イヤホンの耳垢や汚れの掃除方法を紹介!【ベタベタ/取る方法/対策/徹底除去】

イヤホンを使っていて気になってくるのがその汚れです。イヤホンには想像以上の汚れや耳垢が溜まっていて、掃除をせずに思わず見て見ぬフリをしたくなることも…。今回は、イヤホンの耳垢や汚れを取る掃除方法や取り方・対策についてご紹介し、その重要性についてお伝えします。
最終更新日2020.12.19
イヤホンの汚れを掃除しよう
ついつい面倒だと思っても、イヤホンに汚れや耳垢が溜まったまま使い続けるのはとっても不衛生です。
イヤホンのトラブルにも繋がります。今回は、イヤホンの掃除方法や対策について詳しくお伝えしますので、面倒くさがらずに掃除をしましょう!
イヤホンに汚れが溜まる原因は?
イヤホンに汚れが溜まる原因は大きく分けて2つあります。
耳垢
イヤホンに汚れが溜まる原因、その1つはズバリ「耳垢」です。
人の耳に装着するので、耳垢が付くのは当然です。毎日装着し続けることで、毎日耳垢も蓄積されていきますから、ある日まじまじとイヤホンを目にしたとき、その汚れ具合に驚愕する、なんてことになるわけです。
さらに人の耳の中は湿ってることが多いので、汚れも付きやすい上に、湿ってる耳垢が付きやすいです。皮脂も付きます。
手垢や雑菌
そして、イヤホンを装着するときに付く、手あかや雑菌が原因でもあります。
汚れた手で触れば、菌がジワジワと繁殖している可能性もあります。そして、イヤホンがカバンの中に無造作に入れられていたら、そのときに付くホコリが原因にもなります。
イヤホンの汚れを掃除する方法
では、早速イヤホンの汚れの掃除方法や取り方を、汚れのレベル別でご紹介します。比較的簡単な方法ばかりですので、ぜひご参考にしてください。
掃除方法:汚れレベル【軽】
汚れのレベルが軽い場合は、ティッシュを使うと簡単に取れます。
表面のちょっとした汚れが気になる場合は、ティッシュでイヤホンの表面を拭きとってみましょう。身近にあるティッシュを使うので、お手軽に気軽にどなたでもできます。
掃除方法:汚れレベル【中】
汚れのレベルは「中」ですが、本格的に汚れを取りたい場合は、以下の方法がおすすめです。
セロハンテープ
セロハンテープなどの粘着力を利用し、イヤホン表面のほこりや耳垢を取ります。特に、スピーカー部分のほこりや耳垢は、ティッシュだけではなかなか綺麗に取り除けません。
ウェットティッシュ
ティッシュではなかなか取れない場合は、同じ方法でウェットティッシュを用います。
その際、スピーカー部分は濡らさないように注意が必要です。水分が多いウェットティッシュでスピーカー部分を拭いてしまうと故障の原因になりますのでご注意を。なお、ウェットティッシュがない場合は、軽く濡らしたスポンジでも代用できます。
綿棒or歯間ブラシ
細かい部分の掃除には、綿棒や歯間ブラシがおすすめです。なお、同じような感覚で、爪楊枝を使いがちになりますが、爪楊枝の場合はスピーカー部分を誤って壊してしまう危険性がありますので、爪楊枝の使用はおすすめしません。
掃除方法:汚れレベル【高】
なかなかに頑固な汚れの場合は、ティッシュやウェットティッシュではどうにもなりません。そんなときは、中性洗剤やアルコールを使った掃除が有効的です。洗剤やアルコールを軽く含ませたティッシュやウェットティッシュで拭いてみると、頑固な汚れもスッキリと取り除くことができます。
しかし、この方法が使えるのはイヤーピースとケーブルのみです。プラグ部分は金属性なので、中性洗剤やアルコールを使うとサビてしまい、接続が悪くなってしまいます。
なので、プラグ部分に関しては、アルコールを含んだウェットティッシュの水分を切り、ギリギリの状態で少しずつ拭いてみると良いかもしれません。拭いたあとは、水分を取ることもお忘れなく、です。
なお、スピーカー部分についても同じで、濡らすことができないため、洗剤やアルコールによる掃除はできません。ですので、スピーカー部分については、エアダスターを使うようにしましょう。
どうしてもの場合は『接点復活剤』
とはいえ、どうしても気になる場合は、「接点復活剤」というボンドスプレーを使ってみましょう。接点復活剤は、ゲームやイヤホンの接触不良によく使われる薬剤で、電子機器のような、いわゆる弱電を扱う機器の金属接点の洗浄を目的として使われています。
イヤホンクリーナーを使う
実をいうと、イヤホン専用のクリーナーもちゃんと販売されています。なので、そちらを使ってみるのも一つの手段です。強力な除菌力を持ち、速乾性にも優れています。
また、防カビ成分も含まれているため、カビの繁殖を防ぎ、イヤホンを清潔に保つこともできます。
イヤホンが汚れないための対策方法
では、ここからはイヤホンが汚れないための対策方法をお伝えしていきます。汚れた場合には掃除が欠かせませんが、そもそも汚れないようにすることが何よりです。
対策① ケースに入れる
むき出しの状態でカバンやバッグなどに入れると、どうしてもホコリが入り、たまる原因・詰まる原因となります。なので、専用のケースに入れて持ち運ぶことをおすすめします。ケースに入れて持ち運ぶことで、イヤホンの故障からも守ることができます。
対策② 耳垢ガードを使う
低反発のポリウレタンが使われているこの商品は、どんな耳にもぴったりフィットするだけでなく、人の体温で柔らかくなるため、長時間の使用でも耳を痛めません。もちろん、耳垢ガードが付いているため、イヤホンの汚れや劣化の防止にもなります。
対策③ 耳垢フィルターを設置する
耳垢ガードと同じように、耳垢フィルターを使ってホコリや耳垢からイヤホンを守ります。
耳垢フィルターは、不織布マスクで自作することができます。不織布マスクのメッシュ部分が、フィルターの代わりをする仕組みです。
作り方はとても簡単で、イヤーピースを取り外したら、マスクのをイヤーピースの穴に合わせてカットし、穴の上に乗せます。そして、カットした不織布マスクがズレないようにイヤーピースをはめ込むだけで完成です。
フィルターをかませることにより、音質は若干落ちてしまいますが、掃除の度に交換でき、イヤホンの耳垢予防には大変効果的です。
なお、対策②でご紹介した商品には、最初からフィルターがついています。どんなものか、一度お試しになってみてはいかがでしょうか?
対策④ カナル型イヤホンの場合
カナル型のイヤホンの場合は、直接耳の穴に入れて使用するため、通常のイヤホンよりもどうしても耳垢汚れがつきやすくなってしまいます。
そんなカナル型イヤホンの耳垢の対策は以下のとおりです。
- こまめに自分の耳垢を掃除する
- イヤホンの掃除を定期的にする
- 使い捨てできる、イヤーピースを購入する(100均など)
- 自宅ではヘッドホンを使用し、カナル型イヤホンの使用時間を極力減らす
まとめ
イヤホンはとても小さく、汚れが溜まりやすく、詰まる原因になるとはわかっていても、ついつい掃除をサボりがちにしてしまいます。「汚いものにフタをする」とよく言いますが、本当にその通りで、汚いと思っていても、見て見ぬフリをして放置してしまいがちです。
しかし、耳はとても重要な部分で、人間の体の健康は耳が握っているとも言われてます。それぐらい、耳は大切にしなければいけない部位です。
それなのに汚れたままのイヤホンをし続けると、耳垢がたまるだけでなく、菌やカビの温床になったり、不衛生な状況の悪循環になったりと、耳にとっていいことではありませんので、イヤホンの掃除はこまめにして、キレイで清潔な状態を保つように心掛けましょう。
イヤホンを長持ちさせることにも繋がりますから、面倒くさがらずに、イヤホンのためにも頑張って掃除をしてみましょう!なお、一番手っ取り早いからといって、直接水で洗う行為はくれぐれも禁止でお願いします。