鯉のぼりのおすすめ人気ランキング13選【庭用にこいのぼりを！】

多くの家庭では、５月５日のこどもの日に鯉のぼりを飾っていると思いますが、なぜ鯉のぼりを飾るのかご存知でしょうか？鯉は、綺麗な水の中だけではなく汚れた池や沼などでも生きていける力を持っていて、生命力が強く縁起の良い生き物と言われています。

また、中国では"鯉が激流の滝を登り、竜の姿となり天に昇る"という故事があり、鯉は立身出世の象徴とされてきました。これらのことから鯉のぼりは、"環境に関係なく、鯉のように立派に成長しますように"という親の願いを込めて飾られ続けています。

鯉のぼりには飾る順番があり上から、吹き流し・黒色の真鯉・赤色の緋鯉・青色の子鯉の順番で飾られています。真鯉・緋鯉・子鯉はそれぞれお父さん・お母さん・子供のことを表していますが、飾りだと思われがちな吹き流しにも実は意味があります。５色で作られた吹き流しには、魔除けや家という意味があり、"自然災害や病気から子供を守り、健やかに育っていってほしい"という願いも込められています。

今回は、鯉のぼりの選び方やおすすめ商品をランキング形式でご紹介しますので、参考にしてみてください。今年のこどもの日は大切な我が子のために鯉のぼりを飾ってみてはいかがでしょうか？

鯉のぼりには屋外用の大きなものから室内用の小さなものまでさまざまなサイズがあり、デザインも昔ながらのものからおしゃれなものまで種類がたくさんあります。ここからは種類が豊富な鯉のぼりの選ぶ方法をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

まず１つめは、設置場所や規模に合わせて鯉のぼりのタイプを選ぶ方法です。昔は庭に大きな鯉のぼりを飾るというのが一般的でしたが、最近では庭に設置するスペースがなく、ベランダや室内に飾るという人が多くなっています。設置する場所やスペースに合わせて鯉のぼりのタイプを選びましょう。

庭や屋外に設置ができる場合は、埋め込み型かスタンドタイプがおすすめです。埋め込み型は、庭にポールを埋め込んで設置する昔からあるタイプの鯉のぼりです。埋め込み型の鯉のぼりのサイズは、１.５〜８メートルと大きく迫力があります。しかし、ポールを埋め込む作業が大変という点もあるので注意しましょう。

埋め込み型を設置できない場合は、スタンドタイプを設置しましょう。スタンドタイプは、水袋や砂袋を重りにして固定するタイプの鯉のぼりです。スタンドタイプの鯉のぼりのサイズは、１.５〜５メートルと、埋め込み型と比較するとやや小さくなっていますが、十分な大きさがあります。庭や屋外に飾る場合は、近隣とのトラブルにならないような大きさを選びましょう。

ベランダに設置ができる場合は、柵取り付け型かスタンドタイプがおすすめです。柵取り付け型は、ベランダの手すりや格子に固定して設置する鯉のぼりです。柵取り付け型の鯉のぼりのサイズは、１〜２メートルとなっています。柵の種類によって、取り付けできるかが変わってくるので、必ず自宅の柵の種類を確認し、取り付けできるかチェックしましょう。

柵取り付け型をベランダのどこにも設置できない場合は、スタンドタイプのものがおすすめです。置き型の鯉のぼりなので、柵の種類を気にすることなく、簡単に設置できます。しかし、商品によっては紐などで固定しなくてはならない場合があるので注意しましょう。

庭やベランダに飾るスペースがない場合は、室内用の１メートル以内の鯉のぼりがおすすめです。室内用の鯉のぼりには、玄関などに置ける"置き物タイプ"やクリスマスツリーサイズの小さな"スタンドタイプ"、壁に貼り付ける"貼り付けタイプ"など種類豊富にあります。

最近では、木や陶器などの素材でできたおしゃれな鯉のぼりやキャラクターデザインの鯉のぼりも販売されています。また、庭・屋外用やベランダ用の鯉のぼりと比較すると安い価格で購入できるのもポイントです。

マンションやアパート住まいの人は、屋外やベランダに置けるスペースがない場合があるので室内用がおすすめです。室内用の鯉のぼりを選ぶときは、インテリアにもなるのでデザインを重視して選びましょう。

つぎに２つめは、鯉のぼりの素材で選ぶ方法です。庭・屋外用の鯉のぼりの素材には、ナイロン製とポリエステル製の２種類があります。鯉のぼりは使用されている素材によって、値段や使い続けられる年数に違いが生まれてきますので、比較して素材を選びましょう。

ナイロン製の鯉のぼりは、光沢があるのが特徴です。しかし、雨が降り他の鯉と重なると色移りする場合があります。ナイロン製の鯉のぼりは安い価格で購入できますが、その分使い続けられる年数は約２〜３年と短くなっています。安いリーズナブルな価格の鯉のぼりを２〜３年おきに買い換えるのもおすすめです。

ポリエステル製の鯉のぼりは、高級感がありシワになりにくいのが特徴です。ナイロン製よりも発色が良く、滑らかな触り心地です。ナイロン製と比較すると価格は高いですが、その分使い続けられる年数が約５〜６年と長くなっています。兄弟のいる場合は、一緒に使えるのも嬉しいポイントです。また、ポリエステル製の鯉のぼりはデザインを重視した商品がたくさん販売されていて、大迫力のものが多いです。

最後に３つめは、有名メーカーの鯉のぼりを選ぶ方法です。鯉のぼりには、鯉のぼりの有名メーカーから販売されているものと雛人形や五月人形を作っている人形の専門店から販売されているものがあります。ここからは、鯉のぼりメーカーと人形専門店を４つご紹介します。この他にも鯉のぼりメーカーや人形の専門店はたくさんありますので、チェックしてみてください。

日本画家の徳永春穂が、1947年に長男が生まれ手書きの鯉のぼりを描き、家族で喜んだことから創業しています。創業した当時は、和紙に絵を描いて１つ１つ鯉のぼりを手作りしていて、現在は、友禅染の高度な手染め技術や軽くて丈夫な生地を使用して鯉のぼりを作っています。また鯉のぼりのデザインは、徳永春穂の日本画の精神を受け継ぎ、そして伝統的な柄をモダンな柄へと変化もさせて販売しています。

1948年に創業し、1960年に日本で最初に合成繊維でできた東レナイロン鯉のぼりを開発しています。最高級の合成繊維の東レシルックなど生地にこだわり、仕上がりにもこだわって鯉のぼりを作っています。また、画伯によって描かれた原画をもとにしたデザインやファッションデザイナーの山本寛斎がデザインした鯉のぼりも販売しています。

フランス人の女性２人組によって創業されています。マダムモーの鯉のぼりは、日本の伝統的な黒や赤、青の鯉のぼりとは違い、カラフルでおしゃれな鯉のぼりを販売しています。男の子のための鯉のぼりという概念を覆し、女の子も楽しめるようなポップなデザインです。フランスでは、部屋に飾るインテリアとして、一年中親しまれています。

1976年に創業されて、京都に本社を構える会社です。ちりめんや陶磁器、和紙などの素材を使用し、雛人形や五月人形、鯉のぼりなどの節句人形や和雑貨などを販売しています。癒しとなるような商品を作ることを心がけていて、リュウコドウの人形は可愛いデザインが多いです。リュウコドウの鯉のぼりは、室内用の置き物タイプで、レーヨンちりめんなどを使用して作られています。

ここからは、鯉のぼりの人気おすすめランキングをご紹介いたします。Amazonや楽天の人気商品から厳選しましたので、参考にしてみてください。

今回は、鯉のぼりを飾る意味や鯉のぼりの選び方、おすすめの鯉のぼり13選をランキング形式でご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか？昔ながらの庭にポールを埋め込んで飾るタイプから、最近では室内に飾るちりめんや木製のおしゃれな鯉のぼりまで種類が豊富にあり、価格も3000円ほどの安いものから２万円ほどの高いものまでさまざまでした。また、鯉のぼりを飾る意味を知らずに飾っていた人は多いと思います。2020年の端午の節句は、我が子のこれからの成長を願い、こだわって選んだ鯉のぼりを飾ってみましょう。