【種類別】水切りのおすすめ13選【衛生的/子供】

皆さんのキッチンには、洗った食器を立てておく水切りかごはありますか？洗ったものを置くのに便利ですが、設置スペースを取るし掃除を怠るとすぐに水垢やカビが発生してしまいます。そんな水切りかごですが、果たしてあった方が良いのでしょうか。

あった方が便利そうだけど、一人暮らしでキッチンが狭く置くスペースが無いという方もいらっしゃるかもしれません。また吸水性に優れたふきんを代用している方、食洗器を使っているから必要ないという方もいらっしゃるでしょう。

水切りかごを持つべきかについての筆者の考えは「イエス」です。安全面、衛生面も考慮すると、水切りはあった方が便利です。

水切りを持たずに食洗器を代用する場合は、密閉空間のため湿気が籠りやすいですし、湿気対策で開け放っておくと通行の邪魔になってしまいます。またふきんや吸水マットの上に一時的に食器を置く場合、何枚かお皿を重ねていくとバランスが悪く、落下して食器が割れてしまう恐れがあります。お子さんがいる家庭では心配ですよね。

バランスを考えて慎重に食器を重ねるのも疲れますし、ふきんがすぐ濡れてしまって水切りになりません。濡れたふきんもそのままにしておくと、カビや嫌なにおいが発生して不衛生です。水切りは、清潔でキッチンスペースをすっきり見せてくれる重要アイテムです。

一言水切りといっても、様々な形状、設置場所、素材のものがあります。キッチンのスペースや使用する人数、予算等によって最適な商品が異なってきます。ここではどのような種類があるのかについて紹介していきます。

水切りはどこに、またどのように設置するのかによって、主に４タイプに分かれます。使用スペースや環境を考慮して選んでみてください。

バスケットタイプはカゴ状の水切りをキッチンボードの上に置いて使う、水切りの中では一番よく見られるものです。かごと受け皿がセットになっており、設置場所を問わず気軽におくことができます。ただし、これを設置することで作業スペースが減ってしまうため、ご自身のキッチンスペースに合ったサイズを選択する必要があります。

シンク内スペースを活用するのが、シンク内タイプです。シンクが広いキッチンに向いており、シンクの脇に水切りを掛けて使います。食器から滴り落ちる水はシンク内に行くので、受け皿内の水を捨てる手間が省ける他、洗う場所のすぐ近くに水切りがあるので作業動線が良いです。シンク内に設置するということで、サイズは小型のものが多く折り畳みできるものもあります。

キッチンの壁面に突っ張り棒で取り付けるタイプで、狭いキッチンでもスペースの有効活用ができます。２段ラックタイプもあり、収納量も確保できます。一人暮らし用の住まいだと狭くて水切りを置けないということもあるかもしれませんが、このタイプなら可能です。但しキッチンの構造上付けられない場合もあるので注意が必要です。

マットタイプは、速乾性や吸水性に優れた素材やシリコンのマットをキッチンボード上に置いて使います。使いたい時だけ出して使うので、それ以外は片づけることが出来ます。作業スペースを邪魔することがなく、すっきりとしたキッチンに見せてくれます。マットのサイズによっては、多くの食器を置くことが出来ますが、深さがないためお皿の重ねおきは不向きです。

水切りの素材によっても、それぞれ使用時やお手入れする時のメリットや特徴が異なります。

ステンレスは水切りかごの素材としてよく使われている材質です。ステンレスは鉄に炭素やニッケルを配合してできており、錆びにくく丈夫なので長く愛用したい方におすすめです。金属素材なので見た目も美しいです。お手入れがしやすいように、溶接部分をなくした商品や、コーティングにより汚れが付きにくくしている商品もあります。

スチール素材は鉄に炭素を配合してできた合金で、重量があるため安定します。ステンレスと違い錆びやすい素材のため、錆防止用の粉体塗装がされています。そのため白っぽい見た目になるので、可愛らしい見た目の水切りを求める方におすすめです。価格も、同じ金属のステンレスよりも安価です。

プラスチック製の水切りかごは軽くて価格が安いものが多いです。色が豊富で、ポップで可愛いものも選べます。金属と違い、錆びに困ることは無く、シンクや食器を傷つけにくいです。ただし水垢がつきやすくカビやすいので、定期的なお手入れが必要です。

吸湿性に優れ、家の壁、天井、バスマットにもよく使われている珪藻土は、水切りマットの素材としても使われています。高い吸湿性から、食器についた水滴をすばやく吸い取ってくれます。また使い終わった後は風通しの良い場所に立てかけておくだけで良いので、特別なお手入れが必要ない点も人気です。

ふきんやマイクロファイバーといった布製の水切りは、何よりもお手軽さと場所を取らない省スペースがメリットです。置きたい場所にさっと設置でき、使い終わった後は水を絞って乾かしたり洗濯をして使います。デザイン性の高いおしゃれな生地を使った布を使えば、インテリアとしても映えます。

かごタイプの受け皿のトレーには、主に下記３つのタイプがあります。

かごの下部からスライド式に引いて水がたまる受け皿を取り外すタイプです。たまった水は自ら外してシンクに流す必要がありますが、設置場所を問わず好きな場所に置けます。

シンク内に向かって受け皿が斜めになっていることで、食器から落ちた水をシンク内に自然に流してくれるタイプです。水が受け皿にたまらないので、水垢がつきにくいです。ただしシンク真横に設置する必要があります。

受け皿部分が、家の壁面などでも人気のある珪藻土で出来ているトレーは、受け皿部分で食器からの水分を吸水してくれるので、シンク内に水を流さなくても大丈夫。水がたまらないので衛生的に使うことが出来ます。

大きすぎるものを買うと、自宅のキッチンに設置出来ない可能性があります。また使用する食器が多い場合にコンパクトタイプの水切りを買うと、収納量が足りず無理に食器を重ねて危ない場合があります。一人暮らしか大家族か、またキッチンスペースに合ったサイズを買うようにしましょう。

先述した水切りの特徴以外にも、あると便利な付属品、機能を紹介します。

箸やスプーンといったカラトリー類を立てたり置いたりするカラトリーボックスが付いていると、水切りの中でバラバラにならず、乾いてから収納する場合にも楽にできます。

食器の中でもグラス、コップ類は、使用頻度が高いと思います。そのため、専用に掛けられるホルダーがついていると、洗った後収納前にコップを使いたい場合に、さっと取り出すことが出来ます。

包丁差しがついたタイプは、安全性を重視したい方におすすめです。特に小さいお子さんがいる家庭では、水切りの中からコップ等食器を取る時に、中に一緒に包丁があると危険性が増します。

フードが付いているタイプは、洗い終えた食器が乾ききるまで水切りかごの中に収納しておく場合に有効です。ふたがされるので、ホコリから食器を守ってくれます。

水切りを販売している、人気・おすすめメーカーの水切りの特徴をご紹介します。

日本生まれでお求めやすい価格で高機能商品を数多く輩出するニトリ。非常に多くの種類の水切りがあり、バスケット型、折り畳みできる伸縮タイプ、ラックタイプとお好きなものを選べます。珪藻土を使ったタイプも販売されています。

オーダーカーテンで有名なケユカの販売する水切りは、ステンレス製のスタイリッシュで美しいデザインが特徴的です。基本タイプに、オプションとしてトレーを変更したりカラトリーボックスを追加してオリジナルの水切りを作ることが出来ます。

北欧家具、そしてキッチン雑貨を数多く取り扱う人気家具メーカーIKEAは、かご、マット、ホルダーと複数タイプの水切りを販売しています。価格もどのタイプも1,000円台以下で購入可能と安いのも魅力です。

ここからは人気・おすすめの水切り１３選をご紹介します。水切りを購入するときの参考にしてくださいね。

本記事で紹介した、人気・おすすめ水切り商品一覧です。

キッチン周りを便利で衛生的、すっきり見せてくれる水切りのおすすめ・人気商品13選をご紹介しました。さまざまな種類の商品が多数販売されているので、各家庭に合った商品を見つけてくださいね。