【2020年最新版】浄水器の人気おすすめ15選

浄水器とは簡単にいうと、水道水に含まれる物質を除去、または減少させるものです。日本の水道水は、世界トップクラスの安全な水といわれいます。しかし、安全なのは違いありませんが、その中にもさまざま物質は溶け込んでいて、完全には取り除けないのです。

例えば、安全に供給するための消毒殺菌として塩素が使われますが、水道水の中に残留してしまって「カルキ臭」の発生となり、残留物質の一つです。また、水道管や貯水槽の汚れも見逃しがちですよね？これは、自身で確認することはなかなか難しいです。こういった汚れなども溶け込んでいる可能性があります。

浄水器は、上記を含む物質をフィルター（ろ材）で除去・減少させ、「安全な水」から「より安心、安全なおいしい水」にすることができます。ここまでで、「だったらウォーターサーバーで水を購入した方が…」と思われるかもしれませんが、サーバーはデメリットとしてコスト面が大きいです。飲めば飲むほど、使えば使うほどボトル代がかかります。

一方浄水器は、低コストで始めやすいのがメリットとしてあげられます。
「水は口にするものだから意識したいけど、どの商品にすればいいの？」
「おいしい水は飲みたいけど、コストは抑えたい」
などなど…その他たくさんの意見があります。

今回は、たくさんある浄水器の中から厳選し、おすすめ15商品を紹介していきます。家族暮らし、一人暮らし、性能やコスパ、デザイン性を含めて、ライフスタイルに合わせてご参考にしてください。まずは、選び方からご説明します。

浄水器といっても、種類もありますから何を選んでいいのか迷ってしまいます。
ここから、おすすめの選び方をご紹介していきますので、ステップを踏みながら商品を厳選してみてください。

選び方のひとつとして、まずはタイプで選んでみましょう。どんなシーンやスタイルで使いたいのかを中心に検討するといいです。また、お住まいの水栓タイプに合うかどうかも事前に確認してください。それでは、代表的なタイプをご説明します。

蛇口直結型は一番多く使われている浄水器で、特に一人暮らし、引っ越しが多い方におすすめです。その特徴は蛇口に直接取り付けられ、設置が一番簡単なことです。手軽さ、値段の安さがポイントです。

デメリットは蛇口の形によっては取り付け不可なこと、カートリッジの寿命が短いこと、コンパクトな分、水量をあげすぎると「ろ過流量（ろ過体積量）」がやや落ちることです。このタイプは約1,000～20,000円程度で購入することが出来ます。

据え置き型タイプは家族暮らし、水道の使用量が多い方におすすめのタイプです。シンクの上に置くタイプ（シンクトップ）が多く、デザイン性豊富でフィルター、ろ過流量が大きく浄水能力が高いのが特徴です。約10,000～100,000円程度で購入できます。

デメリットとして挙げられるのは価格帯が幅広く、接続部のホースの衛生面に注意が必要なこと。また、スペースを取ってしまうことです。

ポット型は便利に持ち運びたい、冷やして飲みたい方におすすめのタイプです。ポットタイプは持ち運びでき、ポットに入れた水を浄水します。コンパクトで使い方が簡単なことに加えて、手入れがしやすのが特徴なため一人暮らしにも最適です。デザインやカラーが豊富です。

デメリットは浄水に時間がかかること、ポット内の水を早めに飲み切らないと不衛生なことです。約2,000円～5,000円程度で購入できるためお手頃です。

２つ目の選び方としては、フィルターで選ぶことです。水をろ過してくれるのはフィルターまたはろ材といわれるものです。浄水器に使われる、主なろ材の材料や仕組みは何種類かあります。用途や価格で選びましょう。

フィルターといえば活性炭というイメージが強いでしょうか。無数に細かな穴があいている炭素を成分とする物質です。塩素やカルキ臭を取り除く効果があります。物質や細菌を活性炭に吸着させてろ過します。

活性炭＋ろ過膜式は一般的な浄水器の主流です。中空糸膜と呼ばれる、無数にミクロン単位の穴があいている化学繊維と、活性炭を組み合わせたろ材です。活性炭だけのものと比べ細菌を通しにくいというメリットがあります。

水分子しか通さないという膜に圧力をかけて、純水を作る仕組みです。不純物がほとんど取り除けるので高性能です。ただし、装置の大きさや廃棄水ができてしまう点を含めて、一般家庭より業務用として使用されているのが主流です。

セラミック製のフィルターはファインセラミックフィルターといわれ、中空糸膜の穴の大きさ１ミクロンよりさらに10分の１の超微細孔の仕組みで、さらなる微細な汚れ、細菌などがろ過されます。水圧がかかっても浄水性能は落ちにくいのが特徴です。

続いて選び方の３つ目は、カートリッジ交換の期間です。浄水器を使用するにあたって気になるのが、寿命です。本体自体は商品によって異なりますが、初期費用が低コストであれば約１年の商品もありますし、平均約５年～１0年耐用できる商品もあります。

ただし、あくまで寿命はメンテナンス次第で差がでてくると考えてください。中でも最もメンテナンスで意識しなければならないのは、カートリッジです。できるだけ良い商品を長く使用してほしいので、ここではタイプ別カートリッジ交換時期の目安をご説明します。

◆ポット型：約２か月～３か月目安
◆蛇口直結型：約３か月～６か月目安
◆据え置き型：約１２か月目安

このように、タイプによって目安は変わります。購入前に検討する要件として、カートリッジの交換頻度、製品そのものの費用、耐用年数を踏まえた総合的なコスパの確認が求められます。

続いての選び方として人気メーカーをチェックしましょう。人気あるメーカーさんは、それだけ信用度も高いですし、ポイントの一つです。
 

各家電商品でも人気のあるパナソニックは浄水器もランキングで常にトップクラスです。大手メーカーだけあって、安心感があります。パナソニックの浄水器のデザインはシンプルな商品が多く、浄化能力の高さも人気のポイントです。

・お掃除が楽にできるもので長持ちカートリッジでランニングコストに着目した商品
・調理や飲料用では、まろやかさやミネラルに着目した商品
・ポット型では、縦置きだけではなく、横置きできるよう用途に着目した商品

などがラインナップとして揃っています。

三菱ケミカルクリンスイも浄水器ランキングで常にトップクラスです。フィルターでご説明した「中空糸膜」についても、この三菱グループの三菱レイヨン株式会社（現三菱ケミカル）が独自に開発したものを使用しています。それくらいフィルターにもこだわっているメーカーです。

浄水器においても信用度は抜群で、レンタルやスマホとつながる浄水器もあり、人気メーカーである理由は明確です。

・スマホ連動でカートリッジ交換時期や使用浄水量も知ることができる商品
・限定デザインなど、インテリア性にこだわる方向けの商品
・レンタル浄水器あり

など独自のスタイルが色濃いメーカーです。

東レはさまざまな素材を研究開発するメーカーです。おなじみのフレーズが浮かんだ方もいらっしゃると思いますが、2015年の調査では浄水器ブランドナンバー１に輝いたメーカーです。2020年でもトップ常連で、末永く愛されているメーカーといえるでしょう。

特に蛇口直結型浄水器は、可愛らしいフォルムの商品やカートリッジ交換時期をデジタル表示する商品など、インパクトが大きいです。

・取り入れやすいバランスのよい商品
・研究開発するメーカーだけあって、水にとことんこだわっている商品
・キャッチコピーやCMキャラクターなどイメージ戦略を含めて長く愛されている

人気メーカーBRITAはドイツ生まれで、世界で初めてポット型浄水器を発売しました。50年の歴史とさまざまな実績があり、大人気です。お子様、成人、高齢の方々では、取る水分量やライフスタイルが様々ですが、ブリタはどんなライフスタイルでもニーズに合ったものを提供してくれます。

・ポット型浄水器が人気が高い
・ブリタオリジナルのフィルター組合せを使用し、ポットの中でも浄水能力高い
・デザイン性でも豊富なラインナップで、持ち運ぶボトルタイプも人気商品

アムウェイは、家庭日用品を主にするメーカーです。その中でも2016年グローバルセールスに関するヴェリファイマーケット社調べによると世界のキッチン用浄水器ナンバー１ブランドとされています。

他のメーカーと比べ、浄水器は据え置き型のみです。それだけ一つにこだわっているといえます。ただし、お値段に関してはお安いとは言えませんので、徹底的にこだわる方におすすめです。

・世界で愛される浄水器
・LEDモニターを使って、使用状況をチェックしやすい商品
・フィルターと併せて、紫外線ランプで浄水するシステムの商品

選び方はざまざまありますが、使用者の口コミや実際の評価を参考にするのも一つの選択肢です。いい商品を比較し、購入した後も満足して使い続けられることベストです。amazonやレビューサイトのユーザーの意見をよく確認しましょう。

ここからはインターネットで購入できる浄水器を15商品紹介します。タイプや容量などご自分の生活スタイルにあった商品をぜひ選んでみてください。

いかがでしたでしょうか。浄水器は、タイプや種類、どれをとっても沢山の商品があります。本記事でご紹介した商品は、数ある中から厳選しおすすめしたものですが、やはりどこにポイントを置くかで選びましょう。ライフスタイルに合わせて満足のいく商品をお選びください。

本記事が皆様にとって参考になりますよう、そして皆様がいい浄水器で生活がより豊かになりますよう心より願っております。ご覧いただきありがとうございました。