トニックウォーターのおすすめ10選｜簡単なカクテルの作り方も紹介！！

トニックウォーターとはイギリス発祥の発砲性清涼飲料水です。その特徴としては、甘すぎず、少しほろ苦くもあって、爽快感のある酸味といったところでしょうか。トニックウォーターはもともと医療用飲料とした登場しました。正確な発祥地はイギリス植民地時代の熱帯地方であり、マラリアの特効成分である「キニーネ（キナの樹皮から採取できるエキス）」が含まれていることから広まったのです。

マラリア防止の医療用として広まったトニックウォーターですが、キニーネ特有の苦味とスッキリとした舌触りが人気を集め、食前の飲み物として飲食店などにまで広まったと言われています。医療用として飲まれていたトニックウォーターには大量のキニーネが使用されていましたが、現在では少量のキニーネ、またはキニーネの代わりとなる香料を使用した製品が一般的となっています。

カクテルに詳しい方は御存知かと思いますが、ジントニックやスプモーニを作る時にトニックウォーターは用いられますよね。

アメリカでは食品医薬品局によってキニーネの使用量は制限があり、その含有量も製品に明示するよう規制されていますが、日本ではキニーネを含んでいるキナ抽出分が食品添加物（既存添加物）として認められているので、使用量に規制はありません。

ですが、日本で流通しているトニックウォーターの大半にはキニーネは使用されておらず、人工のフレーバーが使われています。一部の輸入品には含まれていますが、入手するには困難であり、そのぶん高価なものとなります。

トニックウォーターと炭酸水はどちらも無色透明の炭酸飲料であり、カクテルの材料として使用されていますので、名前が違うだけで同一のものだと思われがちですが、味も成分もまったく違うものです。炭酸水は水に炭酸ガスを加えたものですので、基本的に無味無臭の飲料であり、その種類もいくつか存在しているだけでなく、硬水か軟水かによって用途も異なります。

私たち日本人が一般的に飲んでいる軟水は、特徴のない柔らかな味なのでウィスキーや焼酎、リキュールなどのお酒と相性が良いものですが、硬水はミネラルを多く含んでいることから口当たりも重く、クセがあるものが多いので基本的には単体で飲むことが好まれます。

トニックウォーターとは炭酸水に、砂糖などの甘味料・レモンやライムなど柑橘類の果皮エキス・香草類を加えることで、個性のある香りとビターな味を生み出しているのです。

トニックウォーターをそのまま飲んだ経験のある方は少数だと思います。バーなど飲食店経験者の方でしたら休憩の際に頂いたり、試飲で飲んだことがあるかと思いますが、一般の方でしたらトニックウォーターの存在を知っていなければ単体で飲むことは少ないでしょう。

トニックウォーターはカクテルに使われることが多い飲料水ではありますが、カクテル専用として作られているわけではありませんので、そのまま飲んでも美味しいものなのです。マラリア防止として保健飲料として飲まれ始めたのがトニックウォーターですが、そのビターな味わいと爽やかな舌触りがアペリティフ（食前の飲み物）に丁度いいと評価を博したことから一般に普及していったのです。

カクテルに使われるようになったのは、その後なのです。トニックウォーターはカクテル専用として一般的になってはいますが、そもそもはジュースとして飲まれていたものなのです。独特の香りと苦味はトニックウォーターでしか味わえないものですので、一度は飲んでみる価値がありますよ。

アペリティフとして飲めるならば自宅でも飲んでみようかなと思った方もいるかと思いますがそもそもトニックウォーターはどこで購入できるのでしょうか？コンビニでは基本的に置いてありませんが、スーパーの場合、お酒の輸入品コーナーがありますので、そこに置いてある可能性があります。アルコール飲料ではないのでジュースのコーナーだと思うかもしれませんがそこにはありません。お酒の割材コーナーです。

そして酒屋さんの場合なら大抵、販売されています。ですが、やはり最も確実なのはamazonや楽天、ヤフーショッピングなどのネット通販ですね。後に紹介させていただく、おすすめの１０選はすべてネットで購入できる製品ですので、気になった方はぜひクリックして購入してみてはいかがでしょうか。

トニックウォーターのおすすめの選び方を紹介していきます。どの製品も同じように見えてそうではありません。しっかりと個性がありますし、好みも人それぞれですよね。おすすめ選びかたもそれぞれありますので、購入の前に参考にしてみてはいかがでしょうか。

トニックウォーターの美味しさを嗜むには、容器選びは重要な要素です。トニックウォーターだけでなくビールなど炭酸飲料ならば当然ですよね。トニックウォーターの容器は主に瓶・ペットボトル・缶の三種類。それぞれのポイントを紹介していきます。

味を探究したいならば瓶入りのものをおすすめします。瓶は味のキープに優れており、炭酸も抜けにくいものですので、しっかりとした味にこだわりたいならば、瓶入りの製品を選びましょう。トニックウォーターの瓶タイプにはデザインも優れた製品がありますので、空き瓶をインテリアとして飾っておくのも雰囲気があって良いと思います。

瓶は重量があり、かさばるのでゴミ捨ても面倒といった方には、やはりペットボトルがおすすめです。軽くて割れませんし、比較的に低コストであり、再密閉するのが簡単ですので持ち運びにも便利です。

缶タイプの製品もあります。ペットボトルと同じで割れませんし、軽くて低コストです。空き缶は潰せばゴミ捨ても楽でしょう。開封しなければ密閉性があり保存に優れていると思われがちですが、早めに飲むことをおすすめします。例えばビールなどは缶の場合、数か月で味が落ちてしまうのです。

トニックウォーターは製品によって風味・香り・炭酸の強度など、いくつもの種類があります。用途や好みの味が決まっているのでしたら、その目的に合った製品を選ぶことをおすすめします。例えば炭酸ジュースとして直接飲みたいのなら、トニックウォーターの特徴である甘みや酸味がわかりやすく、舌触りも良いものがおすすめです。カクテルとして使用するならば、出来上がった際の好みや、アルコールとの相性を考慮して選びましょう。

例えばジントニックを作成するならば、ジン本来の香り・味・キレ・爽快感を引き出せるよう、トニックウォーターの甘み・苦味・酸味・そして炭酸の強みがバランスよく整っているものがおすすめです。逆にトニックウォーターの特徴を楽しみたいのなら、炭酸の強いタイプを選ぶことで独特の味わいにキレが生まれるでしょう。

炭酸の強度はトニックウォーターのキレを左右します。爽快感のある味わいを嗜みたい方は当然、強い炭酸の製品を選ぶとよいでしょう。実際、炭酸の強い製品の方が人気でもあります。以下で説明する商品説明欄やレビューなどを参考にすることをおすすめします。

炭酸水との違いでも説明した通り、トニックウォーターには糖分が含まれています。製品ごとに異なりますが、その平均カロリーは100mlあたり35kcalです。なかには50kcalを超えるものも存在します！ですのでダイエット中や糖質制限している方は気をつけましょう。

要は、炭酸水に加糖したものがサイダーであり、そのサイダーにさらに柑橘類のエキスや人工フレーバーを足してアレンジしたものがトニックウォーターなのです。しかし、最近ではゼロカロリーや無糖のトニックウォーターも販売されていますので、健康が気になる方はこちらの商品がおすすめです。

ここではトニックウォーターのおすすめ10選を紹介します。

おすすめの商品を紹介してきましたが、どうせならトニックウォーターを使用したカクテルの作り方も紹介したいと思います！自宅でも簡単に作れるカクテルもありますので、ぜひ一度は作ってみてはいかがでしょうか。

アルコール度数は10度前後

材料は

• ジン　30ml
• トニックウォーター　お好み
• ライム　１カット

ウォッカトニックはジントニックよりも爽やかな味わいを楽しめるスタンダードカクテルの一つ

材料

• ウォッカ　30ml
• ライムジュース　10ml
• トニックウォーター　お好み

トニックウォーターはウイスキーとの相性も抜群です。ハイボールは通常、炭酸水を使用しますがトニックウォーターに変えるだけで味に締まりが出て、ウイスキーのコクや旨味が際立ちます。

材料

• ウイスキー　30ml
• トニックウォーター　お好み（おすすめはウイスキーと1:5の割合）
• ライムまたはレモン

カクテルの作り方を紹介してきましたが、作る前に気をつけるべきポイントを最後に紹介させていただきます。

当然のことですが、まずトニックウォーターだけでなく、ウイスキーとグラスも冷やしておきましょう。ウイスキーやグラスが冷えていなければ氷がすぐに溶けてしまい、せっかく作ったカクテルが水っぽくなります。

そして、トニックウォーターを注いだあとは、あまりかき混ぜてはいけません。何度も混ぜてしまうと、トニックウォーターの炭酸が抜けてしまいます。マドラーをグラスの底まで差し入れ、グラスのフチに沿わせてゆっくりと一度だけ混ぜることをおすすめします。
 

トニックウォーターの紹介とカクテルの作成方法まで紹介させていただきましたがいかがでしたでしょうか。トニックウォーターはジュースとしても飲めますし、カクテルにも最適な炭酸飲料です。様々な種類がありますので、自分だけのカクテルを作ってみる楽しみもありますよね。いつもの晩酌は焼酎ですか？ ビールですか？ 本日はいつもと違って爽やかなお酒を飲んでみてはいかがでしょうか。