【徹底比較】人気おすすめの日焼け止めファンデーション15選

日焼け止めって夏の必需品････なんて思っていませんか？日焼けの原因は紫外線です。この紫外線自体は強い弱いはあれ、年中降り注いでいます。夏に強くなるのは事実ですが、日焼け止めの効果は、日焼け止めだけではありません。

紫外線には紫外線A波と紫外線B波の２種類があり、B波は肌が赤くなったりするいわゆる日焼けをひき起こす原因となり、A波は肌にシミやしわなどを引き起こす原因となっています。

日焼け止めファンデーションはこのA波とB波の両方から肌を守っています。冬になると、B波は夏の２割位まで弱くなりますが、A波は半分ほどにしかなりません。このA波を防ぐためにも遅くとも4月には日焼け止め対策が必要になります。それでは、日焼け止めファンデーションの選び方と、おすすめの商品を紹介していきます。
 

楽天やAmazonで日焼け止めファンデーションを検索すると、これでもかというほどの商品が検索されます。値段も安いものから高いものまで千差万別です。そんな中から自分に合った物を選びましょう。

日焼け止めファンデーションには色々なタイプがありますが、大きく分けると「パウダータイプ」「リキッド・クリームタイプ」「クッションファンデタイプ」の3種類があります。

ファンデーションの粉末を固めた固形のものです。朝出かける前にしっかりと塗った日焼け止めも、時間の経過で紫外線カット効果が薄れてきます。そんな時パウダータイプのものは、化粧の上から塗り直しができ、その都度効果を再生することができ便利です。ノーカラータイプのものであれば厚塗り感もあまり出ることはありません。

リキッドタイプに比べて肌に優しいパウダーで、クレンジング不要で普通の洗顔だけで良いタイプのものもあります。お出かけの時には便利な日焼け止めファンデーションです。
 

リキッドタイプは特に肌の弱い人に人気があります。カバー力が高く、肌に馴染みがいいファンデーションで、薄くしっとりと仕上げることができます。また、肌ダメージが少ないものが多く、敏感肌・乾燥肌の方など肌への負担を減らしたい方にはおすすめです。

しかし、時間が経つと日焼け止めの効果が落ちてしまう場合があったり、紫外線カット効果が弱いものがあったりしますので注意が必要です。

クリームタイプはしっかり日焼け止めしたい人に人気があります。汗や皮脂に強く、しっかりと肌に密着し崩れにくいタイプですので、紫外線カット効果が長持ちします。しっかり日焼け止めしたい方にはおすすめの日焼け止めファンデーションです。カバー力も高いですので、化粧下地としても使いやすいタイプです。

クリームタイプのものを落とす場合は原則として専用剤でのクレンジングが必要です。そのため敏感肌や乾燥肌の方で強いクレンジングを避けたい人は避けたほうが良いと言えます。
 

クッションファンデはリキッド状のファンデーションが染み込んだスポンジがコンパクトに入っているもので、最近人気のあるタイプです。下地などの代わりとして利用できるなど数多くの機能を持たせた商品が多く、化粧の時間の中で処理ができ、忙しく時間に追われているような方に人気のタイプです。パウダータイプのものと同様に化粧の上から塗り直しができることも忙しい方に人気があります。

日焼け止めの商品を見ていると、日焼け止めの性能の一つとしてSPFとPAの言うものが表示されています。このSPF・PAとは何か説明していきます。

SPF（Sun Protection Factor）とは、日焼け、シミ・そばかす・皮膚がんの原因となる紫外線B波（UVB）の防止効果を示していて紫外線防御指数とも言われています。SPFの後に数字を付けて表示され、その日焼け止めを塗った場合、何も塗っていない時と比較して何倍の紫外線に耐えられるかを表しています。時間ではなく、紫外線の量を比較しています。

例えばPSF30という日焼け止めの場合、塗っていない時に肌に赤斑が出始めるまでに当たった紫外線の量と比較して、その日焼け止めを塗れば30倍の紫外線に当たってから赤斑が出始めるということです。数値は1～50までで表され、それ以上の場合は50+と表されます。ただし、SPFが高いものは、肌への影響も大きくなりますので、高ければいいとうものでもありません。

PA（Protection grade of UVA）とは、シミやシワ・たるみなど肌の老化の原因となる紫外線A波（UVA）の防止効果を示していてUVA防止効果指数とも言われています。その効果は、SPFのような数値ではなく、「+」の数で表記され、「PA+」から、極めて効果が高い「PA++++」までの4段階があります。

PAはSPFと同様、日焼け止めを塗っていない時と紫外線の量を比較していますが、PAは黒斑が見られるまでの紫外線量となっています。PAもSPFと同じように効果が高いものは肌への影響も大きくなりますので、「+」が多ければば良いというものでもありません。

日焼け止めは、時と場所で使い分けると効果的です。例えば通勤や通学、買物や軽い散歩程度であれば、SPF20でPA++程度、外で軽い運動をする時ならSPF30でPA+++程度、ゴルフや海水浴など夏の炎天下や長時間日に当たる時ならSPF50+でPA ++++程度などです。

一般的に肌が赤く日焼けしやすい人や、屋外で長い時間仕事やスポーツをされる方にはSPFを重視した選択をおすすめします。一方、屋内や直射日光には当たらない場所で紫外線対策をしたい人にはPAを重視した選択をおすすめします。
 

日焼け止めの中には、紫外線吸収剤と紫外線散乱剤という化学物質が入っています。紫外線吸収剤は、肌の表面で紫外線を吸収し化学変化を起こし、内部侵入を防いでいます。一方、紫外線散乱剤は紫外線を反射・散乱させることで肌の中への侵入を防いでいます。

しかし、紫外線吸収剤は肌が敏感な時に刺激になりやすく、紫外線散乱剤は白浮きしやすくなってしまいます。中には、紫外線吸収剤が含まれていないノンケミカルな日焼け止めもあります。また、合成保存料や香料を含まないまたは少量の日焼け止めも人気があります。今まで、肌が弱くて日焼け止めを塗るのを控えていた方にも、店の専門の方に相談すれば使えるものがあるかもしれません。

では、肌質別に見ていきます。
 

乾燥している肌は、皮膚表面の水分が不足するために角質がはがれ、隙間ができやすくなっています。そのために肌のバリア機能が低下し、紫外線が入ってくると大きな影響を受けてしいます。肌の乾燥を防ぐためには、ミルクタイプやクリームタイプなどの保湿力があるものを使い、肌のバリア機能が失われないようにすることが大切です。

その中でも肌に刺激のある紫外線吸収剤が含まれない、紫外線吸収剤不使用とかノンケミカルと表示されているものが人気です。できたら美容成分が配合されたものをおすすめします。しかし、日焼け止めを塗る以外にも、スキンケアで保湿もしておくことが大切です。

肌がベタついたりテカったりするのを気にして、夏場でも日焼け止めを塗ることを躊躇している脂性肌の方が多くみえます。脂性肌の方には使い心地がサラサラしたもので、テカリやベタつきの少ないリキッドやクリームタイプのものをおすすめします。また、皮脂コントロール成分や皮脂吸収成分が含まれている物は、テカリを押さえることもできますので人気があります。
 

敏感肌や子どものデリケートな肌には、紫外線吸収剤が含まれなく、肌への影響が少ない紫外線散乱剤で日焼けを防止しているタイプが人気です。ノンケミカルとか紫外線吸収剤不使用などの表示がされています。リキッド・クリームタイプに比較的多いタイプです。

また、敏感肌はわずかな刺激に反応してしまいますので、少しでも肌への刺激となる添加物が含まれていない、または少ないものを選ぶことをおすすめします。低刺激・無着色・無香料などと明示されているものが人気です。

防腐剤として入っているエタノール・パラベンやシリコン・アルコールなども肌への刺激がありますので含まれていない方が安心です。強い日焼け防止効果があるものの中には専用クレンジングが必要なものがありますが、クレンジングは肌への負担が大きいですので、できるだけ専用クレンジングが不要なもの、落としやすいものを選ぶことも考えられます。
 

運動で汗をかいたり海やプールに入ったりするときは、水では簡単に落ちないウォータープルーフタイプのものを利用するのが最適です。しかし、落ちにくいだけで落ちないわけではありませんので、こまめに塗り直すことが大切です。

真夏の炎天下を想定して作られていますので、一般的にSPFやPAが高めに設定されているものが多いですが、室内でスポーツをする時には低めのものを選んでも問題ありません。ウォータープルーフタイプは主に紫外線吸収剤配合タイプで、商品の種類が多く価格も比較的安いものが多く揃っています。

肌が敏感な方には肌に優しいノンケミカルタイプのものもあります。しかし、商品の種類が限られ、安いものから高級ブランドの高いものまで価格差が大きくなっています。購入する時には、落とし方も確認しておくことが大切です。最近では石鹸やボディーソープでで落とせるものが多くなってきていますが、クレンジングが必要なものものもあります。

日焼け止めファンデーションは、海外のメーカーも含めて多くのブランドから発売されています。ここでは一般的に名の知れた安心できる人気ブランドである、資生堂・カネボウ・ビオレの日本のブランドを紹介します。Amazonや楽天からも購入ができます。

アネッサシリーズには、未来の美肌を守るためのデイプロテクト美容成分と、今浴びた紫外線による肌荒れを防ぐ保湿と整肌成分など、資生堂独自の美容成分が50%配合されています。

日焼け止めのキシキシした嫌な感じはなく、なめらかに広がり白くなりません。また、ベタつきや被膜感もなく、肌にやさしい使い心地となっています。汗・水に強いのに、石けんで落ちる日焼け止めファンデーションです。絶対焼きたくない方からデリケート肌の方まで、ミルクやジェルタイプが多く揃っています。肌がデリケートな人や赤ちゃんにも使えるマイルドミルクも人気の商品です。

アリィーはジェル状の日焼け防止ファンデーションで、摩擦やこすれに強く落ちにくさに重点を置いています。エクストラUVジェル、パーフェクト、ハイライトジェルはスーパーウォータープルーフとなっています。

保湿美容液成分が配合された優しさを考えた処方がなされています。紫外線防止には紫外線吸収剤と紫外線散乱剤をバランス良く組み合わせ、透明感のある仕上がりとなるように工夫されています。

ビオレUVシリーズには過酷な環境にも耐えることができる「アスリズム」、ミクロレベルの隙間まで塗りムラを防ぐ「アクアリッチ」、汗ばんでもベタつかない「サラサラUV」、子供に肌にも優しい「親子で使えるUV」、肌の悩みに合わせて3タイプから選べる「化粧下地UV」 の5種類があります。

化粧下地UVと親子で選べるUVの一部を除きウォータープルーフタイプで、化粧下地UV以外は石鹸で洗い流すことができます。

人気おすすめの日焼け止めファンデーションをご紹介します。

まず最初にパウダータイプのファンデーションを五つ紹介します。肌に良いものから紫外線対策にピッタリのものまで幅広く紹介していくので、気になるものはぜひチェックしてください。

次に、リキッド・クリームタイプのおすすめファンデーションを五つ紹介します。

最後に、クッションファンデタイプのおすすめ5選です。気になるものはぜひチェックしてください。

日焼け止めは、これでもかというほど多くの種類があり、いざ選択しようとすると迷ってしまします。

夏になってからの紫外線予防では既に手遅れです。夏になる前、いえ春になる前に自分に合いそうな商品をいくつか決め、試し塗りができる店に行って本当に自分に合っているか比較してみることをおすすめします。

安いものから高価のものまでありますが、値段に惑わされることなく、自分に最適なものを手に入れ、来る夏をアクティブに迎えましょう。

日焼け止めを隙間なく均一に塗ることが紫外線から肌を守る基本になります。少しずつつけ足したり、1度に多くの量を塗ったりしてしまうと、ムラづきの原因になります。適量の日焼け止めを手に取り、手を大きく動かしながら、優しく広げることがポイントです。

おしゃれに気を気を遣うように、塗り方にも気を遣うことが大切です。