ハンドミキサー人気おすすめ18選【ケーキ作り/バレンタインに！】

もうじきバレンタイン！　本格的なチョコレートケーキ作りを計画していらっしゃる方も多いのではないでしょうか。そんなお菓子や料理、赤ちゃんの離乳食、高齢者の方の食事作り等、様々な場面で活躍する人気のハンドミキサー、初心者向けからプロ級者が使用するものまでタイプは色々ですが、まず一番使用する場面や目的を基準に、使用する人に合ったものを選びましょう！

スイーツやお菓子作り、料理の楽しさを体感し学ぶためにも、小さいお子さんでも使い易い軽いハンドミキサーを最初に選ぶのもおすすめです。

ハンドミキサーと似たものにハンドブレンダ―があります。それぞれどんなものなのかご紹介します。また、用途に応じて使い分けましょう！

先端に丸く曲げられ、ずらせて重ねられた金属のワイヤーが付いています。この部分を高速で回転させ、効率良く細かく空気を含ませながら泡立てたり、均一に混ぜ合わせたりが可能なため、お菓子作りをはじめ、様々な料理で重宝します。

先端に物をカットする、刃がついています。食材を切断しながら混ぜ合わせる事ができるのが特徴です。泡立てる事以外にも、砕く、刻む、すり潰す等、様々な用途で使用が可能です。「フードプロセッサー」としての役割がある物も多く展開されています。少々高価な物になると、より多くの機能、例えば千切り、スライス、こねる、おろす等の調理を実現させる為に、アタッチメントがついているのが一般的です。

初心者で初めてハンドミキサーを購入する、あるいは今まで使っていたものが、寿命で使えなくなった、壊れた等で新たに入手する、また料理のレパートリーを広げる為に、高機能、高性能のハンドミキサーが別に欲しい等、皆さん様々な事情を抱えていらっしゃると思います。

まず、主にどんな料理やお菓子、スイーツ作りに使うのかハッキリさせ、その目的をきちんと果たせる泡立て、攪拌機能があるのか確かめて購入して下さい。大人数様の食事の為、何か混ぜ合わせるなら、大ぶりなビーターが良いでしょうし、きめ細やかな卵白ムース等作るなら、回転速度も速い繊細なピータのミキサーを選ばれるなど、基準はそれぞれです。

次に何項目かに分けて、ハンドミキサーのおすすめの選び方についてお伝えいたします。ぜひハンドミキサー選びに役立ててください。

ハンドミキサーは高価なものほど多くの電子部品が内蔵され、性能が上がる程、ハンドミキサー本体の重量も重くなります。初心者の方で、基本の「ほぐす」「混ぜる」「泡立てる」がこなせる事から始められるなら、最少機能のついたもので十分でしょうし、小さいお子さんが大人と一緒に料理やお菓子作りで使われるなら、当然極力軽いミキサーを選ばれますよね。

後ほどご説明する「定格時間」にもよりますが、片手で楽に持てる軽さで、重さ1kg以下のものを基準に選ばれる事をおすすめします。　また、材料を混ぜる際、ハンドミキサー自体を軽く回すと、より早く混ざるので、この回す際の腕への負荷も考慮してお選び下さい。

サイズも、大きすぎると作業効率が落ちる事があります。ハンドミキサー本体が、泡立て、攪拌中の材料の上に覆いかぶさる状態だったら、材料の状態を目で見て確認できず、仕上がりも満足行くものにならないでしょう。使いやすい基準の横幅は20cm以下です。

実際売り場へ行ってミキサーを手に取り、使うであろうボウルの大きさを想定しながら、使用している場面をイメージし「これなら大丈夫だな」と、確信できる大きさのものを選ばれる事をおすすめします。　また、キッチンの収納スペースも考慮して選び、片付けや取り出しが楽で、スッキリと収まる形のものを選ばれると良いでしょう。

ハンドミキサーの仕様書には「定格時間」が明記されていますが、これはハンドミキサーをどれだけ「連続運転」できるかを表したものです。　ハンドミキサーには先に付いた泡立て、攪拌の為の「ビーター」を回すモーターが内蔵されていますが、定格時間を超えて使用すると、モーターが故障する恐れがある為、決められた時間、つまり定格時間を守らなければなりません。

ハンドミキサーの定格時間はモデルによって異なりますが、定格時間が長いもの程、内蔵されているモーターの性能が高く、丈夫です。ハンドミキサーを使う頻度の高い方、また長時間使いたい方は、定格時間が15分程あるものを選ばれると快適にお使い頂けます！

食材によっては、ある程度パワーがないと混ぜにくい、泡立てがしづらいという場合もあります。このハンドミキサーの「パワー」は、「消費電力」に比例します。当然パワフルなミキサー程、電力をより多く消費して回転するという事です。硬めの食材を混ぜたり、異なる食材同士を馴染ませたりするのに、作業を早くしっかり進める為に、このパワーすなわち消費電力をチェックされて下さい。

どんな料理や、お菓子作り、スイーツ作りの際に使うかにもよりますが、この回転速度は大切です。忙しい主婦の方等、なるべく時短で効率良く調理やお菓子作りをされたい場合、高速回転で素早く泡立てられるものが良いですし、生クリームなど、よりきめ細かく、のど越し良く仕上げたいなら低速回転のものを使われるのが良いでしょう。

今は大抵のハンドミキサーは、先の泡だて器部分の回転速度を調整(切り替え)できるタイプが主流ですが、たまに、時々しか使わないという方でしたら、基本3段階の切り替えが付いていれば「ほぐす」「混ぜる」「泡立てる」の作業がこなせるので十分です。

使用頻度が高く、料理、お菓子作り、スイーツ作りと幅広く使いこなす方であれば、それぞれの目的に合った回転速度、よりきめ細かくプロ級に仕上げられる5～10段階の切り替えができるものをご検討下さい。

また、回転速度の切り替え操作が片手でも簡単に行えるものが、使い勝手が良く、便利です。泡立て、攪拌作業の途中で仕上がり段階の状況を見ながら、速くしたり遅くしたりと調整可能ですから。購入の前に切り替え方法も、しっかり確認してみて下さい！

ご説明の中で度々で出て来る、ハンドミキサーの先に付いている、泡立て、攪拌の為の「ビーター」こちらは、モデルによって形状が異なるので、購入前にしっかり確認されて下さい。

キメの細かい泡立てになら細いタイプ、荒くざっくりと混ぜたいのなら太いタイプと使い分けましょう。パン生地をこねるタイプのものもあります。アタッチメント式で、何種ものビーターが付いて、用途に応じて付け替えて使い分けができるタイプが大変便利です。

使用目的に合わせて、先を取り替え、最終段階でまとめて洗浄し片付けをすれば、一層作業も楽で効率が良くなります。卵白、生クリームを泡立てる際には「バルーンウィスク」、パン生地をこねる際には「ニーダー」と使い分け、やりやすい様作業手順、時間配分等にお役立て下さい！

ビーターの素材は、ステンレス素材とプラスチック素材があります。両方の素材のメリット、デメリットを把握した上で、ご自身が日常頻繁に泡立て、攪拌に使用する食材に相応しい方を選択される事をおすすめします。ステンレスとプラスチック双方の良い所取りで、それぞれのハンドミキサーを両方揃えておかれるのも良いかも知れません。

金属のステンレス製のビーターは、硬い食材や重さのある食材をしっかりと混ぜ合わせられる為、生地作りに適しています。耐久性がある為、変形したり鉄の様に錆びたりする事のないのがメリットです。反対にデメリットとして、金属製のボウルと一緒に使うとボウルの内側に傷が付いてしまうこと、使用中の音が大きいことが挙げられます。

プラスチック製のビーターは、繊細なメレンゲ作りや生クリームの泡立てに最適です。軽くて、使用中の音も静かで、ボウルの内側に傷が付きにくいのがメリットです。反対のデメリットとして耐久性が低く、硬い食材重い食材に使うと折れる事もあるので、これらの食材への使用は様子を見て、なるべく避ける様にして下さい。

価格の安いハンドミキサーは、専用ケースや収納ケースが付いていない事が殆どです。保管中の衛生面でも気になりますし、棚などへの収納性も悪くなるので、できたら専用の収納ケースが付いたものをお選びになる事をおすすめします。また、次の手入れのしやすさの項目でもお伝えしますが、ビーター部分の取り外しができないタイプは、当然収納性が落ちますので、こちらもできたら取り外しができるタイプのものをお選びになって下さい。

収納からは少し離れますが「自立式」のハンドミキサーは、使用中にちょっと手を放したい時に大変便利なタイプです。周りに他の調理器具や食材が広がっている、限られたスペースでは、一旦手を止め作業を中断する際に、ハンドミキサーを置く場所を確保するのが難しく、寝かせて置いてしまうと、ビーターが作業台に触れ同時に食材も付着し、汚れてしまいます。使用頻度の高い方、長時間使われる方は是非、この自立式をおすすめいたします！

先のビーターの、取り外しができないタイプの物は洗いにくく、お手入れがしにくいです。ビーターだけ取り外して洗浄できるタイプだとお手入れも簡単にできます。また、ビーターの中心に軸が無く、内部が広い構造の物がお手入れしやすいです。ビーターが食材をきれいに泡立て、十分に攪拌できるかと共に、手入れのしやすい構造かもチェックされる事をおすすめします！

ハンドミキサーを選ぶ際に一つの基準となるのがメーカーです。ユーザーから高い信頼と満足度を得ているメーカーは製品の品質が高く、充実した保証を兼ね備えています。今回は主要メーカー6社のPanasonic、DRETEC TESCOM、Russell Hobbus(ラッセル ホブス)、Cuisinart(クイジナート)、Vita Crafft(ビタ クラフト)についてご紹介いたします。

Panasonicは言わずと知れた家電メーカーの最大手だけあって、商品への消費者の方の信用度も人気もピカイチです。今年のバレンタインに向けて、チョコレートソース作りや、ケーキに加える卵の泡立てに初挑戦される方はまずPanasonicから選んでみると失敗はないでしょう。

株式会社DRETEC(ドリテック)は、埼玉県川口市に本社を置く、家庭用タイマー、家庭用秤、電気ケトル、HI調理機などの他、生活関連器具の設計開発、製造委託管理を行っています。低速でゆっくり回転なので、ふんわりした生クリームが作れるのがメリットの、型番MH-706、MH-707を2017年3月中旬から販売しています。

重量もとても軽い740gと750gで小さいお子さんにも使いやすく、回転速度はどちらも5段切り替えで、自立式、ビーターも本体から取り外せて洗いやすく、収納ケースに全て、コンパクトに収ます。

TESCOM(株式会社 テスコム)は、東京都品川区に本社を置く、日本の中堅家電メーカーです。理美容電化製品並びに小型家電製品を製造販売しています。ハンドミキサーはTHM272、THM1200があり、どちらも回転速度5段切り替え、ビーターの中心に芯が無く、洗いやすく、泡立て効率の良い形状となっています。自立式で、ビーター部分は本体の中、コードは外側に巻き付ける形で収納できます。

Russell Hobbus(ラッセル ホブス)は、イングランドのグレーター・マンチェスター州オールダム区に本社を置く、電気ケトル、トースター、コーヒーメーカー等の家庭電化製品を製造している会社です。品質の高さやデザインのみならず、技術力の面で非常に優れたブランドとして知られています。

代表的な「デザイアハンドミキサー18960JP」は250Ｗのハイパワーで、一般的に100Ｗ以下、高い物でも100～170Ｗ前後が大方を占める中で、そのパワーは際立っています。回転速度は5段切り替え、本体重量も軽い1㎏未満、自立式、ビーターは2種類付いているなど、目的に応じて使い分けして頂けます。

Cuisinart(クイジナート)は、アメリカ合衆国コネチカット州スタンフォードに本社を置の調理用品ブランドの会社です。クイジナートと言えば、フードプロセッサーが最も有名ですが、お菓子やスイーツ作りの好きな方に、絶大な人気を得ているのが、このクイジナートのハンドミキサーです。

重量は1㎏ちょっとと、多少あるものの、パワーが大きく他社のものと比較して、約半分の時間でメレンゲを作れるとの評判です。アタッチメントが3種類あり、全卵の泡立てやバターのかき混ぜができるビーター、卵白、生クリームの泡立てに使うバルーンウィスク、パン生地のこねに最適なニーダーがあり、使い分けにとても便利です。

Vita Crafft(ビタ クラフト)は、アメリカの建国精神「家族の健康は家庭料理で守っていく」の考えに基づき、1939年の創業以来、一貫して健康調理を提唱し続けています。その製品は世界最高級の調理器具として、世界中の家庭から愛用されています。

代表の「クイックハンドミキサーNo.3511」は、長さ16.3㎝、重さも軽い約760gで、これも小さいお子さんでも使いやすく、回転速度5段切り替え、コードもビーターも本体側面にセットして、すっきり収納して頂けます。

ここから人気のハンドミキサー、特におすすめしたい18選についてご紹介していきます。初めて購入を考えておられる方、2台目、3台目と買い替えを考えておられる方、今使っているハンドミキサーでは物足りない、もっと高性能なのが欲しい、ビーターの素材や形状等別のタイプのものが欲しい、と皆さん事情は、それぞれ様々でしょうけれども購入の際の一手助けになれば嬉しいです。

混ぜる材料の分量や、取り合わせ、温度などでメレンゲの仕上がりは違ってきます。普通は泡立てる卵白の温度が低い方が、きれいに仕上がります。加える砂糖の量での、いわゆる”角”の立った状態のメレンゲ作りをご紹介いたします。こまめに泡立ちの状況を確認しながら、砂糖を分けて加えて行くのがポイントです。

その他にも注意したい点があります。

① 夏場は、卵白のコシが弱いので、卵白の塊をほぐしたら、大さじ1杯の砂糖を加えてから泡立て始めて下さい。
② 焼き菓子はコーンスターチを卵Ｌ3個に対し、コーンスターチを5g程最後の砂糖に加えると、泡がキメ細かく安定します。

③ メレンゲは泡締めができていれば、数分間放置していても使えます。ホイッパーをメレンゲから離し、パフッとなった部分は少し空気が逃げたことが原因なので、泡締めを繰り返します。

チョコレートベースのホイップクリームを、きれいに作るには、何点か必ず守って頂きたい注意点があります。ハンドミキサーの使い方もですが、以下にご説明する注意点を参考に、満足の行く美味しい、見た目も素敵なチョコホイップクリームを仕上げ、バレンタインに向けてこの世で唯一の、チョコレートケーキを完成させて下さい！

いかがでしたでしょうか。お菓子やスイーツ作りは、時代を問わず女性の心を湧き立たせ、ウキウキ楽しい、充実のひと時ですよね。憧れや大切な人の為に、腕によりをかけて作り上げる喜びは、何にも代え難いものです。そんな素敵なひと時を、より楽しく充実させ、日々の料理の余分な労力や時間を省く為に、どんどんハンドミキサーを有効活用して行きましょう！　手放せない、末永く愛用して頂けるハンドミキサーに出会われる事を祈っています。