手軽に映画館気分!家庭用プロジェクターおすすめ14選

手軽に映画館気分!家庭用プロジェクターおすすめ14選

家庭で映画を楽しむ、ゲームを大きな画面で楽しむ、野外で写真やビデオや映画を楽しむ等ピデオプロジェクターの用途は工夫次第で大きく広がります。その用途に合せて様々モデルが販売されるようになっています。あなたの工夫でプロジェクター映像を楽しみましょう。

Window Forest
ライター

Window Forest

ご覧いただきありがとうございました。それぞれの分野で初心者の方にも分かりやすく紹介していきたいと思っています。今後とも宜しくお願いします。

記事の目次

  1. 1.家庭用プロジェクターで家で気軽に映画館気分
  2. 2.家庭用プロジェクターの選び方
  3. 3.家庭用プロジェクターのおすすめ14選
  4. 4.プロジェクターのおすすめ商品比較表
  5. 5.まとめ

家庭用プロジェクターで家で気軽に映画館気分

Photo byseagul

一昔前までは、会議やプレゼンテーションなどのビジネスユースでの利用が主だったプロジェクターも、今やホームユースへと変化しています。

家庭でもDVDやブルーレイの映画を迫力ある大画面で見たい、ゲームを複数の人で楽しみたいなど嗜好の幅も広がってきています。

でも、いざプロジェクターを購入しようとすると、種類が多く何を選べば迷ってしまします。そこで、自宅の大きなでスクリーンで映画・ゲーム・スポーツ観戦を楽しみたいと思ってみえる方のために、プロジェクターの選ぶ時のポイントと、今オススメのプロジェクターを紹介していきます

業務用プロジェクターとの違い

Photo by june29

プロジェクターには業務用と家庭用のものが販売されています。その違いは、それぞれの機器を使う場所と何を視聴するのかという違いに起因していることが多いです。

業務用は主にパソコンとつなぎ、会議やプレゼンテーションで資料を見たりメモを取ったりできる比較的明るいところで、PowerPointの図表などの描写を中心に利用することを前提に作られ、家庭用は比較的暗い部屋での映画・ゲーム・スポーツ観戦などの動画視聴での利用を前提につくられています。

一番大きな違いは明るさと画質です。業務用は比較的明るい部屋でも見やすい、画面が明るいもので、描写は図表が多いので繊細な色の再現性はなくても構いません

それに対し家庭用は比較的暗い部屋で動画を視聴することが多いでので、明るさよりも微妙な色の変化や濃淡などの画質・色の再現性に軸足を置いたものとなっています。

家庭用プロジェクターの選び方

家庭用のプロジェクターも多くの種類のものが市販されていて、どれを選べば良いのか迷ってしまします。ここでは、最適な一台を選ぶための選び方を紹介していきます。まずは自分の最適な一台を選ぶために何を優先するかを決めて考えることが失敗しないコツです。

設置場所があるかチェック

まずは、設置する場所を決めましょう。あまり広さのない部屋で見るのか、比較的広いリビングなどで見るのかによっても機種が異なります。プロジェクターを置く予定の場所からスクリーン(壁など)までの距離を測定してみるのも購入のための良い資料となります。

ホームプロジェクター

Photo by TAKA@P.P.R.S

ホームプロジェクターは、DVD・ブルーレイなどの映画やパソコンやスマホに保存されている動画や写真を、スクリーンに大きく映し出すことができます。壁一面に映るので、家族で楽しんだり、パーティーで楽しんだりすることも可能です。

しかし、大きな画面で映そうと思うと、レンズとスクリーンを離す必要がありますので、リビングなどの広い部屋に適しています。中には天井に投影できるものがあったり、小型・軽量タイプのものなど豊富で魅力的な商品が揃っています。

短焦点プロジェクター

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短焦点プロジェクターとは、レンズからスクリーンまでの距離が短くてすむプロジェクターです。したがって、狭いスペースで大画面を表示させたい時には大変便利なプロジェクターです。

一般的にはホームプロジェクターの半分程度の距離で同じ大きさの映像を投影できます。ホームプロジェクターでは2~3m必要な80インチの大画面を数10cmほどで投影することが可能な超短焦点のプロジェクターもあります。

使用目的で選ぶ

それぞれの家庭または個人で、プロジェクターを導入しようという目的が違います。どんなシーンでプロジェクターを使うのかそれに合った選択をすることも大切な事です。

映画鑑賞

映画を大画面でダイナミックに楽しむためにはできるだけ解像度が高い機種が必要ですFullHD(フルハイビジョン)以上のモデルが選択肢となります。最近は4K映像も多く出回っていますので、入力された4K信号を4K相当の高画質で表示する技術を使った、4K対応モデルもあります。

もう一つ見ておきたいのはコントラスト比です。コントラストの数値が高ければ高いほど画像が鮮明に映し出されますので、映画鑑賞にはコントラスト比の高いモデルが選択肢となります。

テレビ

Photo by fuba_recorder

テレビと同等の画質で楽しむためには、Full HD(フルハイビジョン)または4K対応プロジェクターが必要です。4K対応プロジェクターはまだまだ高価ですので、とことん綺麗な画像にこだわる人でなければ、フルハイビジョンでも大丈夫です。

次にスピーカー内蔵かどうか確認して下さい。極端に安いモデルや古いモデルのプロジェクター以外、市販の家庭用プロジェクターのほとんどは、スピーカーが内蔵されています。

ゲーム

ゲームを行う場合、コントローラーの操作と同時に動きが反映されるのが理想です。画面表示までにタイムラグがあるとストレスがたまりますので、表示に遅延が起きにくいプロジェクターを選ぶことが必須です

そのためには、残像が少なくキレの良い映像になるDLP方式のプロジェクターやゲームモード・低遅延モードが搭載されているモデルが選択肢となります。

また、画面を凝視することが多いですので、比較的画面が明るい見やすい画面であることも必要になります。通常のプロジェクターよりもルーメンが高いモデルを選ぶ必要があります。

また、接続するゲーム機に対応した端子がプロジェクターにあるか確認する必要があります。

投影距離をチェック

投影距離とは、プロジェクターのレンズからスクリーンまでの距離のことをいいます。投影距離は画面サイズとプロジェクターで決まりますので、あらかじめどれくらい大きさの画面にするか、投影距離がどれくらい取れるか調べてから機器を選択する必要があります

当然大きな画面にしたければ、投影距離を長くして設置することになります。プロジェクターにズーム機能やズームシフト機能がついているモデルは、投影距離に融通がききます。投影距離が取れない場合は、短焦点プロジェクターにより解決することができます。

補正機能をチェック

いわゆる台形補正機能と言われるもので、縦方向補正と横方向補正の2種類があります。普通プロジェクターを置く場所は比較的床に近いところで、上に向かって映写することが多くなります。

すると、画面の下部に比べ上部のほうがレンズとの距離が長くなり、その結果上が大きくなった台形の画面となってしまいます。それを補正するのが縦方向の補正です

必須の機能であり、ほとんどの機種に装備されていて、自動補正の機能を持つものもあります。横方向の補正はスクリーンの左右どちらかに偏ってプロジェクターを置いた時に必要になりますが、正面に置けるのであれば必ず必要というものではありません

安価な機種の中には補正機能が貧弱なものがありますので、必ずチェックする必要があります。

サイズで選ぶ

家庭でプロジェクターを利用するときには、利用方法によって選択するプロジェクターのサイズも変わってきます。ここでは据え置きタイプとポータブルタイプに分けて紹介していきます。

据え置きタイプ

Photo by TAKA@P.P.R.S

室内で位置を固定して使うのであれば、迷わず据え置き型プロジェクターがおすすめです。一般的にサイズは大きく重量のあるものになりまが、ポータブルタイプと比べて高画質で明るい製品が豊富に揃っています。

また、いろいろな画質モードがあったり、ノイズ軽減機能などが備わっていたりで、映像のクオリティを求める方にはおすすめのタイプです。

天井に取り付けるタイプのプロジェクターもあります。ただし、地震などで落下すると危険ですので、取り付けには十分以上に注意する必要があります。

ポータブルタイプ

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プロジェクターを常設しておくスペースがない、他の部屋や場所でも使いたいという方にはポータブルタイプがおすすめです。小型の短焦点のモデルならば持ち運びも楽で、リビングで家族や友達などと楽しんだり、書斎や寝室で1人や少人数で楽しんだりすることもできます。

また、更に小型・軽量化したモバイルプロジェクターもあります。バッテリー内蔵のものが多く、コンセントのない場所でも使用できます。アウトドアでの利用も多く、テントや車体をスクリーンにしてビデオや映画を楽しんでみえる方もいます。

明るさで選ぶ

プロジェクターの明るさを示す単位は、アメリカの規格協会であるANSIが定めたANSIルーメン(lm)が標準的に使われ、ルーメンと読んだり表記されたりしています。

数値が大きいほど明るく映写されます。明るい部屋ではより明るいものを、大きい画面ではより明るいものを選択する必要があります。ではルーメンの大きさによって条件の目安を紹介していきます。

~1000ルーメン

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1000ルーメン以下のプロジェクターは若干光量不足です。暗い部屋で画面が70インチ程度以下での利用に限られ、明るい部屋での視聴には不向きです。また、ゲームを主目的とする場合には明るさに不足を感じることがあります。モバイルプロジェクターはこの辺りの明るさのものが多いです。

1000~2000ルーメン

Photo by iyoupapa

映画を楽しむなら最低限この明るさは欲しいところです。明るい部屋なら70インチ程度の画面までですが、明るさ不足を感じることがあります。暗い部屋なら100インチ程度の画面までの利用することはできますが、80インチ程度までに抑えておいたほうが無難です。

2000ルーメン~

Photo byjplenio

暗い部屋の80インチ以下のスクリーンであれば映画鑑賞をすることができます。家庭用の小型のプロジェクターは3,000ルーメン前後のものが多く、80インチ程度のスクリーンであれば3,000ルーメンあれば比較的明るい環境でも映像を観ることができます

機器の選択の際には、部屋の明るさとスクリーンの大きさから考えて、少し余裕のある機種を選択することをおすすめします。

解像度で選ぶ

Photo byWCoda

解像度は800×600のように表され、その意味は横方向には800個の点で、縦方向には600個の点で画像を描いているという意味です。したがって、数値が大きい高い程高精細な画面となります。

しかし、入力されるデータがその解像度に対応していなければ、能力は発揮されませんので、何を視聴するかによっても機種の選択肢は違ってきます。

パソコンの画像を見る場合は、パソコンとプロジェクターの解像度を合わせるのが無難です

解像度には、VGA(640×480)・SVGA(800×600)・XGA(1024×768)・WXGA(1280×800)・FullHD(1920×1080)、4K(3840×2160)などの規格があります。

縦横比(アスペクト比)で選ぶ

プロジェクターから出力する解像度の縦と横の長さの比(アスペクト比)、すなわち、画像として映し出された横と縦の比でのことです。先程解像度のところで説明した、○×△が、そのまま○:△というアスペクト比となります。

例えばFullHDの解像度は1920×1080ですのでアスペクト比は1920:1080で、それを簡単にして16:9となります。ちなみに、ハイビジョンや4Kの画面は16:9となっています。

最近のメディアは16:9が多くなっていますので、アスペクト比が16:9に対応したものをおすすめします。パソコンと接続する場合はパソコンのアスペクト比と合わせることをおすすめします

コントラスト比で選ぶ

Photo byLars_Nissen_Photoart

コントラスト比とは明暗の差がどれだけあるかを示す指標で、数字の値が大きいほどコントラスト比は大きく、明暗の差が大きいということになります。

例えば、コントラスト比が1000:1の場合、最も暗い部分(黒)の輝度を1としたときに、最も明るい部分(白)の輝度がその1000倍であるということです。コントラスト比が高いほどメリハリのある鮮明な画質となります。

しかし、最も暗い部分の輝度を小さくすることによってコントラスト比を下げている場合がありすので、コントラスト比が同じだからと言って同じ鮮明さとは限りません。実際に同じ条件で見比べてみることをおすすめします。

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