高反発マットレスおすすめ12選【熟睡に投資/腰痛を改善/寝返り】

高反発マットレスは、適度な体圧分散で寝姿勢がくずれにくく、寝返りがしやすいため快適に熟睡できる人気の寝具です。マットレスは快適な睡眠のために、重要なアイテムです。自分に合わないマットレスは、寝たのに逆に疲れてしまったり、腰痛を引き起こしてしまうこともあります。

高反発マットレスといっても様々な商品が発売されています。この記事では、人気のあるおすすめの高反発マットレスを紹介していきます。また、タイプごとの特徴や選ぶときのポイントを紹介するので、ぜひ参考にしてください。

高反発マットレスは、反発力があるため体をしっかり支えてくれます。適度な反発力によって腰や肩が自然な位置に保たれるため、寝返りがしやすくなります。寝返りを楽にすることで血液やリンパなどのめぐりが良くなり、全身への負担も軽くなり、快適な朝をむかえることができるのです。

高反発マットレスにはタイプが5つあります。タイプによって寝心地が変わるので、自分の悩みや改善したい点を補うものを見つけてください。タイプごとの特徴をまとめました。

ウレタンタイプは天然ゴムから作られたマットレスです。反発力と柔らかさのバランスがよく、多くの方に合いやすいため高反発マットレスの主流のタイプです。体をしっかり支えてくれて、コイルタイプより軽いため持ち運ぶ際に楽です。

ウレタンタイプは蒸れやすい点がデメリットとして挙げられますが、ウレタンタイプの中でも表面が凹凸形状に加工されたものは、通気性が良くおすすめです。

ボンネルコイルタイプは、コイルスプリングが全面に配置されたもので、体を面で支える作りのものです。硬めの作りなので、寝た時に体が沈みません。また通気性が良い点も人気があります。価格も他のコイルタイプより安い場合が多いです。しかし、振動がおきやすく、きしみ音が気になる点や、運ぶ際に重い点がデメリットとして挙げられます。

ポケットコイルマットレスは、体を点で支えるのが特徴のマットレスです。一つ一つが独立したコイルスプリングが、体を点で支えることで体圧分散性に優れていて、体にフィットする感覚が快適な睡眠につながります。独立したコイルスプリングのため、ダブルベットのサイズの場合は隣で寝る人の振動が伝わりにくい点も人気があります。

ラテックスタイプは、ゴムの木から採取された樹液を原料につくられたマットレスです。柔らかさと弾性が程よいマットレスで、日本ではあまり馴染みありませんが、ヨーロッパなどで人気があります。柔らかいマットレスで体圧分散し、かつゴム特有の弾性によって腰が沈むのを防ぎ、自然な姿勢で寝ることができます。

ファイバータイプのマットレスは、自宅で洗うことができるので人気があります。ポリエチレンなどの繊維を絡めあうように編んだ構造のマットレスで、通気性が良く、柔軟性に優れます。

高反発マットレスはタイプから選べます。その他にも選ぶときのポイントがあるので紹介します。

マットレスの厚みは寝心地につながります。厚みが8㎝以上のものがおすすめです。厚みがある方が反発力があり寝心地がお良くなります。8㎝以下だと、場合によっては底つき感があり、快適に寝れないことがあります。

しかし厚すぎても重みで移動が不便だったり、存在感がありジャマになったりしますので、自分のライフスタイルに合う厚さものを選びましょう。特に腰痛がある方は、厚みがあるマットレスの方が腰をしっかり支えるのでおすすめです。

マットレスは自分の普段の寝具に合うものを選びましょう。ベットの上にどっしりとマットレスを1枚置いてパッドと組み合わせて寝る場合は厚みのあるものがおすすめです。サイズはシングル・ダブル・セミダブルなどのベッドサイズに合わせて選びましょう。

マットレスを広げて上に布団を敷くといった場合は折り畳み式の収納できる、軽量なものがいいでしょう。また、マットレスをフローリングに直置きしてベットのように使う場合は厚みのあるマットレスの下に、除湿シートを併用してください。

高反発マットレスの硬さや反発力は、N（ニュートン）という単位で表記されます。高反発マットレスを購入するときはニュートン値もチェックしましょう。

明確な基準はありませんが、ニュートンの数値が100N以上のものが高反発マットレス、100N以下のものが低反発マットレスと言われています。ニュートンの数値が上がるほどマットレスが硬くなります。硬いということは反発力が高いということになります。

ニュートンの数値を参考にして、自分に合う硬さの高反発マットレスを選んでください。

マットレスを選ぶときは使いやすさを考えましょう。より長く使えるように寝心地だけでなく、自分にとって使い勝手が良いものを選ぶことをおすすめします。

高反発マットレスを選ぶときは衛生面をチェックしましょう。特に汗をかく夏場は蒸れやすいので、放置してると裏面にカビが生えてしまうことがあります。そのため、天日干しや洗濯ができるものがおすすめです。

とはいえマットレスを洗濯するのも大変です。そのようなときは、本体からカバーが取り外し可能なものや、抗菌・防ダニ加工のしてあるものを選ぶようにすると、より長く快適に使用することができます。

マットレスは幅をとります。寝るとき以外は収納しておきたい方は、厚み10㎝前後の折り畳みタイプを選びましょう。寝たときに折り目が気になる方は、くるくる巻けるタイプのマットレスもあります。毎日の持ち運びが苦にならないように、重量も軽いものを選びましょう。 

高反発マットレスは高額な商品が多いため、ひんぱんに買い替える方は少ないかと思います。マットレスをより長く使用するためにも、保証期間の長いものを選ぶといいでしょう。また、実際に寝てみないと購入に踏み切れないという方は、お試しで無料貸し出しのあるお店で選ぶのがおすすめです。

高反発マットレスは人気があり、多くのメーカーが商品を販売しています。そんな中で人気のあるおすすめの高反発マットレスを12選したので紹介します。

人は1日のおよそ3分の1の時間を睡眠にあてます。人生で考えると、何十年の時間を寝具の上で過ごすことになります。マットレスは、良質な睡眠に欠かせない重要なアイテムです。安い買い物ではありませんが、健康的に過ごすためにも熟睡に投資すると考えればマットレスにこだわることをおすすめします。長い付き合いになる、お気に入りのマットレスを見つけましょう。