ダイニングチェアのおすすめ15選 ｜IKEAやニトリで北欧風に演出！

家族が集まって、食事をしたり団らんを楽しむために、重要な役目を持つダイニングチェア。又、テーブルとのバランスから主婦の方など、何か仕事をされたり書き物をしたりと、食事以外にも座る事の多いアイテム(椅子)です。

快適に過ごして頂く為には、座り心地は勿論、使う人に合ったサイズや機能、素材、メーカー/ブランド毎など細かくポイントを分けて選ぶ事が大切です。次にダイニングチェアの選び方を大きく8項目に分けて、お伝えしていきますね。

大きく8項目に分けた、ダイニングチェアの選び方ですが、前項でも触れた素材、機能、ひいてはデザイン(見た目)となると本当に多種多様な商品が溢れています。おしゃれなチェアは見ていて楽しく、優先して選びがちですが、先ずは”椅子”としての機能を十二分に果たしてくれる、座り心地の良い子供さんにとっても安全な、飽きの来ない本当に寛げるチェアを選びたいですね。

以下の項目別の、選び方を参考に納得と満足のいくダイニングチェアをお選び下さい！

”サイズ”で分けるとなると、一人で座る「チェアタイプ」と2～3人で並んで座る「ベンチタイプ」のものがあります。それぞれの良い点と、場合によっては使い辛い点をご説明いたしますね。

どこの家庭でも、一般的には”椅子”といったこの一人で座る「チェアタイプ」のものが思い浮かぶ事でしょう。立ち上がって移動の際などは、身動きが取りやすく、配置換えをしたり使わない椅子は、収納しておいたり状況に応じて、変化をつけやすいタイプです。

購入の際は、テーブルとセットで4、5脚と同じデザインのものを揃える事になり、途中で別のものを加えると、アンバランスな感じになり、おしゃれ感を損なう懸念があります。

あまり一般の家庭で、見ないベンチタイプのチェアですが、上の画像の様に、背もたれなしのタイプでしたら一人一人の身動きも取りやすく、開放的な空間も演出でき、おしゃれな感じを出せます。ホームパーティーをされる場合、大勢の方にゆったり座って頂け、使い勝手の点では申し分ないかと。　

チェア自体の移動や、収納がしにくく”大勢で使う”という目的がない場合、あまり選ばない方がいいタイプと思われます。

ダイニングルームは、チェアだけでなく、食器棚や他その家庭によって、色々なインテリアで装飾されています。このインテリアに合った、違和感のないおしゃれな雰囲気を演出する”素材”のチェアを選ぶのに、5つの素材別にご紹介していきます。

見出しにもあります様に、温もりがあり、癒され寛げる樹木素材の”木製”は一番歴史があり、人々に愛されて来ました。脚、背もたれ、座面と全て木製タイプのものは、クッションを置いたり背もたれ部分にカバーを掛けたりして、更に温かみと変化をつける事が出来ます。天然素材なので、木材ごとの色目や木目、節目といったそれぞれの見た目の違いや作製時の加工による変化を楽しむ事が出来ます。普段のお手入れも一番し易く、小さな子供さんにも安心な素材です。

又日本製から、海外製、世界の樹木を使用したダイニングチェアが数限りなく存在し、お気に入りのものを選ぶのにも一苦労ですが、使用するダイニングルームやインテリアに似合った、素敵でおしゃれなチェアをお選び下さい！

”布”といえば天然、化学、合成繊維の素材別の他、色や模様によって膨大なデザインのものが生み出されます。それだけに、設置するダイニングルームやインテリアに合うか、飽きが来ないか等公開しない様、十分時間を掛けて慎重に検討し、選び決めなくてはなりません。

食べ物、飲料をこぼした際の汚れをどこまで落とすことが出来るか、傷や破れに耐えうる年数など懸念しなくてはならない項目がいくつかありますし、木製の物より柔らかく座り心地は優れていますが、小さなお子さんがおられる場合はカバーを使用するなど、工夫が必要ですね。

”皮革”、動物の皮をなめした本革、人の手によって作られたより、本革の風合いに近づけた人工皮革、手頃な価格の合成皮革とがあります。高価ですが使い続け、経時年数毎に味わいの出てくる、本革のチェアは販売点数も少なく、探すのにも苦労しそうですが、それなりに安価で本革の風合いに近い人工皮革なら、コスパの点でも高いと言えるでしょう。

一番安価で、汚れ落としや日頃のお手入れのし易さの点で、お求めやすいのは合成皮革のチェアになります。これら3種の皮革の特長、メリット/デメリットを踏まえ、検討、選択して下さい。

座面が太めの繊維で編まれた、涼しげでスッキリした印象のチェアです。北欧で生まれたこの素材は(デンマーク製が有名)座面が身体にフィットし、使用感に優れ、冬も温かく感じられ※編み換えによって長くご使用頂けるのが特長です。

又軽量で、革や布張りと同じ位丈夫で、使い続ける程に体に馴染んできます。デメリットとして、埃が付きやすい、シミが出来やすいという点がありますが、日頃のお手入れである程度防ぐ事が出来ます。

※編み換えの時期の目安：10～15年

見出しにもある様に、軽くて色のバリエーションが豊富で、明るくポップな気分にさせてくれるのが、このプラスチック製です。乳幼児や小さな子供さんの居るご家庭なら、この素材のチェアを別に設置して、汚れてもすぐ拭き取れる様にされている所も多いでしょう。カジュアルなので、それに合った雰囲気のダイニングルーム、インテリアにお使い頂き、心弾む食事やパーティーのひと時をお楽しみ下さい！

次に、ダイニングチェアに設置する「クッション」の有無ですが、使う、使わないの理由やそれぞれのメリット、デメリットについてお伝えして行きます。

クッションを設置する理由として、臀部が冷えるから、チェアの座面むき出しでは、殺風景に見えるから、といった事が挙げられます。クッションを置くメリットは、実際も温かく見た目も温もりを感じ、座面の高さを増す事で、テーブル面とのバランスが良くなる事でしょう。

デメリットは食べ物、飲料をこぼしクッションに掛かった際に、後の洗濯に時間と手間を取られ、日頃の手入れにも手数が加わる事が挙げられます。

クッションを設置しない場合のメリットとしては、部屋全体がスッキリと見える、食べ物、飲料をこぼしチェアの座面に掛かった際、掃除が楽、立ったり座ったりの動作がし易い事が挙げられます。

デメリットとしては、冬季暖房がない場合、臀部から体が冷える、殺風景に見える、テーブル面との高さバランスがそのままで使用しなければならない事でしょう。

”インテリアスタイル”は世界各国の地域(気候、風土、文化)、又時代によってその違いは顕著です。この世界の地域別のインテリアと共に、それに合うダイニングチェアをご紹介していきましょう。

アメリカンカントリーは、開拓時代のログハウスを思わせる”木”の素材を最大限に生かした、素朴な感じのスタイルです。やはり、木材の温もりを最大限に生かした、最小限に加工を抑えた、ダイニングチェアがピッタリです。

おしゃれな西海岸スタイルは、暖かでそれでいて、爽やかな海風をイメージしたインテリアです。ダイニングチェアも”ブルー”を基調とした、布張りやペーパーコードなど取り入れて更にイメージをUPさせてみられるのはいかがでしょうか。
 

またここ2～3年でよく耳にするようになった”ブルックリンスタイル”　ブルックリンとはNY州5区の一つで、マンハッタン地区とイーストリバーを挟んで反対側に位置する地区です。ラグジュアリーなマンハッタンとは対照的に、倉庫や古いアパートが立ち並ぶ街です。

家賃の安さから、労働者や移民、クリエイター、新進気鋭のアーティストなどが集まるようになり、おしゃれなカフェやアートショップも次々にオープンして近年注目を集めているエリアです。流行最先端の街ながら、古いものを生かして楽しむといったインテリアの考えがあるようです。

ブルックリンスタイルと言えば、何と言っても”レンガ”！　アンティークなレンガを使い、露出配管やダクトなど敢えて見せて、武骨で開放的な感じが良いんですよね。それに似合うダイニングチェアといえば、明度をグッと抑えた、ブラックやダークカラー、スモーキーな布、革張りをしたものが相応しく、グリーン系の観葉植物を合わせて置くことで温もりと爽やかさをプラスする事が出来ます。

北欧風といえば、やはり”白”を基調とした、雪をイメージさせる中カラフルな差し色を入れた、直線的でシンプルなデザインが特徴です。日照時間の少ないという、独特の地域でいかに、家の中で快適に過ごすかを考えられたインテリアスタイルです。このスタイルに似合った、カラフルな模様の布張りチェア、木材の椅子にカバーや鮮やかなクッションを付けて、見た目から暖かくお過ごし下さる事をご提案します。

フランス　プロヴァンス地方を代表とする、南欧スタイル。広義では地中海スタイルなどども呼ばれます。白い漆喰の壁が特長で、夏の強い日差しと冬の寒風を防ぐためのものです。南米は一年を通して温暖な地中海気候に属するので、どこかのんびり、素朴なイメージがあります。反面フランスらしいおしゃれ感もあり、人気のスタイルです。

バリやタイのリラックスした、ビーチリゾートをイメージしたもの。アバカやラタン、バナナリーフなどで編んだ籠を取り入れると、よりアジアンリゾートスタイルらしくなりますね。ダイニングチェアも、少しダークな色合いのペーパーコードや籐椅子など使用して演出効果を高めましょう。
 

赤や金など、派手な原色使いの素材を用いたインテリアが特徴です。中国から来日して、日本に永住される中国人の方など本国の文化や伝統を大切に、パーテーションや調度品、装飾品など統一されておられる方もおおいのではないでしょうか。

ダイニングチェアも原色使いの刺繍が施された布張り椅子や、クッションなどで、雰囲気を出されてはいかがでしょう。

一般の家庭では、あまり見られる事はない、アフリカの民族住居をイメージしたスタイルです。日中の暑さを凌ぐための白壁や無垢材、独特の原色使いが特徴的です。パワフルで※プリミティブな魅力のあるインテリアスタイルです。

北アフリカモロッコのインテリアスタイルは、モロッカンスタイルと呼ばれています。モロッコはイスラム文化に属し、アラベスクなどの幾何学模様を多用するのも特徴です。ダイニングチェアに「プフ」というモロッコのクッションを用いてもそれらしくなり、おすすめです！

※プリミティブ：自然のままで原始的、素朴という意味

 

次に椅子として、座るだけの機能の他に、①折りたためる②回転できる③キャスター付きでチェアごと移動が出来ると、3つの機能付きのチェアについてご紹介していきますね。

折りたたみ式のダイニングチェアは、畳んで収納、部屋の隅に置いたり場所を取らず、重宝します。見た目普通のチェアと、殆ど変わらない商品もあり、値段も数千円～1万円台のものが多く、畳んで片付けダイニングルームを別目的で使用する場合など、いいかも知れません。

回転式のチェアは、座面ごと向きを変えて、移動や立ち上がりがしやすく動作の多い主婦層には便利なアイテムと言えます。座っていて、上半身がやや不安定なのが難と言えますが、使用する人の立場になって検討、お選び下さい。

椅子ごと座ったまま移動が出来、何か物を取りたい時、立って歩く程の距離でない場合など重宝するでしょう。車椅子を使用されている方など、車椅子がテーブルに上手く釣り合えない場合、このキャスター付きのチェアに移動して、可動域を広げて頂くのも良いでしょう。

巷に出回っている、又はご家庭で使っておられるダイニングチェアは、殆どがひじ掛け(アームレスト)無しのタイプですよね。乳幼児や小さな子供さんが居られる所は、乳児又は子供用の座面高な、ひじ掛け付きのチェアを別に使っておられますね。

一般のダイニングチェアで、ひじ掛け付きだと、横幅を取り身動きがしにくくなるデメリットがあります。食事の後、そのままダイニングテーブルについて寛ぐ方や、上半身の支えが不安定な方などは、ひじ掛け付きのチェアを別に用意されてお使い頂くのが良いでしょう。

テーブルとセットで使うダイニングチェア。テーブル高さとテーブル面積に合わせてチェアの高さや横幅を考慮し、選ぶのは当然の事ですよね！　テーブルとチェアはセットで販売されている事が殆どですし、実物を見に出向いて、実際に座ってみて食事や団らんの状況をシュミレーションしながら、使い心地をイメージすれば問題はないでしょう。

アンティークショップや、在庫処分などでテーブルとチェアを別々に気に入り、購入しなければならなくなった場合は、両者を実際に組み合わせてみて、ちゃんとした姿勢になるか、チェアに比べてテーブルが小さくないか、デザインがアンバランスではないか、ダイニングに設置した際、他のインテリアや部屋の雰囲気に合うかイメージダウンにならないか等、チェック項目を事前に挙げ、納得と満足の行くものをお選び下さい！

 

次に、人気のおなじみメーカー4社　IKEA、ニトリ、LOWYA、イームズのダイニングチェアについて順番にご紹介していきますね。お客様の目線に立った、コスパとサービスをモットーに、日々業績を上げる努力を積み重ねておられるメーカーさんばかりです。

北欧スウェーデン発のIKEAのダイニングチェアは、「より快適な毎日をより多くの方々に」をモットーに、低価格ながら品質の良い素材を使い(コスパの高い)、機能的に設計されています。”座る”といった基本動作から、座り心地はもちろん、デザインも重視して作られています。

北欧らしいシンプルな色使いやデザインの中にも、おしゃれで食事の後も時間を忘れて寛いで頂ける、又子供さんにも安心、安全なチェアを製作、提供しています。

おなじみ「お、ねだん以上。」の価値を提供する事を基本コンセプトにされた、メーカーさんですが、その通り、こちらも低価格ながら品質の良い素材(コスパの高い)を用い、お客様の満足度を最高に高める努力をされています。シックな色合いから、カラフル色まで又、デザインも目を引く斬新なものまで、幅広く作製、提供しています。

ドラマでも使用される、モダン家具の専門店と言われています。価格は、ダイニングテーブルとセットで数万～10万円台を中心に高価格ですが、高級なものを本当に長く愛用しよう、とのお考えの方には、是非じっくりと時間を掛けてご検討の上、100％満足の行くものを選んで頂きたいです！

ミッドセンチュリーの代表的なデザイナー、イームズ氏とその妻が、合板、プラスチック、繊維強化プラスチック、ワイヤーなどを素材とした椅子をデザインし、提供したのが発端の「イームズ」のチェア。洗練されたシンプルなデザインと機能性は、今なお絶大な人気を誇り、色褪せる事がありません。

夫妻の代表作「アームシェルチェア」はデザイン性に優れ、安価で量産出来る事を目的とし作製された背座一体型のプラスチックチェアの代名詞とも言える作品です。

ここから、代表メーカー①IKEA②ニトリ③LOWYA④イームズの4社について、ダイニングチェアのおすすめ15選をご紹介していきます。　無数に存在する、どれも素敵なダイニングチェア、中でも多くの方に受け入れられ、永く愛用して頂けそうなものを、ふるい分けさせて頂きました。

木材を主とした、自然な風合いを大切にし合皮やファブリック、スチール(金属)との組み合わせで、モダンな雰囲気を出している様なチェアが多く見受けられます。

「お、ねだん以上。」のキャッチコピーのままに、安価だけれど良質な素材を用い、購入後お客様による組み立てが必要な場合も、簡素化し、負担を減らす工夫がされています。
チェアの脚部は天然木が多く、座面と背面がファブリック(織物)の場合は、多くが優しい色合いで、癒しと寛ぎの空間作りに一役買っています。

いかがでしたでしょうか。このおすすめの15選に私の判断で絞り込むのは、とてつもなく大変な事で、より多くの方に受け入れて頂く為に、ご紹介した4社のメーカーさん他のメーカーさんも、膨大な種類のチェアを設計、製作されていて、改良や新たな開発に日夜心血を注いでおられます。まだまだご紹介したい商品は多々ありますが、家族の絆を深める為、自身が豊かな日々を送る為に、末永く愛用出来る素敵なダイニングチェアを見つけて下さる事を祈っています。