紙製のブックカバーを入手する方法は？おすすめや自作での作り方！

本が好きな方は、多くの場合ブックカバーを使用しているのではないかと思います。本をきれいに保つためにはブックカバーが必須です。指の油が気づかぬうちに本を汚すということも良くあります。その汚れが本の表面に染み付いたり、外気に当たった影響で本にダメージを与えることがあります。そのような汚れから防ぐには、ブックカバーを使用するのが適切です。

ブックカバーは多様なものがあり、素材は様々あります。紙や革、布、ナイロンといった多くの種類が挙げられますが、それぞれメリット・デメリットがあります。プレゼントされたり、こだわりがあって特定の素材のものを使用する人はいますが、最も一般的な紙製のブックカバーでしょう。

本を購入した時に、多くの書店でもらうことが出来たり、安価で販売されているところも多くあります。手軽に手に入れやすく、しかもリーズナブルに購入でき、十分に本をきれいに保つのに一役買ってくれるので、紙製でも十分にブックカバーとしての役割を果たすことが出来ます。

このような紙製のブックカバーを入手する方法を紹介します。

ブックカバーは書店で本を購入時につけてもらえるところが多くあります。しかし、こだわりの紙カバーをつけたい方はネット通販で選ぶのもおすすめです。ネット通販で買うことができる紙カバーを紹介しておきます。

まず一つ目に紹介するのはアーティミスです。ステーショナリー雑貨を中心に商品を販売している会社で、ユニークな商品を多数提供しています。販売されている商品はほとんどがアーティミスのオリジナル商品で、一部の商品は海外から輸入されたものとなります。きれいな花が描かれたもの、地図が描かれたもの、アンティーク柄など種類が豊富に取り揃えてあります。
 
二つ目に紹介するのは、山陽製紙です。1928年に創業した再生紙を強みに持つ会社です。リサイクル紙を利用してデザイン性と機能性の両方を兼ね備えた独自の紙製品を提供しています。同社から販売されているブックカバーは落ち着いた色合いのものが多くあります。部屋のインテリアの一つとしても使うことができ、シックなものを探している方にはうってつけでしょう。
 
3つ目に紹介するのはプラスオレンジです。自社で独自に開発した「革のような紙」「印傳のような紙」を使った様々な紙雑貨を展開しています。印傳とは主になめした鹿革に漆で模様を描いたもので、奈良時代から現代に伝わり、江戸時代から広く愛用されています。「革のような紙のブックカバー」はこれが紙なのか？と疑ってしまうような出来具合。面白いものを探している方は、こちらを使用してみてはいかがでしょう。

通販では書店ブックカバー販売も行っているところもあります。次に紹介する書店のブックカバーが欲しいけど遠くて行けない、という方は探してみてください。

多くの書店では、本を購入すると紙カバーを付けてくれます。この紙カバーですが、本屋毎に違ったデザインで、おしゃれなものだったりかわいいデザインだったりするため、意外に楽しむことができます。お気に入りの本屋のカバーをつけて読書を楽しみましょう。今回は三つの書店のブックカバーを紹介します。

東京の吉祥寺の書店である「ブックスルーエ」では、地元在住のイラストレーターであるキン・シオタニ氏によってイラストが描かれているブックカバーを配布しています。アジのあるイラストが人気で、「吉祥寺と言えばブックスルーエ」と言われるほど有名な書店です。一目でどの書店で購入したかがわかるブックカバーは非常に人気です。

銀座でキリスト教関連の書籍を扱う老舗である教文館。芥川龍之介や永井荷風の文学小説にも登場するほどの由緒ある書店です。こちらのブックカバーも有名で青と赤を選ぶことができます。横縞が綺麗な、シンプルで飽きの来ないデザインは非常に人気で、銀座という場所に来たらこの書店に寄るという人も多数います。

飛行機に乗る際に本を持ち込む、という人は多くいるのではないでしょうか。羽田空港にある田辺書店ではノスタルジックなバレエの絵が描かれています。落ち着きのある色遣いで、旅のお供の邪魔には決してなりません。旅行前に本を購入した際には、ブックカバーを取っておいて他の本につけるのも良いアイディアです。まるでこのブックカバーが本の一部にも思えてきます。

ブックカバーを探したけれど、どうしても自分の欲しいものが見つからない、という時は自作という方法もあります。手作りの際に参考になる作り方を紹介します。こちらの記事も参考にしてお作りください。

紙袋を使用して、おしゃれなブックカバーを作ることが出来ます。作り方は次のような方法となります。

１．紙袋を解体し、1枚の紙の状態にします。
２．本を開いた状態で紙袋の上に置き、本のサイズより大きめに紙袋を切ります。目安としては上下3センチ、左右10センチ程度余裕を持って切ります。
３．本の高さに合わせて紙の上下を折り込みます。この時数ミリずつ余裕を持たせるのがポイント。
４．左右を折り、本の表紙を差し込めば完成です。

より簡単に作るには、書店でもらったブックカバーがあればそれに合わせて切ると、簡単に作ることが出来ます。スターバックスの紙袋だけでなく、百貨店の紙袋やファッションブランドの紙袋など使っても、おもしろいものが出来ます。

折り紙を使うことで、かわいいブックカバーを作ることが出来ます。こちらも作り方を紹介します。

１．折り紙2枚を横に並べます。それを朔か両面テープを使用し、1センチ程度を重ねて貼り合わせます。
２．マスキングテープを貼り合わせた折り紙の真ん中に貼ります。
３．マスキングテープの部分を背表紙にくるようにして、サイズを合わせます。両端に折り目をつけ、中に織り込めば完成です。

A4のコピー用紙に好きなデザインを印刷して、ブックカバーを作ることが出来ます。好きなデザインを印刷しブックカバーに利用できるので、自分好みのブックカバーを作るのにはうってつけの方法と言えます。簡単に好きなキャラクターや柄を使ったブックカバーを作ってみましょう。

白いコピー用紙ではなく、クラフト紙に印刷をするとまた違ったテイストのブックカバーになります。白いコピー用紙を使っても良いのですがクラフト紙を使うと落ち着いた感じに仕上がります。クラフト紙は100均で手に入れることが出来ますので、リーズナブルに作れます。

紙製のブックカバーについて紹介してきましたが、いかがだったでしょうか？ブックカバーを使うことで本をきれいに保つことが出来ますが、好きなデザインを選ぶと愛着がわき、一層読書が楽しくなります。自分好みのブックカバーを選んでみたり、作ってみたりして読書を楽しみましょう。