FPSでおすすめヘッドセット10選【音質/マイク/コスパ/7.1ch】

ゲーミングヘッドセットにはたくさん種類があります。ゲーミングヘッドセットには音質がいい、マイク、メガネがついているかなど様々な選ぶ基準があります。今回はコスパなどの観点からFPSでおすすめなゲーミングヘッドセット10選を紹介します。FPSに最適なヘッドホンを購入しよう!
最終更新日2020.12.11
FPSでおすすめのゲーミングヘッドセットの選び方
ゲーミングパソコンを買って、キーボードもお気に入りの軸で買って、マウスも買った!その次はゲーミングヘッドセットを揃えましょう。一般的には1万を超えるくらいが安心して使える価格帯であると言われています。
せっかく他の機材に設備投資したのに、ヘッドセットの値段を妥協してしまうと非常に勿体ないですので、ここは惜しみなく自分で見て良いものを購入することをおすすめします。
あとは自分が好きなブランドで選ぶのもいいですよね。ストリーマーの多くはRaserやLogicoolなどのヘッドセットを使っています。下にタイプごとにまとめましたので、参考にしてみてください!
ヘッドセットの装着感
ゲーミングキーボードも店頭で打鍵感を試してみてから購入を決めたように、ゲーミングヘッドセットも実際に実物を店舗に行ってから購入を決める方が無難でいいと思います。
そこで試着してみて装着感がどんな感じかを見てみましょう。例えばメガネのフレームを圧迫しないかどうかなどです。どうしても高い買い物になるので、ここは欠かせないひと手間です。
サラウンド機能
ロジクール(Logicool) G433BK(ブラック) 7.1ch有線サラウンドゲーミングヘッドセット 【ゲーミング】 [振込不可]
参考価格: 9,768円
サラウンド機能とはサラウンド(surround)のことで、あたかも四方八方から音楽が聞こえてくる機能のことです。最近の主流は7.1chというもので、7方向からの音楽と1つのサブウーファー(超低音を出す補助をする機器)が付いたものとなっています。
一般的なFPSゲームでは、7.1chか最低でも5.1chさえあればコスパ良く快適にプレイ出来ます。
この表示は店頭では必ず表記されているはずですし、Amazonや楽天などのオンラインショップの説明書きのところにも必ず明記されているはずなので、しっかりとその製品の仕様を読んで自分に合ったものを探しましょう。
ヘッドセットの接続方法
ここについては結構人それぞれの好みに分かれますよね。「優先の方が無線よりレイテンシが少なくて好き!」という方もいれば、「有線だとマウスにぶつかって嫌だ!」という方もいますよね。あるいは有線は有線でも端子にこだわりがある方もいます。
どのFPSゲームに使うかによっても向き不向きがありますが、それぞれの特性を理解したうえで、どっちが自分に合ったタイプなのかを探しましょう!下にそれぞれのメリットなどをまとめましたので、参考にしてみてください。
USB
恐らく誰もがみたことのある有線接続のうちのひとつです。USBは直接パソコンに接続して使います。基本的にどのパソコンにもUSBポートが付いているため、ハードによらずに使えるメリットがあります。
音質もそこそこ保証されていて、全体的にコスパの良い接続方法なので、FPSゲームをエンジョイするくらいの方であれば十分なスペックと言えます。
ミニプラグ
音楽を聞くヘッドホンやイヤホンではお馴染みの接続端子です。FPSゲームではしっかり足音を聞いたり、武器を切り替える音を聞く、敵がアイテムを使用する音を聞く…などと音をちゃんと聞いて立ち回りをしたい!という方には断然こっちがおすすめ。
音質も結構良いものが多いですし。この辺の機器に関しては結構複雑なところですので、よくわからない場合は販売員の方に聞いてみるのが良いでしょう。
Bluetooth
「Bluetoothってレイテンシ(音の遅延)があって足音や周囲の音がが聞けないんじゃない?」って言う意見をたまに耳にしますが、最近のBluetoothはそんな事はないです。
スペックにしてver4.1や4.2あれば十分に使えるレベルとなります。少なくともここ1〜2年のゲーミングヘッドセットであれば、ver4.2や5.0のものが使われています。
Bluetoothのバージョンについては製品のスペックの説明欄に必ず書いてあるので、ちゃんと読んでから購入しましょう!
密閉型か開放型か
この性能に関しては、プレイするFPSのゲームによるところが大きいですよね。あとは個人個人の好みの問題もありますし、またはプレイするゲームによっても変わってきます。
CallofDutyとBattleFieldでは適切なヘッドセットのタイプも変わることでしょう。「密閉型と開放型ってなに?」と言う方にもそれぞれの特性がわかるように下にまとめましたので、参考にしてみてください。
密閉型のヘッドセット
密閉型のヘッドセットとは、読んで字の如くドライバーユニット(耳にあたる部分の裏側)が密閉されているタイプのことです。この密閉によって音が漏れず、重厚感のある低音を出す特徴があります。
ゲーム用でも使える他、音楽鑑賞用にも使える便利なものになっています。音漏れに気を使う必要もないですので、電車やバスなどの公共施設のなかでも使えるタイプはこっちです。
BattlefieldやCallofDutyなどの戦争ゲームでは、足音や銃声の他に周囲の音も重要になるゲームなので、こちらの密閉型のヘッドセットを使うことをおすすめします。ドミネーションモードでは、「ブラボー(B)が取られた!」や「メディック!!」などの掛け声がかかりますよね。
開放型のヘッドセット
開放型のヘッドセットは、密閉型とは真逆でドライバーユニットが解放していて周囲に音が漏れるタイプです。この解放によって音の抜けがよくなり、広い範囲の音を拾うことができます。また、装着した感触も軽くてメガネが邪魔にならないヘッドセットのタイプであると言えます。
PUBGやApexLegendsなどの足音や銃声を重視するゲームには、こちらの開放型のヘッドセットをおすすめします。多くのプロゲーマーの方々がこちらのタイプのゲーミングヘッドセットを使用しているのではないでしょうか。バトルロワイヤルでは、敵の位置を補足することが勝利への第一歩ですよね。
マイクの性能
「ボイスチャットで仲間と連携を取りたい!」と考えている方には、マイクの性能もある程度は視野に入れる必要があります。ゲーム実況をしたいのであれば、一体になっているマイクよりは別途で購入した方がいいでしょう。
オーディオインターフェースを噛ませないとなかなか音質は上がらないです。全てのゲーミングヘッドセットにマイクがついている訳では無いので、マイクを使いたい人は購入の際に注意しましょう!
音質については、ほとんどどれも同じくらいとなっています。下におすすめのマイク付属のゲーミングヘッドセットを紹介しますので、参考にしてみてください。
メーカーで選ぶ
ゲーミングデバイスってかなりメーカーを意識する方が多いですよね。「〇〇のヘッドセットじゃないと嫌だ!」とか「全部〇〇のやつで揃えたい!」はたまた「あのストリーマーの方が〇〇のヘッドセットを使ってたから…」なんていう願望を持つ人をよく見ます。
ここではどれがおすすめと言うよりは、なにか自分に刺さるブランドを見つけて欲しいです。
Logicool
国内でのシェアが抜群で、そのスタイリッシュなデザインから、根強いファンが多いメーカーです。最近ではBluetoothのヘッドセットに力を入れており、ヘッドセットの他にキーボードやディスプレイなどのハード機器を扱っています。
有名どころでは、2018年にPUBGで名を上げた「DETONATER」に所属する4名(SHAKA氏、YamatoN氏、StylishNoob氏、SPYGEA氏)が今年の8月からスポンサードされています。これを装着してあなたも「感謝します!」とかやってみてください。
RAZER
ライムグリーンとブラックのツートンカラーがアイコニックで、国内に留まらず国外の人気も非常に高いゲーミングデバイスメーカーです。ちょっとでもe-Sportsの配信を見たことがあれば、一度は目にするメーカーではないでしょうか?どちらかと言うと有線のヘッドセットを多く取り扱っています。
デバイスの品質には全世界中からの定評があり、「最優秀CES賞」を7年連続受賞するなどの実績があります。独自のイヤーパッドのお陰で、メガネのフレームを圧迫しない構造になっているのもポイントが高いですね。
FPSゲームでは海外のストリーマーが使っている印象がありますが、他にも格闘ゲーム界隈では有名な「父ノ背中」というプロゲーマーチームがスポンサードされていて、使用を推奨しているデバイスもありますよ。
SENNHEIZER(ゼンハイザー)
SENNHEISERは日本ではLogicoolやRazerほどはメジャーでは無いものの、音楽にかなり特化したメーカーです。ゲーミングの他にも音楽鑑賞用のヘッドホンやイヤホンを取り扱ったり、オーディオやアンプなどを取り扱っています。
FPSゲームやe-Sportsでは音が命なので、音にこだわりたい方にはおすすめです。また、デザイン面では黒を基調としたガジェット系のものとなっていて、キーボードやパソコンで派手な色にした方にはちょっとしたアクセントになりますよね。
Astro
AstroはLogicoolのゲーミングヘッドセットに特化したブランドです。LogicoolのGシリーズの系譜を受け継ぎつつ、更なる進化を遂げた製品を出しています。
商品の数は少ないものの、AstroのAシリーズは良作が多いことで知られています。周りからの評判もかなり良いのではないでしょうか。また、PS4に対応しているところも嬉しいポイントですよね。
FPSでおすすめのゲーミングヘッドセット10選
FPSでおすすめのゲーミングヘッドセットをご紹介します。
Logicool G430 Surround Sound Gaming Headset
Logicool G430
参考価格: 14,800円












Logicoolの定番シリーズの最新作(執筆当時)、G430です。FPSの公式大会などで使用しているプロゲーマーをよく見るブランドの製品のひとつです。Logicoolで迷ったらコレ!と言える安定感のあるヘッドセットです。
接続方法 | ミニプラグ |
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タイプ | 密閉型 |
サラウンド機能 | あり(7.1ch) |
マイク | あり(折りたたみでオンオフ) |
Razer Kraken Pro V2 Oval RZ04-02050600-R3M1
Razer Kraken Pro V2 Oval
参考価格: 6,980円
3.5mmイヤホンジャックがある機器で使用可能なマルチ対応がコスパの良いものとなっています。イヤーカップが大きいので、より鮮明な音を楽しめますよ。
Razerのアイコニックなライムグリーンに憧れる方はマストバイなものとなっています。キーボードもマウスもRazerで揃えたらヘッドセットもどうでしょうか。
タイプ | ヘッドホン |
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Bluetooth | × |
ノイズキャンセリング機能 | × |
連続通話時間 | - |
Astro ゲーミングヘッドセット A50WL-002
Astro ゲーミングヘッドセット A50WL-002
参考価格: 26,600円













「本気でFPSゲームやe-Sportsをしたい!」と言う方におすすめできる、ハイエンドなゲーミングヘッドセットです。
FPSのプロゲーマーも実際にスポンサードされて使用していた製品です。二年間の保証がついている点も安心できますよね。
接続方法 | Bluetooth |
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タイプ | 密閉型 |
サラウンド機能 | 5.1chA50 |
マイク | あり(折り畳みでオンオフ) |
ゼンハイザー GAME ZERO
ゼンハイザー GAME ZERO
参考価格: 9,800円













ガジェガジェしているデザインが目を引くものとなっています。折りたたみが可能で、携帯用ポーチが付属していてユーザビリティ満点。収納する時もスペースを取らないのは嬉しいですよね。
また、2年間の保証も付いていて、初めて購入する方にも安心な製品です。接続方法が複数あるため、使えるデバイスの幅が広がる製品ですよ。
接続方法 | 有線(組合せで3.5mmイヤフォンジャック、ミニプラグに接続可) |
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タイプ | 密閉型 |
サラウンド機能 | 独自のEAR テクノロジー |
マイク | あり(ノイズキャンセリング機能付き) |
キングストン HyperX HX-HSCRS-GM
HyperX HX-HSCRS-GM
参考価格: 14,800円












国内外のプロゲーマーのストリーミングを見ていれば、1度は目にしたことがあるブランド名ではないでしょうか。画面の下にスポンサード枠としてブランド名が流れますよね。
キングストンよりHyperXの方が知名度は高い印象はありますが、上に出したブランドに匹敵する音楽への実力を持つメーカーですよ。デザインがシンプルでカッコいいところもGOOD‼︎
接続方法 | 有線タイプ(3.5mm) |
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重量 | 376g |
サイズ | 24 x 12 cm |
ケーブル | - |
ハウジング構造 | - |
サウンド | Dolby 7.1ch |
マイク | 取り外し可能 |
連続稼働時間 | × |
ノイズキャンセリング | ○ |
Logicool G433 Wired 7.1 Surround Gaming Headset
Logicool G433
参考価格: 6,560円











LogicoolG430の上位互換となっています。具体的には、音のひずみの問題を解決し、轟く低音と精密な高音を実現した独自のpro-Gテクノロジーが搭載されています。
FPSゲームをよりリアルなサウンドでプレイしたい方にはおすすめです! イヤーパッドが90度回転して、コンパクトに収納出来るケースも付いている点が嬉しいですよね。
接続方法 | USB、3.5mm(4極)プラグ対応 |
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タイプ | 開放型 |
サラウンド機能 | 7.1ch(pro‐G搭載) |
マイク | あり(着脱可) |
Razer Nari Ultimate RZ04-02670100-R3M1
Razer Nari Ultimate
参考価格: 17,549円












数少ないRazerのワイヤレスヘッドセットのハイエンドモデルです。と言いつつも、3.5mmオーディオケーブルで有線化することも出来るんです。
イヤーパッドに冷却機能が付いていて、メガネをかけていても熱がこもらない構造になっているところはメガネユーザーにとっては嬉しいポイントですよね。
接続方法 | Bluetooth、3.5mmブラグ |
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タイプ | 開放型 |
サラウンド機能 | 独自のTHX spatial Audio(360°ポジショナルオーディオ) |
マイク | あり(バランスオプション搭載) |
Astro Gaming A20 Wireless Headset
Astro Gaming A20
参考価格: 18,800円













長時間のプレイでも疲れにくい構造になっているAstroのゲーミングヘッドセットです。カッコイイ見た目とは裏腹に、5GHzの強力周波数で遅延も干渉もゼロ。
接続方法 | Bluetooth |
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タイプ | 密閉型 |
サラウンド機能 | なし(40mmドライバーのステレオサウンド) |
マイク | あり |
ゼンハイザー ゲーミングヘッドセット GSP 600
ゼンハイザー GSP 600
参考価格: 20,980円














SENNHEISERが自信を持って「ユーザビリティ」を前面に出したゲーミングヘッドセットとなっています。その名の通り、いろいろな意味で使いやすい製品なんです。
例えば、新たなイヤーパッドデザインや革新的なアジャスタブルヘッドバンド、自由な動きを実現したソリッドメタルヒンジ・システムを搭載しているなど、プレイヤーにとって使いやすいものとなっています。
接続方法 | 3.5mmプラグ |
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タイプ | 密閉型 |
サラウンド機能 | 独自のE.A.Rテクノロジー搭載 |
マイク | あり(ノイズキャンセリング機能搭載) |
重量 | 395g(ケーブル除く) |
Kingston HyperX CloudX Gaming Headset HX−HS5CX−SR
HyperX CloudX HX−HS5CX−SR
参考価格: 5,060円












最後はコレ!ほかの商品と比べた時、比較的値段が安価となっています。ゲーミングヘッドセットで10000円弱って嬉しいですよね。他のデバイスに注ぎ込めます。
独自の多機能オーディオコントロールボックスのお陰で、オーディオとマイクの音量コントロールが独立しています。イヤーパッド上で音量操作できるのは地味ながらも嬉しい機能ですよね。
接続方法 | 3.5mmプラグ(4極) |
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タイプ | 密閉型 |
サラウンド機能 | 7.1ch(オンオフ可) |
マイク | あり(ノイキャン、エコキャン、ACG機能) |
FPSでおすすめヘッドセット比較表
商品 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
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商品名 | Logicool G430 | Razer Kraken Pro V2 Oval | Astro ゲーミングヘッドセット A50WL-002 | ゼンハイザー GAME ZERO | HyperX HX-HSCRS-GM | Logicool G433 | Razer Nari Ultimate | Astro Gaming A20 | ゼンハイザー GSP 600 | HyperX CloudX HX−HS5CX−SR |
価格 | 14,800円 | 6,980円 | 26,600円 | 9,800円 | 14,800円 | 6,560円 | 17,549円 | 18,800円 | 20,980円 | 5,060円 |
接続方法 | ミニプラグ | Bluetooth | 有線(組合せで3.5mmイヤフォンジャック、ミニプラグに接続可) | 有線タイプ(3.5mm) | USB、3.5mm(4極)プラグ対応 | Bluetooth、3.5mmブラグ | Bluetooth | 3.5mmプラグ | 3.5mmプラグ(4極) | |
タイプ | 密閉型 | ヘッドホン | 密閉型 | 密閉型 | 開放型 | 開放型 | 密閉型 | 密閉型 | 密閉型 | |
マイク | あり(折りたたみでオンオフ) | あり(折り畳みでオンオフ) | あり(ノイズキャンセリング機能付き) | 取り外し可能 | あり(着脱可) | あり(バランスオプション搭載) | あり | あり(ノイズキャンセリング機能搭載) | あり(ノイキャン、エコキャン、ACG機能) | |
サラウンド機能 | あり(7.1ch) | 5.1chA50 | 独自のEAR テクノロジー | 7.1ch(pro‐G搭載) | 独自のTHX spatial Audio(360°ポジショナルオーディオ) | なし(40mmドライバーのステレオサウンド) | 独自のE.A.Rテクノロジー搭載 | 7.1ch(オンオフ可) | ||
商品リンク |
まとめ
自分の中でグッときたゲーミングヘッドセットはありましたか? FPSでの勝利への第一歩は「いかに音を聞いて敵の位置や行動を把握するか」ですので、良いヘッドセットを選んで快適なFPSやe-Sportsライフを送りましょう!