日向ぼっこ。デッキチェア人気おすすめ14選【キャンプ】

デッキチェアとは普通のイスとは違い折り畳むことができる椅子のことを言います。脚などのフレームの部分は雨風や暑さなどにも耐えられるよう、保存処理された木材や耐久性の高い金属などを使用しています。

座面や背もたれは、キャンバス（帆布）地やビニールなどが使われるものが多く、安価なものから高級なものまで値段も幅広いです。

元々その名の通り豪華客船やクルーズ船のデッキ（甲板）で、乗客が日光浴をしたり海を見たりしてくつろぐ際に使用されていました。

現在は庭やプールサイドや浜辺など、レジャーの場で広く使われていますが、椅子によってはデザイン性からリビングで使用されることもあります。

デッキチェアといっても実は種類が豊富。価格も様々なので、これから購入をご検討の方は悩まれる方が多いのではないでしょうか？選ぶ際のポイントとしてまず考えたいのが、どのシチュエーションで使うのか？です。

例えばキャンプに使うなら持ち運ぶ際の軽量化やコンパクト化を重視したり、テント・タープ・テーブル・デッキチェアをトータルコーディネートしてセンス良く遊んだりして楽しめます。

また、ベランダやで使用するならデザインを重視したり、何を重視するのかで決めましょう。これからタイプ、素材、機能の3つの項目からデッキチェアの選び方を見ていきましょう。

まずはタイプ別に3つに分類します。ファブリックタイプ、リクライニングタイプ、アウトドアタイプに分けることができます。それぞれのポイントは次に説明していきます。

ファブリックタイプはデザインを重視する方におすすめです。室内のインテリアに合わせても、屋外のアウトドアシーンに合わせてもおしゃれなデッキチェアです。

シートは綿や麻でできた生地のモノが一般的で、他のデッキチェアと比べると高級なものやフレームは木製のモノが人気が高く、金属のモノは持ち運びが楽です。

ベランダや屋外で自然に溶け込むデザインで見た目にもこだわりたい方はファブリックタイプが人気＆おすすめです。

ただし、木製のモノで注意する点はメンテナンスをしないと塗装が剥がれたり、腐食することもありますのでしっかりメンテナンスをすることをおすすめします。

リクライニングタイプのデッキチェアですが大自然での開放感を味わったり、ベランダでのんびりリラックスしてうたた寝をしたい時には最高です。

頭からつま先まで体を伸ばすことができますので日頃のパソコン業務で固まった体を伸ばすのにおすすめです。

自由に角度を調整できるデッキチェアなら角度によって楽しみ方を変えることができます。ご家族やお仲間との会話を楽しむことはもちろん、一人でのリラックスタイム、ロケーションを満喫するワンランク上を求める方におすすめです。

アウトドアタイプは多くの方が購入して使っているデッキチェアです。値段も安価でスーパーマーケットにも売っています。シート素材は雨に強く耐久性に優れたポリエステル素材が主流で、お手入れも簡単です。

軽量設計されていますので、持ち運ぶ際の荷物の軽量化に最適です。キャリーバックが付いているものが多いのでコンパクトに収納できます。

さっと出して、さっと片付けできるところが最大のメリットではないでしょうか？キャンパーやフェス好きの方に人気＆おすすめです。

次に素材で選ぶポイントですが木製、金属製、樹脂・プラスチック製、化学繊維製、麻・籐製と5種類の中から選ぶことができます。

また、アウトドア用のチェアのフレームには主にアルミ・スチール・ウッドが使用されており、それぞれ特徴が違います。使う場所に合わせて最適なフレーム素材を選びましょう。

木製タイプのデッキチェアは少し重量がありますのでキャンプなどに持ち運んで使うより、家の庭やベランダに置いてゆったりと過ごしたい方におすすめです。

ウッドフレームは他のデッキチェアと比べると高級なものが多く、見た目が美しいので自然の風合いを楽しめます。木のぬくもりが自然にマッチしますで家の庭が高級リゾートホテルにいるような感覚に。

ただし、重量がありコンパクトに収納しにくいので荷物を減らしたいキャンプには不向きとも言えます。存在感のある木製デッキチェアは、木の素材やデザインもさまざまなモノがありますので室内のインテリアにも相性が抜群です。

金属製のデッキチェアは鉄やアルミ、スチールなど耐久性があり、とても頑丈に作られているメリットがあります。ただし雨風にさらされると錆びてしまうモノもありますので庭やベランダでの置きっぱなしには注意が必要です。

アルミフレームは軽くて持ち運びしやすく錆びにくいので、移動やお手入れが手軽にできます。荷物をできる限り減らしたいキャンプにぴったりです。金属でもアルミフレームの場合は錆びにくいのでメンテナンスも簡単です。

また、スチールフレームの場合は強度が高く比較的に安価でなところが魅力ですが、アルミに比べると重く、塗装していないものだと錆びやすいところが欠点です。スチールフレームを選ぶときは重量と錆びに強い塗装かチェックしましょう。

近代的で繊細なデザインが好きな方は金属タイプがおすすめです。頑丈なところがメリットですが、床材に傷が付きやすいデメリットもあります。

樹脂・ブラスチック製のデッキチェアはリーズナブルに購入できます。汚れても水で洗うことができるのでお手入れが簡単です。

使う場所の雰囲気に合わせて、カラーを選ぶこともできます。木や金属と比べて軽いためいろんなところに持ち運べますので、さまざまなシーンで使うことができます。

雨風にも強いので庭やベランダへ出しっぱなしで使えますが、耐久性が低いので何年も使いたい場合には不向きです。

化学繊維タイプのデッキチェアは水濡れにも強く丈夫でなのが特徴の一つです。リゾートホテルやプールサイドなどで良く使われています。

お手入れが楽で、汚れたらさっと拭くだけでOKです。持ち運びしやすいモノが多いためキャンプやピクニックなどのアウトドアシーンにも人気です。

座面で使われているのは主に合成樹脂・ポリエステル・塩化ビニルなどになります。化学繊維のモノは価格が安いのも特徴で、お手入れのがしやすいので食べものや飲み物を良くこぼすようなお子さんがいる場合にもおすすめです。

シートがやや硬めなので硬めが好きな方には良いですが、のんびりと長時間くつろぎたい方は座面が柔らかい素材で検討しましょう。

麻・籐製のデッキチェアはアジアンテイストが好きな方に人気で、リゾートホテルやビーチサイドに使うことが多いです。部屋に置くだけでリゾート気分が味わえます。
 

デッキチェアの基本的な機能としては折りたたみができ、好きな場所に移動させて使えることです。その他の機能としてデッキチェアによってリクライニング機能や肘掛け、フットレスト（足置き）など商品によって特徴が違います。各機能についてご説明します。

リクライニング機能があればよりリラックスできるようになります。デッキチェアによって座ったままで操作できるモノもあり、可動域の広いリクライニング機能があり、地面と平行に近い姿勢で座ることができるデッキチェアもあります。


また、重量があるタイプは、折りたたみ時に持ち運びしやすいよう取っ手がついています。座面が足元までつながっていたり、フットレストのついているものなら、体全体を預けることができてより快適で人気です。

デッキチェアの前に足乗せ用の台を置いて使うタイプのデッキチェアもあります。この足乗せ用の台のことを「フットレスト」や「オットマン」と呼びます。単体で椅子として使うこともできるので便利で人気です。


デッキチェアの前にフットレストを置いて足を置いて膝を伸ばせば体全体を預けることができてより快適です。リラクゼーリョンの極みを尽くすでしょう。

キャンプに使うデッキチェアを選ぶときのポイントとして重要なのがチェアのサイズと重量です。軽量で持ち運びしやすいこと、コンパクトであることをチェックしましょう。

重さやサイズはフレームの素材によって変わりますが、キャンプでは車に詰め込むときや駐車場からテントまでの距離が離れている場合には３kg以下程度の軽量なチェアを選びましょう。

見落としやすいポイントなのがサイドテーブルの高さです。デッキチェアを単体で使う場合は良いですが、サイドテーブルと一緒に使いたい場合は高さが合わないと不便です。デッキチェアの肘掛けの高さに近い高さのサイドテーブルを選ぶと便利です。

リクライニングして使う場合は、よりテーブルの高さが重要になります。テーブルが高い位置だと体をいちいち起こして手を伸ばさないといけないのでなかなかリラックスできません。

自分がどの位置が一番リラックスできる態勢なのかを確認しながらテーブルの高さを合わせていきましょう。サイドテーブルがセット販売されているチェアもありますのでセットで購入するのもおすすめです。

サイドテーブルが付いたデッキチェアもあります。テーブルの場所も取らず、荷物も減らすことができます。うまく組み合わせて快適なくつろぎ空間にしていきたいですね。

キャンプの屋外でデッキチェアを使う場合に気になるのが日差しです。晴れた日は屋外でデッキチェアに座ってリラックスしたいですが、長時間座っていると日差しが暑くてくつろぐどころではありません。ズボンのラインが脚にくっきりと日焼けした苦い経験が…。

簡易的な日除けがついているチェアや、チェアに直接取り付けが可能なパラソルもあります。キャンプで使う場合、夏場はタープと組み合わせて使いましょう。

真夏は木陰が多い林間のキャンプ場もおすすめです。通気性の悪いチェアだと汗をかいたときに蒸れて不快感を感じることもあります。

キャンプ場以外のバルコニーやウッドデッキも、すだれやサンシェードを設置すれば、おしゃれで快適なくつろぎ空間に変身します。

紫外線を強力にカットするタイプも出ていますので、日焼け対策にも便利です。夏の日差しをやわらげる日よけシェード。突っ張り式のオーニングや、立てかけるだけのたてす、ひもで結ぶタープ、お洒落なパラソルなど種類も豊富にあります。

庭やベランダをおしゃれな高級リゾート空間に変身させればいつでもリゾート気分を味わえます。

では、ここからはおすすめ商品のご紹介です。タイプ別、素材、機能を考慮し、数ある中から厳選した最強14選のご紹介します。

デッキチェアと言えばデザインでや座り心地で選びますが、一言で座り心地といってもいろいろな選び方があります。重さや高さ、素材、使用用途など自分がどのように使いたいのかをしっかり確認しましょう。

他にもアウトドアやキャンプで使用できる椅子をこちらの記事でも紹介しているので、こちらもぜひ参考にしてみてください。