ホットワックス用アイロンおすすめ7選
ご自身のスノーボードを自分でメンテナンスすることができれば、さらに愛着がわきますよね!そこで今回おすすめするのが、メンテナンスに必要なワックス台です。この記事を見れば選び方もわかります。ぜひ、参考にして、ご自身でスノーボードのメンテナンスをしてくださいね。
最終更新日2020.12.22
ご自分のボードのワックスの塗り替えをしよう
皆さんはスノーボードのメンテナンスをどのように行なっていますか?自分でされる方もいれば、業者に頼むという方もいるでしょう。しかし業者に頼むと、価格が高いため、毎年スノーボードに行く方は金額が大きくなっていってしまいますよね。それなら、いっそ自分でスノーボードのワックスをかけてみませんか?
スノーボードのワックスにはいろいろな種類のものがありますが、中でも必ずしてほしいワックスが、ホットワックスです。ホットワックスは、ワックスをアイロンで溶かしてソールに直接塗り込んで使用するワックスのことをいいます。ホットワックスをするため、様々な道具が必要ですが、その中でも重要なのがアイロンです。
では、ホットワックスをする際のアイロンはお家にあるアイロンでいいのか?また、どんなアイロンがいいのか?と疑問に思いますよね。今回は、そんなワックスをかけるためのアイロンをご紹介します。家庭用のアイロンとの違いや、おすすめ商品など参考にできるものばかりですので、必見ですよ!
ワックスがけの必要性
ボードにワックスをかけることで、滑走性が持続し、それによるスノーボードへの負担も減らすことができます。ボードは傷つきにくくなり、急な低速などによる事故や怪我も防ぐことができ、その結果、お気に入りのボードを長く使うことができます。
家庭用アイロンとの違いは?
家庭用のアイロンで、ワックスがけができるのか?と疑問に思った方もいるかと思いますが、家庭用のアイロンでワックスをかけることはおすすめしません。では、ご自宅で使用しているアイロンと、ワックスをかけるためのアイロンではどのような違いがあるのでしょうか?ご説明します。
使用用途が違う
家庭用のアイロンは、衣類に強く押し当ててシワをのばし、ワックス用はワックスを溶かして強く押し当てずにソールに塗りこむものになります。そのため使用目的が全然違うんです。ワックス用のアイロンをボードに強く押し当ててしまうと、ボードが焼けてしまい、滑りも悪くなってしまいます。
ワックスによって異なる設定温度に細かく設定できる
ワックスには適正温度があります。家庭用のアイロンだと細かく温度設定を行うことができません。アイロン使用可能洗濯表示規格により、低、中、高の温度が明確にきまっています。ワックス用のアイロンだと、細かく温度を設定することができ、ワックスによって温度を変更することができます。
アイロン使用可能洗濯表示規格(ISO、JIS)とは?
繊維製品のケアの表示に使用され、繊維製品の洗濯などの取扱いを行う間に回復不可能な損傷を起こさない最も厳しい処理、操作に関する情報を提供することを目的とした表示のことをいいます。その中には家庭用アイロンに関する規定も含まれています。
ワックス用のアイロンは温度キープに長けている
家庭用のアイロンだと、低に設定しても温度の上下があり、温度を一定にキープするのが難しいため、ワックスをかける際とてと使いづらくなってしまいます。しかしワックス用のアイロンだと、熱をキープしやすい構造になっています。そのためワックスを塗りやすいのです。
家庭用アイロンには加工がされている
家庭用のアイロンは、アイロンの滑りをよくするためにフッ素加工や撥水加工がされているものが多いです。これは、シワを伸ばすためには役立ちますが、ワックスに使用するとワックスを弾いてしまいます。そのためワックスを塗るのには不向きなのです。
ワックス用アイロンの選び方
家庭用のアイロンでは、代用できないことがわかっていただけましたか?では、ワックス用のアイロンの選び方のポイントをご説明します。ワックス用のアイロンは、普段生活する中では見かけないですよね。そのため、選び方をしっかり把握して、使いやすいアイロンを見つけてくださいね。
タイプで選ぶ
ワックス用のアイロンには、タイプがあります。バイメタル式か、デジタル式です。あなたは、どちらのタイプが使いやすいでしょうか。それぞれの特徴をご説明しますね。
バイメタル方式
バイメタル方式のアイロンは、金具の熱膨張を利用して温度をだします。そのため、温度にムラがでやすいです。バイメタル方式のアイロンは、価格が安く、慣れればつかいやすくなります。
デジタル方式
デジタル方式は温度調整がとにかく簡単で、一定の温度を保ってくれます。温度の上下変化が少ないため、ワックスがけも簡単に行うことができます。ワックスがけに慣れていない方には、デジタル方式がおすすめです。
対応温度をチェック
ワックス用のアイロンには、設定可能な温度があります。この温度は商品によって異なるため、もし使用するホットワックスが決まっているのであれば、その温度を確認して購入しましょう。
おすすめのメーカーをチェック
ワックス用のアイロンは様々なメーカーが販売しています。そこで、アイロンのおすすめのメーカーをご紹介します。スノーボードをしている方なら一度は目にしたことがあるメーカーばかりです。アイロン選びに悩んでしまっている方は、メーカーも参考に選んでくださいね。
GALLIUM
株式会社ガリウムは、スキー・スノーボード用の日本国産ワックスメーカーです。世界で活躍するプロボーダーも多く使用しています。ワックス用のアイロンも、もちろん販売しており、多くのスノーボーダーに人気があります。
SWIX
SWIX(スウィックス)はスキー、スノーボード、クロスカントリースキーのワックスやチューンナップ用品を多く手がけるメーカーです。ワックス用のアイロンの種類は、豊富ではありませんが性能がよく、人気があります。
HOP
HOPは、プロのスキーコーチがプロデュースしたメーカーです。使いやすさや持ち運びさに優れており、海外でも使用することができます。そのため、海外でもスノーボードを楽しむという方に、おすすめのメーカーです。
マツモトワックス
多くのワックスを手がけるマツモトワックスは、プロも使用しているクオリティの高いワックスが揃っています。ホットワックスを初めて使うという方にも使いやすいワックス、アイロンが多くあります。マツモトワックスのワックスと併用するのがおすすめです。
初めはセット販売されているものを選ぶのが無難
初めてホットワックスをかける方は、揃える道具がたくさんあり、その中からいいものを選ぶのが大変ですよね。そこで、初めてホットワックスをされる方は、セットで販売されているものがおすすめです。これなら一回で購入することができるため、楽ですよ。
ワックス用アイロンのおすすめ7選
それでは、ワックス用のアイロンのおすすめを7選ご紹介します。おすすめのメーカーや、楽天、Amazonで人気の商品ばかりを集めました。あなたの使いたいアイロンを、厳選してくださいね。
おすすめワックス用アイロン①GALLIUM ガリウム ワクシングアイロン
GALLIUM ガリウム ワクシングアイロン
参考価格: 4,862円
ガリウムのワックス用のアイロンです。多くのワックス用品を手がけるガリウムから販売されている最新モデルとなります。重さも約620gと、軽いため、手軽に使うことができ、またサイズも小さいため持ち運ぶのにとても便利です。
価格 | 安い |
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設定可能温度 | 約90℃~150℃ |
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タイプ | バイメタル |
おすすめワックス用アイロン②ガリウム ワクシングアイロン
ガリウム ワクシングアイロン
参考価格: 9,490円
こちらもガリウムの商品です。3次元形成のハンドルは握りやすく、スチール部分は蓄熱性に優れ、安定したワクシングが可能となっています。ガリウムのワックスは付着力が強いため、ソールによく馴染みワックスが長持ちします。そのためガリウムのワックスと一緒に使うのがおすすめです。
価格 | やや高い |
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設定可能温度 | 約90℃〜150℃ |
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タイプ | バイメタル |
おすすめワックス用アイロン③TOKO(トコ) スノーボード スキー ワックス用
TOKOスノーボード スキー デジタルアイロン
参考価格: 23,760円
アイロンソールが厚く、温度の安定性と重量感がしっかりあります。安定した温度でワックスをかけることで、熱のかけすぎによる滑走面へのダメージリスクを軽減させています。デジタルサーモスタッド制御付きで、安心してワックスをかけることができます。
価格 | 高い |
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設定可能温度 | 90℃〜160℃ |
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タイプ | デジタル |
おすすめワックス用アイロン④HOP ワクシングアイロン
スキー スノー ボード用 ワクシングアイロン WI-009
参考価格: 3,980円
HOPのワクシングアイロンは、海外でも使用できる、デュアル電圧対応のアイロンです。温度の設定から調節は、60℃〜190℃の間で調節できるため、熱に敏感なソールを痛めにくく繊細なホットワクシングが可能となっています。
価格 | 安い |
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設定可能温度 | 60℃〜190℃ |
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タイプ | バイメタル |
おすすめワックス用アイロン⑤マツモトワックス ベーシックアイロン
マツモトワックス/ベーシック/アイロン/スノーボード
参考価格: 7,150円
ベーシックなホットワックス用のアイロンです。コンパクトなサイズながらも十分な800W仕様となっています。初めてワクシングされる方にも出来る限り簡単にしやすいようになっているアイロンです。マツモトワックスのワックスと併用することをおすすめします。
価格 | 安い |
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設定可能温度 | 不明 |
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タイプ | バイメタル |
おすすめワックス用アイロン⑥SWIX ワクシングアイロンエコノミー
ワクシングアイロンエコノミー
参考価格: 4,395円
価格が安いお手ごろなワクシングアイロンとなっています。ダイヤルで温度調整が可能です。使いやすく、サイズも小さいため、持ち運びにも便利です。プレートも大きいため、アイロンをかけやすいです。SWIXらしい赤のデザインがかっこよく、目を引きます。
価格 | 安い |
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設定可能温度 | 不明 |
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タイプ | バイメタル |
おすすめワックス用アイロン⑦VITORA(ヴィトラ) CVRDIE デジタルアイロン
EVERNEW CVRDIE VITORAデジタルアイロン
参考価格: 8,580円
デジタル制御機能がついているため、安定した温度でワックスをかけることができます。アイロンの温度の上下変化を抑えるM字ヒーターを採用しているアイロンです。デジタル制御幅は±2℃となっています。ワックスの特性に合わせた正しいワックスがけが可能となっています。
デザインは、アイロン本体部と持つ部分の位置が、ワックスがけをするための理想的な位置になっています。そのため、本体からの熱を感じることなく、手の大きい人でもしっかりと握れる構造となっています。また、800W仕様となっており、寒い場所でワックスをかけることもできます。
価格 | 安い |
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設定可能温度 | 不明 |
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タイプ | デジタル |
ワックス用アイロンおすすめ一覧比較表
商品 | |||||||
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商品名 | GALLIUM ガリウム ワクシングアイロン | ガリウム ワクシングアイロン | TOKOスノーボード スキー デジタルアイロン | スキー スノー ボード用 ワクシングアイロン WI-009 | マツモトワックス/ベーシック/アイロン/スノーボード | ワクシングアイロンエコノミー | EVERNEW CVRDIE VITORAデジタルアイロン |
価格 | 4,862円 | 9,490円 | 23,760円 | 3,980円 | 7,150円 | 4,395円 | 8,580円 |
価格 | 安い | やや高い | 高い | 安い | 安い | 安い | 安い |
設定可能温度 | 約90℃~150℃ | 約90℃〜150℃ | 90℃〜160℃ | 60℃〜190℃ | 不明 | 不明 | 不明 |
タイプ | バイメタル | バイメタル | デジタル | バイメタル | バイメタル | バイメタル | デジタル |
商品リンク |
ワックス用アイロンのコツ
ワックスをかけるときは、ムラがでてしまうものです。しかし、一箇所に長時間アイロンを当てていると、傷ついてしまいますので、少しでも動かしながらアイロンを当てましょう。ムラが出てしまった場合は、浸透するためのワックスをぬる工程を3〜4回繰り返すと、綺麗に塗ることができますよ。
まとめ
あなたが使いたいと思うワックス用のアイロンは見つかりましたか?スノーボードのアイロンがけは初めは難しいかもしれませんが、慣れていくうちに簡単に行うことができます。この機会にぜひ、ワックスがけにチャレンジしてくださいね!