一眼レフ用外付けマイクおすすめ10選【ミラーレス/音質追求】
一眼レフをお持ちの方に必見です。せっかく本格的な一眼レフカメラは持っているのに、音が少し残念…と感じたことはないでしょうか?そんなあなたにおすすめなのが外付けマイク。多用途かつ人気のコスパの良い商品の中から、おすすめ人気外付け用マイク13選をご紹介します。
最終更新日2020.12.30
YouTube撮影に最適の外付けマイクがこれだ!
一眼レフと言えば、「綺麗に写真を撮る」ことしかイメージがありません。しかし、一眼レフにも動画機能があることをご存知ですか?ビデオカメラで十分という方もそうでない方も、一眼レフをお持ちでしたらぜひ外付けマイクを検討されるのをおすすめします。
一眼レフで動画撮影をしたことがある方はご存知だと思いますが、音質に劣りがあると感じたことはないですか?実際に撮影した動画を後で確認してみると、人の声がこもっていて聞き取りづらかったり、外部の音に多少の割れを感じます。そこで、最近増えてきたのが、一眼レフカメラ専用の外付けマイクです。
巷では人気の、YouTuberと呼ばれている方から一般の方まで、気軽にYouTubeに動画作品やライブ撮影を投稿できるようになりました。一般の方でも人気を得るには、良い音で視聴者に動画や撮影雰囲気をお届けできるのが今後の課題となるでしょう。
そこでおすすめしたいのが一眼レフ専用の外付けマイクなのです。外付けってなんか難しい操作が必要なんじゃないの?と思う方でも簡単に取り付けることができます。ぜひ外付けマイクの商品を探してみてはいかがでしょうか。ここでは一眼レフ専用の外付けマイクをご紹介します。ぜひ選ぶヒントにしてみてください。
一眼レフ用外付けマイクの選び方
一眼レフカメラで動画撮影やライブ撮影をすると、どうしても音質が悪くなってしまうとご説明しました。音質を高めるためには外付けマイクを取り付けると良いのですが、何を基準に選べばよいのか分からない方も多いかと思います。外付けマイクにも形や、音の取り方、ノイズ軽減性など機能性や使用用途を重視して選ぶと良いでしょう。では以下で詳しく外付けマイクの機能性についてご紹介します。
集音方法をチェック!
まず最初に集音方法をご紹介します。マイクには4種類の音の集め方があり、これを指向性と呼んでいます。実際に、単一指向性・鋭指向性・双指向性・無指向性があり、それぞれ使用用途によって特徴が違います。以下で具体的にご説明します。
単一指向性
単一指向性は、正面方向全体の音を拾ってくれます。一部分だけではなく、全体的に外部からの音を拾ってくれるので万能タイプだといえるでしょう。特に、一方向からの感度が非常に高く、全指向性(無指向性)タイプよりフィードバックに強いので、ステージなどのサウンドシステムなどで使用されることが多いです。YouTubeで流行しているASMRでもよく使用されています。
鋭指向性
鋭指向性は、音の拾う範囲は狭く、取りたい一つの音に対して強いという特徴があります。単一指向性と同じくASMRなど、特定の音を取るのに最適なタイプですが、単一指向性よりさらに狙った音を拾うことができます。
双指向性
双指向性は、マイクの正面と背面の音を拾ってくれます。左右の音は拾えないので万能とは言えませんが、1対1で話すインタビュー形式の場面では最適なタイプです。また、背面にノイズが入らなければ、他の音源に囲まれていても一人の声、または楽器の音のみを拾ってくれます。
全指向性(無指向性)
全指向性(無指向性)は、単一指向性と特徴が似ています。周りの音をまんべんなく全方面拾ってくれます。双指向性タイプと同様インタビュー用にも使用できます。よってたくさんの音を拾ってくれますが、一つの音を優先して拾うことは難しいです。また、一眼レフに内臓されているマイクと同様のタイプなので、高音質というよりかは幅広く音を拾うのに最適といえるでしょう。
稼働時間と電源供給方法をチェック!
外付けマイクも一眼レフカメラと同様、バッテリーで動いています。そのため、マイクの稼働時間を気にしなくてはなりません。そして、マイクのバッテリータイプは電源供給が電池式かプラグインの2つのどちらかになりますので、どちらにするかも選ぶ条件として考えておきましょう。
電池式
電池式は主に単3電池、単4電池タイプが多いです。直接マイクに入れて使用するので難しいことはありません。マイク単体の電気供給となりますので、長時間撮影の場合はあらかじめ十分な本数を準備しておくとよいでしょう。
プラグイン式
プラグイン式は、カメラの電気を供給して稼働を補います。プラグイン式だと、カメラとマイクの相性によってノイズが起こる可能性もありますので、プラグイン式を選ぶ際は事前にメーカーや相性詳細についての確認をしておきましょう。
ノイズ軽減機能があるかチェック!
イヤホンやヘッドホンでもノイズキャンセリング機能があるように、一眼レフカメラ用の外付けマイクにもノイズを軽減する機能があるのです。三脚やスタビライザーがあればあまり問題はありませんが、手持ちで歩いて撮影をする場面が多い方には、ショックマウント機能が搭載されているタイプをおすすめします。
ショックマウント単体でも2,000円程度で購入はできるのですが、どうせなら搭載されているマイクが良いですよね。無駄な音を取り入れないために、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
おすすめメーカーをチェック!
マイクにもおすすめのメーカーがあります。メーカーで選ぶには、一眼レフカメラとの相性に合うかどうかの基準にもなるかと思います。3大人気メーカーは、RODE・Nikon・ソニーです。他にも高価格で高品質のオーディオテクニカやゼンハイザーなど、オーディオやイヤホンなどの購入を検討したことがある方はお聞きしたことがあるかと思います。
また、ソニーのα6500カメラや、Nikonのd5300カメラに対応したものなど、一眼レフカメラによっては互換性が必要なマイクもあります。まずは以下でメーカーごとの特徴を詳しくご説明します。
RODE
RODEはオーストラリアの音響メーカーで、プロ用のマイクが多く取り扱われています。一眼レフカメラ用に限らず、ミラーレスカメラやビデオカメラにも外部マイクとして使用できる一番人気のメーカーです。
プロ用として使用されると言われたら高いイメージをお持ちですが、安くても1万円程度で購入できるので、初心者の方でも手に入れることができるでしょう。
Nikon
ニコンは一眼レフカメラ・ミラーレスカメラに多いメーカーです。そのため、ニコンのカメラに対応したニコンのマイクは互換性があり純正製品として使用することができるので音質も期待できます。また、ニコンの製品はホワイトノイズの低減に強く、1万円以下で購入できる商品が多いため、コスパ重視の方にもおすすめです。
ソニー
ソニーは世界で有名なメーカーです。オーディオ機器からイヤフォン・ヘッドフォン、外部用マイクまで幅広い製品を取り扱っています。ニコンと同様、ソニーのビデオカメラや一眼レフに使用するには互換性があるので、同じメーカー同士で使用するにはおすすめです。
一眼レフ用外付けマイクのおすすめ10選
外付けマイクの機能性や電源供給タイプ、主な販売メーカーなど詳しく知ることができました。とにかくメーカー重視で高品質を求めるのか、もしくはノイズ軽減率が高いもの、電池不要などといったコスパも良く、機能性を重視したものを選ぶのか条件を選択して購入するのはあなた次第です。
それでは以下でおすすめの人気外付けマイクをご紹介します。
meriT Ocean
meriT Ocean
参考価格: 2,550円
こちらの外部マイクは、風の音や周りの雑音を拾いにくい構造となっています。また、耐久性のあるアルミニウム合金構造となっており、軽量でコンパクトに持ち運ぶことができます。モード設定をすれば、一眼レフだけではなくビデオカメラや、スマホなどにも外部接続が可能なため、幅広く使用したい方には大変おすすめです。
集音方法 | 単一指向性 |
---|---|
電源供給 | リチウム電池 |
稼働時間 | 70-80時間 |
ノイズ軽減 | × |
RODE VideoMicro
RODE VideoMicro
参考価格: 10,543円
こちらのマイクは、電源供給がプラグイン式で、電池は不要です。お手持ちのミラーレスカメラやビデオカメラ、一眼レフカメラまたはiPhoneまで外部マイク入力で供給が可能です。iPhoneにはSC4プラグが必要ですので、別途ご購入が必要です。41gという小型軽量のため、外出先では多用途に渡って使用できおすすめです。
集音方法 | 単一指向性 |
---|---|
電源供給 | プラグイン式 |
稼働時間 | - |
ノイズ軽減 | ○ |
オーディオテクニカ AT9946CM ステレオマイクロホン
オーディオテクニカ AT9946CM ステレオマイクロホン
参考価格: 9,107円
こちらの外部マイクは、カメラの操作音やシャッター音などを軽減するショックマウントが搭載されています。ワンタッチ設定で振動や風などの雑音を消すこともでき、ウインドマフによって風などの雑音も取り消してくれます。at9946cmの他に、at9940という電源供給が電池式の稼働時間300時間という驚異の商品もありますので、併せて確認されるのもおすすめです。
集音方法 | 単一指向性 |
---|---|
電源供給 | プラグイン式 |
稼働時間 | - |
ノイズ軽減 | ○ |
RODE VideoMic Rycote 002900
RODE VideoMic Rycote 002900
参考価格: 11,498円
RODEのVIDEOMICシリーズのスタンダードモデルです。ショックマウント搭載でノイズを軽減することができ、ビデオカメラや一眼レフカメラを使用しての高品質のビデオ撮影にお勧めです。RODEシリーズの中でデザイン性は抜群です。
集音方法 | 単一指向性 |
---|---|
電源供給 | 電池式 9V |
稼働時間 | - |
ノイズ軽減 | ○ |
ソニー ECM-GZ1M
ソニー ECM-GZ1M
参考価格: 8,112円
ソニー製品ではほとんどの一眼レフやビデオカメラに対応しています。ソニー特有のマルチインターフェースシューにより、電池は必要ありません。2つのモード設定で、音の拾い方を切り替えることができます。ガンモードでは前方の音を集中的に拾ってくれ、ズームモードではマイクの指向性の切り替えが可能です。また、45gという軽量サイズもおすすめのひとつです。
集音方法 | 単一指向性 |
---|---|
電源供給 | プラグイン式 |
稼働時間 | - |
ノイズ軽減 | × |
Sennheiser MKE 440
Sennheiser MKE 440
参考価格: 233,012円
ゼンハイザーは高価格製品が多く取り扱われています。しかし音の臨場感をそのまま録音してくれるので、価格に伴う高品質であるといえるでしょう。よくある一本の外部マイクではなく、インタビュー形式でよく使われる双指向性の特徴をもっています。また、ショックマウントによりハンドリングノイズをしっかり軽減してくれます。
集音方法 | 双指向性 |
---|---|
電源供給 | 電池式(単4) |
稼働時間 | 100時間 |
ノイズ軽減 | ○ |
Comica CVM-V30
Comica CVM-V30
参考価格: 4,601円
こちらの外部マイクはモード設定を切り替えるだけで、ほとんどのスマホに対応可能です。(iPhoneは別途ライトニングケーブルが必要です。)また、デジタルカメラ・ミラーレスカメラ・一眼レフカメラにも対応しており、多用途で使用できる点が魅力です。優れた構造設定により、周りの騒音やノイズをしっかり低減することができます。
集音方法 | 単一指向性 |
---|---|
電源供給 | プラグイン式 |
稼働時間 | - |
ノイズ軽減 | ○ |
動画用外付けマイク YC-VM200
動画用外付けマイク YC-VM200
参考価格: 3,899円
こちらの外部マイクは互換性に強く、全てのスマホ・ビデオカメラ・ミラーレスカメラ・一眼レフカメラ・タブレットやPCにも使用することができます。(iPhoneは別途プラグが必要です。)プラグを取り付けるだけで使用できるため簡単に操作することができます。また、マイクの重量が驚異の37.5gですので、軽さを利用して長時間YouTubeなどの撮影をするには最適でしょう。
集音方法 | 単一指向性 |
---|---|
電源供給 | プラグイン式 |
稼働時間 | - |
ノイズ軽減 | ○ |
QMic 外付けマイク
QMic 外付けマイク
参考価格: 9,900円
こちらの外部マイクは、非常に小型サイズであるにもかかわらず3つのモード設定機能が搭載されています。しっかり音を拾うASMRモード、周りの雑音を取り除きながら正面の音を拾う単一指向性モード、全方向から音を拾う360度モードと、多用途で使用できる点が魅力です。重量も35gという軽さのため、旅先やロケで使用するには大変おすすめです。
集音方法 | 無指向性 |
---|---|
電源供給 | プラグイン式 |
稼働時間 | - |
ノイズ軽減 | × |
D-SLR Nikon Canon
D-SLR Nikon Canon
参考価格: 2,799円
こちらの外部マイクは、NikonやCanon、ソニー、パナソニックなどのさまざまな一眼レフに対応しています。単一指向性により、風や周りの雑音も軽減してくれる超指向特性マイクロフォンです。一つの一眼レフカメラにこだわらず、さまざまなカメラで使いこなしたい方には、コスパの良さに満足できるでしょう。
集音方法 | 単一指向性 |
---|---|
電源供給 | リチウム電池 |
稼働時間 | 70-80時間 |
ノイズ軽減 | ○ |
一眼レフ用人気外付けマイクおすすめ一覧比較表
商品 | ||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
商品名 | meriT Ocean | RODE VideoMicro | オーディオテクニカ AT9946CM ステレオマイクロホン | RODE VideoMic Rycote 002900 | ソニー ECM-GZ1M | Sennheiser MKE 440 | Comica CVM-V30 | 動画用外付けマイク YC-VM200 | QMic 外付けマイク | D-SLR Nikon Canon |
価格 | 2,550円 | 10,543円 | 9,107円 | 11,498円 | 8,112円 | 233,012円 | 4,601円 | 3,899円 | 9,900円 | 2,799円 |
集音方法 | 単一指向性 | 単一指向性 | 単一指向性 | 単一指向性 | 単一指向性 | 双指向性 | 単一指向性 | 単一指向性 | 無指向性 | 単一指向性 |
電源供給 | リチウム電池 | プラグイン式 | プラグイン式 | 電池式 9V | プラグイン式 | 電池式(単4) | プラグイン式 | プラグイン式 | プラグイン式 | リチウム電池 |
稼働時間 | 70-80時間 | - | - | - | - | 100時間 | - | - | - | 70-80時間 |
ノイズ軽減 | × | ○ | ○ | ○ | × | ○ | ○ | ○ | × | ○ |
商品リンク |
まとめ
初心者でも、クオリティのある映像作品を作るにはぴったりの外付けマイク、いかがだったでしょうか。お持ちの一眼レフ、またはミラーレスカメラやさまざまなビデオカメラにも対応する外付けマイクは非常に便利な商品であることが分かりました。
使用用途や目的は人によって違いますが、音源にクオリティを求めて具体的に、家族とのホームビデオを残したい方や、初めてYouTubeやインスタグラムのライブ撮影配信をしてみようと、思う方はぜひ購入してみてはいかがでしょうか。