トイレ用消臭剤のおすすめランキング10選【爽やか/除菌もできる】

一部の国では屋外での排泄やトイレ設置がまだ普通に行われていますが、ひと昔前の日本でも、トイレは屋外設置が多かったようです。その理由はずばり「臭い」があるからです。昔のトイレは汲み取り式で、消毒薬や対策レベルが低く、とても屋内に設置することは難しかったようです。

現代では、さまざまな技術の進歩により、家の中のトイレ臭も全然気にならないレベルですが、それでも気になってしまったり、古いトイレや和式トイレの場合には、消臭剤や芳香剤などを使用することがあります。

そして、消臭や臭い取りという目的だけでなく、フレグランスのような香りをつけたいという理由で芳香剤を設置する人もとても多いです。デザイン性も高まり、トイレ用とは思えない商品まで登場しています。

トイレの設置状況や種類が次々に進化していくなかで、消臭剤や芳香剤もあわせて変化を遂げています。そこで、どんな消臭剤や芳香剤があるのかをお伝えし、おすすめの選び方をしっかりとご紹介していきます。

まずは、その種類からご紹介していきます。トイレ用消臭剤には、主に「消臭剤」「消臭芳香剤」「脱臭剤」の3種類があります。一つずつ詳しく見ていきましょう。

消臭剤は、「臭気を化学的・生物的作用によって除去・緩和するもの」であり、消臭剤には臭いを分解して除去する効果があります。トイレ用のほかにも、部屋用や衣類、汗といった日常的な悪臭を消すための臭い取りに用いられます。その性質上、基本的には無香料です。

一方の消臭芳香剤は、消臭においては消臭剤と同じ特性ですが、加えて香り付け・匂い付けもする、というのが消臭芳香剤です。通常は両方とも「消臭剤」という括りですが、細かくわけると無香料は消臭剤、香りありは消臭芳香剤、というような定義となっています。

脱臭剤は、臭いを消す消臭と違い、においを減らしたり、除去することを目的としています。一般的な脱臭剤として、炭や活性粘土ににおい吸着させて取り除く製品が多いです。

薬品などの化学成分を使用する消臭剤に比べ、炭やフィルターなどを使用しているため、小さなお子さんやペットがいる家庭でも使いやすいのがメリットです。

置くだけで使える置き型タイプは、スリムなものから大容量なものまでバリエーションがとても豊富です。ただ置くだけの簡単設置で、中身がなくなったときの買い替えも楽チン！中にはビーズやゼリーが入っていて、ものによっては詰め替えできるタイプもあります。

即効性のあるスプレータイプの消臭剤もありますが、置き型タイプほどの持続性がありません。長期間効果や香りを保ちたい場合には、置き型タイプの方が最適です。

せっかく設置するのであれば、少しでも長く使用できるものがおすすめです。大容量なのはもちろん、中身がビーズかゼリーなのかでも使用期間が変わってきますので、購入の際にはパッケージの記載をよく確認しましょう。

消臭剤なのか脱臭剤なのかがわからないような、おしゃれなデザインのものも多く出ています。

ただ消臭や脱臭ということだけではなく、トイレが華やかになったり、特別な空間になるようなデザイン性の高いものを選ぶと気分も変わってきます。

香りを楽しみたい人は、芳香剤もしくは消臭芳香剤がおすすめです。まるで香水のようなフローラル系から、バニラやストロベリーなどのポップ系、お線香やヒノキといった和風系の香りまで、そのバリエーションはとても豊富です。

しかし、匂いや香りが苦手な人は、どんなタイプでも必ず無香料を選択しましょう。トイレとはいえ、ドアを開閉するたびに周辺や家の中までにおいが漂うと、苦手な人にとっては不快なものとなってしまいます。必ず「無香料」であることを確認しましょう。

それでは、ここからおすすめのトイレ用消臭剤をランキング形式でお伝えしていきます。上記でおすすめした選び方や特徴を踏まえ、口コミやレビューなどで特に人気の高い10商品を厳選してご紹介します。

外出を控えがちなこのご時世、自宅にいる時間もふえました。人間が生きていく上でなくてはならないトイレですが、少しでも快適に爽やかに使用できるよう、消臭・脱臭対策をし、そして清潔であることを今まで以上に心掛けてみましょう。きれいなトイレは生活の質もあがりますよ。