人気おすすめのガーデンパラソル10選【夏に大活躍！！】

庭やデッキでひと際大きな存在感を放つのが、大きな日よけ傘・ガーデンパラソルです。見た目は、夏の海辺で見かけるビーチパラソルとほとんどの違いはありませんが、庭用ということで、よりおしゃれなデザインが多いのが特徴です。

ガーデンパラソルというと、海外のおしゃれな外カフェのイメージがありますが、日本でも、カフェや旅先・宿などでも見掛ける機会が増え、そこにパラソルがあるだけで、優雅で落ち着いた雰囲気と、居心地の良さを感じます。

このように、ただ日よけや雨よけというだけでなく、おしゃれ具合によっては、心をも豊かにしてくれるガーデンパラソル。今回は、そんなガーデンパラソルをより多くの人に知っていただくとともに、今よりもワンランク上の、魅力あふれる素敵な庭づくりをしていただくために、ガーデンパラソルについて色々と掘り下げていきます。おすすめ商品に加え、おすすめの選び方も満載ですのでぜひご参考ください。

まずは、ガーデンパラソルの選び方についてご説明します。ガーデンパラソルにも、色々な種類や大きさ・機能が存在します。ホームセンターやネットでいざ購入しようとしても、どれにすれば良いのか迷ってしまう場合には、以下の選び方を基準にご検討ください。

まずは、パラソル選びの基本ともいうべき、ガーデンパラソルの種類（タイプ）をご紹介します。

スタンダードタイプのパラソルは、別名「マーケットパラソル」とも呼ばれていて、ヨーロッパの街角にあるマーケットが由来となっています。ホームセンターで売られている中で最も多いタイプで、マーケットを日差しから守る目的があり、庭においても同じで、強い日差しや紫外線の日よけ対策が目的です。

使い方は、ガーデンテーブルの中心穴にパラソルを差し込んで使います。そのため、ガーデンテーブルとセット販売されていることが多く、一度にすべてを揃えたい人にはおすすめです。そして何より、テーブルがあることで、そこで食事やカフェを楽しむことができ、庭でのんびりと優雅にティータイムを楽しみたい人にもおすすめです。

自立式タイプは文字通り、パラソルが自立するもので、自立させるためのスタンドと、吊り下げられたパラソル部分が特徴的です。「ハンキングパラソル」とも呼ばれ、ドイツでビールを楽しむために誕生したと言われています。

テーブルとセットのスタンダードタイプと違い、パラソルの下が広々と使えることが最大のメリットです。日陰が有効に活用でき、ピクニックやガーデニングなどでも重宝するタイプです。

土台（ベース）が弱いと風にも弱い性質ですが、しっかりとした大容量のベースであれば、風に強い頑丈さを発揮します。なお、このタイプはSNSでも人気であり、各種メーカーから数多くの商品が販売されています。

三層式パラソルは、層ごとの間に隙間があるため、風通しに優れ、熱のこもりも解消してくれます。暑い時期は熱気がこもりやすく、上手く循環できないことで熱中症の原因にもなってしまいます。その点、ある程度の風通しがあることで、爽やかで心地よい空間が生まれ、快適に過ごすことが可能になります。

日差しや紫外線の日よけとしての役割だけでなく、通気性にも配慮されているため、体温調整がうまくできない小さなお子さんや、高齢者と暮らす人には特におすすめです。

ガーデンパラソルを選ぶ上で、その大きさも検討基準になってきます。というのも、ガーデンパラソルを使用する場合には、少しでも大きな物を選びがちになりますが、一年中使用するという訳ではなく、使用しない場合には、次のシーズンまでどこかに保管しなくてはなりません。

その保管場所として、多くの人が物置や納戸に収納することが考えられます。しかし、ガーデンパラソルがあまりにも大きすぎると、収納するにも入らない・場所を取るといった問題が起こります。普通の傘のように、不使用時には折りたたむことが一般的ですが、普通の傘よりも断然大きいため、ある程度のスペースを確保する必要があります。

そのため、収納場所に見合った大きさやサイズを検討することがポイントで、自立式タイプの場合は、さらにパラソルを支える土台も含まれるので、タイプによって収納スペースに違いがあることも念頭に入れておきましょう。

パラソルの開閉方式による選び方もあります。通常の傘と同じように、パラソルの開閉にも主に二通りの方法があります。

クランク式とは、パラソルについているハンドルを回すことでパラソルを開閉するタイプの物です。クルクル回すだけで誰でも簡単に開閉でき、女性や子供、高齢者でも気軽に使用することができます。

プッシュアップ式は、ボタンを押し、スライドしながら開閉させていくタイプの物で、こちらも非常に簡単に操作することができます。ただし、パラソルの直径が大きければ大きいほど、スライドする長さや重さが加わることで、操作する難易度も変わっていきます。

物置や納戸に収納したり、また使う場合に移動させたりと、ガーデンパラソルをずっと同じ場所で使い続ける人以外は、その持ち運びの際の重さも重要になってきます。人によっては、キャンプやバーベキューといったアウトドアで使うケースも考えられるため、より軽量である方が好ましいと言えます。

購入する際、その重さに注目するのはもちろん、使用している素材によっても軽さが全然違ってくるため、なんの素材でできているかを確認するのも一つの方法です。軽量でありながらも、頑丈でサビや風に強い素材であれば言うことはありません。

ガーデンパラソルというだけあって、庭での使用が一番の目的ではありますが、上記したように、アウトドアであったり、夏のビーチで使用するケースも十分に考えられます。その際、やはり移動や持ち運びが必要になるため、より軽量であること、コンパクトであること、それでいて風に強い頑丈さを持つなど、どんな場所でも使用できる万能性が求められます。

このように、使用する場所や目的に沿って選ぶこともポイントです。

ガーデンパラソルには、あまり派手なデザインはなく、むしろ庭や景観に配慮された、シックでシンプルな物がほとんどです。しかし、なかには素敵な空間をより演出してくれるような柄物も存在します。あまりゴチャゴチャさせたくない人はシンプルに、少しでも賑やかにさせたい人は柄物を、というように、好みに合わせたデザインで選んでいくことも可能です。

機能的な部分に着目して、選んでいく方法もあります。ガーデンパラソルの大きな役割である日よけ効果以外にも、紫外線対策や雨水対策など、パラソル本来が持つ機能を持った商品は特におすすめです。

日傘と同じように、ガーデンパラソルにも紫外線対策は必要です。紫外線は、日焼けやシミ・そばかすの原因となるだけでなく、肌の老化や皮膚炎、皮膚がんを起こすともいわれています。そのため、主に庭で使用するガーデンパラソルにはUVカットが不可欠であり、一番の目的である日よけ対策のためにも、UVカット加工は必須といっても過言ではありません。

購入する際には、UVカット率を表記した「UV遮蔽（しゃへい）率」をチェックするようにしましょう。この「UV遮蔽率」とは、紫外線をどこまでカットしているかをパーセンテージで表示したもので、「UV遮蔽率99％以上」などと表記されていれば、UVカット加工がされている証となります。

日が差す時間や強さによって、パラソルの角度を調整できる機能があると便利です。紫外線と同じように、日差しの強さは時に人体に影響を及ぼし、特に日差しの眩しさは目や肌を痛める元となります。そのため、日差しの強さや位置によって、角度を調節できる機能（チルト機能）があると便利です。庭やバルコニーだけでなく、ビーチやアウトドアでも重宝するのでおすすめです。

通常の傘と同じように、そのほとんどを屋外で使用するため、雨水を弾く撥水（防水）加工も見逃せません。ガーデンパラソルの場合は傘布の部分が大きいため、撥水加工といった防水対策がないと、場合によってはカビの原因になったり、著しい劣化にも繋がります。

ビーチで使用する場合は、海風で浴びた塩を洗い流す作業もあるため、よりこの機能は重宝します。毎年気持ちよく使用するために、撥水加工があるパラソルを選び、清潔で長持ちさせるようにすることも大切です。

それでは、いよいよここからおすすめ＆人気のガーデンパラソルをご紹介していきます。

今回は、主にネット購入のケースをご紹介しましたが、本記事でご紹介しきれなかったメーカーや店舗での購入もおすすめであり、特に直接目にしたり手にしたりできるという点では、店舗での購入は一番安心感があるともいえます。

そこで、今回ご紹介できなかったメーカーや店舗の中から、インスタ等のSNSで話題・人気になっているコストコの商品をいくつかご紹介します。これら以外にも、お近くのホームセンターやスポーツ用品店などでも取り扱っている場合がありますので、気になる人は何があるのかチェックしてみてください。

日本でも大人気のコストコ。コストコは、生活用品から食料品まで充実した品揃えが特徴であり、いずれも大容量のため、家族や友人とシェアすることでも知られています。そんなコストコでもガーデンパラソルは発売されていて、シンプルさとお買い得さで人気商品となっています。

めちゃくちゃおしゃれです。室内とのカラーバランスが絶妙で、居心地良さそうな雰囲気があります。

こちらはスクエア型のパラソルです。大型のパラソルで、大人数でも対応可能なようです。コストコらしい商品です。

 
今回は、ガーデンパラソルについてお伝えしました。夏の日差しは、時に命の危険を脅かします。庭にキャンプにアウトドアにと、ガーデンパラソルが担う役割は案外とても重要であり、快適なサマーライフのためにも、より良いガーデンパラソル選びはとても大切です。

ただ、ガーデンパラソルの役割は、日差しから守るだけではありません。その上で、お子さんがパラソルの下のプールで遊んだり、家族や友人とカフェやお酒を楽しんだりと、庭での過ごし方にも劇的な変化をもたらします。ぜひ、本記事でご紹介した選び方や商品を参考にしていただき、素敵なお庭生活を楽しみましょう！

なお、スタンダード式のガーデンパラソルは、頑丈で風に強いことが持ち味ですが、それを支える土台＝ベースが必ず必要となっています。セット売りもありますが、物によっては別売りの場合もあるため、スタンダード式を購入する際には、ベースの有無を必ず確認するようにしましょう。