薄刃包丁の人気おすすめランキング10選【ステンレス/左利き】

近頃、料理は材料だけでなく道具に注目している方も多いです。今回おすすめするのは、日本の伝統的な薄刃包丁です。人気商品をランキング形式でご紹介します。これであなたも料理スキルアップ間違いなし。左利き用やステンレス製などの薄刃包丁人気おすすめをご紹介します。
最終更新日2020.11.11
薄刃包丁とは?
包丁には、魚用なら柳刃包丁など様々な用途にあわせて種類がありますが、薄刃包丁とは、日本の伝統的な野菜用の包丁です。
その名の通り、一般家庭で使用される包丁より刃が薄いのが特徴で、よくプロの料理人の方が「かつらむき」をする際などに使用しているのがこの包丁です。刃の幅が広く薄い刃なので、皮を薄くむくなどの作業が可能となります。
薄刃包丁は、むく、刻む、へぐ、そぐなど、野菜の仕事には欠かせない道具で、料理の繊細な表現に加え、野菜の繊維をこわすことなく細やかな作業がしやすいんです。
また、刃が直線になっているので、まな板に対し均等にあたりトントントンとリズムよく刻むことができます。一般的な包丁とは一味違う繊細な作業と、野菜の口当たりも良くなり料理の腕前がランクアップすること間違いなしです。
研ぎ方は難しい?
選び方をご紹介する前に、メンテナンスについて触れておきます。薄刃包丁は、一般的な包丁や他種の包丁に比べ、その名の通り刃が薄いことが特徴です。
その分、刃こぼれしやすくメンテナンスとして研ぐ作業が必要となります。研ぎ方に慣れてしまえば問題はありませんし、手間をかける分切れ味も長持ちしますので、長期的に愛用できます。
また、素材によって手間の違いがありますので、最近では錆びにくい商品も多く揃っているようです。そちらも含めてチェックしていきましょう。
さて今回は、そんな薄刃包丁を選び方から人気のおすすめ商品までご紹介していきます。どんなものなのか、まずは知っていただければと思います。ぜひ参考にされてください。
薄刃包丁のおすすめの選び方
ここからは、薄刃包丁の選び方をご紹介していきます。形状や素材、どんな調理や切り方に向いてるか違いがあります。使いやすさ、デザインなどご自身の用途に合わせて選ぶのがポイントです。
形状で選ぶ
まずは、形状からです。薄刃包丁は、2種類の形状があります。用途に合わせて選んでいきましょう。
東型
東型とは、主に関東で使われていて、別名「江戸型」とも呼ばれます。特徴としては、峰の先が四角く、刃の切っ先は少し丸みを帯びています。刃全体が長方形の形となります。
刃の面積が広いため、野菜を細かく切る場合は東型をおすすめします。みじん切りなど細かく切った後、すくいやすさを含めて便利です。
鎌型
鎌形とは、関西で主に使われていて、形が「鎌」に似ていることから鎌形と呼ばれています。特徴としては、峰の先は丸く、刃の切っ先は尖っています。一般的に使われている包丁もこの型です。
飾り切りなどの細やかな繊細な作業をする場合は鎌形をおすすめします。
素材で選ぶ
つづいて素材をご紹介です。刃の種類は主に2種類あり、メリットデメリットがあります。どちらがご自身に合うものか、先にお伝えしていたメンテナンスも考慮して選んでいきましょう。
ステンレス製
ステンレス製の薄刃包丁は、刃こぼれしづらさ、錆びにくさがメリットとしてあげられます。メンテナンスを考慮し、初めて薄刃包丁を使う方にはこちらをおすすめします。
デメリットとしては、切れ味が多少落ちることです。ただし最近では、一般家庭向けやメーカーから薄刃包丁も沢山でていまして、切れ味も良いものもありますので、デメリットは大きく影響しないでしょう。
また、デザイン性も豊富になっているので、おしゃれな包丁もたくさんあります。気分を上げながら料理を楽しむことができます。
鋼製
ほとんどのプロの方が使うのが鋼製です。メリットは、なんといっても切れ味の良さです。ステンレス製とは違う感覚で食材を切ることができます。この切れ味が、食材の切り口を潰すことなく美しく仕上げる要素のひとつです。
デメリットとしては、錆びやすく刃こぼれがしやすい点で、研ぐ作業が必要です。研ぎ方は慣れるまでは手間がかかります。ただし、マスターできれば「my包丁」として料理の良い相棒となります。
料理のおいしさは、口当たりのよさもポイントとなりますし、飾り切りや盛り付けなどの見た目の美しさも大事ですから、その点を重視するような料理にとことんこだわる方には、本格的な鋼製をおすすめします。
重さで選ぶ
続いては、重さのチェックです。包丁を選ぶ時には、重さは大事なポイントとなります。
軽すぎると、切る力が必要になってきますし、重過ぎても使いづらさを感じてしまいます。
現在ご自宅で使っている包丁の重さをチェックしておくことをおすすめします。
刃渡りは180~210mmの長さのものを
重さの次は、刃の長さをチェックです。一般的な包丁の刃渡りは、150〜300mmですが、薄刃包丁の場合、ほとんどの野菜に対応させるため180mm〜210mmの長さをおすすめします。
また、果物などの小さい物に関しては洋包丁の果物ナイフサイズと同様150mm以下が使いやすいです。
人気のあるサイズは、165mmですが、手の大きさも考慮しながら選んでいきましょう。
大きなサイズから小さなサイズへ変えるのは簡単なのですが、その逆は時間を要しますので、初めての場合は刃渡りもある程度長めのものから使用するのも選ぶコツのひとつです。
片刃なので左利きの方は注意!
さて、選び方のポイントを何点か挙げてきましたが、これで最後のチェックです。
薄刃包丁は、片刃となり、その特徴としては、切り口の美しさと切った材料が刃から離れ易くなるというものです。作業の安定に期待ができますが、利き手が関係します。ほとんどの商品は右利き用として作られているので、ご注意を。
商品によっては、左利き用もありますので左利きの方は要チェックです。
薄刃包丁の人気おすすめランキング10選
さて、ポイントを色々お伝えしてきましたが、ここからは商品のご紹介です。最近の傾向としてデザイン性もかなり高く、美しい包丁も数多くあります。
ぜひ、ご自身のお好みの包丁を見つけてください。
第10位|有次 薄刃包丁
有次 薄刃
参考価格: 28,061円










築地の料理人が愛用する包丁で、素材は青銅2という鋼で造られています。日本刀造りの技を受け継いでいるので、切れ味の良さに富んでいます。魚を常におろしている築地料理人も、菜切は有次を愛用しているようで、食材の味を引き出す切れ味と料理の幅を広げてくれるのは間違いなしです。
形状 | 東型 |
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素材 | 鋼(青銅2) |
重さ | 180g |
刃渡り | 180mm |
第9位|藤次郎 藤寅作 薄刃型 FU-310DP
藤寅作 薄刃型 FU-310DP
参考価格: 4,002円

刃はきめ細やかな仕上がりになっていて、強度も抜群の商品です。お値段もお手頃な上に、お手入れも簡単にできる点がポイントです。切れ味が続くので、薄刃包丁をはじめてお使いいただく方におすすめです。
形状 | 東型 |
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素材 | ステンレス |
重さ | 136g |
刃渡り | 165mm |
第8位|金物屋青鉄 薄刃包丁 多重層
青紙鋼使用鎌型片刃薄刃包丁多重層180mm【送料無料】
参考価格: 12,200円
青紙鋼というランクの高い高級鋼を使用したこの商品は、非常に鋭い切れ味と持続性を魅力としています。刃の多重層部分も非常に美しく、柄は紫檀柄なのでシックなデザインです。口コミからも使いやすさは文句なしなどの声もあがる商品です。
形状 | 鎌型 |
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素材 | 鋼(青紙鋼) |
重さ | - |
刃渡り | 180mm |
第7位|藤次郎 DPコバルト合金鋼割込 薄刃包丁
藤次郎プロ DPコバルト合金鋼割込 薄刃包丁
参考価格: 9,900円
コバルト合金鋼とは、ステンレスの中でも不純物の少ないものです。これを包丁の芯の部分に採用し、側材もステンレスを使い複合することにより、切れ味とお手入れの両面から使いやすさを重視した商品になります。
オールステンレスの見た目もシャープで、和包丁でありながらスタイリッシュさを忘れない点がおすすめです。
形状 | 東型 |
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素材 | ステンレス |
重さ | 259g |
刃渡り | 165mm |
第6位|貝印 関孫六 銀寿薄刃包丁
関孫六 銀寿 本鋼和包丁
参考価格: 3,463円
関孫六シリーズは、リーズナブルなお値段からこだわりのある商品まで幅広く揃っているので、一度は使用した方も多いのではないでしょうか。
薄刃包丁も色々揃っていますが、その中で人気の一品がこの商品です。長さは165mmと少し短めですが、飾り切りにもおすすめの鎌型で、刃は冴える切れ味と、柄は水に強い天然木の朴を使用した耐久性と持ちやすさにこだわった商品です。
形状 | 鎌型 |
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素材 | 鋼 |
重さ | 165g |
刃渡り | 165mm |
第5位|兼松 特選 薄刃包丁
兼松作 特撰 薄刃庖丁
参考価格: 5,494円
兼松は長く愛されるメーカーで、信頼ある商品が数多く揃っています。その中でも、お値段や切れ味などこだわりの面で比重のとれた商品なので、第一歩として検討している方におすすめの商品です。バランスの良さを求めている方は、是非お試しください。
形状 | 東型 |
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素材 | 鋼 |
重さ | 180g |
刃渡り | 180mm |
第4位|青木刃物 堺孝行 シェフ和包丁 薄刃(銀三鋼)
青木刃物製作所 堺孝行 シェフ和庖丁 鎌型薄刃
参考価格: 13,440円

特殊鋼のステンレスタイプの銀三鋼という素材を使っています。新しい感覚の和包丁ともいわれ、薄刃包丁を新調したい方におすすめです。銀三鋼のこちらの商品は、錆びにくさだけでなく、硬さや持続性、切れ味などトータルバランスの良さを感じさせます。
形状 | 鎌型 |
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素材 | ステンレス(銀三鋼) |
重さ | 160g |
刃渡り | 180mm |
第3位|藤次郎 TOJIRO PRO 匠 DPコバルト合金鋼2層複合 角型薄刃
包丁 角型薄刃 藤次郎
参考価格: 25,300円

人気メーカー藤次郎の商品です。切れ味・お手入れの手軽さ・デザイン性の高さ、三拍子揃った商品がトップ3にランクインです。
特に、和包丁の握り心地をステンレスで再現した左右非対称のハンドルは、快適な調理サポートも目的としています。衛生面から調理のサポートまで考え抜かれたデザインの商品ですので、気分も腕も上がること間違いなしです。
形状 | 東型 |
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素材 | ステンレス |
重さ | 155g |
刃渡り | 180mm |
第2位|實光刃物 匠練銀三 薄刃包丁
匠練銀三 薄刃 180mm
参考価格: 27,216円
堺の職人が、普段使いで使いやすさに目を向けた商品です。ステンレスでも鋼に負けない切れ味とお手入れのしやすさにこだわっています。日本食の職人も満足のいく仕上がりとなっていますので、とことんこだわりたい方におすすめです。
形状 | 東型 |
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素材 | 鋼(銀三鋼) |
重さ | 165g |
刃渡り | 180mm |
第1位|堺一文字光秀 白鋼 鍛 霞研 薄刃包丁
堺一文字光秀 和包丁 ハガネ 白鋼 霞研
参考価格: 17,500円
プロから初心者までを幅広くカバーしてくれるのが、こちらの商品で堂々の第一位です。研ぎ易さもポイントなので、初心者でも本格的に使っていきたい方、初心者ではないけれどこだわっていきたい方など様々な方向けです。
柄は丸柄で持ちやすく、刃は鎌型なので、切っ先で凝った切り方もお手の物です。また、左利き用もありますので要チェックです。
形状 | 鎌型 |
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素材 | 鋼(白二鋼) |
重さ | 165g |
刃渡り | 180mm |
薄刃包丁人気おすすめランキング比較表
商品 | 1 ![]() | 2 ![]() | 3 ![]() | 4 ![]() | 5 ![]() | 6 ![]() | 7 ![]() | 8 ![]() | 9 ![]() | 10 ![]() |
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商品名 | 堺一文字光秀 和包丁 ハガネ 白鋼 霞研 | 匠練銀三 薄刃 180mm | 包丁 角型薄刃 藤次郎 | 青木刃物製作所 堺孝行 シェフ和庖丁 鎌型薄刃 | 兼松作 特撰 薄刃庖丁 | 関孫六 銀寿 本鋼和包丁 | 藤次郎プロ DPコバルト合金鋼割込 薄刃包丁 | 青紙鋼使用鎌型片刃薄刃包丁多重層180mm【送料無料】 | 藤寅作 薄刃型 FU-310DP | 有次 薄刃 |
価格 | 17,500円 | 27,216円 | 25,300円 | 13,440円 | 5,494円 | 3,463円 | 9,900円 | 12,200円 | 4,002円 | 28,061円 |
形状 | 鎌型 | 東型 | 東型 | 鎌型 | 東型 | 鎌型 | 東型 | 鎌型 | 東型 | 東型 |
素材 | 鋼(白二鋼) | 鋼(銀三鋼) | ステンレス | ステンレス(銀三鋼) | 鋼 | 鋼 | ステンレス | 鋼(青紙鋼) | ステンレス | 鋼(青銅2) |
重さ | 165g | 165g | 155g | 160g | 180g | 165g | 259g | - | 136g | 180g |
刃渡り | 180mm | 180mm | 180mm | 180mm | 180mm | 165mm | 165mm | 180mm | 165mm | 180mm |
商品リンク |
まとめ
いかがでしたでしょうか?気になる商品に出会えましたか?包丁は、研ぎ方や用途によっても選ぶ際は押さえておきたいポイントです。本記事でご紹介した商品は、数ある中から人気のものを厳選しましたが、載せきれない商品もあります。
皆様にとって知る第一歩としてご参考になれば幸いです。また、今後も沢山の記事を書いていきますので、皆様が良い商品と出会えることを…そしてより豊かな実りある生活になりますよう心より願っています。