タブレットでOfficeのエクセル(Excel)は使える?|使い方・おすすめ紹介!

仕事上でよく使用されるOfficeソフトのエクセル。パソコンではなくタブレットで、エクセルを使いたいと思ったことはありませんか?今回はタブレットでOfficeソフトのExcelが使用できるのかご紹介していきます!あわせてExcel向けタブレットを3選おすすめ。
最終更新日2020.11.10
タブレットでOfficeのエクセル(Excel)は使うことができるのか?
Microsoft Officeのエクセル(Excel)は、デスクワークなどでよく利用されるパソコンのソフトです。パソコンのソフトとして用意されているエクセルですが、もっと手軽に利用することができるタブレットで使用することはできないのでしょうか。
実はMicrosoft OfficeのExcel・Word・PowerPointといったソフトウェアは、パソコンだけでなくタブレットでも使用することができます。とはいえパソコンとタブレットではエクセルの使い方などに違いがあり、注意する必要があります。
そこで今回はタブレットでのエクセル使用方法を簡単にまとめ、あわせてエクセルに最適なタブレットをいくつかご紹介していきます。タブレットでもエクセルを使用し、仕事の効率をアップさせていきましょう!
タブレットでエクセルを使用する方法
それではタブレットでエクセルを使用する方法についてご紹介していきます。まずはタブレット版のエクセルをインストールする必要があるため、インストールの方法についてご紹介していきます。
タブレット版エクセルをインストールする方法
まずはタブレットにオフィスソフト・Excelをインストールしていきましょう。インストールする方法は、タブレットの種類などによっても変わってくるため、お手持ちのタブレットの種類にあわせて方法を試していきましょう。
すでにタブレットにエクセルが付属している場合
タブレット版エクセルには機能の制限された無料版と、すべての機能をパソコンと同様に使用することができる有料版の2種類があります。
タブレットのなかには購入時にすでに有料版のエクセルが付属しているものもあり、こうしたタブレットではパソコンと同じようにタブレットですぐにエクセルを使用することができます。
タブレットにすでにエクセルがインストールされていないかどうか、事前にチェックしておくのがおすすめです。
タブレットにエクセルが付属していない場合
タブレットにエクセルが付属していない場合には、いくつかの手順を踏んで、エクセルをタブレットにインストールしていきましょう。インストールの方法は、タブレットの種類によって違ってきます。
お手持ちのタブレットの種類にあわせて方法を試していきましょう。アンドロイドのタブレットに、エクセルなどのオフィスソフトをインストールする場合には、Google Playストアをチェックしていきましょう。
Google Playストアでタブレット用の「Microsoft Excel」を見つけることができます。またiPadにエクセルをインストールする場合には、App storeをチェックしていきましょう。こちらからエクセルをインストールすることができます。
タブレットでのエクセル操作方法
タブレットでエクセルを操作する場合、タッチパネルによる操作のため、はじめは戸惑うかたも多いと思います。こちらも事前にチェックしておきましょう。
マウスモードをタッチモードに切り替え
タブレット版excelの操作方法には「マウスモード」と「タッチモード」の2種類があります。マウスモードは外付けマウス・外付けキーボードを利用し、パソコンと同じように操作するモードです。
タッチモードはマウスやキーボードの必要なく、タッチ操作によってexcelを操作するモードとなっています。それぞれ状況にあわせて自由に選ぶことができます。
モードを切り替えるには、excel画面、最上部左端にあるクイックアクセスツールバーから「マウス・タッチモードの切り替え」を選択。マウス・タッチの選択肢が表示されるため、どちらか選択していきましょう。
右クリック
パソコンでの右クリックと同じ操作を行いたい場合、タッチモードでは右クリックしたいセルを長押ししていきましょう。タッチモードでは長押しすることによって、右クリック操作が可能です。
斜線の引き方
つづいてタッチ操作での斜線の引き方をご紹介していきます。セル内に斜線を引きたい場合には、ホームタブから「形式」を選択。一覧が表示されたら「セルのボーダー」を選択していきましょう。セル内に斜線を引くことができます。
改行
タブレットでのexcel改行の方法は、iPad・Androidタブレットどちらかによってそれぞれ違ってきます。iPadの場合には、数字キーボードを選択し、つづいてEnterキーを長押ししていきましょう。「↓」キーが表示されるため、こちらを使用することで改行することができます。
またAndroidタブレットの場合には、改行したい箇所をタッチすることでポップアップメニューが表示されます。「改行」が一覧に表示されているため、こちらを選択することで、簡単に改行することができます。
使用しているタブレットの機種にあわせて、チェックしていきましょう。
タブレットでOfficeのエクセル(Excel)の選び方
ここからはエクセルを使用する際にぴったりのタブレットの選び方を、ポイントにまとめ、ご紹介していきます。ポイントは「OS」・「画面サイズ」・「基本スペック」・「通信方法」の4点です。それぞれチェックしていきましょう。
OSをチェック
つづいてエクセル向けタブレットのOSをチェックしていきましょう。OSの違いによって、機能性・使い勝手などに違いがでます。メリット・デメリットをそれぞれしっかりとチェックし、比較していきましょう。
Android OS
Android OSは、Googleが開発しているOSです。アンドロイドはアプリケーションのラインナップが非常に豊富で、機能性に優れています。またアンドロイドを搭載したタブレットは、価格が比較的安いため、コストパフォーマンスにも優れています。
アンドロイドのタブレットに、エクセルなどのオフィスソフトをインストールする場合には、Google Playストアをチェックしていきましょう。Google Playストアでタブレット用の「Microsoft Excel」を見つけることができます。
こちらをインストールすることで、アンドロイドタブレットでもエクセルをパソコンと同じように利用することができます。機能の制限された無料版・有料版の2種類があります。無料版では便利なマクロ機能などが使用できないため、マクロ機能を使いたい方は注意しましょう。
Windows OS
Windows OSは、Windows PCなどでも使用されているOSです。こちらのOSを搭載しているタブレットは、小型のパソコンのように使用することができ、キーボードやマウスの接続も可能です。
Excel・Word・PowerPointといったオフィスソフトとの相性が非常に良く、パソコンと殆ど変わらない操作感で利用することができます。こちらのOSは、エクセル用タブレットを探しているというかたに最適のOSとなっています。
パソコンと変わらない使用感でエクセルを利用したいというかたは、こちらのOSのタブレットをチェックしていきましょう。
画面サイズをチェック
つづいてエクセル向けタブレットの画面サイズもチェックし、比較していきましょう。タブレットには、7インチから12インチ程度のモデルがラインナップされています。7インチタブレットは、スマホを一回り大きくしたような小型タブレットで、携帯性に優れています。
持ち運びやすいタブレットがほしいというかたにおすすめです。10インチタブレットは標準的なサイズ感のタブレットで、文字や映像が見やすく、エクセルなどの作業がしやすいモデルとなっています。
12インチタブレットは画面サイズがさらに大きく、プレゼンなどでの使用に適しています。かなり大きめのサイズ感で、携帯性は低めとなっている点に注意しましょう。それぞれ適した使い方をチェックし、自分にあったサイズを選んでいきましょう。
基本スペックをチェック
つづいてエクセル向けタブレットの基本スペックをチェックしていきましょう。ストレージ容量・メモリ(RAM)などもチェックしておくことで、タブレットの動作の速さや、どの程度写真や動画などを保存することができるか知ることができます。使い方にあわせて最適なものを選んでいきましょう。
ストレージ容量をチェック
まずはストレージ容量をチェックしていきましょう。ストレージ容量の大きさによって、写真・画像などデータをどの程度保存することができるかが変わってきます。
文書作成などをメインとして使用し、写真・動画などをあまり保存する予定がないというかたには、価格も安く十分な容量の32GBのモデルがおすすめです。
写真・動画などのサイズの大きいデータを多く保存したいというかたは、大きめのストレージ容量の64GB以上のモデルがおすすめです。沢山の写真・動画などを保存しても、容量不足になってしまうことがありません。それぞれ自分の使い方にあったものを選んでいきましょう。
メモリ(RAM)をチェック
つづいてメモリ(RAM)もチェックしていきましょう。メモリはタブレットの動作の速さに関わってきます。メモリサイズの大きいものほど、動作が速く、処理の重い作業でも素早くサクサクとこなしてくれます。
動画の視聴や文書作成といった一般的な用途でタブレットを使用するという場合には、2GB・3GB程度のメモリサイズがあれば十分に快適に使用することができます。アプリも素早く、ストレスなく使用できます。
高画質なゲームアプリ・動画編集など、処理の重い作業をタブレットでおこないたいというかたは、よりサイズの大きい4GB以上の高性能モデルがおすすめです。それぞれ用途にあわせて選んでいきましょう。
通信方法をチェック
最後にエクセル向けタブレットの通信方法もチェックしていきましょう。タブレットの通信方法には「Wi-Fiタイプ」・「SIMタイプ」の2種類があります。それぞれ使い勝手が違うため、メリット・デメリットをチェックし、自分にあったものを選んでいきましょう。
Wi-Fiタイプ
Wi-Fiタイプは自宅のwifiなどを利用して、インターネットに接続します。こちらは外出先では基本的に使用することができない点に注意しましょう。タブレットを自宅で使用する予定というかたに最適です。
Wi-Fiタイプは自宅などのwifiを利用するため、本体料金のみで、あらたに通信費がかからず安い点が魅力です。なるべく通信費を抑えたい、安いモデルがいいというかたは、こちらのモデルがおすすめです。
SIMタイプ
SIMタイプは外出先でも、どこでも自由に使用することができます。こちらはスマホと同じように携帯会社と契約をすることで、どこででもインターネット通信が可能になります。
外出先でも自由に使用することができるため、タブレットを使って外で仕事をおこないたいというかたにおすすめです。こちらは携帯会社と契約の必要があるため、毎月の通信費がかかってしまう点に注意しましょう。
コストをなるべく安い形に抑えたいという場合は、SIMフリーに対応したタブレットを選び、格安SIMなどを使用するのがおすすめです。こちらもチェックしていきましょう。
タブレットでOfficeのエクセル(Excel)の2020年おすすめ3選
それではエクセル向けタブレットの2020年おすすめモデル3選をご紹介していきます。選びかたのポイントを踏まえて、自分にあったモデルを見つけていきましょう。商品はAmazon・楽天を参照しています。Amazon・楽天によって、価格が違う場合があるため、それぞれチェックしておくと安心です。
おすすめタブレットでOfficeのエクセル(Excel)①Lenovo「YOGA Tablet 2」
Lenovo タブレット YOGA Tablet 2 キーボード付 59428422 / 2GB / 32GB / Windows / Microsoft Office / 10.1型W
こちらはLenovo製、読書・文書作成・動画視聴・ながら作業に最適な4つのモードを使い分けることができるエクセル向けタブレットです。こちらはMicrosoft Office2013を搭載し、Word・Excel・PowerPointをパソコン同様に無料で使用することができます。
またこちらは読書に最適なホールドモード、タイピングしやすく文書作成に最適なチルトモード、動画視聴に最適なスタンドモード、料理中などのながら作業に最適なハングモードと4つのモードを使い分けることが可能です。デザインもおしゃれでスマートなデザインです。
Windows OSを搭載しているため、オフィスソフトとの相性も抜群となっています。こちらはリーズナブルな価格で扱いやすいエクセル向けタブレットがほしいというかたにおすすめです。
OS | Windows OS 8.1 |
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画面サイズ | 10.1インチ |
ストレージ容量 | 32GB |
メモリ(RAM) | 2GB |
おすすめタブレットでOfficeのエクセル(Excel)②ALLDOCUBE「iWork10 Pro」
ALLDOCUBE iWork10 Pro 2-in-1タブレットPC キーボード付き 、10.1インチ 1920 x1200 IPSスクリーン、Windows 10+Android、Intel クアッドコア、4GB RAM、64GB ROM, ブラック
参考価格: 25,900円
こちらはALLDOCUBE製、取り外し可能なキーボードつきの高性能エクセル向けタブレットです。こちらはOSはWindows OS・Android OSどちらも搭載したタブレットとなっており、アプリケーションの豊富さ、機能性が非常に高くなっています。
取り外し可能のキーボードが付属しており、小型のノートパソコンとしても使用可能です。エクセルなどの打ち込みをパソコンと同じように行うことができ、非常に使いやすいエクセル向けタブレットです。おしゃれでスマートなデザインのタブレットとなっています。
またメモリサイズも4GBと大きく、処理の重い作業でもサクサクと動きます。こちらはオフィスソフトが付属していない点に注意しましょう。こちらは機能性に優れ、仕事用に最適なエクセル向けタブレットがほしいというかたにおすすめです。
OS | Windows OS・Android OS |
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画面サイズ | 10.1インチ |
ストレージ容量 | 64GB |
メモリ(RAM) | 4GB |
おすすめタブレットでOfficeのエクセル(Excel)③ Microsoft「MHN-00014」
マイクロソフト Surface Go(4GB/64GB) シルバー MHN-00014
参考価格: 75,800円
こちらはマイクロソフト製、軽量・コンパクトなビジネス用に最適なエクセル向けタブレットです。こちらはMicrosoft Office2016を搭載し、Word・Excel・PowerPointをパソコン同様に無料で使用することができます。
重量わずか522gと軽く、10インチの画面の見やすさ・持ち運びの良さを両立するサイズ感で、外出先でもとても扱いやすいタブレットとなっています。Windows OSを搭載しているため、オフィスソフトとの相性にも非常に優れています。おしゃれでスマートなデザインのタブレットとなっています。
キーボード・マウスなども簡単に接続することができ、ビジネス用のタブレットとして最適のタブレットです。こちらは機能性に優れ、外出先にも持ち運びやすいおしゃれなエクセル向けタブレットがほしいというかたにおすすめです。
OS | Windows OS 10 |
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画面サイズ | 10インチ |
ストレージ容量 | 64GB |
メモリ(RAM) | 4GB |
タブレットのおすすめ商品比較表
商品 | ![]() | ![]() | ![]() |
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商品名 | Lenovo タブレット YOGA Tablet 2 キーボード付 59428422 / 2GB / 32GB / Windows / Microsoft Office / 10.1型W | ALLDOCUBE iWork10 Pro 2-in-1タブレットPC キーボード付き 、10.1インチ 1920 x1200 IPSスクリーン、Windows 10+Android、Intel クアッドコア、4GB RAM、64GB ROM, ブラック | マイクロソフト Surface Go(4GB/64GB) シルバー MHN-00014 |
価格 | 25,900円 | 75,800円 | |
OS | Windows OS 8.1 | Windows OS・Android OS | Windows OS 10 |
画面サイズ | 10.1インチ | 10.1インチ | 10インチ |
ストレージ容量 | 32GB | 64GB | 64GB |
メモリ(RAM) | 2GB | 4GB | 4GB |
商品リンク |
まとめ
パソコンよりも取り回しのいいタブレットでも、エクセルなどMicrosoft Officeのソフトは使用することが可能です。AndroidタブレットならGoogle Playストアから、iOSタブレットならApp storeから、タブレット用のオフィスソフトを無料版・有料版を選んでダウンロードしていきましょう。
またタブレットの中には、Microsoft Officeソフトを使用する方向けのモデルがラインナップされています。タブレットでエクセルを使いたいというかたは、こういったモデルもチェックしていきましょう。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。