ポータブルヘッドホンアンプおすすめ14選【大迫力の音楽体験を】

「ポータブルヘッドホンアンプ」通称ポタアンとは、スマホ・PC・携帯音楽プレーヤーのヘッドホンの出力・音質を向上させるアイテム。通常、高音質ヘッドホンをスマホなどと直挿しすると出力が足りず、ヘッドホン本来の実力を出し切ることができません。

ポータブルヘッドホンアンプはこうしたヘッドホンの音質が十分に発揮されない場面で効果を発揮します。スマホ・PC・携帯音楽プレーヤーとポタアンを接続することでヘッドホン出力を上げ、高音質ヘッドホンの本来の性能を引き出すことができます。

今回はそんなポータブルヘッドホンアンプの選びかたのポイントをカンタンにまとめ、2020年最新・人気のポータブルヘッドホンアンプを全部で14選ご紹介していきます。選びかたのポイントをチェックし、自分にあった人気ポタアンを見つけていきましょう！

それではポータブルヘッドホンアンプの選びかたのポイントをご紹介していきます。ポイントは「入力方式」・「給電方式」・「バッテリー駆動時間」・「周辺機能」・「価格帯」の5点です。それぞれチェックし、自分にあった人気ポタアンを見つけていきましょう！

まずはポータブルヘッドホンアンプの入力方式をチェックしていきましょう。入力方式には「アナログ入力」・「デジタル入力」の2種類があります。音質にも違いがでる重要なポイントのため、しっかりチェックしていきましょう。

アナログ入力はほとんどのポータブルヘッドホンアンプが対応している一般的な入力方式です。アナログ入力では大抵の音楽プレーヤーが備えている「3.5mmステレオミニ端子」を使用します。

こちらはどんなプレーヤーでも手軽に使うことができる点が魅力です。しかしアナログ入力は音質にそれほど効果がないため、音質向上目的で使う場合にはあまりメリットがありません。ヘッドホンの出力を手軽に上げたいという場合におすすめです。

デジタル入力ではUSB端子・microUSB端子・Lightning端子・などを使用して接続します。こちらはヘッドホンアンプ内蔵のDAC(Digital to Analog Converter)を使用し、デジタル信号をアナログ信号に変換します。

DACはスマホや一般的な音楽プレーヤーにも搭載されていますが、性能は低く、音質で劣ります。デジタル入力ではポータブルヘッドホンアンプ側の高性能なDACを使い信号を変換するため、音質の劣化を防ぎ、本来の音質で音楽を楽しむことができます。

ヘッドホンの音質をもっと向上させることができるポタアンが欲しいという方は、こちらのデジタル入力に対応したモデルを選んでいきましょう。

続いてポータブルヘッドホンアンプの給電方式をチェックしていきましょう。給電方式には「リチウム電池タイプ」・「乾電池タイプ」・「給電式タイプ」の3種類があります。それぞれ使い勝手が違うため、自分にあったものを選んでいきましょう。

「リチウムイオン電池タイプ」はバッテリーを充電しておくだけで、手軽にいつでも自由に使うことができます。乾電池タイプと違い、新しい電池を購入する必要がなく、コストを抑えることができます。

こちらは充電の手間が必要となってくる点に注意しましょう。なるべくコストを抑えたいという方におすすめです。

「乾電池タイプ」は乾電池を使用することで、充電する必要がなく、いつでも手軽に使うことができます。定期的に電池交換をする必要がありますが、そのぶん充電の手間を無くすことができます。

外出先で使う場合は、電池切れ用に予備の乾電池も用意しておくのがおすすめです。こちらは電池切れの場合、新しい乾電池を用意する必要があり、コストが高くなる点に注意が必要です。充電の手間を省きたいという方におすすめです。

「給電式タイプ」は接続先のスマホ・音楽プレーヤーなどから電力を供給します。このためポータブルヘッドホンアンプ自体のバッテリー切れの心配はありません。充電の手間も電池交換の必要もなく、快適に使うことができます。

給電式タイプは接続先から電力を供給するため、接続先のスマホ・音楽プレーヤーのバッテリーの減りが早くなってしまいます。給電式タイプを使う場合には、接続先のバッテリーの残量に注意しましょう。

こちらは充電・電池交換の手間を省きたいという方におすすめです。

「リチウムイオン電池タイプ」のポータブルヘッドホンアンプを選ぶ方は、バッテリーの駆動時間もしっかりとチェックしていきましょう。バッテリーの駆動時間が長いほど、一回の充電で使用することができる時間が長くなります。

外出先でもポータブルヘッドホンアンプを使う場合には、出先でバッテリー切れになってしまわないように駆動時間の長いモデルを選ぶことが大切です。バッテリーの駆動時間の長いモデルをしっかりとチェックしていきましょう。

続いてポータブルヘッドホンアンプのその他周辺機能もチェックしていきましょう。ハイレゾ音源に対応しているか、イヤホン・ヘッドホンとの相性はどうか、重量・サイズはどうかなど、しっかりチェックしていきましょう。

ポータブルヘッドホンアンプの中には、ハイレゾ音源に対応したモデルなどもあります。こちらもしっかりとチェックしていきましょう。ハイレゾ音源はCD音源の3倍以上の解像度を誇る、高音質な音源です。

ハイレゾ対応のモデルなら、より原音に忠実なリアルなサウンドを楽しむことができます。高音質を追求したいという方はこちらもチェックしていきましょう。

「バランス接続」は、通常の3.5mmステレオミニ端子で起こりやすい、左右の音が混ざり合ってしまう現象を抑えることができる接続方式です。バランス接続対応のポタアンは左右の音の違いがハッキリと分かれ、より鮮明なサウンドを楽しむことができます。

細かい音の違いもハッキリと聴くことができるポータブルヘッドホンアンプが欲しいという方は、「バランス接続」に対応しているかどうかもチェックしておくのがおすすめです。

バランス接続をおこなう端子には「2.5mm経」・「4.4mm経」の2種類があります。バランス接続に対応したモデルが欲しいという方は、こちらの端子を搭載しているかチェックしていきましょう。

続いてポータブルヘッドホンアンプとイヤホン・ヘッドホンの相性もチェックしていきましょう。ポータブルヘッドホンアンプは基本的にはイヤホン・ヘッドホンの出力を上げるためのアイテムです。

そのためイヤホン・ヘッドホン自体の音質があまり良くないと、音質は悪いまま、ただ音が増幅されるだけになってしまいます。必ずポータブルヘッドホンアンプに使うイヤホン・ヘッドホンは、高音質なものを用意していきましょう。

ポータブルヘッドホンアンプをスマホなどと一緒に持ち運んで使うという方は、重量・サイズもしっかりチェックし、モデルの携帯性を確認していきましょう。

ポータブルヘッドホンアンプは持ち運ぶことを前提に設計されているため、手軽に持ち運ぶことができる小型・軽量のモデルがほとんどです。ポケットに入れられる程度のサイズ感で100〜200g程度のモデルがラインナップされています。

持ち運んで使うことが多いという方は、なるべく小型・軽量のモデルがおすすめです。こちらもチェックしていきましょう。

最後にポータブルヘッドホンアンプの価格帯をチェックしていきましょう。ポータブルヘッドホンアンプは価格帯の違いによって、大きく性能・効果が変わります。特徴をチェックし、自分にあった価格帯のものを選んでいきましょう。

「10,000円以下モデル」は手軽に購入することができ、ポータブルヘッドホンアンプの入門機としておすすめです。リーズナブルな価格でしっかりとした性能をもち、コストパフォーマンスに優れています。

ポータブルヘッドホンアンプでどの程度音質が変わるのか試してみたいという方は、こちらの価格帯のモデルからまずはチェックしていきましょう。

10,000円以下モデルよりもっと性能の高いモデルが欲しいという方は、ワンランク上の音質が楽しめる「10,000〜30,000円モデル」がおすすめです。

こちらの価格帯には、ヘッドホンの音質向上が見込める性能の高いモデルが多くラインナップされています。イヤホン・ヘッドホンの音質をもっと高めたいという方は、こちらの価格帯のモデルをチェックしていきましょう。

「30,000円以上モデル」は最上級の音質を追求して設計されたハイスペックなモデルが多くラインナップされています。こちらはとにかく音質の良いポータブルヘッドホンアンプが欲しいという方におすすめです。

こちらの価格帯のポータブルヘッドホンアンプなら、デジタル接続・ハイレゾ音源にもしっかりと対応し、イヤホン・ヘッドホンの音質を限界まで引き出すことができます。予算とあわせて、最適な価格帯のモデルを選んでいきましょう。

それでは2020年最新・ポータブルヘッドホンアンプのおすすめモデル14選をご紹介していきます。ここまでの選びかたのポイントを踏まえて、自分にあったポータブルヘッドホンアンプを見つけていきましょう！

商品はAmazon・楽天を参照しています。Amazon・楽天で価格が違うことがあるため、それぞれチェックしておくのがおすすめです。

ポータブルヘッドホンアンプはイヤホン・ヘッドホンの出力を上げることができ、イヤホン・ヘッドホンの本来の実力を引き出します。ポータブルヘッドホンアンプには色々なモデルが豊富にラインナップされており、性能をひとつひとつチェックし、自分にあったモデルを見つけることが大切です。

今回の紹介を通して、皆さんにあったポータブルヘッドホンアンプが見つかれば幸いです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。