インテリアに。人気おすすめの小型空気清浄機10選【オシャレ/多機能】

日本の住宅も気密性が高くなり、室内の空気循環が少なくなってきています。そのために最近の住宅では24時間換気などで空気循環を促してはいますが十分とは言えません。

また、外の空気を入れようとしても花粉やPM2.5などで外の空気も綺麗とは言い切れません。ハウスダストとか花粉のアレルギーがある方は外の空気も室内の空気も気になってしまします。

そこで、活用したいのが空気清浄機です。最近の空気清浄機はコンパクトでありながらも優れた集塵・空気清浄能力を持つ高性能な製品が多く開発され、製品化されています。

部屋の片隅にインテリアのようにして今人気の小型空気清浄機を置いて、部屋に爽やかな空気で満たしましょう。

小型空気清浄機は、一人暮らしの方には最適な大きさですし、玄関やトイレの他に寝室や車の中での利用も考えられます。しかし、効果に疑問を持ってみえる方もいると思います。まず、その効果について簡単に説明します。

空気清浄機には活性炭フィルターやイオン機能が搭載されているモデルも多くあり、タバコ臭やペット臭を取り除くことができます。

また、タバコの臭いの原因は微粒子がほとんどですので、空気清浄機は目の細かいフィルターや静電気・イオンなどを使って臭いの原因になるものをフィルターに吸着させ取り除いています。

消臭方法や性能はメーカーやモデルによって違いますので、メーカーのホームページなどで確認することをおすすめします。

また、タバコを吸う場合は、清浄機の近くで吸うとより大きな効果が得られます。しかし、タバコで黄色くなった壁の臭いまで消臭することはできません。消臭の基本は部屋の掃除です。

アレルギー体質の方は部屋の中のPM2.5・花粉・ほこりなどは気になるところで、少しでもで綺麗な空気にしたいものです。これらはどれも微粒子ですから、空気清浄機のフィルターで除去することができます。

空気清浄機のフィルターは幾つかの層になっていて、そこで花粉や微細なチリ・アレルゲン物質まで取り除いています。フィルターのつくりはメーカーやモデルによって違いますが、何層かのフィルター層でミクロン単位の微粒子を取り除いています。

花粉の侵入口は主に玄関や窓際ですので、その近くに空気清浄機を設置することでさらに効果が上がります。

最近では一人暮らしでの利用や、自分の部屋での利用に小型空気清浄機の人気が高まってきていて、様々なモデルが販売されていています。どれを選べば良いのか迷ってしまう方もみえると思いますので、機種選びのポイントを簡単に説明していきます。

小型空気清浄機が空気を浄化する方式には、ファン式・電気式・イオン発生器の3つに分類されます。それぞれにメリット・デメリットがあります。

空清浄機で最も一般的なタイプです。ファンで部屋の空気を吸い込んで各種フィルターを通して浄化された空気を部屋にもどすタイプです。種類が豊富に揃っていますので、使い方や部屋の大きさなどに合わせ、その人に合ったものを選ぶことができます。

価格的にも安いものもありコスパ率の高いタイプです。デメリットとしては定期的なフィルター掃除に加え、定期的な交換が必要なことや、他のタイプに比べ作動音が大きめなことがあげられます。音の苦になる方は静音モードなどが付いているモデルがおすすめです。

電気式は静電気の力で空気清浄をしています。ファン式と同じようにファンで空気を吸い込み、吸込口で静電気をお越し、ほこりをプラスに帯電させ、マイナスに帯電させたフィルターを通すことにより静電気の力でほこりなどをフィルターに吸着させています。

フィルター式より強力な集塵力を持っていて、微細なホコリが舞い上がるような工場では作業員の健康保持のためによく使われている方式です。

動作音は比較的静かで集塵力が高いですので、子供部屋や寝室などにはおすすめのタイプです。一方価格的にファン式比べ高価なのがデメリットとなります。

イオン発生器は、プラスイオンとマイナスイオンをつくり出し、それを空気中に放出することによって、空気中の細菌やほこり除去します。臭いを抑える脱臭効果もあると言われています。メーカーによってそれぞれ特性がありますので、購入の際には細かなところを確認することをおすすめします。

コンパクトなものが多く、トイレや玄関または車の中などの狭いところに設置するのであればおすすめの方式です。

空気清浄機にイオン発生機能を搭載した、ダイキンの空気清浄機やシャープのプラズマクラスターなどもあります。

適用床面積は、日本電機工業会で定められた規格JEM1467で規定されていて、簡単に言えば30分で清浄できる部屋の広さを示しています。同じ条件で試験されていますので、空気清浄機の能力を比較するにはとても有効ですが、その広さが即空気清浄に適切な広さであるわけではありません。

一般的に10分間で部屋中の空気が全て空気清浄機の中を通ることが理想だと言われています。30分と10分ですので単純に考えれば実際の部屋の3倍の適用床面積を持ったものが良いということになりますが、実際に選択される際には2倍程度以上と考えて構いません。

ただし、スピーディーに空気清浄をする時の目安でので、時間がかかっても良ければ適用床面積と同等であっても構いません。予算と相談しながら選択をしていきましょう。

運転音は空気清浄機を選ぶ際には重要なポイントになります。特に小型空気清浄機の場合は設置する場所が、自分のすぐ近くであったり、狭い部屋であったり、寝室であったりして運転音はかなり気になります。

運転音を小さいものを選ぶなら、電気式やイオン発生器が選択肢となりますが、最近はファン式のものでも静音設計に力を入れているモデルも出ています。静音設計のものを静音モードで使ったり、弱運転で使ったりすれば運転音はかなり抑えられます。

音の大きさはデシベル（db）で表され、20dbは木の葉のふれあう音程度、30dbは郊外の深夜程度、40dbは図書館程度、50dbは静かなオフィスくらいと言われています。購入前に必ずチェックしておきましょう。

空気清浄機を設置したいと思った時に、なぜ設置したいのかを明確にすることは機種選択の重要なポイントです。

臭いを取りたいならイオン機能搭載のものを、花粉やほこりを取りたいなら集塵力の優れたものやフィルターの優れたものを選択することになります。

空気清浄機を設置する目的を達成するためにどのような方法で空気を綺麗にしているのかを調べ、納得してから購入することをおすすめします。

HEPAフィルターは空気中からゴミ、塵埃などを取り除クフィルターで、JIS Z 8122 によって、定格風量で粒径が0.3 µmの粒子に対して99.97％以上の粒子捕集率を持つものと規定されています。

粒子の大きさは、スギ花粉は20～40µm、ハウスダストは10～40µm、PM2.5は2.5µm以下ですので、HEPAフィルターであればしっかりと除去することができ、ハウスダストや花粉などのアレルギーを持ってみえる方に人気のあるフィルターです。

HEPAフィルターと同じ能力を持ち、より長時間効果が保たれるTAFUフィルターや、0.3 µm以下の粒子も除去するULPAフィルターを搭載したモデルもあります。

小型の空気清浄機は、別の部屋に手軽に移動させて利用することも想定されますので、電源タイプのチェックは以外に重要です。

電源タイプには家庭用AC電源を使うタイプとバッテリータイプがあり、携帯用や卓上のものにはUSBタイプ・電池タイプ、車用にはバッテリーアダプタのタイプなどもあります。ここでは、AC電源タイプとバッテリータイプのメリットやデメリットを見ていきます。

AC電源タイプは一般の家庭用コンセントから電源を取るタイプです。コンセントに挿してあれば何時でも稼働させることができますので、リビングなどに据え置きにする場合にはおすすめのタイプです。

しかし、コンセントがすぐ近くにあることが条件となり、ない場合には延長コードなどを部屋の中に這わせる必要があります。また、コンセントの少ない玄関やトイレなどの設置にも向いているとは言えません。

バッテリータイプは充電によって駆動させるタイプです。置き場所を選びませんので、自分の近くで稼働させたり、別の部屋に持ち運んで使ったりする時には大変便利なタイプです。

一人暮らしの方で昼間は働きに出てみえるような方であれば、昼間に充電をしておいて夜寝る時に寝室の自分の近くに置いておくという使い方もできます。

アロマはリラックス効果があり、様々な分野で活用されています。最近の空気清浄機には空気清浄の他にアロマ機能が搭載されたものもあります。アロマを好まれる方にはおすすめの機能です。

ただし、アロマの好みは人それぞれで、個人によっては合わない方もみえます。一人暮らしの方や自分の部屋だけで利用する場合は構いませんが、他の人がいる場所ではよく相談してから購入されることをおすすめします。

空気清浄機にはフィルターが付いています。空気清浄機が吸い込んだ空気の中に含まれていた粒子はそのフィルターに集まりますので当然汚れ、掃除は必要となります。フィルターにこびりついたほこり・カビ・細菌などが繁殖して、かえって空気を汚してしまうこともあります。できるだけこまめに掃除をすることをおすすめします。

中には10年間フィルターが交換不要となっているものもありますが、清掃が不要ということではありませんので注意が必要です。

フィルター交換には費用がかかりますので、フィルターの交換時期と価格を見て交換不要のものも含めてランニングコストを考えた選択をしましょう。

また、フィルターの取り外し方・清掃の仕方・交換の仕方など簡単にできるかも確認することをおすすめします。加湿機能のあるものは水タンクの大きさや取り外しなども確認するといいでしょう。

小型の空気清浄機を扱っているメーカーは多くあります。その中でも比較的ユーザーの多い、人気のあるメーカーであるdyson、cado、SHARP、Blueair を紹介します。

ダイソンの本社は現在シンガポールにありますが、元々はイギリスの電気機器メーカーで、初めてサイクロン式の掃除機を開発したことで有名な会社です。

空気清浄機では他の機能と併せ持ったものが多く、空気清浄機付ファンヒーター、空気清浄機付扇風機、パーソナル空気清浄ファン、加湿空気清浄機が販売されています。

密閉性の高い360˚グラスHEPAフィルターを搭載していて、空気中のウイルスなども含む0.1µmレベルの微細な粒子を99.95%除去する能力持っています。また、活性炭フィルターにより、有害なガスやニオイも除去しています。

cadoは2011年に創業された日本のメーカーです。元々は大手の家電メーカーに所属していたエンジニアとデザイナーが独立して起こした会社です。世界に誇れる性能を持ったものづくり、普遍的な美しさをもったものづくりを目指して、空気清浄機・加湿器・ウォーターサーバーなどを展開しています。

空気清浄機では浄化スピードの速さに定評があり、pm2.5なども床に落ちる前の空中に浮遊している状態で吸い込んで浄化します。フィルターの物質捕獲サイズは0.09μm以下と優れた能力も持っています。

またデザインにも力を入れていて、部屋のインテリアとマッチするようなおしゃれなデザインとなっているのも特徴です。

プラズマクラスターで有名なSHARPです。プラズマクラスターには性能が優れたものから順にNEXT・25000・7000の3種類があり、どのプラズマクラスターも浮遊カビ菌の除去・浮遊ウィルスや浮遊菌の作用を抑える・ダニのふんや死骸の浮遊アレル物質の作用を抑える・浮遊花粉アレル物質の作用を抑える機能は持っています。

加湿空気清浄機にはプラズマクラスターNEXTや25000を搭載したモデルがありますが、空気清浄機では7000の搭載になります。蚊取機能付空気清浄機や天井設置型空気清浄機などの少し変わったものもあります。

Blueairは1996年に空気清浄機専業メーカーとしてスウェーデンで設立されて以来、空気清浄機の高級ブランドとして欧米や中国など世界60カ国以上で販売されている空気清浄機の有名メーカーです。

Blueair独自の HEPASilentテクノロジーは0.1µm以上の微粒子を99.97%まで除去できる能力を持っています。汚染物質をマイナス帯電させ、目の粗さが異なるプラス帯電した多層フィルターでキャッチしていて、1枚で構成されたフィルターに比べて格段に目詰まりを起こしにくく、風量も維持しながら、静音性と省エネを実現しています。

デザインでも北欧風でモダンと評判の人気のメーカーです。

おすすめ小型空気洗浄機を10機種紹介ます。詳しい機能などはホームページなどで確認することをおすすめします。

紹介したおすすめの製品を一覧表にしました。機種を選ぶ際の参考にして下さい。

小型の空気清浄機はインテリア性も高く、おしゃれなデザインのものもたくさん揃い、玄関やトイレ・寝室・書斎に置いても違和感なくなっています。

おしゃれだけでなく、人気が高まるとともに機能もとても優秀なものが増えてきました。あなたの部屋にも小型の空気清浄機ををおしゃれに置いて、部屋の空気を綺麗にしてみませんか。