スノボワックスのおすすめ11選を紹介【ステップアップに】

ウィンタースポーツであるスノーボードを快適に楽しむためのメンテナンスで必要不可欠なのが、ワックス掛けです。ワックスをかけないと滑りが悪くなってしまうだけでなく、スノーボードの板がすぐに傷んでしまいます。せっかくお気に入りの板を購入しても、手入れをきちんとしなければ長く愛用できません。

そのため、これらの手入れに絶対ワックスが必要なのですが、ネットで調べてみると"ホットワックス"や"スプレータイプのワックス"など、いろいろな商品がでてきて、実際どれを使ってお手入れをすればいいのか悩んでしまいます。特に初めてお手入れをする方は、ワックス選びを失敗したくないですよね！

そこで、この記事ではスノーボード板のお手入れのためのワックスの選び方を、初心者の方にもわかりやすくご説明します。たくさん楽しませてくれた板をメンテナンスして、また冬のシーズンが来たときに快適に、楽しく滑走することができるように、ワックスを使って正しくお手入れしましょう！

スノーボードのメンテナンスにおいて、ワックスは必要不可欠です。ワックスをかけないと、いろいろな障害がでてきます。まずは、ワックスをかけることで得ることができるメリットをご説明します。

ワックスを塗って、しっかりメンテナンスをしたスノーボードで滑走すると、とても滑りがよく、滑走しやすくなります。スノーボードを楽しみに来たのに、板の滑りが悪ければ、楽しくないですよね。ワックスを塗ることで、滑りが良い状態が持続し、スノーボードを楽しむことができますよ。

スノーボードをしていて、滑走性がなければ、急に減速したり、雪に引っかかったりして転倒する危険があります。また、そのように何度も転倒すると、板も傷んでしまいます。ワックスでしっかりメンテナンスし、滑走性を持続させることで、このような事故を回避することができます。

プロの選手の場合は、滑走する雪山のコンディションや、その日の気温、湿度、天気など、さまざまなことを考えて、ワックスを塗り、板を仕上げて本番を迎えます。大会の何日も前から事前にワックスを塗って、準備をします。この努力が最高のパフォーマンスに繋がります。それほどワックスは重要です。

自分でワックスをかけるのは、面倒という方もいらっしゃいますよね。その場合は、業者が引き受けてくれます。面倒だという方は業者に頼みましょう。しっかりとスノーボードをメンテナンスしてくれますよ。しかし、価格は高くなってしまいます。

スノーボードの板に使用するワックスには、さまざまな種類のものがあります。どのワックスを使用するのが一番いいのか、ワックスの選び方のポイントをご説明します。ワックスのことを知ってから、購入するとより良い商品に出会うことができますよ。

まずスノーボードの板のメンテナンスのための、ワックスの種類を見ていきましょう。種類により、ワックスをするのに時間がかかるものと、容易にワックスがけができるものがあります。また、メーカーによっても使い勝手が異なります。それぞれの特徴をご説明します。

ホットワックスは、スノボの板に使用するワックスの中で、最もベーシックなものになります。アイロンで溶かしてボードに伸ばして浸透させるワックスです。板に直接染み込むため、効果が持続します。ただしホットワックスをするためには、たくさんの道具が必要なため、初心者や頻繁にスノボをしない方にはややハードルが高いです。

こちらもホットワックス同様、固形ですが、ボードに直接塗って、それを伸ばして浸透させるタイプのワックスになります。直接ボードに塗って、使うタイプのためホットワックスよりも手軽に使うことができますよ。

ペーストタイプのワックスは、クリーム状の柔らかいものもあれば、固形に近い硬さのものまであります。ペースト状のワックスをボードに伸ばして塗り込んで、浸透させます。ペーストの硬さにより、塗り方が異なるので必ず説明書を読んで使用しましょう。

リキッドタイプは、液体になっているワックスです。液体のため、のばしやすく使いやすいのが特徴です。ただ、液体のため、塗っているときにぽたぽたとこぼしてしまいやすいため注意が必要です。液体を満遍なく浸透させて、効果を発揮できるようにしましょう。

スノボのワックスの中で、最も簡単にワックスができるタイプが、スプレータイプのワックスです。気軽に使うことができるため、休憩時に容易にスプレーすることもできます。しかし、塗りこむタイプではないため剥がれやすく、持続性は劣ります。

粉タイプのワックスは、大会などで滑走する前にスタートの初速を稼ぐために塗られることの多いワックスです。フッ素が多く含まれており、価格も高いです。持続性はほぼなく、風ですぐに飛んでしまうため、一般的に使われるワックスではありません。

スノボ用のワックスには、対応の雪質、雪温があります。よく行くパークが決まっているのであれば、そのパークの雪質や雪温をチェックしておきましょう。また、幅広い雪質、雪温に対応しているワックスを購入すれば、どんなゲレンデであっても快適に滑ることができるため、おすすめです。

水の弾きをよくしてくれるのがフッ素です。そのためフッ素が配合されたワックスをしようすると、滑りが良くなります。そのため、フッ素が多く配合されたものがおすすめですが、多く配合されるほど価格は高くなります。

スノボ用のワックスで、有名なメーカーをご紹介します。多くのスノボユーザーが使っているメーカーなら安心ですよね。ワックス選びに迷ってしまったときは、有名なメーカーから揃えてみるのもおすすめですよ。

1933年から、スイスでスキー専用ワックスを開発していた超老舗のメーカーです。今でも数々のワックス開発しており、世界中のスキー、スノーボーダーからの大きな信頼を得ているメーカーです。間もなく、創業100年になる歴史のあるワックスメーカーです。

ネットでワックスを検索すると、その豊富なラインナップに驚くこと間違いなしのメーカーです。ガリウムは、国産ブランドで、プロの選手も多く愛用する、信頼性の高いワックスを販売しています。フッ素を多く含むワックスは、価格が高くなりがちですが、ガリウムは安くて、初心者の方でも購入しやすい商品が揃っています。

ドミネーターワックスは、1990年代前半、当時のUSスキーチームが指定選手のみが使う競技専用ワックスを開発する事になったのがきっかけで、設立されました。今でも求めることは"世界最速のワックスを作ること"で、滑走性にこだわっています。

マツモトワックスは、1999年の創業してから物つくりに対する変わらない愛情を注ぎ、大きく成長したメーカーですワックスの種類もたくさんあり、多くのスノーボーダーから支持を得ています。豊富なラインナップを取り揃えており、初心者でも使いやすいワックスが多いです。

山形県で設立された、国産ワックスブランドです。特にリキッドタイプのワックスが人気で、全国にその名が広がりました。国産のメーカーのため、国内の雪質に対応しており、日本国内でスノボを楽しむという方にはおすすめのメーカーです。

それでは、スノーボードの板に使うことができるおすすめのワックスを11選ご紹介します。ぜひ参考にしてください！あなたが使うことをイメージして、使いこなすことができるワックスの購入を検討してくださいね。

あなたが使いたい！と思うワックスはありましたか？お気に入りのスノーボードを購入したら、長く使いたいですよね。そのためにはボードのメンテナンスをしっかり行う必要があります。ワックスをしっかり塗って、お気に入りのスノーボードを長く愛用してくださいね。