に関する口コミでも高評価なものが多く、コスパが良いです。より高い質の睡眠を追求したい、という訳でなく、気持ちよく眠れればOK！という方には、ピッタリの商品と言えるでしょう。

他のメーカーには無い高反発と低反発の中間、沈み過ぎない/硬過ぎないという中反発な性質を持つ枕が提供されています。頭部は適度に柔らかく沈んで、首部分は高反発でしっかり支えてくれる代物です。

中材に使用されている素材も豊富で、一般サイズの43×63㎝に統一されている物が多く、他社製品のカバーも選びやすいです。

IKEAの枕は洗濯可能な枕が多く、購入した後90日間以内であれば、1回限りの枕商品交換が可能です！大手の家具メーカーで、枕の交換をしてくれる所は、このIKEAだけです。

また商品の枕も安く、素材の種類が多く、店舗に足を運べば実際に寝てみて、枕を使ったお試しが出来ます。仰向けや横向き、うつ伏せになったり、寝返ってみたり、あらるゆ使い方を試して、購入後公開の無い様にして下さい。

寝心地の良い高反発の形状記憶フォームの枕もあり、水鳥の生息が多いスウェーデンの地域柄らしく羽毛素材の枕に力が注がれています。

IKEAの枕は1つの商品で寝心地を、かため/柔らかめで選べる様になっており、同じ商品名でも寝心地が異なる場合がある為、自身の肩こりや首回りの状態と枕の硬さのバランスなど、実際によく確認される事をおすすめします。

ここからは実際におすすめの高反発枕13選を紹介していきます！

最後に、おすすめで人気の高反発枕13商品について、ご紹介してまいります。毎日の心身の健康維持の基本、良質な睡眠確保の為に、ご自身にピッタリな枕を選ぶ一助になれれば幸いです。

いかがでしたでしょうか。高反発枕のくくりのなかでも、サイズや高さ/反発力の大きさをはじめ、様々なタイプがあり、画像や文章では概念だけで、実感が掴みにくかった事と思われます。

日常の家事やお仕事で溜まった疲労を、しっかりした睡眠で回復しエネルギーの蓄積を図るのに、高機能を持たせた枕選びは些細な事の様で、実はとても大切でよね。

折角の安らぎの就寝時間を枕のせいで、余計肩こりや疲労を倍増させては、何をしているのかという事になりますので、本文中にも記載させて頂きました様に十分に情報を把握された上で、可能なら実際に寝てみて、使い心地を確認されて下さい！

現在お使いの枕に不満や物足りなさを感じていらっしゃる方、耐久性が尽き、買い替えをお考えの方など、最高の寝心地ですっきりと目覚められる高反発枕に新たに出会われる事を、心から祈っています！