初心者におすすめ ミシンおすすめ15選【機能/耐久力/メーカー保証】

子どもの入園や入学準備に手作りの小物を作ってみたい。そんなことがミシンを始めるきっかけとなっている方が沢山います。そこから、ぬいぐるみの衣装を作ってみたい。子供の服を縫ってみたい。子供の発表会の衣装を作ってみたい。ドレスが作れるかも…など、とどんどん作りたいものが広がっていきます。

そのように、自分で色々なものをつくることで、自分の世界をどんどん広げていくことができます。そして、ものづくりをしている親を見て、子どもたちは創造力豊かに育っていきます。家庭の中にミシンが1台あるだけで、家庭の中に笑顔が広がっていくでしょう。

家庭用ミシンと言っても多くの種類があり、それぞれのモデルに色々な機能が装備されています。ミシン初心者の方はどれを選べば良いのか迷うことも当然です。ミシンに多くの機能があるということは、即ちその機能を必要としている人がいるということです。しかしながら、すべての機能が万人に必要かと言えば、そうではありません。

初めてミシンを購入しようと考えている方には、まずは自分にとって必要な機能が何かということを見極めてから、製品を選択することをおすすめします。ここでは、家庭用ミシンについて説明をした後、おすすめのミシンを紹介していきます。

家庭用ミシンとは文字通り家庭で使うことを前提に作られたミシンで、簡単な洋服や小物を作るときなどに便利ないろいろな機能が付属していて、１台でジグザクに縫ったり、穴かがりなどができたりします。家庭用ミシンではプラスチックの部品を用いているものも多く、軽量で持ち運ぶこともできます。

家庭用にはフットペダルで踏んで使う電動ミシンや、電子回路を使っている電子タイプ、コンピュータが内蔵されているコンピュータタイプなどがあります。家庭用ミシンの中には職業用ミシンもあります。直線縫い専用ミシンで、耐久力、スピード、パワー、仕上がりに優れています。 

工業用ミシンは縫製業者を対象に作られているミシンです。作業効率が非常に高く、家庭用では回転数が1分間に800回転ほどのところ、工業用では10,000回転にもなります。

1台のミシンの用途は専門化されていて、一本針本縫ミシン・千鳥縫ミシン・穴かがりミシン・閂止めミシンなど何千種類というミシンがあります。作動音や移動性よりも耐久性に重きをおいて作られています。

ここからはたくさん種類や商品のある家庭用ミシンの中からご自身のレベルや用途に合ったものを選ぶポイントを紹介いたします。ぜひ参考に、ご自身に合った家庭用ミシン一台を探してみてください。

家庭用ミシンには、「電動ミシン」「電子ミシン」「コンピュータミシン」などの種類があります。それぞれの特徴について説明していきます。

電動ミシンは構造がシンプルなミシンで、他のミシンと比べるとコンパクトなものが多いです。価格も１万円未満のものからあります。縫う速度とパワーが比例していて、スピードを落とすとパワーが落ちてしまいますので、厚物の生地を縫うには不向きです。

手元を照らすライトや10種類以上の縫い目を指定できる機能が付いた電動ミシンもあります。ただし、ゆっくり強くは縫えませんので注意が必要です。厚い生地を扱わなければミシンに慣れていない初心者の人でも使いやすいミシンです。

ミシンを止めた時に針が必ず上に上がった状態で止まるミシン、縫い始めの２～３針は設定スピードにかかわりなくゆっくり動き出すミシン、無段階でスピード調節ができて低速でも縫う力があるミシン、この3つの機能を持つものを電子ミシンといいます。

価格は1万円以上～3万円前後の物が揃っています。低速でも縫う力が落ちることがないので電動ミシンより厚手の生地を縫うことができます。初心者の方でも扱いやすく、人気のミシンです。

電子ミシンにある基本の機能に加え、コンピューターで縫い目やスピード・ふり幅などを制御していますので、縫い目の大きさが正確で、綺麗な縫い模様に仕上げることができます。ボタンホールを1ステップでキレイに仕上げるときや、刺繍や文字など複雑な模様を縫いたい時におすすめのミシンです。

他にもモデルによって様々な機能を搭載しています。価格も3万円くらいから幅が広いですので、自分の欲しい機能を絞って購入することをおすすめします。

家庭用のミシンの中でも、オールマイティな一般用ミシンの他に、直線縫いが得意な職業用ミシン、かがり縫いが得意なロックミシン、刺繍もできる刺繍ミシンなど個性のあるミシンもあります。

工業用のミシンを家庭用にコンパクト化ししたミシンで、直線縫いの機能に絞ったミシンです。家庭用ミシンよりパワーやスピードがあり、大物の縫い物をするときに使いやすくなっています。デニムパンツやデニムジャケットなどの厚手の生地の補修や洋服を作るとき、カーテンなどの制作にも使うことができます。

また、家庭用ミシンに比べ耐久力もあります。ただし、家庭用のようにジグザグに縫うことはできず、直線縫いしかできません。家庭用ミシンに十分慣れ、本格的に縫い物をしていきたいという方には人気のあるおすすめのミシンです。

ロックミシンは布端のほつれを防止するために行う、縁かがり縫いの専用機です。 家庭用ミシンでも、直線縫いとジグザグ縫いを合せてできますが、速さと仕上がり具合で大きな差が出ます。また、伸縮性のあるニット素材の縫い合わせも得意です。

ロックミシンだけで作れる洋服もありますが、家庭用ミシンとロックミシンの両方を使えばソーイングの幅を広げることができます。ロックミシンには「１本針2本糸」や「２本針４本糸」などいろいろな種類があります。自分が何をしたいかを考えて種類を選ぶことが大切です。

まず、家庭用ミシンを使ってみて、物足りないなと思ってからロックミシンを考えてみることをおすすめします。

文字通り刺繍専門のミシンですが一般用ミシンとしても使うことができます。家庭用ミシンよりワンランク上のものを作りたい、よりオリジナル性の高いものをつくりたいという方に人気のミシンです。

刺繍をするためにはデータが必要です。メーカーやモデルによって、いろいろな模様やキャラクターのデータがあらかじめ内蔵されています。内蔵データにない場合は追加データを購入するか自作できるものもあります。

自作の場合、オリジナルの刺繍を作ることができます。自作には専用のソフトを使い、パソコンでデータを作った後、ミシンへ転送していきます。また、写真やイラストなどを取り込んでのデータつくりもできるものもあります。

ミシンの場合サイズというのは全体の大きさのことではなく、「ふところ」と呼ばれる部分の広さの事を言います。「ふところ」というのは、針の右側の空間のことで、ふところが広いほど、大きなものを縫うことが楽になります。

この「ふところ」が狭いものをコンパクトサイズ、広いものをフルサイズといい、その中間をミドルサイズと呼んでいます。

本体幅45.0cm前後のフルサイズミシンは人気があり、各メーカーでの売れ筋商品です。ソーイングスペースが広く、小物の縫い物から洋服やバッグなどの大物の縫い物まで楽に行うことができます。

ジーンズ・合皮・革のような厚手の生地も縫うことが可能です。模様数の少なく、機能がシンプルなものから文字縫いや飾り縫いまでできる多機能のモデルまで、多くのモデルが販売されています。

また、コンパクトミシンに比べ重く、移動は大変ですが、ミシンの振動によるガタつきが少なく安定感があります。耐久力もあるので、使用頻度が多い方、服やバックも作りたい方、移動が少ない方には人気のあるミシンです。

フルサイズとコンパクトサイズの中間に位置付けされているミシンです。フルサイズミシンより4cmほど本体幅が狭く、軽量仕様のものもありますので、このサイズを主力機種としているメーカーもあります。

小物を縫ったり子供服を縫ったりする程度であれば支障なくできます。それほど頻繁に使うわけではないが、高性能な機種が欲しい方にはおすすめのサイズです。

小物製作向きのミシンで、価格も比較的安く設定されています。ソーイングスペースが狭く、その分本体幅も若干小さくなり、軽量化が図られています。子どもや高齢者が使うために持ち運びしやすいものを探している方には適したミシンです。また、セカンドミシンとして使用される方にもおすすめです。

コンパクトサイズはお手頃価格で、手軽に扱えるイメージですが、作業量や機能が限定されますので、ミシンの扱いに慣れた人におすすめします。初心者には、不慣れな部分をアシストしてくれる基本的な機能を持った機種をおすすめします。

初心者の方がミシンを選ぶ時にいちばん重要なのが、用途に合ったものを選ぶことです。自分がミシンでどのようなものを作りたいのかを明確にしましょう。

そして、次に大切なことは楽しく作品が作れるミシンであることが大切です。誰でも作品を創ることの苦労は楽しめますが、ミシンの取り扱いの苦労は楽しむことはできません。

ですので、初心者の方には、操作が簡単で取り扱いやすいものを選択することをおすすめします。最近のミシンにはいろいろな機能がありますが、その中でも便利機能の充実したものをおすすめします。価格が高ければ使いやすいということはありません。安いミシンでもより使いやすいものを選択しましょう。

ミシンにも様々な機能が搭載されています。まずミシンにはどのような機能があるかを知り、自分に必須の機能、あれば良い機能、要らない機能を取捨選択することが必要です。ここでは、どのような機能があるか主なものを紹介していきます。当然機能が充実すれば価格は上がってしまします。

現在販売されている大半の家庭用ミシンには自動糸通し器がついています。その中にもメーカーにより少しずつ違いがあります。

一般的な自動糸通し器は両手を使う必要がありますが、ジャノメのワンアクション糸通し器・JUKIの針自動糸通し器・ブラザーのワンタッチらくらく糸通し器などは片手で操作ができます。また、ブラザーのスーパー糸通し器はより簡単に糸通しができます。

縫った後に表は上糸だけ、裏には下糸だけが見える状態が正しい糸調子です。デニムなどの厚物や薄物・伸縮素材、選んだ生地や糸によって、糸と下糸の引っ張り合う強さの調整をしなくてはなりません。

それを自動で調整して正しい糸調子にしてくれる機能が自動糸調子です。今まで糸調子で苦労されてきた方、初心者の方にはぜひとも欲しい機能です。

縫い目の長さが大きいと薄い生地は、糸で引っ張られてしわになります。細かな縫い目だと厚い生地は裂けやすくなります。このように、上手にミシンを使うためには、生地の厚さによって、縫い目の長さを変えることが大切です。

安いミシンではこの縫い目の長さ調節ができないものがありますので、注意が必要です。自由自在に調整できるようなものもありますが、最低でも3段階ほどの調整ができるものをおすすめします。

布の切れ端（＝裁ち目）をかがる機能です。本来はロックミシンを使って行うのがいいのですが、ミシンによっては裁ち目かがりの機能を使用することもできます。

専用の押えを使用するので、ジグザグミシンよりも綺麗にまっすぐ縫うことができます。安価なミシンで裁ち目かがりの機能が無いミシンの場合、ジグザグ縫いで端処理します。

その場合、付属または別売り専用カッターを使えば、切りながら縫うことにより、縫いずれを少なくすることができます。

自動糸切りとはその名の通り、縫い終わりにボタン一つで上糸と下糸を同時にカットする機能です。縫い終わりにハサミ等で糸を切る手間が省け作業がスムーズになったり、糸を引っ張って切らない分、糸の節約になったりします。ミシンを頻繁に使う方には便利な機能です。

フットコントローラーの踏み込み加減でスピード調節を行うミシンが多いのですが、カーブ縫いでゆっくり進めたいのに、フットコントローラーではスピード調節が難しく思いの外勢いよく進んでしまう時があります。そんな時に便利な機能がスピード調整の機能です。

スピード調節ができるミシンではフットコントローラーをめいっぱい踏んでもスピードは指定した以上の速さで進むことはありません。ミシンによって何段階かの調整だったり、無段階の調整だったりいろいろなものがあります。初心者やスピード調整が苦手な方に人気のある機能です。

押え金には、生地を送り歯に密着させ、スムーズに生地を運ぶなどの役割があります。しかし、生地の素材や厚みの違いなどで進みが上手く行かず、縫い目にシワが寄ったり、布が伸びて波を打ったり、下の生地だけが進んでしまったり、布を送らなかったりする時があります。そんな時に押え金の圧力を調節する必要があります。

ミシンによって、調節できない物、段階別で調節できる物、無段階で調節できる物などいろいろあります。いろいろな素材を扱いたい方にはおすすめの機能です。

足元で自由に縫い速度がコントロールでき両手が思いのままに使えるので、曲線ぬいも綺麗に仕上げることができます。たまに使う程度ならタッチセンサーでもいいですが、集中して作りたい時には欲しい機能です。

糸切り機能のついたものもあります。最初から付属している物と、後からオプションで購入する物があります。今は要らないという方も、少なくとも後から買い足せる物を選択しておくことをおすすめします。

ミシンには必須の機能の他にも搭載されているおすすめの機能がいくつかあります。ご自分の用途に合わせてオプションとして含めるか含めないかをチェックしていってみてください。

縫うという本来のミシンの機能に加え、布地に飾りを入れることを模様縫いと言います（刺しゅうとは別物です）。この機能でジグザグに縫ったり、3重縫いにしたりすることができます。メーカーによっては、20種類以上の縫い目模様ができるミシンもあります。

上手に使えばオリジナリティーの溢れた作品ができ楽しいですが、機能はあっても使いこなせていない方も多い機能です。ミシンを布を縫うだけで使う方には必要がない機能ですので、ミシンの利用目的をよく考えて選択することをおすすめします。

かがり縫いを行う一番いい方法はロックミシンを使う方法です。しかし、家庭用ミシンの中にはロック機能つきの物もあります。

裏地をつけないで入学・入園グッズを作る場合、裁ち目の始末の仕方で完成度がずいぶん違ってきます。ロック機能が無い場合は、専用のおさえに取り替えて、ジグザグ縫い・かがり縫い・裁ち目かがりを行います。

子どもの入園・入学準備などでオリジナリティーを出すために、子どもの名前をミシンで縫いたい、簡単なステッチをミシンで縫いたい、しかし高価な刺繍ミシンまではいらないという方に人気のある機能です。

文字だけが縫えればいいという方には刺繍ミシンより手軽に利用でき、価格も安い文字縫い機能のついたミシンがおすすめです。

ミシンの中には刺繍が得意なモデルがあります。名前など文字入れの他、専用のデータを使ってキャラクターの刺繍などが早く綺麗にできます。データを自作することもできるものもあります。

また、使い方次第ではオリジナルのワッペンなども作ることができます。価格は高くなりますが、ミシンの利用範囲が格段に広がりますので、ミシンでいろいろな創作をしたい方にはおすすめの機能です。

ブラザーの刺繍ミシンは種類も多く、刺繍柄データなどのオプションも充実しています。

コンピュータ式のミシンに搭載されている機能です。今までダイヤルなどで行っていたミシンの設定を液晶画面でできる機能です。スマートフォンなどで行うようにダイレクトに模様選択などが設定できますので、スマートフォンを扱い慣れた方には人気の機能です。

中にはタッチパネルでほんどのミシン操作ができ、プリセットされている刺繍の図案をアレンジするエディタや、縫っている間の動作状況を示すコンソールとしても使えるものもあります。

主にコンピューターミシンに搭載されている機能です。縫いたい模様や操作の選択が行える他、ガイドティーチング機能がついていたり、間違った操作をエラーメッセージで教えてくれたり、それぞれのメーカーやモデルによって様々な機能を持たせています。

液晶画面のないミシンでは、ダイヤルの選択している部分が光ったりして情報を教えてくれるモデルもあります。自分にあった表示方法を比較選択することが必要です。

音声ガイド機能を搭載しているミシンでは、糸のかけ方や使い方、操作のうっかりミスを音声で知らせてくれます。液晶画面と連動して、画面にも表示されるものもあり、目と耳で確認することができます。分かりやすく丁寧に教えてくれますので、初心者でも安心です。 

1回に縫う長さが30センチ程度であればワイドテーブルなしでもかまいませんが、それ以上のスカートやワンピース・パンツなどの大きなものを縫う場合はワイドテーブルがあったほうが使いやすくなります。また、左手がテーブルに添えられるので体も楽です。

縫いたいものがたくさんあって、手芸が趣味という方には人気がありますが、入園や入学準備やちょっとした小物を気が向いた時に作るという方にはなくても構いません。購入時に同梱されているモデルや、オプションとして用意されているモデルもあります。

ズボンの裾上げや、襟口、袖口の筒縫い、バッグなどの袋物縫いなどの筒物ぬいに便利な機能です。アームに袖や裾を通して回しながら縫うことが可能になっています。今では、ほとんどの家庭用ミシンに採用されていますが、機能があることだけは確認しておくことをおすすめします。

洋服を作るときなどに、ボタンをはめるための穴を作ることがあります。この穴のことをボタンホールといいます。ボタンホールは摩擦や力がかかるところですので、糸でしっかり補正をしておかないと布がほつれてきてしまいます。

ミシンでボタンホールを作るには「ボタン穴かがり」を行います。そのボタン穴かがりを自動で行い、生地にあわせたボタンホールが縫える機能があります。機種によってボタンホールの形を選ぶことができます。

ボタンを押すことにより針を一番下で止めたり、一番上で止めたりすることができます。ポケットつけやアップリケなど、角縫いでの布を方向転換する時に、針上下ボタンを押して針を下げれば、縫いずれの心配がありません。この機能があれば操作性は高まります。

ミシンを照らすために幾つかのライトがあります。その中でもほとんどのミシンに付いていて、重要なのが針周りを照らす手元ライトです。ところが、手元ライトが切れた場合とても交換しにくい場所にランプがついていて取り外しにとても苦労をします。

以前は豆球でしたが最近のミシンではLEDランプが主流になっています。できれば、耐久力が有り、明るく、熱を持たないLEDランプのものをおすすめします。

ミシンはどうしても大きな音が出てしまいます。しかし、最近は小型の強力マグネットモーターを搭載し、静音設計された比較的音が小さなものも多くなっていています。夜中にしかミシンができない方や小さな子どもがみえる方には人気がある機能です。

ミシンの大きなメーカーとしては、Brother・JANOME・JUKIなどのメーカーがあり、それぞれが特徴ある製品を出しています。この3つのメーカにについて紹介をします。他にはアメリカ生まれのシンガ、職業用ミシンに強いベビーロックなども有名です。

1908年創業の老舗メーカーです。家庭用ミシンでは多機能の高級機種から低価格機種まで幅広く取り扱っています。初心者向けのPS200シリーズは、コンピューターミシンで1万円代という価格の安さ、使いやすさ、機能性から、常に人気の高いベストセラー商品となっています。

全般に使いやすさと機能性のバランスが良く、ボタンホールの縫い目の美しさには定評があり、価格帯に関係なく綺麗なボタンホールができます。

刺しゅう機能付きミシンにも力を入れていて、ディズニー、サンリオ、アンパンマンなどのキャラクター模様はブラザーのみの取り扱いで人気がある商品です。オプション品も刺しゅう枠やオリジナル刺しゅう作成ソフト・刺しゅう専用糸など豊富に扱っています。

日本で初めてコンピューターミシンを開発し、世界で初めて家庭用の刺繍ミシンを開発した1921年創業の老舗メーカーです。刺繍ミシンをはじめ初心者から上級者向けまで幅広いニーズに対応したモデルを多く揃えています。

職業用ミシンでは、工業用規格の部品が使用され、下糸巻き専用の独立モーターの設置や、自動で最適な上糸量を調節する機能など優れた耐久力と機能性をもっています。

価格と機能のバランスがよく、部品品質の高さ・耐久力・縫い目の美しさには定評があります。老舗メーカーならではのロングセラー製品などもある安心のメーカーです。

スピードと耐久力が求められる工業用ミシンでは世界トップのシェアを誇るメーカーです。家庭用ミシンでは、工業用の技術を生かした中高級クラスのパワーのあるミシンを得意とし、厚地縫いをする方には人気のあるメーカーです。

ロックミシンでも面倒なルーパー糸通しを空気の力で簡単に通す機能があったり、静音性の高い製品があったりしています。また、センサー機能付きボタンホール調整などの機能性を備えたミシンでミシンのパワーユーザーを中心に高い人気があります。

ミシンの値段はすごく幅広く、安いものだと3,000円程度で買える激安のものから20万円する高価なものまであります。しかし、安いからといって、値段だけで選ぶのは禁物です。

安いミシンは、本来金属のしっかりしたパーツでなければならないところに、原価の安いプラスチックが使われていたりしていますので、耐久力がなく、縫える生地も限られています。

また、パワーがなく薄手のもの以外は縫えなかったりすることもあります。また、プラスチックを多用することにより軽くなる一方で、ミシン本体の振動が大きくなり、縫っている間にミシン本体が移動してしまったりします。

中には数千円で売っている、玩具ミシンに少し手を加えたようなミシンも存在します。すぐ壊れてしまったり、壊れても修理ができなかったりする恐れがありますので、手を出さないほうが安全です。1万円台であれば信用できるメーカーのものを、できれば2万円以上のものをおすすめします。

有名メーカーのミシンであれば、メーカー保証もついていますので壊れても交換してもらえたり、サポートを受けることができたりしますが、激安ミシンはメーカー保証が無いか、あっても保証期間が短いものが多くなっています。

メーカー保証が最低でも1年はあるものを選択することをおすすめします。また、電源コードのコンセント部分が大きくなっているACアダプターのタイプも避けた方が安心です。

ここからはミシンの人気おすすめ機種を15台紹介いたします。ここまで説明してきた選び方と見比べながら自分のレベル・用途に合った一台を見つけてみてください。

子どもの入園や入学を機会にミシンの購入を考えている人、今使っているミシンで満足できない人、ミシン購入を考える動機は色々ですが、みんなと違うオリジナリティーのあるものを作ってみたいという願いは誰もが同じです。

個性の時代に、個性のある小物からドレスを色々作ることができるのがミシンです。お気に入りのミシンで、お気に入りのものを作って、楽しい裁縫ライフをおくりましょう。

ちょっと使ってみたい人におすすめなのが、ミシンのレンタルです。その時に作りたい物に合ったミシンが借りられたり、自分が買おうと思っているミシンを実際に使ってみてチェックしてみたり、いろいろな利用の仕方があります。