包丁のおすすめランキング20選【ツヴィリング・グローバル・ミソノも！】

料理には必ず使用する「包丁」。そんな包丁には三徳包丁・出刃包丁・牛刀・薄刃包丁・刺身包丁など多くの種類があり、どれが一番いいのか、選ぶ際には迷ってしまいがちです。　

それぞれの包丁には適した使用方法があり、どんな料理を作るかといった点でも、最適な包丁は変わってきます。最適な包丁をしっかりと選ぶことで、調理時間を大幅に短くすることができるなど、メリットが多くあります。　

今回はそんな包丁の選びかたのポイントを簡単にまとめ、人気の包丁をランキングでご紹介していきます。ひとつひとつポイントをチェックし、自分にぴったりの包丁を見つけていきましょう。

まずは包丁の種類をご紹介していきます。それぞれの包丁の特徴をしっかりとチェックし、どれが一番自分にあっているか、確認していきましょう。

まずは包丁のなかでも、洋包丁についてご紹介していきます。洋包丁は和包丁とくらべて取り扱いがしやすく、どんな場面でも使用できる万能包丁が多いことが特徴です。またこちらは和包丁と違い、両刃となっています。

三徳包丁はどのご家庭でも一般的に使用され、よく見かける人気の包丁です。こちらの包丁は肉・野菜・魚、どの食材にも使用することができる万能さが魅力となっています。　

大抵の料理はこちらの包丁一本で調理することができ、三徳包丁を一本用意しておけば他の包丁に持ち替える必要がありません。最初の一本として包丁を用意するなら、三徳包丁がおすすめです。和包丁ほど繊細な手入れの必要もなく、誰でも気軽に使用することができる、とても便利な人気包丁です。

牛刀は洋包丁の代表とも言える人気の包丁です。こちらも三徳包丁と同じく、肉・野菜・魚、どの食材にも使用することができる万能包丁となっています。三徳包丁とは刃の先端の形状が違い、こちらはより鋭く尖っています。　

そのため三徳包丁よりも、より細かい作業に適していることが特徴です。基本的には三徳包丁と同じく、どんな料理にも使用することができる万能包丁のため、これら二つは一度試して、より使いやすいと思った方を選びましょう。

パン切り包丁はパンを切るため専用の包丁です。通常の包丁ではパンを切った際にパンが潰れてしまいますが、パン切り包丁を使用することで、パンを潰してしまうことなく、きれいにカットすることができます。　パンカットに包丁を使用する際には、こちらのパン切り包丁を使用しましょう。

中華包丁は野菜の千切りなどの繊細な作業から、肉の骨を断つなどの力のいる作業も、しっかりとこなすことができます。万能包丁と同じようにどんな食材・用途にも対応することができることが魅力となっています。　

しかし中華包丁にはかなり重さがあり、また非常に扱いが難しいという面もあります。扱いかたを誤ると大怪我を負ってしまう危険性もあり、こちらは十分に料理に慣れた上級者のかた向けの包丁となっています。

ペティナイフは非常にサイズの小さな包丁です。こちらは小ぶりのサイズのため繊細な作業がしやすく、果物・野菜の皮むき、飾り切りなどに適した包丁となっています。　

ペティナイフでは大きな食材を切ることはできないため、注意しましょう。こちらはサブ包丁として一本キッチンに用意しておくと、様々な場面で活躍してくれます。

つづいて和包丁についてご紹介していきます。和包丁は片刃で切れ味が鋭いことが特徴です。鋭い切れ味を保つために包丁の手入れが必要なため、取り扱いが難しいという点に注意しましょう。

柳刃包丁とは刺身包丁の別名です。こちらは刃渡りが長く、まるで刀のような見た目の包丁となっています。食材を薄く切ることに特化した形状になっており、魚の刺し身をつくる際に最適な包丁です。　

魚の身をきれいに切ることができ、本来の身の香り・舌触りなどを引き出すことができます。扱いは難しく、使いこなすには技術が必要のため、こちらは料理上級者の方におすすめです。

和包丁は手入れが肝心なため、事前に正しい研ぎ方を調べたうえで、定期的に研ぎ直すようにしましょう。しっかりとした研ぎ方で手入れすることで、鋭い切れ味を保つことができます。

出刃包丁は分厚く、重い刀身が特徴です。こちらは魚を捌くための包丁となっており、魚を効率よく捌くことができる形状になっています。

頑丈で切れ味が鋭く、魚の身から骨まで簡単に切ることができます。こちらは魚を捌く機会が多いというご家庭などにおすすめの包丁です。こちらも正しい研ぎ方を事前に調べ、しっかりと手入れしていきましょう。

正しい研ぎ方は洋包丁・和包丁など種類によって変わってきます。正しい研ぎ方で手入れをおこない、持ち味である鋭い切れ味を維持していきましょう。

それでは包丁の選びかたのポイントをご紹介していきます。ポイントは「刃の素材」・「持ち手の素材」の2点です。しっかりとチェックしていきましょう。

まずは包丁の刃に使用されている素材をチェックしていきましょう。ステンレス・セラミック・鋼・チタンの4種類があります。それぞれ切れ味・扱いやすさなどに違いがあります。しっかりとチェックしていきましょう。

ステンレスは家庭用の包丁では主流となっており、扱いやすく、錆びにくい材質です。またリーズナブルな価格で購入することができる点も、ステンレスの魅力です。切れ味はものによって違いがあり、値段の高いものほど切れ味が鋭い傾向があります。

セラミック(陶器)は、金属ではないため錆びてしまうことがありません。使用した後漂白剤などで簡単に消毒ができて、手入れが非常に簡単です。セラミックは錆びないことから、非常に衛生的な点が魅力です。

また軽く、ニオイがつきにくいという特徴もあります。しかしセラミックは衝撃によって割れたり、欠けたりしてしまう危険性があるため注意しましょう。

鋼は非常に切れ味の鋭い材質です。硬く、適度な重さがあるため、手に力をいれる必要なくサッと食材をカットすることができます。ただしこちらは錆びやすいため、こまめな手入れが必要です。

切れ味が良いので調理時間を短くすることができるなど、メリットも大きい材質ですが、取り扱いは難しく手間がかかってしまうので、こちらの素材は注意して選ぶようにしましょう。

包丁を研ぐときには研ぎ方に注意しましょう。正しい包丁の研ぎ方のポイントを抑え、定期的に研ぎ直すことが大切です。正しい研ぎ方で包丁を研ぐことで、鋭い切れ味を保つことができます。

チタンはとにかく軽いことが特徴です。ステンレス製の包丁とくらべると、半分ほどの重量しかありません。またセラミックのように錆びず手入れも簡単で、チタンには金属臭もありません。ですが、チタンは基本的に他の材質とくらべて切れ味が悪いという点に注意が必要です。

しかしチタン製の包丁は、メーカーから販売されている製品ごとに大きく切れ味が違い、なかには他の材質と全く劣らない鋭い切れ味のものもあります。チタンの包丁を選ぶときには、特に切れ味に注意しましょう。

つづいて包丁の持ち手の素材をチェックしていきましょう。木製・ステンレス製の2種類があります。それぞれ特徴を確認して、自分にあったものを選んでいきましょう。

木製の持ち手は、持ちやすく手にしっかりとフィットします。調理の際濡れた手でもしっかりと握ることができ、安心して作業することができます。しかし刃とのちょうど継ぎ目の周辺に汚れが溜まってしまいやすく、手入れに時間がかかってしまいがちな点に注意が必要です。

ステンレス製の持ち手は刃と一体になっているため、継ぎ目がなく、衛生的で洗いやすい材質になっています。

ステンレス製の持ち手は、木製と違い、一体となっていることから柄が抜けてしまったりグラついてしまうということがありません。手が濡れている際に滑りやすい点、寒い時期には手が冷たくなってしまう点に注意しましょう。

包丁の捨て方についてもご紹介していきます。包丁は切れ味が落ちてきて、いざ捨てるとなった時に、捨て方に困ってしまいがちな物です。いざという時のために、包丁の捨て方についてもチェックしておきましょう。

実は包丁の捨て方はそれぞれの自治体によって異なり、正しい捨て方を調べるときには「包丁　捨て方　○○（住んでいる自治体の名前）」といった形でインターネットで検索してみましょう。

基本的には、包丁の刀身をしっかりと新聞紙でくるみ、くるんだ上からガムテープで入念に留めて、透明なポリ袋に入れておきます。そして上に「刃物」「キケン」など文字を書いておき、ゴミに出すことが多くなっています。

最後に包丁のおすすめブランドについてご紹介していきます。ツヴィリング・グローバル・ミソノなど、高級ブランドをはじめ、様々な人気ブランドの特徴をチェックし、自分にぴったりの人気ブランドを見つけていきましょう。

ツヴィリングは正式な名前を「ツヴィリング J.A. ヘンケルス」といい、ドイツの高級メーカーです。非常に品質が高く、切れ味の鋭い包丁を製造しており、こちらは多くのプロの方から愛用されている高級メーカーとなっています。

ツヴィリングの包丁はデザイン性にも優れており、オシャレな包丁が多いことも魅力のひとつです。ツヴィリングの包丁はプロだけでなく、一般の方からも人気を集めています。ツヴィリングはハイブランドのため、価格が高い点に注意しましょう。

グローバルは、日本を代表する大手包丁ブランドです。吉田金属によって製造されており、その抜群の切れ味からグローバルブランドの包丁は世界中で人気を集めています。

力を入れず、スッと刃を通すだけで簡単に食材を切ることができる、優れた切れ味をもっていることが特徴です。価格は高めで高級包丁となっており、しっかりとした品質の包丁がほしいという人におすすめです。

岐阜県関市は刃物の街ということで、非常に有名です。ミソノはそんな関市を代表する、日本が世界に誇る人気刃物ブランドです。日本刀から受け継がれた卓越した技術によって、鋭い切れ味の包丁を製造しています。

ミソノ包丁の最大の特徴は、その軽さです。ミソノ包丁は軽く、全体のバランスの良さから、とても扱いやすい包丁になっています。扱いやすく、切れ味の鋭い包丁がほしいというかたにおすすめです。

包丁の名産地、岐阜県関市にある大手包丁メーカー「貝印」。そんな貝印から販売されているシリーズのひとつが「関孫六」です。こちらはホームセンターなどでも販売されていることもあって、非常に身近で人気な包丁です。

切れ味のいい三徳包丁・牛刀といった万能包丁をよく取り扱い、リーズナブルな価格で高品質な包丁を販売しています。安いものでは二千円程度から購入することができ、料理初心者のかたにおすすめのブランドです。

関虎徹は五千円程度からとリーズナブルな価格で、価格以上の切れ味をもっていると評判の人気ブランドです。また切れ味だけでなく、持ち手の握りやすさでも注目されています。

見た目もスタイリッシュで、高価格帯の包丁のような本格的な見た目のものが多くなっています。こちらは低価格で使いやすい包丁がほしいというかたにおすすめです。

藤次郎は手頃な価格で購入することができ、鋭い切れ味の長持ちする品質の高さが特徴です。藤次郎の包丁は、伝統的な「割り込み」という技術によって、金属を混ぜ合せ、刀身に持続する切れ味と優れた耐久性をもたせています。

優れた切れ味と耐久性にくわえ、価格も五千円程度からとリーズナブルなため、主婦に大人気のブランドとなっています。こちらは低価格で高品質な包丁がほしいというかたにおすすめです。

堺一文字光秀は、古くからの歴史をもつ堺の人気包丁ブランドのひとつです。和包丁・洋包丁・中華包丁と様々な種類の包丁を製造・販売し、その品質の高さからプロも多く愛用しています。

どの包丁も切れ味が鋭く、また扱いやすいことが特徴です。堺にはこの他にも多くの人気包丁ブランドがありますが、堺一文字光秀は家庭用包丁の製造をしていることから、一般にも身近なブランドです。

こちらも価格はかなり高めの高級ブランドとなっている点に注意しましょう。

それでは包丁のおすすめランキング20選をご紹介していきます。選び方のポイントを踏まえて、自分ぴったりの包丁を見つけていきましょう！

包丁といっても種類は様々です。三徳包丁・刺身包丁・出刃包丁・牛刀・ペティナイフ・中華包丁・パン切り包丁と、それぞれの包丁を状況にあわせて適切に使い分けることで、調理時間を何倍にも早くすることができます。

包丁選びは種類が多いぶん難しいですが、しっかりと自分にあった包丁を選ぶことで、料理に対するモチベーションも上がり、手際のよい調理が可能です。今回のご紹介を通して、みなさんの要望にあった包丁が見つかれば幸いです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。