洋服用ブラシおすすめ人気ランキング15【平野や東急ハンズなど大切な洋服を守る！】

洋服ブラシがなぜ必要なのか？何のためにするのか？どういった効果があるのか？洋服ブラシを使う理由には３つあります。
①埃や花粉を落とす
②お手入れをして洋服やスーツを長持ちさせる
③毛玉を防止する

それではその理由について詳しく見ていきましょう。

一日来た洋服には誇りだけでなく、季節によっては「花粉」も付着しています。特に花粉の季節には注意が必要です。一日中営業などの外回りでスーツを着ていた場合、花粉もたくさん付着しています。目には見えなくても洋服には結構いろんな余計なものが付着していますので、それを落とす役割をしてくれます。花粉症の方にも洋服ブラシはおすすめです。コートに付いている花粉も洋服ブラシならサッと取り除いてくれるでしょう。身だしなみを整えるためにも洋服ブラシを持っておくのはおすすめです。

洋服やスーツに付着するのは埃や花粉だけではありません。虫食いの原因となる「害虫の卵」を払い落とす効果もあります。害虫の卵が知らない間に付着していることもあり、その害虫の卵が孵化すると、お気に入りの洋服が害虫の餌食になってしまい、虫食いが発生してしまいます。そのためにもこまめなブラッシングが必要になってきます。コートやスーツは値段が張るものなので、できるだけ長く綺麗な状態で保ちたいですよね。コートやスーツをクローゼットにしまう前に一度ブラッシングしておくといいですよ。

洋服ブラシでブラッシングするのには汚れを落とす以外にも毛玉を防止する効果もあります。洋服は着ていると繊維が絡まって毛羽立ったりしてきます。その毛羽立ちがやがて毛玉になります。毛玉取り器で取る方法もありますが、そうすると洋服の繊維がどんどん薄くなってきます。

ブラッシングすることによって、繊維のほつれや絡まりがとれて毛玉の防止に繋がります。また、ブラッシングすることによって素材の風合いやツヤが増してくるそうです。

洋服ブラシはあくまで毛玉を防止するためにするものですので、できてしまった毛玉を取る効果はありません。毛玉が出来る前に日頃のお手入れをきちんとしてあげれば、綺麗な状態で洋服やスーツを保つことができます。大切な洋服を守ってあげて気持ちよく着れるようにしてあげましょう。

洋服ブラシには大きくわけて２種類あります。馬毛か豚毛です。amazon、楽天、ホームセンター、東急ハンズにも様々な種類の洋服ブラシが販売されています。メーカーもたくさんあり選ぶのに困ってしまいますよね。

洋服ブラシでは有名な平野、KENT、ショージワークスなどがおすすめです。また、高価なものもありますが、比較的安いお値段で購入できて品質もいい物もあります。初めて購入を検討されている方は安くて質のいいブラシがおすすめです。

洋服の素材によって使いわけている方も多いようです。カシミヤなどのデリケートなニットにはカシミヤ専用のブラシもあります。冬のコートにおすすめのブラシもあります。

こちらでは素材によってどのブラシがおすすめなのか、どのブラシが使いやすいのかをご紹介させていただきます。

洋服ブラシには馬毛と豚毛の２種類があります。一般的には馬毛は柔らかく、豚毛は硬いのが特徴です。昔の洋服ブラシには豚毛が多かったそうですが、今ではカシミヤやデリケートな素材でできた洋服が多いので馬毛が主流となっているようです。硬い豚毛でデリケートなカシミヤのニットをごしごしとブラッシングしてしまうと生地が傷む可能性もあります。馬毛ですと、ウールやカシミヤなどのデリケートな素材から他のどの素材にも対応できるのでまず馬毛のタイプを購入するといいでしょう。

また、豚毛はデメリットだけでなくメリットももちろんあります。豚毛に適している素材もあり、スエードや毛皮には豚毛がおすすめです。
 

洋服の素材に合わせて洋服ブラシも使い分けてあげると、ブラシの効果もより発揮されると思います。大切な洋服のためにも、ぜひ素材に合わせて選んでみて下さい。

デリケートな洋服には馬毛がおすすめで人気です。しなやかでキメ細かい質感の馬毛ブラシは、薄手のウール、カシミヤ、アンゴラ、アルパカ、革などのお手入れにぴったりです。柔らかくデリケートな素材には優しくブラッシングするのがおすすめです。カシミヤ専用のブラシもありますのでそちらを使っていただくのがおすすめです。

スエードなどの目が詰まった厚めの生地や、毛皮にはしっかりとした豚毛がおすすめです。豚毛はハリ・コシがある硬めの毛質で、細かな汚れを掻き出せるのが特徴です。また、黒豚毛の方がコシが強いと言われ、白豚毛はしなやかな毛質とされています。両方の毛質を生かしたブラシも豊富に販売されているようです。

洋服ブラシにもサイズは様々あります。自宅で使用するのか、外出先で使用するのか、旅行に持って行くのかによってサイズを選ぶといいです。まず、自宅で使うなら一般的なサイズの幅広で大きめのブラシがおすすめです。広範囲を一度にブラッシングすることができ時短になります。

外出先で使用する場合、かばんやポケットに入るコンパクトな小さなサイズ感がおすすめです。外出先で気になった時にさっと使えて便利です。スーツの肩のフケ落としや花粉対策にもコンパクトサイズはおすすめです。身だしなみを整えるためにも持っておいて損はないですよ。

静電気防止のためには天然毛のブラシを使うのがおすすめです。天然の動物毛のブラシは静電気が起こりにくいので、服を傷めにくいのが特徴です。また、毛質もなめらかで優しい使い心地です。

一方、化学繊維でできたブラシは、お値段が安いのでお買い求めやすいですが、静電気が発生しやすいのが特徴になります。冬の静電気はなるべく体感したくないですよね。静電気を防ぐためにもぜひ天然毛の洋服ブラシを使ってみて下さい。お子さんのウールのコートにブラッシングしてあげても静電気防止になっていいですね。

それでは人気ブランド別におすすめの洋服ブラシを見てみましょう。おすすめの人気ブランドは平野、KENT、ショージワークスを上げさせていただきました。それぞれの特徴についてご説明させていただきます。購入される時に参考にしていただけたらと思います。

老舗平野は１９４２創業のブラシ専門店になります。その人気の理由には信頼の「手植え製法」にあるそうです。ブラシの植毛はその用途により様々な形式があります。現在の多くが植毛機会を使用した機械植毛です。機械植毛は大量生産には欠かせないもので、市場に出回るほとんどがこの機械植毛になります。しかしながら、機械植毛は手植え植毛よりも強固な構造ではないため、工業用ブラシは手植え植毛の技術が用いられています。

平野のブラシは職人の手によって一つ一つ「手植え製法」で製造されているようで、手間はかかりますが丈夫で確かな品質のブラシとされており、価格は高価でも人気になっているようです。

G.B.ケント社は、１９９５年にエリザベス女王２世によって英国御用達ブランドに認定された格式高いブランドです。常に伝統を守ることへのこだわりが、今でもトップブランドとして世界的地位を保ち続けています。１９２９年創業以来、伝統を守り、技術の蓄積を重ねた結果「KENT」という高品質の洋服ブラシが誕生したそうです。現在では価格も比較的安いブラシもあるようで人気のブランドです。amazonや楽天でも常に上位のブランドです。

大阪に拠点を構える「ショージワークス」は大正１４年創業の老舗ブラシ専門店です。ヘアブラシや、洋服ブラシの生産を加工から製造、完成まで自社で行っている日本の代表ブランドです。歯ブラシにいたっては全国一の出荷額を誇ります。歯ブラシに始まったブラシ作りは、ヘアブラシ、洋服ブラシへと発展し日本の洋服ブラシ発祥の地とも言われております。職人の手によって作られたブラシは高品質で価格も比較的安いものもあるようで人気となっているようです。やはり自社で最後まで作られているメイドインジャパンは、信頼と安心がありますね。

洋服ブラシについて見ていきましたがいかがでしたでしょうか？有名なブランド、平野、KENT、ショージワークスの他にもたくさんおすすめのブランドがありましたね。ブランドによってブラシの製法や毛質が様々ですので、どの洋服をケアするのかによって２，３本揃えてみてもいいですね。

せっかく洋服ブラシを購入したのに、硬い毛質のものでカシミヤやウールなどのデリケートな素材のケアをしていては洋服が傷む原因にもなります。購入する時のポイントとして、どの素材に対応しているのか、毛質は天然かそうでないのかをしっかりと確認してから購入するのをおすすめします。

また、携帯用の洋服ブラシもたくさんありますので、外出先でのコートやスーツの埃や花粉落としにも最適です。素敵なスーツやコートを保つためにもぜひ使ってみて下さい。わたしも洋服ブラシは以前から持っており愛用しております。とてもおすすめです。一つ購入してみるときっと洋服ブラシの良さがわかると思います。

この記事を見て参考にしていただけたら幸いです。