コンパクト3Dプリンターおすすめ15選【2021年/新生活応援】

今回ご紹介するのは、「3Dプリンター」です。3Dプリンターと聞いても、身近にないという方、もしくは、「3Dプリンターについて何もわからない」という方もいるかもしれません。3Dプリンターが登場したのはつい最近の事なので、身近に感じないかもしれませんね。職場でも普及されていない所も大きかと思います。

今回取り上げます3Dプリンター、実は想像以上にすごいです！将来、広く普及して活躍していることが予想されます。仕組みについては後ほど紹介しますが、3Dプリンターでは様々なものが作れます。有名なものだと、フィギュアや機械の部品などです。医療用の模型などです。

3Dプリンターの登場によって、以前では人間の手で使っていたようなものや、作るのに大変だったものが、ずっとラクに作れるようになりました。先程、3Dプリンターはこれから先、広く活用されるはずだと書きました。実はなんと！今ではこの3Dプリンターを使って、家を作れます！

さらに！信じられない方も多いかと思いますが、3Dプリンターで作った家は低価格で、1日で建築できてしまいます！これによって、家の建築期間中にかかる負担も格段に減ります。3Dプリンターによる家の建築は、実は日本ではまだ導入されていません。ですが海外ではこの3Dプリンターで作られた家や橋まで、次々と建てられています。

今回はそんな将来有望な3Dプリンターについて、2021年、新生活にむけて人気のおすすめ15商品を選びました！2021年、新生活に向けて購入を考えてみてはどうでしょうか。

3Dプリンターとは、3Dデータをもとに樹脂などを加工し、それを積み重ねて立体的に物を作ることができる機械のことです。これまでの一般的なプリンターでは、紙など平面上の物にインクを使って、文字や図形を印刷していました。

しかし3Dプリンターでは、空間にさまざな立体物を作り出すことができます。また、出来上がった立体物を実際に使用することもできます。

以前は高価で、かつ特殊な技術が必要なものばかりでした。そのため、業務用として使用されることも多かったのですが、近年開発が進むにつれて、安価でコンパクトな3Dプリンターも登場し、家庭用としても人気で手軽に購入できるようになってきました。

家庭でも購入できるような家庭用3Dプリンターと、業務用3Dプリンターには大きく3点の違いがあります。以下でその違いを詳しく紹介します。

3Dプリンターの造形方式については後ほど紹介いたしますが、業務用3Dプリンターの造形方式では、セラミックや金属といった材料も加工できます。また、フルカラーで使えるという特徴があります。

一方、家庭用3Dプリンターでの造形方式では、樹脂などの材料を加工します。ただ、近年の技術の発展により家庭用3Dプリンターでもフルカラーで使える製品も登場しています。

家庭用3Dプリンターよりも業務用3Dプリンターの方が、加工できる材料や色に対応しているため、再現度が高くなります。ただし、近年では高性能なプリンターが生み出されており、家庭用プリンターも性能が良くなっているため、こちらも一概にはいえません。

業務用3Dプリンターでは、金属なども加工します。そのため高性能なものが多く、高価格なプリンターが多いです。しかし、家庭用3Dプリンターは主に樹脂などを加工します。樹脂は加工しやすいため、高性能でなくても加工ができます。

その分、コストを抑えたプリンターが多いです。また材料に関しても、樹脂は金属よりもコストが低いです。材料費という点でも家庭用3Dプリンターは、業務用3Dプリンターよりも価格が安いです。

さて、魅力のたくさんある3Dプリンターですが、初めて購入しようとしている方には、価格や性能など、分からないことがあったり、迷ってしまうこともありますね。そこで、商品の紹介をする前に、まずは3Dプリンターの性能について紹介します！「初めて買うから、どうやって選べばいいのかわからない」という方、ぜひみてくださいね。最初に造形方式についてみてみましょう。

造形方式とは、3Dプリンターが立体物を作るための加工方法です。材料に樹脂を使うのか、金属を使うのかによって加工方法が変わってきます。

また、完成品を使用する際に質感まで繊細に表現する必要があるのかなど、それぞれの材料や加工方法で違いがあります。それぞれの造形方式にはメリット、デメリットがあります。以下でその特徴を紹介いたします。

熱溶解積層方式とは、熱で溶かした樹脂を押し出しながら積層していく方式です。この方法のプリンターにはコンパクトサイズのものが多く、材料費も含めて価格の安さが特徴です。ただし、完成品の精度が低いという点があります。

光造形方式とは、液状の樹脂に対して紫外線を当てる方法です。紫外線を当てた樹脂が硬化するという性質を利用していて、何層も繰り返すことで立体物ができます。3Dプリンターでは、この光造形方式が定番と言われていて、信頼性もあり、広く普及しています。ですがこちらの方法では、材料費が高く、完成まで時間がかかるため、量産には向かない点がデメリットになります。

この方法は、レーザー光線を粉末状の材料に当て、焼結させます。この方法では、金属の材料も加工することができます。デメリットとしては、粉末の取り扱いに注意が必要な点と、表面がザラザラしてしまう点があります。

インクジェット方式は、一般的な印刷用プリンターの仕組みを応用したもので、インクジェットヘッドから樹脂を噴射し、それに紫外線を当てて固めながら積層していきます。この方法は他の方法と比べ、高速で、かつ高精度な立体物を作ることが可能です。一方、耐久性が低いという面があります。

粉末固着方式では、敷き詰めた粉末材料の上から接着剤を吹き付け、固めていきます。材料費が安く、接着剤に着色すれば、フルカラーで立体物を作ることができます。一方、耐久性が低く、壊れやすい点がデメリットになります。

3Dプリンターには、組み立て品と完成品があります。組み立て品は購入後に、自分で組み立ててから使用します。保証が徹底していればいいのですが、中にはマニュアルが英語だったりして組み立てるのに大変なものがあります。完成品なら、あらかじめ組み立てられた状態ですので、購入後すぐに利用でき人気です。3Dプリンターを購入する際は、組み立て不要な完成品の購入をオススメします。

ビルドサイズとは、3Dプリンターで作れる立体物の最大の大きさです。購入する際は、このビルドサイズもみておく必要があります。自分がプリントアウトしたいものの大きさをみて決めましょう。ちなみに、大きな物をプリントアウトしたい場合は、部品に分けて組み立てる方法もあります。

積層ピッチとは、プリントの一層ごとの薄さのことです。熱溶解積層方式では、プリントアウトで何層も樹脂を積み重ねて造形物を作ります。そのため、積み重ねる層が薄いほど、完成品がより滑らかになります。細かい部分までこだわりたい人や繊細なな完成品を作りたい人は、積層ピッチが小さいものにするのがおすすめです。

3Dプリンターは、3Dデータをプリンターには出力することによって、プリントアウトします。そのため、プリンターが対応しているファイル形式や、対応するソフトウェアもチェックしましょう。

ソフトウェアがSTLデータに対応していると、多くのモデリングソフトや3DCADのデータを出力することが可能です。幅広いデータを印刷するにはSTLデータに対応している機種を選びましょう。インターネットで入手できるファイルもSTL形式が採用されているものが多く、人気です。

3Dプリンターの造形方式の中には、音がうるさいものがあります。特にマンションやアパートでの使用を考えている方は、ダンボールや押し入れに入れて使用すると良いでしょう。後ほど紹介しますが、家庭用プリンターにも、静音モデルがあるため、気になる方はそちらを購入するのもおすすめです。

WiFi対応の3Dプリンターは、スマートフォンやタブレットのアプリからデータを出力し、プリントアウトすることができます。これにより、パソコンやSDカードから出力をする手間が省けます。プリンターを選ぶ際は、WiFiに対応しているかどうかもチェックしてみましょう。

3Dプリンターには、様々な便利な機能が付属しているものがあります。初めて3Dプリンターを使う人にもおすすめですので、みてみて下さい。

一般的な3Dプリンターは、ノズルと置き台の距離を調節する必要がありました。しかもこの距離をうまく調節できないと、3Dでプリントアウトできないのです。実はこの調節がとても手間がかかるものだったのですが、オートキャリブレーション対応のプリンターは、この作業がなんと自動になります。面倒な手間もかからないため、おすすめです。

モニターがあるプリンターは操作がしやすいため、おすすめです。モニターだけで操作ができるため、万が一プリントの途中でパソコンが使えなくなったとしても、本体のモニター操作で対応できるため、途中で止まったりせず、よりスムーズなプリントアウトが可能になります。

スライスソフトとは、パソコンやスマートフォン、タブレットなどから送信した3Dデータを、プリンターが出力可能にするために、変換するソフトのことです。

スライスソフトには、プリンターに専用ソフトとして付属しているものや、後で個人的にネットからダウンロードするものがあります。ネットには、無料のものや有料のものがあるため、特に初めて3Dプリンターを購入する人は、あらかじめ専用ソフトのあるプリンターを購入するのがオススメです。

実は3Dプリンターには海外製のものが多く、ほとんどが英語表記か中国語表記のプリンターになります。性能だけを重視して説明書を理解するのに丸一日かかってしまって、プリントをする余力がない、という事態はできるだけ避けたいですよね。英語が苦手な人は、日本語の説明書が付属しているプリンターや、日本語対応のプリンターの購入をおすすめします。

保証期間やメーカーのサポートなどがしっかり充実しているものを購入すると安心です。なかには評価の悪いメーカーもあるため、心配な人は事前に調べてから購入すると良いでしょう。

3Dプリンターにはフロントパネルがあり、タッチパネルで操作ができるプリンターもあります。便利な機能ですので、予算に余裕のある方はぜひ搭載されているモデルを選んでみましょう。

フロントパネルのある3Dプリンターは、操作もパネル上でできます。また、タッチパネルが搭載されているプリンターも多いです。最近では、USBを差し込み、直接データを送信することができる機器もあります。操作がしやすい点が特徴です。

フロントパネルのない製品はUSBからプリンターに直接データを送信したり、パネルでの操作ができません。機械にパネルが搭載されていないため、付属している別のモニターで操作をします。業務用3Dプリンターや、大型プリンターには搭載されていないことが多いです。

それでは、家庭用3Dプリンターのおすすめ15商品を紹介いたします。気になるものはぜひ、チェックしてみてください！

以上、おすすめの3Dプリンター15商品を紹介いたしました。コンパクトなものや、家庭用でも繊細な立体物を作れるものなど、さまざまなプリンターがありましたね。購入する際は、どこで使用するのか、何を作りたいのかをよく考えて、それぞれの用途に合わせてお使いいただければと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。