手ぬぐいで手作り出来るブックカバーの作り方【おしゃれ/切らない/縫わない】

手作りブックカバーは温かみががあり優しく価値のあるものです。布製であれば本を守ってくれます。今回はできるだけ簡単に手ぬぐいだけでできる、可愛く洗練された作り方を紹介いたします。縫わずに切らずにおしゃれでかわいい手ぬぐいだけでできるブックカバーを作りましょう。
最終更新日2020.12.13
ブックカバーの役割って?
本屋さんで新品の本を買うと、紙製のブックカバーを付けてもらえる店舗がありますよね。自分もよくつけてもらっていました。ところで、ブックカバーの役割って知っていますか?
汚れ防止・傷つき防止
本全体を包み込むということで、本を保護する効果があります。本をカバンに入れて持ち歩いていれば、傷ついてしまうこともありますし、お茶をしながら読書していれば、食べかすが落ちたり飲み物をこぼしてしまうこともあるでしょう。そんな時でもブックカバーをしていれば、本そのものが汚れるのを防止できます。
表紙を隠す
ブックカバーはほんの外側を包むので、表紙がすべて隠れる形になります。小説やハウツー本、ビジネス書など、人それぞれいろいろな本を読んでいます。人によっては自分が読んでいる本を他人に知られたくない人もいるでしょう。ブックカバーをしておけば、表紙を見られることもありません。
宣伝効果
これは本を読む人ではなく書店側の意見になりますが、ブックカバーに書店の名前を印刷しておくことで、本を読んでいる周りの人に、書店名を宣伝できる効果があります。本全体の大きい面積すべてに印刷できるので、ユニークなデザインで目を引くこともできます。また、購入済みの本かどうかを区別するという効果もあるようです。
手ぬぐいで手作りブックカバーを作ろう
ブックカバーはつけているだけで知的に見えたり、大人な印象を与え読書をするのが楽しくなります。やはり本は大切に使いたいし、コーヒーなどの飲み物をこぼしてしまってもカバーがあれば守ってくれます。そんなブックカバーを自作で作れるなら愛情も湧きますし作っておいて損はありません。
そんなブックカバーを今回は、型紙を用意する必要もなく、縫うこともなく作れるような手ぬぐいを使ったやり方を紹介します。優しい手触りで自然と本の世界に連れて行ってくれるような感覚になります。可愛くておしゃれでついつい本を読みたくなってしまうようなものを一緒に作っていきましょう。
手ぬぐいで手作り出来るブックカバーの作り方
さあ、手ぬぐいで手作りできるブックカバーを作っていきましょう!折り方を一つ一つ説明していきますね。
100均にてパン柄の手ぬぐいを調達。ほかにも金魚や星など可愛い手ぬぐいがたくさんありましたよ♪
外側になる面を下にして、手ぬぐいを置く。
広げると大きいので、それなりのスペースが必要です。
半分に折る。
長いほうを半分にするように折ってください。
背表紙が上に来るように本を下寄りに置き、上から手ぬぐいをかぶせる。
この時、本が手ぬぐいからはみ出る場合はブックカバーとして使えないので注意しましょう。
余った部分を本のサイズに合わせて折り返す。
今回使用した本はギリギリのサイズでした…。
これ以上大きい本は難しいかもしれません。
もう片方も同じように折る。
下側に折り返すのが結構難しいです。
折った部分が崩れないように開いて、本を一旦どかす。
頑張って折ったところが崩れないように注意してください!
本の高さに合わせて折る。
ここで上手に折れると、ぴったりサイズのブックカバーになります。
本の上側になるヒダの部分に、下側のヒダを入れ込む。(左右同じ作業をしてください)
この作業により、ブックカバーが崩れないようになります。
表紙を差し込む。
折り目が崩れないように。
できあがり!
今回は、使用した本が少し大きめだったのでギリギリになってしまいましたが、単行本などのもう少し小さめのサイズならもっとしっかりと包めると思います。
手ぬぐいを使った手作りブックカバーのまとめ
手ぬぐいを使った手作りブックカバー、いかがでしたか?布製のブックカバーを縫わないで作れるなんて、びっくりですよね!ハンカチや風呂敷などでも、サイズによってはできるかもしれません。折り方も簡単ですし、オリジナルのブックカバーができるので、皆さんもぜひ挑戦してみてください!