ダメージヘアに。おすすめヘアオイル20選【潤い/ツヤに】

ヘアオイルとは、油が主成分のアイテムで、毛髪の水分、油分を補い保ってくれる効果があるヘアケア剤になります。特に女性に人気のヘアオイルですが、男性もスタイリングで使用したりする事もあるようです。切れ毛や枝毛に悩んでいる方には特におすすめのスタイリング剤になります。

また、スタイリング剤としてだけではなく、髪の保湿効果や潤い効果もあるのでヘアケア剤としてもお使いいただけるとても便利なものです。手間をかけずに髪の毛に潤いを与えてくれる人気のヘアオイルですが、使い方を間違えると効果が実感できない場合もあります。

また、ヘアオイルの成分は３種類あり、髪質に合わせて選んでいただくのがおすすめです。ヘアオイルの成分は主に、植物性、動物性、鉱物性とあり、パサつきやすい髪質、柔らかい髪質、硬い髪質によって選ぶタイプが異なってきます。ご自分の髪質に合ったヘアオイルを使用することによってより効果も実感できますので選び方についてもこちらではご紹介させていただきます。

それでは一緒に見ていきましょう。
 

ヘアオイルは、パサついた髪につやや潤いを与えてくれるだけではなく、トリートメントなどで補給した潤いや栄養を補給したのを、しっかりと逃さず蓋をしてくれる保湿効果を生んでくれる役割もしてくれます。ヘアオイルで蓋をする事によって、トリートメントの効果もより実感できるでしょう。また、ドライヤーの熱から髪を守る役割もしてくれます。

綺麗な髪を保つためにもヘアオイルは欠かせない存在です。

ヘアオイルは油が主成分になりますので、パサつきやすい髪をまとまりやすい髪質にしてくれ、スタイリングも楽になるといったメリットもあります。また、つやも出るので見た目も綺麗な仕上がりに見せてくれます。マットなメイクや質感が流行している時代もありましたが、最近は、つや肌メイクや、つや髪が人気ですのでヘアオイルは欠かせない存在ですね。

それではこちらではヘアオイルの選び方についてご説明させていただきます。

ヘアオイルの成分には３種類あります。植物性、動物性、鉱物性とあります。
まず、天然由来成分100%の植物性オイルは、髪の内部まで潤いが浸透してくれ髪を綺麗にしてくれる効果があります。また、毛穴を塞いでしまうことがないので、頭皮マッサージなどのヘアケアに使うことも可能です。

動物性オイルは、髪の傷みを予防するのと、改善効果があります。植物性のものがヘアオイルではよく見られますが、動物性のオイルには馬由などがあり、髪に潤いやつやを与えてくれ、頭皮マッサージにも効果的です。

鉱物性オイルは、シリコンを含んでいるものが多く、つやのある髪にはなりますがヘアケアの効果はあまりありません。

植物性オイルにはオリーブオイル、椿オイル、ホホバオイルの３種類あります。それぞれの特徴を見ていきましょう。

オリーブオイルには髪にいいとされている「ビタミンE」が豊富に含まれています。また、オリーブオイルに含まれるオレイン酸は皮脂と馴染みやすく、頭皮の皮脂をすっきりと洗い流してくれる効果があります。頭皮の皮脂が気になったり、髪につやが欲しい方にはおすすめの素材です。

濃厚でコクのあるテクスチャーが特徴の椿油。人の皮脂の成分にも含まれる「オレイン酸トリグリセリド」を多く含んでいます。乾燥や痛みから守り、つやを与えてくれます。また、単に潤うだけでなく、髪一本一本を強くしてくれる効果もあります。ドライヤーをする前に使用すると毛先のパサつきをしっかりと抑えてくれます。

ホホバオイルは、カリフォルニアやメキシコなどの乾燥地帯と呼ばれる地域に生息している植物「ホホバの種子」から抽出されるオイルです。水分が少なく乾燥地帯でも負けない生命力と保湿力を持ち、ヘアケアやスキンケア用品として、世界中のセレブから注目される存在になりました。植物性オイルのなかでもさらっとしたテクスチャーが特徴で、オイル特有のベタっとしたのが苦手な方におすすめです。

動物性オイルには主に馬油とスクワランがあります。それぞれの特徴を見ていきましょう。

馬油は不飽和脂肪酸であるオレイン酸・リノール酸・リノレン酸、飽和脂肪酸であるミリスチン酸・ステアリン酸・パルミチン酸などで構成されています。髪に潤いやつやが生まれ、薄毛対策にも効果的で育毛や発毛効果も得られます。また、頭皮マッサージにも効果があり、血流をよくし健康な髪へと育てることができます。

スクワランオイルの原料である「スクワラン」とは、海面から200～1000メートル下の深海に住む深海鮫の肝臓から取れる肝油オイルです。植物性のスクワランもあり、オリーブや大豆などから抽出されます。動物性のスクワランは純度が高く劣化しにくいのが特徴で、植物性のスクワランは低刺激で敏感肌の方におすすめです。

鉱物性オイルとは、石油やプラスチック、工業製品が作られた時の廃油を脱色し純度が非常に高くなるまで精油したオイルのことです。鉱物性オイルにはワセリンやミネラルオイルがあります。肌への浸透力がないのですが、肌の上で油膜を張って水分の蒸発を防ぐ役割をしてくれます。油膜での保護以外の効果はあまりありません。原価が安いため価格もリーズナブルなものが多く購入しやすいです。

ヘアオイルを選ぶポイントに髪質で選ぶのをおすすめしています。自分の髪質に合ったヘアオイルを使用することによって効果がアップし、スタイリングも決まるようになります。それでは髪質別に見ていきましょう。

髪が硬い方はスタイリングがなかなか上手くできず、髪が広がってしまったりと悩みが多いと思います。髪が硬いのは元々のものであるのがほとんどですので、髪をしっかりと保湿することで徐々に柔らかく扱いやすい髪にしていくことはできます。

保湿することによって髪の広がりを抑え、まとまりを出すこともできます。そこでヘアオイルを選ぶにはしっとりと重めのタイプをおすすめします。とろみのあるテクスチャーを選ぶといいですよ。ミルボンの「MO」が硬い髪質の方におすすめのヘアオイルです。

髪が細く柔らかい方は、トップがペタっとしてしまい何度もスタイリングし直さなければいけませんよね。そこに髪質に合わないヘアオイルを使用すると、さらにボリュームダウンする可能性もあります。そこでおすすめするのが、軽めのオイルならトップはふんわりし、毛先はしっとりとまとまり、理想のスタイリングができます。「N.ポリッシュオイル」は、主にスタイリング剤として使われていることから軽めのテクスチャーでベタつきがなくおすすめです。

ヘアケア剤は毎日使うものですので、できるだけ使いやすいボトルタイプのものがいいですよね。こちらではプッシュノズル、霧吹き、ダイレクト別に見ていきたいと思います。

こちらはルベルのヘアオイルで「プッシュノズル」タイプになります。使い方は、タオルドライ後適量を（ミディアムへアで２プッシュ）を手のひらに出し、毛先中心に広げてあげます。足りなければもうワンプッシュしたりと自分好みの量で使用できるので使いやすいと思います。一般的に一番多いのがこのプッシュノズルタイプになります。

オイルですので霧吹きタイプのものは少ないですが、一度に広範囲に吹きかけることができて使いやすいと思います。朝の寝癖直しにもさっと使えて便利でいいですね。

ダイレクトにオイルが出てくるタイプは、髪が長い方や髪の量が多くて一度にたくさん使いたい方におすすめです。何度もプッシュしてたくさん出すよりも一度にたくさん出る方が朝の忙しい時に時短にもなります。ただし、一度にドバっと出てしまいもったいなくて髪にたくさんつけてしまうとベタつきの原因にもなります。ロングヘアや髪の量が多い方にはおすすめですが、ショートヘアや髪の量が少ない方には使いづらいかもしれません。

それではヘアオイルのおすすめ２０選をご紹介させていただきます。まずは人気のあるメーカー別に見ていきましょう。

こちらではヘアオイルの使い方についてご説明させていただきます。

ヘアオイルはタオルドライ後に使うのが一般的な使用方法ですが、髪のパサつきが特に気になる方には、夜のお手入れで使っていただくとより効果的です。夜のシャンプー・ヘアオイル・トリートメントの順で使っていただくと潤いを閉じ込め、乾かした後もつやをキープすることができます。使い方は、トリートメントと同じく、毛先のみヘアオイルを手ぐしで馴染ませるようにつけてあげて下さい。そうすることによって、トリートメントの効果もより感じられるでしょう。ぜひ試してみて下さい。

ダメージレベルが高い髪にはシャンプー前にオイルパックが効果的です。「オイルパック？」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、傷んだ髪にはノンシリコンのヘアオイルパックがおすすめです。

使い方は、乾いた髪をよくブラッシングし、たっぷりのオイルを髪全体に馴染ませて、最低３０分以上放置しシャンプーで洗い流して下さい。より浸透させたい方は、ラップでカバーをしラップパックすればつやつやの髪に生まれ変わります。また、頭皮のマッサージをしながらオイルパックもすれば健康な髪を育てることもできますよ。おすすめです。

 

髪の広がりが気になる方には、タオルドライ後にヘアオイルをつけるのが効果的です。しっかりとタオルドライした後、いきなりヘアオイルをつけるのではなく、まずコームで髪の毛をとかして下さい。そうすることによって髪の毛の水分が髪全体に広がり水分量が均一になります。その水分量が均一になったところにヘアオイルを浸透させます。

オイルが多いとベタついたり、乾かしにくくなりますので適量を毛先のみにつけます。また、ドライヤーの熱によってつやが出るヘアオイルもありますので、とにかくつやが欲しい方にはおすすめです。

いかがでしたでしょうか？今回はヘアオイルのおすすめや、選び方、使い方についてご紹介させていただきました。

ヘアオイルにはオイルの成分にも植物性、動物性、鉱物性と３種類あったり、その中でも様々な成分が研究され配合されています。ぜひ購入をご検討の方は、ご自分の髪質に合ったタイプのオイルを選んであげましょう。髪質に悩まれている方は少しは改善される可能性もありますので一度お試し下さい。

ヘアオイルの使用方法もいくつかありましたが、一般的なアウトバストリートメントや、スタイリング剤として使う使用方法や、頭皮マッサージもあります。また、ダメージレベルが高い髪質の方には、ヘアパックや、シャンプー後に使う使用方法もありましたね。髪のダメージが気になる方には特にパックはおすすめですので一度試す価値はあると思います。

ぜひご自分の髪の悩みに合ったヘアオイルで、つやのある綺麗で健康な髪を保てるようにヘアオイルを選んでみて下さいね。髪質改善にもきっと効果が出ると思います。